稲穂

以前、早春の鳥海山を登るために、羽後本荘〜矢島間を走る由利高原鉄道に乗ったことがあります。途中の景色は、淡い緑一色の田が広がっていました。
この秋、庄内を訪れたとき、遥か彼方の鳥海山を見て麓を思い起こしました。


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コメント

黄金色の原が細波立っているようで、美しいですね。
上空から舞いながらの鳶の視線がよく伝わってきます。
その情景にぽつんと走る一車輛を、視界の中に取り込んだことで
歌にスケールの大きさが加わって、写真には写っていない雄大な山も
見えてきそうですね(^^♪


Y)
ありがとうございます。
じつは、鳶になって広がる田を想像しました。
もう一首を鳶目線で作ったのですが、こちらで分かるんですね。
鳶が二羽になった〜。

2009年10月28日 16:08 | 撫子

鳶を大きく前面にだして
バックに黄金の稲穂を波立たせて
小さくトラクターを描く。麦わらぼうしの農夫が
空をみあげている。
そんな、俯瞰の構図が浮かぶお歌ですね。
空間をだすのが、むずかしそうですが。。。
稲穂のさざめきも聞こえてきそうです。

Y)
稲穂畑に立つ幸福感は、喩えようもないものです。
秋の田の輝きを、鳶の高さから詠ってみました。

2009年10月31日 07:04 | ぷりん

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