熊たち



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昔、山と人里の間には社や森があって、獣たちはその辺りまで出入りすることを許されたらしい。しかし今は都市化と過疎が進み、熊が山から下りてくると、いきなり人に出会ってしまう。山に実りが少ない年の熊は、ゆるくない。


コメント

来週の句会の季題が「熊」なんです~~

  白き野に夢走らせて熊眠る

飯山の友人からそろそろ里にも雪が来るよ、と雪山の写真が
送られてきました。
お腹がすいた熊は安らかな夢を見られるでしょうか・・・

2010年12月 6日 13:12 | 空

白根山で遭遇しました。
驚いて声も出ませんでした。
そ~っとそ~っと、目を合わせないように歩きました。
やっと人間と会った時には、安堵の気持ちで一杯!
生きて帰れた事に、ホッ!でした。
人間が熊の聖域を侵した罪ですね。

A)
遠くで熊を見たことはありますが、残念ながら身近には出てきません。
本来は、襲うことはないはずなのですが。
それにしても餌不足の秋でした・・・・・

2010年12月 7日 19:46 | 咸臨丸

人間が文明という武器で、野生の領域をじわじわと浸食してしまった
ツケは大きいですね。
野生が滅びれば、人間も滅びる。
上手な共存が私達に課せられた課題だと思っています。

A)
題詠「実り」でつくりました。
山の木の実 → 不作 → 熊

新転地を求めて移動し続けた人たちが、歴史を見てもたくさんいました。
いまも振り回されている人たちがいます。
腹を減らして、生きていくのは辛いことですね。

2010年12月 8日 00:51 | 撫子

「実り」を求めて人里におりてきた熊。
キリスト教徒がアメリカへ渡ったような
開拓民の気持ちだったかもしれません。
ところが、夢やぶれて。。といったところでしょうか。
山へ還された熊の気持ちを思うと
ふるさとが、すでにふるさとでなくなってしまって
いるかも知れません。

A)
そうなんです。夢破れ、カリフォルニアにまで流浪した人たちや
いま自分の国から脱出しなければならない人たちも
熊と同じ状況です。

二男、三男だって、昔は外へ出ていったんです。
ブラジルを始めとした南米にまで・・・

国内の仕事を失うと、いずれ中国へ出ていくのでしょうか。
心配はつきません。

2010年12月11日 18:22 | ぷりん

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