2011年8月

新涼


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「新涼」。俳句では秋の季語だ。歩いていると路地から、ときおり涼しい風が吹いてくる。この風がそのまま森に入っていくと、蝉たちも季節の移り変わりを感じて、焦りはじめるのかもしれない。いくつになっても夏の終わりは寂しい。待ちこがれていた涼しさがやって来たというのに。


すじ雲


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刷毛で描いたようなすじ雲が、空にいくつか浮かんでいる。空気もいくぶん乾いているようで、汗がべとつかない。四谷駅前の交差点は空が広い。だから、ついつい信号待ちの間に雲や月、飛行船などを探してしまう。待ち時間のすべてを足すと、人生の何日間をここから空を眺めている時間になるのかもしれない。


雨上がり


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雨上がりの午後、蝉が鳴き始めた。ミンミン・・・ツクツク・・・カナカナ・・・。今年初めて聞くヒグラシもいる。その鳴き声を待っていたのか、雲の峰が高くなってきた。雲の白さを見ていると、夏が戻ってきたように思うが、肌を指す太陽にあの勢いがない。時折吹く風にも夏の終わりを感じてしまう。寂しいようなうれしいような季節がいま訪れている。


多摩動物園(4)


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おいで〜と、オラウータンの赤ちゃんに何度も話しかけていると、住処のギリギリまでやって来た。この下は崖になっている。最初は、枝をいくつも集めては振り回して遊んでいたが、最後はすべての枝を下に投げてしまった。あ〜あ、というと、何度か下を覗いては、いけないことをしたような顔でこちらを見た。しばらくすると、母親が近くまで来てその様子をチラチラ見ている。でも手は出さない。良いなあ〜、この距離感。


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こちらのレッサーパンダ君は、動きを止めません



多摩動物園(3)


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動物たちは大人しくしていない。とくに生後間もない子供たちは元気に動き回る。マレーバクの部屋に入ると、ウリ坊を大きくした縫いぐるみのような子どもがいた。名前は「ケン」。90センチのオスだ。足取りもまだおぼつかないのか、よちよちと広い部屋の中を動き回る。足を見ると可愛い指が、前脚に4本で後脚に3本ある。そしてこの縞模様、肉食獣から実を守るため、森に入ればきっと目立たない模様となるのだろうが、なんともユニークだ。もう少しすると母親と同じのツートンカラーになるそうだから、見に行くなら早めがいい。とにかく見ていて、飽きない。




多摩動物園(2)


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お!バイク音が聞こえるゾ!


いかんいかん、昆虫館で時間を使いすぎた。もう4時。マップを見ながら、ニホンザルからワラビー、ウォンバットを回って、オラウータンからオオカミ、トラ、そしてマレーバクかな。なんとかレッサーパンダも見たいが・・・そんなことを考えながら焦り始めた。ニホンザル園には小猿が三匹いた。小猿どうしが戯れあう姿は、たまらない。一眼レフを持ってこなかったことを後悔する。どれもこれも、なんとも愛くるしい。半分回って、オオカミを見ていた時、遠くにバイク音が聞こえた。するとオオカミの動きが俄然、忙しなくなった。飼育員が、重そうなバケツを手にしてやってきたのだ。なかには餌となる牛の大きな骨がいくつも入っていた。13頭のオオカミは、右に左に興奮しながら動き回っている。若い飼育員がオオカミの生態について話し始めた。ここのオオカミは両親とその子どもたちで、親はここで生まれ、飼育員に寄って育てられたため、野生の気質が乏しいこと・・・。なるほど、どれも眼がいくぶん優しい。しかし今、オオカミたちは仲間どうしで牙を向きあっている。きっと餌が欲しくてしょうがないのだ。約15分の話が終わり大きな餌がひとつ、囲いの向こうに投げ入れられた。うなり声を揚げて奪い合いが始まる。そして次のひとつ。そこにまた何頭も集まる。次々に投げられる。何と、優しい父親オオカミがなかなか餌をゲットできない。13個のすべての餌が投げ入れられた。いつの間にかカラダの大きい長男オオカミが3個の餌を得ていた。2頭が遠目から見ている。他のオオカミたちが、ガリガリと餌にかじりついている。その音は空腹を誘うだろうに。可哀想な2頭のオオカミは、カラダがやや小さかった。う〜む、人間社会と同じなのか、反対なのか・・・。


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早く餌をよこせ〜〜


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話が長いぞ〜〜!


多摩動物園


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新聞屋さんから動物園のチケットを貰っていた。そうだ、マレーバクとユキヒョウに赤ちゃんが生まれたはずだと、雨の日曜日いそいそと多摩動物園に向かう。着いたのは午後二時。雨のせいか人が殆どいなくて園内は静かだ。マップを開いて見ると、入り口付近に昆虫館!これははずせませんねえと、高鳴る胸を抑えつつ緩やかな坂を登っていく。昆虫生態園、いいねえ!足を踏み入れると温室の植物園を思わせる空間に、様々な蝶が飛んでいる。アサギマダラやオオゴマダラの優雅な飛翔にうっとり。いつもなら花を撮るはずなのに、乱舞する蝶にただ放心状態。園内をよく見ると、蝶の好きな植物が上手く配置されていることに気づく。そしてハチドリもときどき現れたりして、つい長居してしまった。


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こっちの方が吸いやすいとオオゴマダラ


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二本のストローでデート中!?アサギマダラ


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羽を動かし続けているシロオビアゲハ



お待たせ!姫ちゃん大きくなりました〜

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J−1観戦記


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止まることのない応援団の声、そして90分間のジャンプ!凄い



先週末、仕事の関係で国立競技場でJ-1のサッカーを取材、撮影をしてきた。ここを本拠地とするヴァンフォーレ甲府と浦和レッズとの一戦だ。サッカーの観戦は今回が二度目。J-1のプレス用ベストを着せられグランドに入ると、いきなり地鳴りのような応援団の声が響いてきた。そして明々と照らされるピッチの上では、日に焼けた選手が練習をしている。一瞬、場違いのような雰囲気を感じた。なんせこっちは一眼レフカメラだけは抱えているものの、ずぶの素人。落着きなくキョロキョロしていると、試合前の練習を終えた選手たちが目の前を通り過ぎていく。凄い威圧感。デカイ。黒い。両チームの応援席を一応撮って、メインスタンドに上がる。この日の仕事は、甲府の応援風景を撮るのが目的。試合が始まった。ゲームの流れを見て、ここぞという時にグランドに背を向けて興奮するスタンドを撮る。なんと連敗中の甲府が、前半だけで三点も入れた。偉い!お陰で後半は、カメラを置いてゆっくり観戦。最後はヒヤヒヤしたが、結果は3−2で甲府の勝利。初体験の仕事が無事に終了した。


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前半だけで三点目。後半からゆっくり観戦しました


寄り道(2)

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昨日のキャベツ畑の写真を見てほしい。せっかく育てたのに、葉が伸びっぱなし。たぶんこの後トラクターで潰して、肥料にでもするのだろうと思った。そんなことを畑から帰ってきたおじさんに話すと、笑いながら「キャベツの葉はこれから丸い球体になっていくんだ」と教えてくれた。えっ!そうなの。知らなかった。後で調べると、これを「結球」といって、開いた葉が丸くなっていくとある。寄り道は大人にもいろいろ人生を教えてくれる。


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そして夕立があったり


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夕焼けもあったりの一日でした


寄り道

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浅間山に向かう途中、のんびりした風景に出会った。なだらかな高原にキャベツやトウモロコシの畑が広がっている。林も農場も見える。蝉と鳥の声が遠くに聞こえ、多くの蝶が草原に乱舞している。そうだ、寄り道していこう。そう決めたら「少年少女の夏休み」行きのタイムマシーンに乗ってしまった。


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なんとも擬態に見えてしまうツユムシの仲間


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カミキリムシの新種発見かと思ったら


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コレッキリとムシされてしまった



お盆過ぎたら

子供の頃、お盆が過ぎたら海水浴はもう終わりだと思っていました。なぜならクラゲが増えて刺されると、大人は子どもに言い聞かせていたからです。まさにその通りで中学生の頃、お盆過ぎの海で泳いでいるとクラゲに囲まれてしまい、ゆっくりと平泳ぎで脱出した経験があります。その時の恐怖は、今でも忘れられません。浜に辿り着いてしばらくガチガチでした。このお盆過ぎのクラゲの話は、どうやら日本海側の各地に多くあるようです。
さてこの暑さですが、お盆の送り火と一緒に帰ってくれたら良かったのに・・・いつまで続くのでしょうか。


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来るときは馬に乗って早く、帰るときは牛でゆっくり名残を惜しんで・・・



夕日


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宍道湖の夕日は美しかった。作家・渡辺淳一氏は著書「みずうみ紀行」でこう書いている。「極端にいえば、夕陽に映えて美しくなければ、それはもはや湖ではない。それほど、夕暮れは湖を美しくする。だが、それを認めたうえで、なお、宍道湖の落日の美しさは、日本の湖のなかでも抜きんでている」と。そんなわけだから、松江市民の多くは毎日の夕日の時間を知っている。なぜなら松江市は日本初の「週間夕日情報」なるサイトを持っているからだ。7時過ぎ島根県立美術館の庭に立つと、夕日はゆっくりと宍道湖の彼方に沈んでいった。なるほど、もう少し期待したんだけどなあと、小走りして最終バスに乗った。しばらくすると空が茜色に広がり始めた。車内の数人が、染まり始めた空に向かって夢中になってシャッターを切っている。そうか!沈んでから夕焼け色になるのか。残念、反省!と夕映えの空を眺めながら帰途についた。


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バスから見た夕日の色はこんな感じ。写真は釧路の幣舞橋から太平洋に沈む夕日



★夕日参考資料
朝日新聞「アスパラクラブ」が昨年12月初めに掲載した読者会員へのアンケートで選ばれた「日本一の夕日スポット」は、第1位が由比ケ浜(神奈川・鎌倉)であった。2位宍道湖(松江市)、3位鳥取砂丘(鳥取市)の順。

★日本の夕日100選




堀川めぐり


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暑いですねえ〜、今日の館林市は何度になるのでしょうか。水分補給をして乗り越えましょうね。ブログも水分補給ということで、先日訪ねたの松江お話を。松江は20代前半に来ていたので、とても静かな城下町というイメージがありました。しかし、ここもまた駅前が他の町と同じように開発され、レトロな観光バスや遊覧船が市内を巡っていました。NHKの朝ドラ「だんだん」で松江はさらに観光のメッカになったようで、船に乗れば船頭は出雲弁で話をします。人懐っこい人で、来年2月に船頭の就職試験があるから受けなさいと進めてくれました。さてお堀めぐりは一周約50分。のんびり水の音を聞きながら進んでいきます。低い橋に差しかかると、何度も全員が伏せなくてはなりません。まあこれも愛嬌で、松江城や武家屋敷などの景色を見ながら、松江市内をぐるっと一周しました。


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古い橋には歴史が刻まれています


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ここは足立美術館の坪庭です




足立美術館

山登りが終わった後、疲れたカラダを静かな美術館で癒すというのが、最近のパターンだ。阿蘇・九重と大分市美術館、白山と21世紀美術館、穂高岳と碌山美術館など、下山後ビールで喉を潤した後に訪ねている。そんなわけで今回は、名園を誇る足立美術館に向かった。ここは入場料もトップクラスで、大人2,200円。地方の美術館でこんなに取るのかよ〜と思いながら広い館内に入った。足立美術館は、お金を稼ぐことが何より大好きだった創設者の足立全康という人が、趣味の日本画収集をしているうちに、横山大観のコレクションを観てもらおうと創設されたようだ。別名「大観美術館」ともいわれている。他に河井寛次郎、北大路魯山人、伊東深水などの収蔵品が数多くある。さて、日本庭園が見渡せるコーナーに入って、息を呑んだ。そのスケールと庭の美しさ。遠くの山が枯山水の庭と一体となり、まさに一幅の絵を見ているようだ。この庭を手入れするだけでも高い入場料が、必要なのだと分かった。なんという贅沢。稼いだ富を日本文化のために注いだ足立さんに感謝しながら、名園をしばし楽しんだ。


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庭の緑と遠くの山が一体となっている。左右が入りきりません



大山(2)


800px-North_Wall_of_Mt._Daisenin.jpg崩落の跡が残っています


訂正をしなければなりません。昨日のブログに大山の登山者数を900万人と書いてしまいましたが、これは総務省が調べた全国の登山者数でした。富士山の登山者数が、昨年49万人を超えたわけですから、大山にそんな多くの人が登山するわけがありません。大変失礼いたしました。高橋さん、ご指摘ありがとうございます。
さて、昨年登った伊吹山、白山、そして今年のアポイ岳と同じように、多くの高山植物が咲いていると資料にあったので楽しみにしていたのですが、花の時期が終わりに近く、種類・数とも思ったほどではありませんでした。それでも30種類くらいはあったでしょうか。さて大山は崩落が長く続いているため、厳しい規制が敷かれています。主だったポイントにはボランティアの人が何人もいて、ルートの取り方や撮影マナーについて説明をしていました。山人気で登山者が増えるのは良いことなのですが、ルールを守って、長くこの自然を楽しんでほしいと思います。



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オニユリを木道から手を伸ばして撮る


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ガスが切れるとクガイソウが顔を出して揺れていた


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ソバナの花が可愛い


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お花畑を印象的にするのは、シコクフウロのピンク


大山

大山はNHK「日本の名峰」の第3位に輝く人気の山で、年間900万人が登っているそうです。計算すると、一日24,657人。なるほど、納得の数字です。とにかく登山者の列が切れません。少し休憩している間にも、登山者が目の前をどんどん通過していくのです。家族連れ、年配者、若者たち、挨拶を交わす誰もが滝のような汗を流し、ゼーゼーいいながら、山頂を目指していきます。なんでそんなに人気があるのか。それは日本海に広がる雄大な景色なのでしょう。遠くに見える隠岐の島、なかうみ、宍道湖、そして雄大な大地。高度感と広がりが登山者の目を喜ばせます。この日は山頂付近にガスがかかり、クッキリとはいきませんでしたが、さすが百名山のひとつと思わせる山でした。ただ湿度と暑さが厳しく、驚くほどの汗をかいて疲労感も残りました。


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登り始めはブナが続き、ルンルンなのですが・・・


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東斜面が見える頃になると、息が切れてきます


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アゲハが突然、視界に入ってきました。小さな雲が上昇して大
きな雲になっていきます。彼方に見えるのは、米子市と日本海。


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9合目辺りから山頂まで、木道が続きます



夏山

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Photo by minkist


雨が上がり、夏空が広がると、山男は遥かな山の高みを想像します。山の峰々では今ごろ、大きなリュックを担いだハイカーたちが闊歩しているんだろうなあと、この写真は刺激します。この積乱雲は、友人が梅雨明け頃に八ヶ岳で撮ったもの。気持ちの良い雲なので、モニターの上において、ときどきクリックしては楽しんでいました。スケールの大きい夏雲は、山の景色をダイナミックに、そして奥行きの深いものにします。待ちに待った夏山第一号は、島根県の大山。週明けに山の写真をお見せしますね。


夾竹桃

夾竹桃の花が青々とした葉っぱから顔を出して揺れている。ある人が、昔はもっと多かったんだけど少なくなった、と話していた。夾竹桃は「乾燥や大気汚染に強いため街路樹などに利用される」とあるので、植栽されているところには、集中してあるのかもしれない。こんな記載もあった。「広島市では、原爆で75年間草木も生えないといわれた被爆焼土に、いち早く咲いた花と言われ、原爆からの復興のシンボルとして広島市の花にもなっている」。市民は平和の花として大切にしたんだ〜と思ったら、さらにこんな記事があった。「ベスト電器広島本店で平成19年2月に当時の駐在役員の指示で、見栄えが悪いという理由で、店舗外周に植えられていたキョウチクトウを伐採したところ、その怨念で業績が悪化し、翌年の平成20年2月11日に店舗が閉鎖、ビックカメラに明け渡すという都市伝説も生んだ」とある。夾竹桃については、もう少し調べないといけないようだ。



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夾竹桃は葉がタケに、花がモモに似ていることからこの名がついた


シチヘンゲ(七変化)

長く咲き、ゆっくりと花の色が変わる。病害虫に強く、手間がかからない。それなのに、この花はオーストラリアや東南アジアなどでは、雑草として扱われている。咲き始めは、黄色っぽい色、それがオレンジ、赤と変わるらしいのだけれど、いつも見ていると、色の順番が分からない。今日の「天声人語」に「ゆっくり行く者が遠くまで行く」とあったが、この花の故郷は中南米。ゆっくり咲いて種をとばし、日本中に広がっているのかもしれない。


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一般的にはランタナと呼ばれています



日本画どうぶつえん


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週末、縁があって山種美術館で「日本画どうぶつえん」という企画展を楽しんできました。どの作品もいきいきと描かれていて、動物園を歩いているような雰囲気で鑑賞できます。画家は、じつによく動物を観察しています。例えば、猫の骨格。手を伸ばせばそこに骨を感じてしまうような凹凸感。そして艶やかな背を撫でたくなるような毛の質感。上目遣いで人を見つめる青い瞳。日本画ならではのデリケートなタッチが、動物たちの姿から伝わってきます。また食いしん坊のせいか、鮎とトビウオの絵からは、生命の瑞々しさと匂いまでも感じました。その他ウサギや鳥たちなどが絵のなかで寛いでいます。夏の午後、涼みを兼ねながら動物たちを愛でるのも、都会的な過ごし方だと思います。
「日本画どうぶつえん」は、9月11日(日)まで広尾の山種美術館で開催されています。


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このタイミングに、姫ちゃん。大きくなったね〜