山あり・・・


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昨年末に登った秩父の美の山公園山頂で見つけたポスター。公園を管理している方が「外は寒いでしょうから管理棟の中で食事してください」と声をかけてくれた。ではではと、おにぎりを食べながら、写真などを見ていると、この一枚に目が止まった。

初めは手書きで描いたポスターだと思った。しかし近くに寄って見ると、これがじつによく出来ている。この制作者、おっさんかよ〜?このレトロ感覚というか、バタ臭さというか、たまらない味を醸し出している。

出演には参った。主演はダニ。そして、田畑薄着、草刈肌子、肌出狩人、羽衣山菜とある。驚いたのは、クレジットが「KORO FILM」。つまり厚生労働省が認めたポスターなのだ。まあ、よくぞ、これを採用してくれた!

寒さを忘れ大いに笑った。ずいぶん前に張られたのだろう。変色して紙もヨレヨレになっていたが、それがいい味を出している。「山ありダニあり」。忘れられないポスターとして記憶に残りそうだ。


ながらみ 


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田酒の文字に引かれて近所の居酒屋に飛び込んだ。ビールを頼んでメニューに目をやると、ムムム。「ながらみの塩ゆで」とある。久々に聞く名前。もう40年以上も前だろうか。西伊豆の何処かで泳いでいたら、食べられそうな小さな貝があると、仲間の一人が見せてくれた。地元の人に聞くとながらみと言う食用の貝だというので、全員が海の男となり、ながらみ採りに夢中になった。

ながらみを海水で茹で、貝を少しずつ回転させながら取り出し、ほうばる。「美味い」。味はサザエ、食感はアワビか!?
そんな昔を思いだして、楊枝で上手く引きづり出して食べると、磯の香りが口に広がった。思わず額を叩く。酒と合う。これだけで好い・・・

もうこれは、しがらみとなる。と一人馬鹿なシャレを言いながら、鉢一つを瞬く間に喰いつくしてしまった。



森林火災


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百蔵山を下りるとロウバイの花が咲いていた


雪が降っていませんと秋田の姐さんからメールがあった。北海道からも雪が無いよ〜と連絡があった。今年は変な冬だ。北海道といえば、オーストラリア。昨年から燃え続けている森林火災の焼失面積が北海度の広さに及んでいるという。

おいおい北海道って、九州の倍の面積だろう。それがいまもなお燃え続けている。どれほどのCO2が排出されているのか。シドニーでは多くの市民が、呼吸器系疾患の危険に晒されている。なぜそんなニュースが日本では騒がれないのか。コアラの火傷ばかりが報道されて。

大規模火災は、北半球でも起こり始めている。温暖化で超えやすくなっている植物。火がついたらなかなか消えてくれない。これからが山火事のシーズンだというから、オーストラリア全土が燃えてしまうのではないかと不安になる。

不謹慎ながら、こんな歌を思いだした。

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