山水画

今年の山行は、お天気に恵まれず曇りがちが多いのです。
やっとの休みに残念なことですが、自然には逆らえないので仕方がない。それはそれで、普段とは違う山の良さを探します。
ガスっている静かな世界には、こちらの心も合わせるようにすれば、穏やかな気持ちになり、気がつかなかった山の魅力を楽しめます。
この日は一日、山水画のような世界を歩いていました。


IMGP2487.JPG
モノトーンの松の樹林帯

IMGP2474.JPG
下界が見えないと高さが実感できません


コメント

カラー写真なのに、モノトーン風景って素敵ですね。
水墨画のような世界を歩かれた、アルキメデスさんの
心の静けさが、こちらにも伝わってきました(-_-)

A)
2000mを越えると、なんか落ち着いてくるね。
音がほとんどないないのも良いのかもしれない。

2009年10月23日 19:27 | 撫子

こういうところで篠笛を思い切り吹いてみたいね。

A)
霧の向こうから篠笛の音が流れてきたら、鳥肌が立つかもしれませんね。
きっと美しい女性をイメージしてしまうかな。

2009年10月24日 09:24 | お篠

私の大好きな長谷川等伯の「松林図屏風」のタッチみたいな写真ですね。
あの絵の前に立つと息をするのも忘れてしまうんです。
こんな風景の中に立ってみたいなあ。
何時間も立ち尽くしてしまうかも…。

A)
ガスが流れ込んでくる瞬間が良いですよ。
あっという間に視界が真っ白になるときがあります。
生き物のように突然やってきます。

2009年10月24日 13:19 | 空

小屋と年輪、同じ径を歩きました。
国師ヶ岳、北奥千丈岳、西沢渓谷と欲張り、360度のパノラマに感激!
眼下に広がる紅葉。
天気によって山の印象は激変。
仕上げは「ほったらかし温泉」にて天空の湯。
極楽極楽。

「甲斐の山駿河の山と自慢して誰もが黙す正眼の富士」

A)
それは贅沢なコースだなあ。
大弛小屋は、引き立てのコーヒーにチョコがついて300円。
外で飲むとなかなかいいよ。
「ほったらかし温泉」かあ、今度入ってみよう。

まさに自慢しあう我が富士。静岡県人が甲斐で詠ったところに味があるね。
「正眼の富士」も良いね。早く会に入りなさいよ。。

2009年10月24日 15:58 | のっち

カラーも好きだけど、モノトーンも、いいね。
迫力や存在感があるとき、あるよね?

色のない世界と言うのは、厳粛だったり静謐だったり・・・
むしろ自分の存在を感じさせる空間かもしれない。

2009年10月24日 20:30 | 藍弥生

ほんと!篠笛をふきながら、謎の女人たったひとりで
山をおりてきそうな、お写真です。
絵の参考にさせてもらいます♪
霧のなか、ロマンチックですけど、
お寒くなかったですか?


A)
高度がある分寒いですよ。
この時期、登山者はみな冬支度に近い装備です。
息を切らして登っているときは、
ちょっと、ロマンチックにはなれませんね〜。

2009年10月27日 07:47 | ぷりん

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