鳥兜


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コメント

物騒なお歌ですこと・・トリカブトは山には無防備に咲いているんですよね。何を隠そう昔々私はトリカブトの根っこを密かに持っていました。いつか殺したくなる人ができるかもしれない・・(笑)抽斗にしまっておいてすっかり忘れ、片付けをして「なんじゃこれ?」と捨ててしまったというオソマツ。4行目が罪の意識の動揺に思えます。あの色をセルリアンブルーというのですか・・

A)
この歌。じつはしたためてから数年。
見るたびに思うのは、根にある毒性のこと。
秋の花に紫が多いのはどうしてでしょう。
リンドウ、マツムシソウなどそれぞれの色形が独特ですが
なかでもひときわトリカブトの色と花の形に、毒とエロスを感じるのです。

ここでは、秋は私とかけています。
セルリアンブルーは、色もありますが、妖しげな発音が気に入って・・・。


2016年12月 5日 13:02 | 侘助

歌が中々詠めなくてご無沙汰をしておりました。
このお歌とても好きです。
艶めかしいセリアンブルーがよく効いていますね。
近づきたいけど何か近づき難い怪しさが表現されているように思われます。心揺さぶられるような感じです。

A)
ありがとうございます。
トリカブトに会うと、なぜか時間が少し止まります。

花を、また歌いはじめています。
最近はこんな歌を〜

柊の花は
キムラ緑子みたい
なぜに寒い季節を選び
痛々しく咲いて
白く香る

花と女性を
酒と女性を
重ねることが多くなりました。

2017年1月25日 16:20 | tama

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