2009年7月

セミの声

気がついたら七月も終わり。
梅雨が明けた実感がなく、暦の上では秋に突入です。
気温の上昇とセミの声は、どうも比例するようです。
蝉時雨とはよく言ったもので、セミだらけ木々の中を通過する時は
びっしょりと濡れそうなくらいの音量です。
今朝は気温が低かったせいか、セミの鳴き声も少なめでした。
よく通る声で「ミ〜ン ミン ミン ミン ミ〜ン」と鳴いていました。
選挙にはいると、「ミン ミン」の蝉時雨!?

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ミンミンゼミに押され気味のアブラゼミ



ムクゲ

ウォーキングコースには、様々な樹が植えられています。
ムクゲもその一つです。この種類には、似ている花がいくつかあるため
正しい名前を思い出せず、歩きながらアオイ、アメリカフヨウなどと
ぶつぶつ言いながら、結局ゴールしてしまいました。
「木槿」と漢字で覚えられないことが原因かもしれません。
空に広がるような枝に、花を次々に咲かせていきます。

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この二種類は、並んでいます


カブトムシ

セミが朝から鳴いております。
セミの抜け殻でもないかなあ〜と桜の木を見ると、なななんと
カブトムシ。生まれ初めて野生のカブトムシを見つけました。
北海道には、昔いなかったんですね。
感動しました。お食事中失礼!と頭を押すと強い力で角をあげてきました。
これは昆虫の王様だ。
しばらく愛でてお別れ・・・誰にも見つかるなよ〜〜

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この色、大きさ、パワー。痺れます・・・


シャワー

「きらっと祭り」から楽しい写真を一枚。
風が強いために、砂埃があがるメイン会場で消防隊が水まきを始めると
どこからともなく子どもたちが集まり始めました。
初めは低く散水していたのですが、水に勢いがあるので
仕方なく高く持ち上げ、会場を移動していくと、
子どもたちは両手を上げ、大喜びで水の下に入っていきます。
周りで見ていた誰もが笑顔になり、
突然のアトラクションに会場は大きな声に包まれました。
お祭りは、思いがけない水の神様を呼びました。

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きらっと祭り−2

きらっと祭りの一部をご覧ください。

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きらっと祭り

16年前の仕事が大きな花を咲かせていました。
習志野市の市民祭り立ち上げのために、ネーミングなどの提案をしてほしいという依頼を受け、プロデューサーのZ氏とネーミングを考え、Kさんとキャラクターの開発をしました。
当時日本で一番汚染されているといわれた手賀沼。その環境改善を考えていたら、おもしろいアイデアが生まれました。祭りの名前は「きらっと」、キャラは鳥をモチーフにした「きらっとくん」。
それから約16年の月日が流れ、大きな祭りとして定着しているとの情報を得て、昨日「きらっと祭り」に行ってまいりました。
それはまさに、市民による市民の祭りと言ってよいほどの手作り感と高い参加意識があって、とても盛況なものでした。アルキメデス感激〜の一日でした。

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今年16才になった「きらっとくん」と記念の缶ビール。



古代の美女

これは、古代蓮でしょうか。
お寺の境内で、一輪の蕾が伸びているのに気がつきました。
睡蓮鉢からニョキッと桃が発光しているように見え、なかなか良い風情です。
以前、埼玉県にある古代蓮の沼を訪れた時の感動がよみがえりました。
鮮やかなグリーンの中に浮かび立つ花の美しさ、その大きさと数・・・
初めて見たものですから、しばらく動けませんでした。
こんな歌を作りました。

やわらかな
発光がはじまり
桃の蕾が開きだす
古代蓮の美女たち
深い眠りから覚める

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サルスベリ

今年は暑くなるのかなあ〜と、
サルスベリの早い開花を見ながら思っていました。
フラフラするような夏日に、ピンクのサルスベリが何本も風に揺らいでいる姿を目にして、この世とは思えない妖しい雰囲気を感じました。
異国の街にでも迷い込んだような錯覚です。
景色まで飲み込むようなサルスベリは、
都市と酷暑に遊ぶ夏の花なのかもしれません。

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長いおしべが花を外に押し広げているみたいです。


水の音

さて、歴史的な日食が終わりました。
晴天であれば空の変化をもう少し感じることが出来たのかもしれませんね。

あいにくの雨模様なので、こんな芭蕉の一句はいかがでしょう。
おなじみの「古池や 蛙飛びこむ 水の音」
芭蕉43才のときに、深川の芭蕉庵でつくったといわれる句です。
優れた句なのかは、分かりませんが静けさは伝わってきます。
小さなカエルがぴょんと、池に飛び込む姿を見てみたいですね〜。
この石碑は清澄庭園の一画にあります。

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ランタナ

紫陽花に似ている花をよく目にします。
五月頃から咲き始めているので、開花期間がとても長いようです。
小さな花はどれもが暖色系です。調べてみました。
名前は「ランタナ」、和名は「七変化」。
名の通り花の色がどんどん変わるそうです。
しかし南米では、雑草のように増えるので嫌われ者。
分からないものですね。

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花が終わったものは、種子をつけています。



スズメ(二)

呼び寄せの術をスズメに試してみました。
何が呼び寄せなのか!?
邪心を持たず、心を開いてチュチュチュッ・・・
エサをのせているかのように左手を出しながら、
チュチュチュッとスズメになっていきます。
興味を持って近づいて来ると、またチュチュチュッ・・・・・
これを繰り返していると、左手のすぐ前までスズメが (。_。) 

慣れぬ右手だけで必死にシャッターを押し続けていると
あっ、最後のシャッターで飛んでいったー。
興奮でスズメになっている心を失なっていました (T_T) 反省。

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ペロペロ

今日は、涼しくなるのかなあ〜

さてさて、花なのか葉なのか。
擬態のようにも見えます。
カエルやカメレオンが舌を出しているようでもあり、ちょっと奇妙・・・。
意識して見るとあちこちに咲いています。
調べてみると、名前は・・・・・ベロペロネ。
ホンマかいな!?
顔を寄せると、舐められそうです。
キツネノマゴ科、和名はコエビソウ。これも面白い ♪(*'')ノノ
シャコにも似ているなあ〜

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不思議な葉(二)

6/22に紹介した葉を覚えていますか。
あの美しく不思議な形をした葉に続く第二弾です。
今度の葉は、名付けて「几帳面すぎるは(葉)」
これも不思議でしょう。。
タテ・ヨコ・タテ・ヨコ・・・・を繰り返しています。
一つだけかなと廻りを見るとどれもが同じ。
そして、だんだん緑色に変わっていくようです(左下に注目)
次はどんな葉に会えるのやら・・・(◎-◎;) 

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ノウゼンカズラ

梅雨明けにふさわしい夏の朝です。蝉も鳴き始めています。
いつものコースに、ぶら下がるようにして咲く花があります。
オレンジ色の花は、数日で散り始めるのですが
蕾を多くつけているためか、開花期間が長く、目を楽しませてくれます。
花の名はノウゼンカズラ。

花も嵐も 踏み越えて
行くが男の 生きる道
泣いてくれるな ほろほろ鳥よ〜♪

名前を知ると、こんな歌を歌いながら下を歩いていました。

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パイン

子供の頃、滅多に口にできなかった果物の一つにパイナップルがありました。
パインと呼ばれ、缶詰にされていました。
ドーナツ状にカットされているパインをフォークに刺し、
口に運ぶとコクのある甘みがいっぱいに広がり、至福の時間となりました。
パイナップルが、松かさ(パイン)の形をしたリンゴ(アップル)の造語だと
知ったのは、随分後のことです。
そんなことを思い起こさせるパイナップル型の柏葉紫陽花が
柵を乗り越えて、溢れるように咲いていました。

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淡いグリーンと白の組み合わせは、涼しげです。



記憶(二)

記憶の曖昧さを考えてみました。
記憶者は幼い目で、その映像を残しています。
一つは、目線の高さ。すべてを大きく、広く見つめている。
もう一つは、驚嘆や感動を原色のクレヨンで大胆に描いているのではないか。

16色あっても使うのはきっと6色くらい。
アカ、アオ、キイロ、ミドリ、クロ、そしてお気に入りの何色かを・・・
海やサーカス、花火、伯母さんの家など、初めての体験は、
いつまでも自分の色で記憶されていくことになる・・・

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こんな色で記憶されているのかな。コリウスの葉。



記憶

記憶というのは、やはり曖昧である。
小学校の遠足で来たはずの「平和の滝」。
こんなに多い水量ではなかったはずだと、涼風を感じながら思った。
そして学校から滝までの距離だ。直線距離で約10キロ近く。
子供の足で往復できるわけがない。
しかし足を引きずりながら歩いた記憶がある。
記憶は古いほど、現実とのギャップが大きい。
記録があればわかるのに。
「きおく」と「きろく」、たった一字違い・・・。

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札幌市内にある、落差10メートルの滝です。



キキョウなり

「秋の七草」のひとつ、キキョウが咲いていました。
なぜ夏の前に咲くのでしょうかね。
紫系の花には、秋のイメージをもっているので、どうも釈然としません。
少し暑さが遠のいた頃に、紫色のマツムシソウやリンドウなどが
店頭に並ぶと、涼が近づいているようで心が和みます。
そんな気持ちを知ってか知らずか、早く咲くなんて
・・・キキョウなり!

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すでにいくつかが萎んでいますね。


ルドベキア

黄色い花は、何か不思議な力を持っているようです。
明るく強いエネルギー、生命力を伝えてくれます。
「幸せの黄色いハンカチ」とい映画がありましたが、
最後のシーンではたくさんの黄色いハンカチが揺れていました。
以来、黄色は希望と明日を約束してくれる色なのだと思っています。
湧き上がってくるようなこの花は「ルドベキア」。
どこかの国のような名前ですね。

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花粉が飛び、花びらも散り始めています。


ウツボカズラ

不思議な形状の食中植物を発見しました。
花屋さんの軒先にぶら下がっていたので、カラダ半分をお店に入れ
しゃがんで撮っていたら、「珍しいでしょ」とおじさんが出てきました。
名前は「ウツボカズラ」。一つの大きさは30センチほどあります。
面白いので仕入れてきたのですが、なかなか売れないそうです。
子供にねだられても5,000円だとお母さんはきついですよね。
僕も買わずに、ここを通るたびにのぞきます〜♪。

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筒に水を入れて育てます。一つの中に小さな蝶が浮かんでいました。



長い一日

いや〜、やっとウインブルドンが終わりました。。
これで明日からゆっくり眠れます。
毎年この時期は、ウインブルドンも雨が多いために
試合が遅れ、寝不足になります。
晴天に恵まれた今年の決勝戦は、歴史的なフルセットの16−14。
試合終了午前三時近く、疲れ果てました。
興奮が覚めやらず、しばらく寝付かれませんでした。
昼間は、時間をかけて和の世界を散策していたこともあり
不思議で長い一日となりました。

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アオサギが清澄公園の石の道に下りてきました。


七夕

四谷駅に恒例の七夕の竹飾りが用意されました。
近くには学習院初等科、双葉中学・高校、上智大学そして四谷学院など、
多くの学校があるので、七日になると、どの竹の枝にもびっしりと
子供たちの願いの短冊がぶら下がります。

短冊は
笑えるものも
多かりき
書く人 読む人
文月の駅

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自由だなあ〜

北海道編が続きます。
露天風呂のデッキチェアに座って空、雲,山、湖を見ていました。
裸でぼんやりしていると、これ以上の自由はないのではと思えてきます。
エゾハルゼミと小鳥の声が、心を透明にしていきます。
何も考える必要がないと、体を動かす意識も消えて
自然の一つになっていくようでした。

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支笏湖の秘湯、丸駒温泉から



エーデルワイス

支笏湖畔に咲いていました。別名ウスユキソウといいます。
高山でしか育たないため、暑さには弱く滅多に見ることはできません。
中学生の頃、授業でこの歌をよく合唱していました。
美しい花だとイメージしていたので、
初めてを見た時は、正直がっかりしました。
しかし今は、白い綿毛と真ん中の黄色い丸い花が
エーデルワイスのイメージにピッタリ重なっています。

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ルピナス

初夏のアラスカの原野を七色の花が覆っていました。
それは星野道夫の写真集にあったルピナスという花です。
20年近く前の話ですが、厳しい原野にこんな美しい花が咲くのかと、
しばらく見とれていました。
それから時間が経ち、実家から歩いてわずかの小高い公園に、
この花が咲いていることに気がつきました。
以来そこに登るたびに、敬愛する彼のことを思います。

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「風のガーデン」というドラマにも映っていました



友人の娘さんがバンド演奏をしています。
クリックすると投票できる仕組みで、プレゼント抽選があるみたいです。
つまり幸せにするクリックかな。
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