日が落ちて川面に風が吹き始めると、ススキが原は騒がしくなり
どのススキも身をよじるように揺れていきます。
根を張った部分はそのままに、その動きは舞踏家の踊りのようにも見えます。
2009年9月28日 13:19
故郷になんども足を運んでいると、東京へ戻る頃には
帰省のときの高揚感は消え、気持ちの軸が少しずつ動いていきます。
いま生活のすべてが、東京にあることを駅で痛感します。
2009年9月17日 13:58
オニヤンマが現れると、いつでもからだに痺れのようなものを感じます。
幼い頃に見たオニヤンマのあまりにも大きく、
そして悠然と横切っていった日がよみがえります。
2009年9月10日 18:24
温室効果ガスの排出量削減に向けて、各国が綱引きをしています。
環境問題は経済問題となり、なかなかひとつにはまとまりません。
「◯年までに◯%の削減を目指す」と、課題は先へと延ばされていきます。
題詠「解ける」
2009年9月 3日 18:37