山水画
今年の山行は、お天気に恵まれず曇りがちが多いのです。
やっとの休みに残念なことですが、自然には逆らえないので仕方がない。それはそれで、普段とは違う山の良さを探します。
ガスっている静かな世界には、こちらの心も合わせるようにすれば、穏やかな気持ちになり、気がつかなかった山の魅力を楽しめます。
この日は一日、山水画のような世界を歩いていました。
モノトーンの松の樹林帯
下界が見えないと高さが実感できません
2009年10月23日 11:59 | カテゴリー: 歩キ眼デス
「歩キ眼デス」。これはいったいなんであるか!?
WalkingとWatchingを合わせた造語なんです。もう20年続けているWalking。
歩きながらの「見た・思った・考えた」を書き記していきます( ^~^ )/
アルキメデスの原理よろしく、ソコに身をおいて、どれだけの発見が溢れてくるか楽しみです。(^ ^♪
Profile 五行 はこべば
コメント
カラー写真なのに、モノトーン風景って素敵ですね。
水墨画のような世界を歩かれた、アルキメデスさんの
心の静けさが、こちらにも伝わってきました(-_-)
A)
2000mを越えると、なんか落ち着いてくるね。
音がほとんどないないのも良いのかもしれない。
2009年10月23日 19:27 | 撫子
こういうところで篠笛を思い切り吹いてみたいね。
A)
霧の向こうから篠笛の音が流れてきたら、鳥肌が立つかもしれませんね。
きっと美しい女性をイメージしてしまうかな。
2009年10月24日 09:24 | お篠
私の大好きな長谷川等伯の「松林図屏風」のタッチみたいな写真ですね。
あの絵の前に立つと息をするのも忘れてしまうんです。
こんな風景の中に立ってみたいなあ。
何時間も立ち尽くしてしまうかも…。
A)
ガスが流れ込んでくる瞬間が良いですよ。
あっという間に視界が真っ白になるときがあります。
生き物のように突然やってきます。
2009年10月24日 13:19 | 空
小屋と年輪、同じ径を歩きました。
国師ヶ岳、北奥千丈岳、西沢渓谷と欲張り、360度のパノラマに感激!
眼下に広がる紅葉。
天気によって山の印象は激変。
仕上げは「ほったらかし温泉」にて天空の湯。
極楽極楽。
「甲斐の山駿河の山と自慢して誰もが黙す正眼の富士」
A)
それは贅沢なコースだなあ。
大弛小屋は、引き立てのコーヒーにチョコがついて300円。
外で飲むとなかなかいいよ。
「ほったらかし温泉」かあ、今度入ってみよう。
まさに自慢しあう我が富士。静岡県人が甲斐で詠ったところに味があるね。
「正眼の富士」も良いね。早く会に入りなさいよ。。
2009年10月24日 15:58 | のっち
カラーも好きだけど、モノトーンも、いいね。
迫力や存在感があるとき、あるよね?
色のない世界と言うのは、厳粛だったり静謐だったり・・・
むしろ自分の存在を感じさせる空間かもしれない。
2009年10月24日 20:30 | 藍弥生
ほんと!篠笛をふきながら、謎の女人たったひとりで
山をおりてきそうな、お写真です。
絵の参考にさせてもらいます♪
霧のなか、ロマンチックですけど、
お寒くなかったですか?
A)
高度がある分寒いですよ。
この時期、登山者はみな冬支度に近い装備です。
息を切らして登っているときは、
ちょっと、ロマンチックにはなれませんね〜。
2009年10月27日 07:47 | ぷりん
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