桜散る



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コメント

なんだか、色っぽいお歌ですね。桜は風に、風は桜に身をまかせる、あるいは、一晩中お話し続ける。あまりの刹那がせつなくて、どっしりした太い、全てを飲み込んでくれるような宇宙を含むような黒い幹に記したのでしょうか。小さな小さな物語ですね。

A)
花は風まかせに散っていきます。

今年は、満開になってすぐに嵐がきてしまい
ゆっくり鑑賞できませんでした。
その口惜しさが、この歌になったのかもしれません。

2015年4月26日 21:05 | かに

う~~~ん色っぽいには違いないけれど、なんだか訳もなく嫉妬です。桜と風の関係に・・。桜は盛りの時は誰彼となく見られ愛でられる。でも最後はすべてあなたに委ねます。私の最後はあなたの手で散らせてください・・限りなく想いを寄せて
決して恨みなどしませぬ。来世もまた巡り逢いましょうよね・まるで浄瑠璃。
勝手に妄想の世界に引きずり込まれました。お許しを!

A)
昨日、山でオニギリを食べていたら、大きな木のテーブルの上に
山ザクラの蕊がひとつ落ちてきました。

目を寄せると、工芸品のような美しさ。
桜は最後まで、美しさを見せてくれるのだなあ・・・と感心しました。

別れゆくサクラの最後、侘助さんと同じように
わずかな生涯の華やかさを辿っていました。

2015年4月29日 16:08 | 侘助

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