大野一雄


両手を掲げてIMGP5671.jpg

久々に足を運んだ映画館、予告で「追悼 大野一雄」が紹介された。生涯を踊りに捧げた前衛舞踏家の記録映画だ。以前テレビで彼のドキュメンタリーを見ていた。大野一雄は70歳を過ぎて海外で高い評価を得た。90歳を越えてなお第一線での活動を続け、目を患い、立てなくなれば支えられ、やがて車イスの上で手だけで踊った。ヒラヒラヒラ・・・享年103才。ケヤキの緑が風に大きく揺れる。




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コメント

   灰色の空から
   百万本のチューリップが
   降り注ぎ
   老舞踏家の痩せた腕が
   空を斬る

大好きでした・・・。
欅のさみどりね、わかるような気がします。
超然と悠然とそこに居るひとでした。

Y)
何が凄いって、103才の生涯を踊りに捧げたこと。
晩年の彼の踊りを見て、多くの人は救われようとしていたのかもしれません。

百万の花びらが舞うなかで、晩年の大野一雄の踊りはどんなだったのでしょう。
車イスに乗っていたのでしょうか。
切るというのが、やはり前衛舞踏家らしいなあ〜

2012年4月26日 11:19 |

たしか、ヘリコプターでチューリップを撒いたんですよ。
信濃川沿いだったかな・・・記憶がおぼろですが。
10年位前のことです。
車椅子に乗った大野氏は、たしかに踊っていました。
先月他界されたいけばな作家・中川幸夫氏との
コラボだったのではなかったかしら。
お二人とも鬼籍に入られましたが、
あちらでまた何かされているかもね。

記憶を辿っていたら、こんな日記を見つけました。
(コメントもいただいてたんですね(^-^*)ありがと~)
    ↓
http://blog.goo.ne.jp/ezn03027/e/e1e37f534e7afb8bbc411191cca8cc47

Y)
ホントだ!2年前だ。
実況中継のような名文でした(^^♪

空からの花を受けて、手の平を目として掲げて
生を表現していた大野一雄。しっかりイメージできます。

人間は凄い!
きっと、その瞬間に出会いたくて、歩き続けているのかもね。

2012年4月27日 01:47 |

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