至仏山の花


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至仏山の標高は2228メートル。湿原から続く一本の山道に沿って山頂まで、さまざまな花が咲いていた。まずはウスユキソウ(エーデルワイス)。例年になく多いのではないか。珍しい花も発見した。食虫植物のモウセンゴケ。岩陰で1センチにも満たない大きさだったが、触手の先に雨粒をつけて獲物を待っていた。


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この時期の雨は花にとって大切な恵み。それぞれの色やカタチを創り上げていく。それにしても種類が多い。目を凝らして探せば、この倍以上の花が見つかったかもしれない。

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ハクサンチドリ

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コイワカガミ

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ハクサンイチゲ

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シナノキンバイ

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オゼソウ

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タテヤマリンドウ

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ハクサンコザクラ

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ハクサンシャクナゲ

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イワイチョウ

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ウスユキソウ

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イワシモツケ

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ギンリョウソウ

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花が終わったチングルマ

尾瀬の花


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コバイケイソウがスッと立っていた


ガスで眺望が失われても、高山植物を楽しむことができた。雨をうけて咲き誇る花たち、愛らしくどれも健気。小さな花ばかりなので、しゃがみ込んでばかり、なかなか前に進まない。「花の百名山」には、この至仏山が入っている。

湿原を代表するニッコウキスゲは、鹿の食害で激減。時おり数本を見かけたが少ない。一面がオレンジ色だった頃が懐かしい。それでもタムラソウ、レイジンソウ、ヒツジクサ、コバイケイソウ、サギスゲなど、初夏を代表する花が見られてよかった。


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タムラソウ

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ヒツジグサ

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サギスゲ

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ユキノシタ

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ヤグルマソウ

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ポツンとニッコウキスゲ

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ニガナだろうか

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レイジンソウ

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オダマキ

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アマドコロ

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半夏生のようだけど・・・


至仏山


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五合目までは湿原と木道が見えていた


友人のSと群馬県の至仏山に登ってきた。もしかしたら雨が上がり、花の百名山らしく多くの花を愛でることができるかもしれないと淡い期待をもって、尾瀬の玄関口、鳩待峠(はとまちとうげ)から山の鼻を目指した。

平日ということもあって登山客の姿は少ない。一時間ほど山の鼻まで下って、そこから約800メートルの登り。今回で三回目の至仏山、前回もキツい登りだったが、やはりバテた。一番は高い湿度だ。そして急登一直線の山道。本来なら振り返るたびに尾瀬湿原が見渡せるはずが、ガスが流れてきて全貌が分からなくなっていった。

つまらんのう〜と愚痴る。頂上を見上げてもガスの中。どれくらい登ればいいのか分からない。三時間のコースを一時間近くオーバーしてトーチャコ。山頂からは時おり青空が見えるのに下はガスっていて、高度感無し。ただ花たちは、雨を受けながら健気に咲き誇っていた。


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