2012年3月

君の話


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週末の朝食時に、一週間分のあれやコレヤをしばらく聞いておりますと、自ずと視線が窓の外に向いてしまうわけでありまして、そうするとまあ何と晴れ渡った冬の青空!そうだ、たしか黒澤明は、晴れの日にはカメラを回さなかったなあ〜なぞと、思いを巡らせるのであります。


閏日



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四年に一度、二月のカレンダーに29の数字が入って、オリンピックの年だと思っていた閏日に、関東一円でかなりの雪が降りました。咲き始めた福寿草に雪です、というブログを見て、フクジュソウの気持ちを詠ってみました。


千枚田



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題詠の「段」から。イメージは千枚田へと飛びました。千枚田は人の知恵と自然の恵みによって出来上がった棚田で、その多くが水田です。丁寧さと根気がなければ作れない千枚田を見ていると、人間のもつ底力の素晴らしさを感じます。
「日本の棚田百選」のひとつ、熊野にある「丸山千枚田」を詠いました。


都電荒川線



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時の流れに故郷があるとすれば、それはきっと昭和の時代。食べ物が少なく、大人が怖かった。でも誰にも輝く未来があった。そんな懐かしい時代を都電は誘い、運んでくれます。