虹色


2015_06_紫陽花2.jpg

コメント

なんという色っぽいお歌でしょう!
紫陽花の花に雨が降る。雨が花びらにかかり流れて行く様を、なぞると表現されるのですね。全体の雰囲気から官能歌だと思います。男性が詠まれる官能歌としては相当な品の良さだと思います。
虹色も、花びらの色か、雨から雨上がりの時間の経過か
、悦びの心か。なんだか物語性を感じました。

Y)
紫陽花をモチーフにして歌うのは、なかなか難しいが・・・・・と
歌会の重鎮、Iさんに誉めていただきました。

紫陽花は水を多く必要とします。
だからこの梅雨の季節を選んで咲くのだなあと思っていましたから
この二つのベストマッチを歌にしてみようと

品の良さ・・・のコメントが嬉しいです。

2015年6月12日 21:35 | かに

何と言っていいのやら・・今はまだ陽が高いから(笑)
これまで私は紫陽花に色っぽさを感じたことがありませんでした。薄青い紫陽花が好きでいつも季節になると「寂しげだな~」三好達治の乳母車を思い出したり・・なぞる・誘う紫陽花と雨。う~~~んこれから見る目が変わります。いいえ変えさせられました。

Y)
雨がガラスを伝うのを見ていると、時間が止まったような感覚になります。
水滴が水滴をよびこみ、流れが生まれる・・・

紫陽花を伝わっていく雨であれば、思いはさらに濃くなるわけです。

2015年6月17日 16:37 | 侘助

梅雨時に眺める紫陽花はひときは美しく映えるものですが、
これほど色っぽく詠まれる感性は凄いですね。

何時も何時も綺麗なお山の風景に心を癒やされていらっしやる
星さまだからこその感覚発想なのでしょう。手も足も出ません(/_;)

Y)
梅雨も上がって、あじさいの花が終りを迎えようとしています。
雨の日は、内省的になりますね・・・

ノウゼンカズラ、ムクゲ、そして百日紅の花が、咲き始めています。
それぞれにも歌をつくってあげようかなと
花を見上げています。

今日の札幌歌会で、投稿していたこの歌が一席に〜

たたまれると
やわらかく
ひらかれると
それらしく
日傘 ハンケチ 朝顔の花

(^^♪

2015年7月19日 15:36 | tama

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