阿久悠


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阿久悠は「感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである 」という言葉を残している。そうそう、五行の詩だってある・・・立体錯視を見終わった後、同じフロアにある阿久悠記念館にいた。年譜には彼が作詞をした曲がズラッと並んでいる。作詞総数、5000曲余り。圧倒され、クラクラして、唸った。一度の人生で、これほどの数の作品を残せるものだろうか。

尾崎清彦の「また逢う日まで」のタイトルが年譜にあり、歌詞のフレーズが聴こえてきた。最後はこんな言葉で締められている。

ふたりでドアをしめて
ふたりで名前消して
その時心は何かを 話すだろう

20代、大失恋した後、ここのフレーズが響いた。いつか、心は、慰めてくれるのだろうかと、膝を抱えていた日・・・彼の残した詩の数々をゆっくり読んでみたくなった。


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映画パンフもあった


トマト


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札幌の弟からトマトが定期的にドンと送られてくる。趣味が野菜づくりと演劇。トマトは苗から育て、植え付け、支柱づくりなど、写真を見るとかなり本格的だ。トマト以外にもカボチャ、枝豆、トウモロコシ、茄子、花豆などを育てている。
畠はいつかやりたいと思っていたら、まさか弟がやるとは・・・やはり血は争えない。

大きなトマトは、ボリビアトマトだとか。齧るとフォルクローレの音楽が聴こえそうな原始な色合いをしている。豚肉と豆類といっしょに煮込むと、まずは失敗はしないはずなので、週末に挑戦してみようと思っている。


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兄貴も呑んでる?


畦地梅太郎


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畦地梅太郎の名前は、ずいぶん前に大先輩のコピーライターHさんから聞いた。なんでも結婚式の引き出物が梅太郎の版画作品だったらしく、ちょっと自慢されていた。父親と梅太郎の親交から引き出物のアイデアが生まれたと言っていた。

当時は、この朴訥とした作品には興味をもてなかったが、山に登るようになると山岳誌で目にすることが増え、燕岳の先代のオーナーがパトロンをしていたと聞いてからは、親しみを強く感じるようになった。おっとりとした山男は、山時間に寄り添うような愛嬌でいつもポツンと立っている。梅太郎がどれほど山を愛してたかが伝わってくる。

雷鳥もシンプルに描かれている。登場する山男のヒゲのようにストライプだけで描かれていえることが多い。山で雷鳥に出会うと梅太郎の作品をつい思いだす。

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*町田市立国際版画美術館で23日まで。