歩キ眼デス2

振り返る


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どんな予定が書き込まれるかな


今年を振り返る。「歩キ眼デス」を一年分スクロールすれば、あちこちを歩いたものだと思う。山はもっと登れたな。酒は楽しんだが量は減った。歌はパワーが落ちたかもしれない。なんだか穏やかな坂を下りてきたような一年だった。

来年はどこを歩いているだろう。どんな人の笑顔に出会えるだろうか。百名山は90の大台に乗るだろうか。好い歌が生まれて、もしかしたら旨い酒が呑めるだろうか・・・。

この一年をピックアップしてみました。


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5月/エゴのはな9804.jpg
燧ヶ岳9858.jpg
天空の湿原9850.jpg
八丁の湯.jpeg
夏至9986.jpg
御岳山10076.jpg
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曼珠沙華-thumb-600x337-10406.png
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去るものは・・・・


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というわけでシロテテナガザル

緩い坂をボールが下りていくように今週に入ってからコロコロと駆けていく。片付けが終わらない。だから捨てるも進まない。手を長くしてももう届かないのだから、しょうがない。
去るものは諦める。

熊谷守一


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以前から見たいと思っていた熊谷守一の作品を国立近代美術館で堪能した。タイトル名は「生きるよろこび」。97年という彼の人生の変遷と変わっていった作品群がそれを伝えていた。作品は三つの時代に分けられ、「闇の守一」「守一を探す守一」「守一になった守一」。三章の「守一になった守一」から別人のような絵になる。追い求め続けた闇と影の世界をスパッと捨てて、赤いくっきりした輪郭線で庭の花や虫、鳥など身近なものを明るく描くようになる。すでに70歳を超えてからだ。
猫や水滴などの輪郭線は、自由でどことなくユーモラス。畦地梅太郎の山男をモチーフにした版画を重ねた。


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ここ最近、音声ガイドを聞きながら作品と向き合っているので、見学時間が長くなっても苦にはならない。とくに今回のナビゲータは、映画「人生フルーツ」以来の樹木希林さん。彼女の朴訥とした声を薄暗い館内で聞いていると、守一の幽玄の世界に導かれるようだった。
なぜ希林さんかというと、来年後悔される熊谷守一の映画「モリのいる場所」で、主人公の妻として出演するから。守一は山崎努さんが演じる。


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柚子湯


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待っていた冬至だ。オラウータンにも柚子湯が用意される。子供を背負って浴槽の前へ、よっこらしょ。湯に手を入れてかき混ぜる。
目は柚子に・・・掴む、皮を剝く、食べ始める。こどもは桶で遊び始める。

おい、柚子湯に入れよ〜
湯より柚子。俺たち、ユーズがきかんのだ。


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柚子の種がピョーン

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酔い店


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春はまだ先なのにミツマタの蕾がはっきりしてきた


大将と呼ばれるちょっと強面の親父(たぶん歳下)に温暖化の話をしながら、根室産と書かれている鰤をお願いした。二次会は銀座の路地裏のカウンターだけの小さな店。仕事では飛び込み営業はできないが、居酒屋は別だ。店構えと第六感でスッと入る。好い店の確率は高い。これがちょっと自慢といいたいところだが、外れもある。
気さくすぎる、余計なお世話、客層がイマイチ、この器ってどうなの!?と、文句を言えばキリがない。ということでこの世界の大先輩、太田和彦氏推薦の店にときどきお邪魔する。ひっそりと路地の奥に好い店がある。
さて、鮭なら食べるが鰤は喰わん、という土産子に送られた鰤がようやく出てきた。どうだ、やはり氷見の鰤にはかなわないか・・・。


冬至まで


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ひっそりホトトギスが咲いていた


冬至まであと二日。毎年書いていることだけど、冬至を越えるとなんかほっとする。昔は灯りの少ない暮らしだったから、日一日と日が延びていくのは嬉しかったはずだ。アラスカやロシア、北欧の人々も同じらしい。寒さがいっそう厳しくなるけれど、日が延びていく、を支えに冬を耐えていくのだ。


パンダ


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シャンシャンの一般公開が始まったんだってね。私だって美人で可愛いのに、どうしてあっちにばかりに人が行くのかしら。あっちはジャイアントで、こっちはレッサー。大きいと小さいは、体だけではなくて人気を意味しているのかな。

パンダの和名は、シロクログマ。中国では大熊猫。ネパール語で「竹を食べる者」という意味の「ポンガ」からパンダという名が付いたとか。

ユキヤナギ


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雪でも降りそうな寒さのなか、ユキヤナギの花が数輪咲いていた。いま吹出そうとしている蕾もある。溢れるほどに揺れる春のユキヤナギには圧倒されるが、梅の花のように凛と咲いているのも好い。ただこの花、じつは米粒ほどの大きさ。

おもかげ


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電車の中刷りに、こんな一行があった。

忘れなければ、生きていけなかった。

走馬灯のように、想い出が蘇った。そんな時があった・・・何の一行だろう。見れば浅田次郎の小説「おもかげ」だった。惹かれるようにこの一冊を注文をした。じつは偶然のように、こんな歌を昨日の歌会に出していた。

もう一つの30年があった
手を伸ばせば
届きそうなあの日
未来のように
遠く

この歌を作っていなかったら、中吊りには目を止めていなかったかもしれない。こんな不思議はあるものだ。昨夜帰宅するとこの本が届いていた。ホームに立つ女性がじっとこちらを見ている。そして裏表紙には男性が一人、やはりホームに立ってこちらを見ている。
週末、この一冊はどこへ連れて行ってくれるのだろう。

ヤツデの花


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路地の一角から白い花火が打ちあがっていた。ヤツデの花だ。ヤツデは冬に虫を集める虫媒花で、甘い蜜を蓄えている。寒い冬に咲かなくても良いではないかと思うのだが、生存競争を上手く生き抜く知恵を身につけたのだ。
温かな日には蝿や蜂がやって来て受粉を手伝う。やがて結実して、ヒヨドリなどに喰われ、新たな生息地を広げていく。


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ドアリース


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同じフロアのあちこちのドアに、リースが掛けられてきた。では我が家も、と先日の蔓とイミテーショングリーンでこさえたリースを掛けようとしたら、待ったがかかった。こちらでお願いしますと渡されたのが、これ。クリスマス&正月を兼ねた飾りだという。

日だまりにて


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A  俺たちには、名前があって良かったよな
B  空蝉〜〜
C  トンボが言っていたぞ、お前たちはいいな
  俺たち幼虫の頃は、ヤゴと呼ばれるけど、脱皮したら名前がないって
B  カブトムシなんか、幼虫時代も脱皮後も名前がないからな

A  人間は見えないものには、名を付けないのだ
  しかし、寒さが沁みる〜〜風も強くなって、もうすぐ・・・
C  セミファイナル、だろ


スズカケノキ


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迷彩服を着ているような大きなスズカケノキが葉を落としていく。裸木になって気がつくのが真ん丸の実だ。いくつもぶら下がっている。この中には綿毛がつまっているのだが、風を待って種子を飛ばす、なんてことはない。飛ばすのは落下してから。それも踏まれたりして、やっと・・・。スズカケノキは、余裕があるのだ。


雪になる?


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カモA  日本列島に寒波が来ているそうな・・・
カモB  どおりで冷え込むはずだ・・・
    かも鍋にされないうちに、ずらかろう〜

日展


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時間ができたので日展を観てきた。まずは日本画。入口を入ってすぐに柳町さんの作品「海径を辿る」があった。柳町さんの作品は乗り物をテーマにしたものが多い。この海峡ってどの辺りだろうか。家並みは緩やかな勾配で多くが瓦屋根だから、西日本か。陽は朝日か、夕日なのか。打ち寄せる波の輝きが美しい。こうして画家が立っていた風景を一緒に眺めていると、不思議な気持ちになっていく。

モチーフを眺め、動かしていった筆や絵の具を思う。どんな想いを寄せて描き上げていったのだろうかと。女性の細やかな肌や雪山の険しいピークをなぞる。画家の想いを重ねて観るようになってから、日展鑑賞の疲れが軽減した。


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この作歌の名前にはリボンがついていた。黒いリボン。そうか、最後の作品となったのかもしれない。描き上げてすぐに亡くなったのか。配送の手続きが終わった後か。いずれにしても富士と向き合っている時には、自分の未来なんて見えてはいなかった。富士は悠然と作者を見つめているが、黒い木は緑をつけることはなかった・・・。


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一人では食べられないだろうな〜のタカアシガニ

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新聞の活字が全てレタリングされていた〜絶句!

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尾瀬とあるから、この山は燧ケ岳だろう

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この大胆なトリミングに拍手、矢印が突き刺さる


物語をつくって鑑賞すると、思わぬ味わいが生まれてくる。
これも一つの旅なのかもしれない。


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隣では安藤忠雄展。これがなぜか長蛇の列



プラタナス


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カメラのどこかのボタンを押したらしく、プラタナスがハイキーに撮れていた。紅葉もイチョウも美しいが、新宿通りの街路樹だって負けてはいない。今年は、幸いなことに剪定がなかったので、色の変化を最後まで楽しんでいる。
余算の関係で選定は一年おきになったのだろうか。


シャンパンタワー


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誰がこんな高くまで正確に積み上げたのだろうか。見事というしかない。夜、イルミネーションで照らされると、恋人たちはきっと寒さを忘れてウットリすることだろう。
おじさんは、シャンパンより熱燗の二合徳利がいいね。


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せいぜいこの三段重ねまでしか出来ない・・・


BBQ忘年会


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週末は、昭和記念公園で恒例のORMAC・BBQ忘年会だった。今年はメンバーの参加が少なかったのは、寂しい限り。しかし友人Hが持参した長沼産のラムロースを多めに食べることができたのは収穫。美味いのなんのって、これがラム!? と聞けば、食通のH曰く「ラムは長沼産のが最高なのさ〜」。

ワインとビールを呑りながらラムロースに舌鼓を打って、これも北海道から届いたという鮭をホイル焼きに仕立てていく。里芋の鍋も炭火の上で「俺も忘れるなよ〜」と主張する。毎年、メンバーのピッチと手際がアップしていく。テーブルの四隅には分別のゴミ袋がガムテームで貼られ、それぞれに分別の種類が書かれている。これは過去の経験から生まれたものだ。
フランスパンには、Fさんの手づくりディップが乗せられて、ラッキョウの紫蘇づけ、赤かぶ、生姜漬けなども順次出てきて、あっという間に八海山は空となり、それぞれのコップにはお湯割が注入〜。

これ以上、お腹に入りませ〜ん!二次会をはじめてパスしたのだった・・・


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小春日和


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小春日和だなあ〜と思いながら森のなかを歩く。人気のない道を選んで彷徨う。ときおり目を瞑って上を見れば、瞼に木蔭が映り、揺れているのが分かる。ただそれだけのことで気持ちがいい。秋の散歩は、幸せの上位に入るかもしれない。


紅葉


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右下に映っているのは友人のSだ〜


紅葉の字は、歌の中にあるとこれがじつに厄介で、前後関係から「もみじ」「こうよう」のどちらで読むかを判断しなくてはならない。しかし分かりにくい場合も多い。
他にも銀杏や菖蒲。居酒屋で「イチョウをください」とは言わないだろうが、菖蒲なんかは花自体が「あやめ」か「しょうぶ」か分からないのに、誰が二つの読み方を定めたのか。この字には、あまり近づきたくはない。

今年はよく紅葉をみたので、こんな歌を作った。

紅葉は
森の暖炉
晩秋の冷気をまとった
朽葉色を
あたためる

紅葉にはルビをふったのだが、もみじと読めたかもしれない。


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昨日は歌会だった。芒と紅葉で一首ずつ。芒の歌は、二席に選ばれた。
箱根の登山道でうねっていた芒は、晩年、車椅子の生活を余儀なくされた舞踊家、大野一雄が上半身だけで踊っていた姿に似ていた。両手を空に掲げて、揺れているようだった。次第に大きく揺れて、しなって、うねっていったあの踊り。
光と風によってさまざまな姿を見せてくれる芒の舞いも、そろそろ終わりに近づいた。


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風の誘いに
ためらいます
ゆれます
しなって うねって
芒 ほどけます


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村山貯水池


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狭山丘陵の渓谷に造られた村山貯水池は、多摩湖の名で呼ばれている人造湖だ。東京の人口増加に対応し、多摩川の水を羽村取水堰で取り入れ、導水管でここまで導かれた。堤防の上からは、遠くに富士山が見え、狭山公園の森が見え、そしてそれを囲むアメーバのような宅地が広がっている。

池の西側には、日本でもっとも美しいと言われている取水塔が二つある。湖面に白い影を落とし、なんだかヨーロッパの風景をイメージさせる。我が家から、一時間弱でこんな好い散歩コースがあったなんて、知らなかった〜。春にでもORMACのメンバーと訪れてみよう。


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モミジの間からぼんやり富士山が見えた


紅葉(もみじ)


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そうだよ〜、紅葉だよ・・・歌会の題詠「紅葉」がなかなか歌にならなかったので、週末は山登りを止めて狭山丘陵の森を歩いた。狭山丘陵には、武蔵野の面影を残す狭山自然公園があって、森を縫うようにして散歩道が迷路のようにあちこちに延びている。
多摩湖の堤防を歩いてから、野鳥の森に入ると、イロハモミジが西日を浴びて輝いていた。皆さん、撮らずにはいられないと、カメラ、スマホを上に向けて、シャッターを切っている。写真に、絵に、歌にと、紅葉の下は、芸術の秋!?を楽しむ人が目についた。


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落ち葉の道を歩くのはいい気分

根菜類


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長いも、サツマイモ、ジャガイモ類が、次々に届きました


寒くなると根菜類の入った料理が美味しい、嬉しい。今日なんか、口の中で踊るサトイモの温かで優しい感触に、鍋の到来を予感した。牡蠣、鱈、つみれ・・・そこに白菜、葱なんかが私も入れて〜〜と、入り込んでくる。好いなあ〜面倒見が良くて、人を温め、楽しませ、最後の最後まで無駄を出さない。鍋は偉い!
そうだ、来週末のORMAC忘年会・BBQの山形風芋煮鍋とホイル焼きのレシピをまとめねば・・・
   

ソーラーパネル


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茅ヶ岳の登山口で、ソーラーパネルの設置作業を見ていた。山の広い林が一つ消えて、ソーラーパネルが設置されていく。作業のスピードが意外に速いので驚いた。伐採された跡地に、パネルを載せる枠組みが組まれると、その上にパネルが置かれて止められていく。この斜度はかなりの勾配なのだが、大雨が降った後は大丈夫なのだろうかと不安になった。
そして、人に優しいは、環境にも優しい、のだろうか。


茅ヶ岳(2)


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暖かな秋の森を歩くのは楽しい。落ち葉を踏む音を聞きながら、遠くの山を眺める。懐かしい山葡萄の実を口にしたり、四谷「わかば」の鯛焼きの餡の量に感動したり、動物のフンやスズメバチの巣を見つけては種類を特定したりと、いつのまにか子どもの時間に戻っている。
日が傾くと、色づいた葉は輝き、幹は影を延ばしてくる。そんな当たり前の時間を森の中で見つけた。


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山葡萄の実が入っているから猿のフンだ

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たぶんコガタスズメバチの巣

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団栗の頭から伸びているのは、芽ではなく根なんだ

茅ヶ岳(1,704 m)


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茅ヶ岳の山頂からは雪を被った八ヶ岳、北アルプスが見える


百名山を踏破してみようと思ったのは、小説家であり随筆家の深田久弥の著した「日本百名山」が発端だ。世の中いつの間にか、登山ブームとなり百名山ブームとなって、人前で言うのがだんだんか気恥ずかしくなった。全てを踏破したら、登山中に脳卒中で死去した深田久弥の終焉の地、茅ヶ岳に赴き、手を合わせようと考えていた。


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韮崎のホームに下りると目の前に茅ヶ岳が・・・


でも、いつ踏破できるか分からんし・・・登れる時に登っておこう。踏破したらまた登れば良い。というわけで、韮崎駅のホームに降り立つと、北の空に茅ヶ岳がドンと現れた。茅ヶ岳は約20万年前に火山活動した山で、全体が安山岩に覆われている。山頂からは八ヶ岳、北アルプスをはじめ、中央、そして南アルプス、富士山までが贅沢に見えた。


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遥か遠くに北岳、間ノ岳の頭を見つけた

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山頂直下にある「深田久弥終焉の碑」の新旧


リース


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街路樹がいま美しい。先日の風が葉を落としたことで、樹のカタチが戻り、街並を秋に変えた。日中と朝夕の気温差も、紅葉を鮮やかにしたようだ。
それに習って、リースに余っていた葉っぱ(イミテーション)だけを付けてみた。蔓の太さと質感を活かした方が、味わいが出てくるようだ。


山の恵み


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野生の血がまだ残っているのだろうか。山歩きをしていると、いろんな恵みに目がいって、春ならイチゴや山菜を採りたくなるし、秋は栗やアケビの実をリュックに入れている。そしていい蔓がぶら下がっていると引っこ抜き、歩きながらリースにして、リュックにポン。
自然をいつも身近においていたいのだ。


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フデリンドウが箱根の山道に咲いていた

ススキ


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秋の日を受けてススキが揺れる。風がタクトを振っているかのように、緩やかに、ときに激しく舞いを奏でる。そこに光が交錯すると、息を呑むような美しさだ。風に逆らわず、いやいや、風を弄んでいるのかもしれない。
コスモスもそうだが、秋の花は風に揺れるのが好い。


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鎌倉古道(湯坂道)


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今月の山の会(ORMAC)は、箱根の鎌倉古道(湯坂道)を選んだ。この道が出来たのは、今から千年以上も昔。803年に開かれて鎌倉歴代将軍が往復したとあるから、歴史のある道なのだ。ここを歩くのは四回目。いつも箱根湯本駅から延々と登っていた。しかしORMACは、その逆のコース(200メートル登って600メートルを下る)を選ぶ。


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千条ノ滝(ちすじのたき)


箱根湯本で登山鉄道に乗り換え、小涌谷駅で下車。千条ノ滝(ちすじのたき)を眺めてからから浅間山(せんげんやま)に登ってランチをすると、昼寝でもしたくなるような温かさだ。みかんやお菓子がいつものように交換され、この日話題になったのはピーナッツ。Sさん持参の千葉県産のピーナッツを皮ごと食べながら、血液サラサラ、お肌ツヤツヤと言って頬張った。食べ物と健康。最近、こんな話題が増えていく・・・


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陽射しを受けながら、風に揺れるススキの尾根道をお喋りして温泉へと下っていった


歌集「波まかせ」



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歌集を読み、プリザーブドでこんなアレンジメントを作ってプレゼントしました



昨日の本郷歌会は、前代表の柳瀬さんの歌集出版を記念し、サイン会を設けて皆で感想を述べあった。三冊目の歌集「波まかせ」は、さらさらと読めて読後感はスッキリ。ピースボートに乗船した103日間の船旅から切り取られた歌が、美しい写真とともに添えられている。船室のざわめきは聞こえず、海と空だけに眼差しが向けられている。
写真を眺めながら読みすすめていくと、海と空は詩人を創ってしまうのだろうかと錯覚してしまう。
柳瀬さんから生まれてきた言葉たち・・・

舳先を踏み耐えて
潮風になぶられている
時を押し展いて
船は進む
前だけを見ていよう

海面を
無数の白兎が
翔びはじめた
− 時化るな −
水夫が呟く

ゆっくり
クレパスの裂目は
ひろがり
今 氷河は
海に還っていく


蔓と蔦


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手持ちぶさたのツルが秋の光を浴びていた。絡まる相手がいないとこんなカタチになるんだ。手揉みして撓をつくっているみたい。

蔓が絡まる、で思い出した。蔦屋重三郎。江戸時代の版元で、歌麿・写楽らの浮世絵を出版していたプロデューサーだ。別名「蔦唐丸(つたのからまる)」と言う狂歌名をもつ。サントリー美術館で彼がプロデュースした作品展を見たことがあった。

つたのからまる・・・ツタ、カズラ、ツルは別の草木に絡みつき、這いながら伸びていく。
名のごとく、歌麿・写楽らに絡まって、大もうけしたのだろうか。


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陣馬山(2)


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咲いたばかりのタマジサイ

週末の陣馬山、高尾山は人が多い。この二つの山を結ぶコースも人気がある。正しく歩くと約7時間。距離にして15キロを超え、アップダウンも多いので、歩き終えた時はかなり足腰にくる。フルに歩く人は少ないと思うが、週末の尾根道はいつも人が絶えない。皆お気に入りのコースだけを歩いているのだろう。


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ノコンギク

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ミズソバ

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ツリフネソウ

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ヤマアジサイは金色になるまで散らない

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花の季節はほとんど終わりだが、ノコンギク、イヌタデ、紫陽花、ツリフネソウ、ミズソバなどが見られた。タマアジサイなんかまだ蕾が残っている。花が終わると木の実が残り、冬鳥たちが集まってくる。


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冬になると陣馬山からの富士は、かなりの確率で見える


陣馬山


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ウスユキソウを思わせる白い花に小さな雨粒が残っていた
ブローチにしたくなるような美しさ、ノコンギクだろうか


「人体」驚きのパワー!「脂肪と筋肉が命を守る」という、ドキッとするような番組があった。なんでも「筋肉から出る物質が、脳に働きかけて記憶力を高める」という。またその逆で「肥満して食べすぎている人は、脳にその命令が行き届かない」とか「脂肪を摂りすぎると免疫細胞が暴走する」など恐ろしい報告もあって、体は、想像以上に連絡網がしっかりしているらしいのだ。

こうしてはいられない。筋肉を鍛えることは、脂肪を燃焼させるだけではなく、体の状態を正常に保つことにつながるのだ。免疫の暴走を防ぐためにも、山登りは続けなければいけない・・・というわけで週末は陣馬山。久しぶりに白馬とご対面した。



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夕暮れ


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皆さん、皇居を包む夕暮れを待っている。考えることは同じ。見晴らしのいい出光美術館は、帝国劇場の九階にあって、皇居を一望できる。恒例の淋派展を観てから、無料のお茶を手にして夕暮れの景色を見ようと思ったのに、どうも席を空けてもらえる様子はない。ここは夕焼けウォッチングの特等席・・・「夕焼け」をテーマにした歌を一つ、と思ったのに残念〜


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こちらは頬も赤く?染まった、余市のニッカウヰスキー北海道工場の夕暮れ


魚市場


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大振りの鰤の安さよ!

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魚市場を見つけると、入らずにはいられない。父がそうだったように。魚の種類や値札は、その地域の暮らしが見え隠れしている。機嫌の良さそうな男を選別して、魚のことを聞く。「これ食べられますか?」なんて馬鹿な質問はしない。どう食べると美味いかと聞けば、案外優しく教えてくれる。


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ふくらぎは、ワンパック280円


たとえば不漁の鮭とよく獲れるという鰤の価格が面白いので、聞けば、北海道では鰤を食べる習慣がないので、鮭よりも低い価格が付けられるという。鰤は出世魚、小さいのは「ふくらぎ」と呼ばれ、ここでは三匹入ったワンパックが280円。一匹はサバより大きい。烏賊は三杯で330円、小さな鯖のワッパクの値段は120円・・・
旅をしていなければ買って帰りたい。気分は、檀一雄だ。


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小さな鯖は、ワンパック120円

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三杯で330円〜!

オンコ


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オンコといえば、温故知新、ではない。オンコの実、つまりイチイの実。小さい頃、通学時にこれを見つけると、摘んで口にしていた。粘り気があって、甘苦さが口に広がる。つまり「ビミョー」な味なので、口にしていたのは、少数かもしれない。
山で木の実を見つけると、習慣でつい口に放り込む。で、半分以上はペッと吐く。口に残った苦みは、人生の苦さほど後を引かない。


定山渓温泉


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吊り橋に立つと、たくさんの落ち葉が川へ舞っていくのが見える。風が吹くと寒さが凍みて、落ち葉の気分だ。気温は5度を切っているかもしれない。中学時代の仲間といつもの定山渓温泉にやってきた。市内からわずか一時間で、旧交と身体を温められるので重宝している。風呂に入る前に、ちょいと裏手の山間を歩いてみると、大半の樹々は紅葉が終わっていた。

最近は温泉好きの外国人が増えていて、温泉街に外国語が飛び交っている。それに合わせるかのように、常宿も夕食がバイキングになっていた。ドンと座ったら動きたくない方なので、食べたいものを探して歩き回るのがとても辛い。とくに酒が入るとなおさらだ。なんでも喰うから出してくれ〜。


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風呂を選んだ二人を置いて、二見吊橋の前で


故郷の秋


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札幌の市街はいま紅葉が美しい。こんな華やかな秋を感じることなく18年を過ごしていたんだねえ・・・ため息。銀杏はやや赤味のあるピュアな黄色を纏って空に伸び、ドウダンツツジは、血をかけられたような鮮烈な赤色。秋の陽射しの中、樹々たちはそれぞれ色を思いっきり主張していた。

唐松のある山の広い傾斜地に、ときどき天使の階段と思わせるような光が射して、森の起伏を際立たせた。森はただの木の集まりではないのだ。故郷なのに外国に来ているような感覚が生まれ始めた。


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シャインマスカット


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我が家にデリシャスなブドウが届いた。なんでも「シャインマスカット」という高級品種だという。どなたから?と聞けば、娘がお付き合いをしている男からだという。何で突然マスカットだけが、ここにやって来るわけ?
えっ?たくさん貰ってしまい、行き先がなくなって・・・ふむふむ

でも、それって、どうなの? 
と、皮ごと一つ口に放り込むと、じつに甘くてフレッシュ。

マッ スカットしないけど、いっか・・・


稲の花


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この時期、新米も新蕎麦も美味い。口に含むだけで、幸せが広がっていく。先日、ある古民家の壁にこんな「!?」が貼られていた。稲の花の命はわずか一二時間だという。ナニ?わずか一時間ほどで受粉して、日本人を支えるお米となる・・・そうとは知らず、失礼の数々・・・

実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・ますます、お米には頭が上がらない。


ホトトギス


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ときどきこの花の名が出てこないときがある。たしか鳥の名前・・・と言いながら出ない。しばらくしてから「そうだ、ホトトギス」「ヤマホトトギス」と歩を止める。花の名を二つ覚えて、人の名二人忘れる。そんな歌を誰かが詠んでいた。
会話が、ほとんど指示代名詞で交わされている。「あれよね、あれ」「そうそう、あれあれ」。
想像力を鍛えあっているような会話だから、つい言葉が多くなる。

関西の
お喋りなおばちゃんみたい
ヤマホトトギス
豹柄模様の花と蕊
噴水のごとし

増上寺

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知らなかった。東照宮とは徳川家康公のことだったとは・・・。
週末の吟行歌会は雨。歴史研究家の山口さんの案内で、芝の増上寺を吟行した。最初の説明にあったのが冒頭の下り。家康は自分を神格化させるために東照宮を名乗った。東を照らす宮ねえ・・・。どこかの首相にも似てるねえと、皮肉の一つも言いたくなった。西を煽って、東には尻尾を振る。

増上寺の敷地は広く、戦前の寺所有の領地は25万坪。今の15倍以上にも及んだ。大門の上から南方を眺めれば東海道、その向こうは遠浅の海が続いていたという。話を聞きながら、ぼんやりと景色を想像した。長閑である。

戦前の写真を見せてもらった。例えば本殿に入る中門と霊廟の造りは実に手の込んだもので、壁に天井に開き戸など、すべてに美しい彫り込みと彩色が施されていた。これが戦火で失われたのかと思うと、勿体ない話だと溜息の一つも出てしまう。


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かつては交差点付近にあった徳川家専用の参詣門の御成門

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京都のお寺との違いは、江戸の寺は解放されていたことだ。市が立ち、縁日やお祭りなど、多くの人で賑わい、今でいうアミューズメントパークだった。そんな話に茶々を入れながら、山口さんの面白話を聞いてこんな歌を詠んだ。


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め組の火消しの大喧嘩に
煽った半鐘が悪い の
大岡裁き
なるほど上手いねと
めぐみの雨を受けながら

吟行ならではの歌。なんとこれが一席になった。
みなさんの歌を紹介する。


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花も 蝶も
葵御門に
ひれふして雨
三代の黒門くぐり
徳川へ「お邪魔します」   Kさん


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徳川家の
御威光を
見おろして
東京タワーは
霧の中                 Sさん

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花嫁御寮は
雨に濡れ
芝大明神に
願かけて
夢はおぼろか          Fさん

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権勢の象徴
小雨にけむる
芝東照宮
何を想う
訪れる異人達は         Kさん


次の吟行は、もう来年の一月。谷中辺りを歩こうかな。


正岡子規記念球場


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子規がグランドを駆け回るイメージを重ねた


上野を歩いていたら、おやっという表記が目に入った。「正岡子規記念球場」。子規が野球好きだったことは知っていた。しかし冠になった野球場があったなんて、それも上野公園の中に。子規は日本に野球が導入された頃、熱心な選手でポジションは捕手。喀血して伏せるまで続けていたらしい。

一時期は自身の幼名である「升(のぼる)」にちなんで、「野球(のぼーる)」という雅号を用いた。このユーモアは、彼のイメージをとても明るくしてくれる。倒れるまでは快活な青年だったのだ。

のぼーる・・・これで「野球」の命名者は子規、と云われるようになったのかもしれない。文学を通じて野球の普及に貢献したとして、2002年野球殿堂入りをした。

九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす


文楽初体験


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Pさんからのお誘いがあって、昨晩上野の森で文楽を楽しんだ。野外での公演と聞き、雨による中止を心配したが、会場に着いた夕方には雲が上がって、銀鼠の空が上野の森を包んだ。ぐるり見渡せば風ひとつなく、小屋に覆い被さるような上野の森が不気味なほど静かだ。


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この企画「にっぽん文楽」は、分かりやすい解説、人形との撮影会、公演中の飲食が自由など、初めての人でも楽しめるように工夫されていて、とても庶民的だ。お弁当とお酒をいただきながら、闇のなかで繰り広げられる人形劇に引き込まれいった。

文楽は人形浄瑠璃を受け継いだ日本の伝統的な人形劇で、太夫・三味線・人形遣いの三者で成り立つ三位一体の演芸だ。太夫による語りやセリフの合間に、津軽三味線というかエレキギターを思わせるような、三味線が鳴り響く。使い手は驚くほどに自由に弾く。ある時は琵琶のように、またあるときロックギターを思わせるようなバチさばきで・・・。

初めの頃は三人の人形使いが気になったが、物語が流れはじめるといつのまにか黒子らの姿が視界から消えた。人形があたかも生きているように見えてくるのは、ひとつひとつの所作がじつに丁寧で美しいからだ。それは歌舞伎役者と変わらない。これは、はまってしまった・・・。

終演後、冷えてしまった体に気がつき、お仲間十人と熱燗コースとなり、文楽談義から始まって、落語、講談と話が広がっていった。


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人形遣いの青年が人形のように美しかった


「平」


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この像を見ていたらふと思い出した。ある歌会の詠題の「平」である。頭に浮かんだのは「平和」。いつのまにか課題が頭に擦り込まれていて、ふとした時に浮かび上がってくる。職業病の一種みたいなもので、鳩を飛ばす家族の像を見ていたら、こんな歌が・・・。

平和を守り抜くとは
云うけれど
憲法を守り抜くとは
云わない
アブナイカク

これを出してしまったら、もう出せない、ガ〜〜ン。

クサックサッ イタッイタッ


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秋の雨と風が、木の実を落とす
銀杏 クサックサッ  団栗 イタッイタッ


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雨飾山(4)


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リンドウの一つくらいあるだろうと、ゼイゼイ息を切らして1700m辺りを登っていた。すると一株、発見。ここ数年、山でのリンドウとの出会いは雨のなかだ。一緒に登っていたSさんに聞いてみる。「リンドウの花言葉、ご存知ですか」・・・「知りません」・・・「あなたの哀しみに寄り添いたい、です」。


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下山のとき、今度はSさんが「これはもしかしたら」・・・「そうです、トリカブトです」。「効き目のあるところは根です」。花の多い季節は、心が浮き立つので疲れは気にならないが、雨で急坂の多い雨飾山では、体力と余裕がなくなった。


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雨飾山(3)


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ちゃんめろ〜♬


「ちゃんめろ」。これを聞いて、分かる人は通だ。勝手な解釈をすると「ちゃんがメロメロになるくらい美味しい」。おやきの一つで、なかにフキ味噌が入っていた。

登山前日、雨飾山の麓をハイキングしていると、森の中に小さな店があった。そば、キノコ汁、山の果実酒、その他不思議な食べ物がある。Sさんが、キノコ汁とおやきを注文した。では同じもので「ちゃんめろ」をひとつ。
出されたおやきを口にすると、お〜美味さ爆発!フキ味噌が、ドカーンと広がった。想像以上のインパクト。大きなナメコが入ったキノコ汁も量があってウンマイ〜。ちゃんはメロメロだ〜。

調べてみると違っていた。白馬地方ではフキノトウを「ちゃんめろ」と呼ぶらしい。語源は「ちゃん」が雪を割る。「めろ」は一番先に食べられるという意味。誰がつけたのか、方言は面白い。


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カボチャ、野菜、あずき、そしてちゃんめろ・・・


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鎌池は一周できる

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麓でまず赤くなるのは、ツル、ハゼ、ウルシだ


雨飾山(1963メートル/日本百名山86座目)


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紅葉の下を雲が流れてゆく


その考え方こそが、アブナイカクだろう。と洒落をかましながら、事務所の反対側で演説をしている菅なんとかという輩の話を聞いていた。「国難は、アブナイカクの存在そのものだ」・・・ブツブツ・・・

さて、雨飾山(あまかざりやま)だ。名は体を現すの諺どおり、まさに雨に打たれての86座目登山となった。雨飾山は想像以上にキツかった。お天気もさることながら、山一つを登ると一気に200メートルほど沢に下ろされ、そこからようやく雨飾山の急登に入るというコースだった。途中、梯子とロープが繰り返され、高度を稼いでいく。遠くに近くに、紅葉している樹々が美しい。空気も格段に美味い。昨晩呑んだ酒が、汗となって浄化されてゆく。

笹平から一気に山頂へ。お天気であれば360度の眺望が楽しめ、日本海も遠くに見えるはずなのだが、いかんせんガスってて風が強い。
仕方がないと、タッチ&ゴーの下山を決める。帰りのバス時間にも迫られていたので、約8時間、休憩と食事なしの歩きっぱなしで下山という、ハードな体験をしてしまったのだった。


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雨飾山は、この山を越えた向こう。右奥に小さく見える

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やったぜい〜!


曼珠沙華


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曼珠沙華の花を見ると「葉知らず花知らず」の言葉を思い出す。花の咲くときに葉はなく、葉が出るときには花がない。短歌にもそんなことが詠まれていたけれど、どんな歌だったかは忘れた。なにかすれ違いの人生みたいで、ちょっと切ない。花はもうそろそろ終わりだろうか。


秋刀魚


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秋の食卓をにぎわす秋刀魚がとてもスリムだ。脂もいまひとつ乗っていなくて、寄り添う酢橘と大根おろしもなんだか元気がない。今年三回目の秋刀魚定食を静岡県の港町のとある食堂で頼んだ。出てきてビックリ〜。あら、君はサヨリ!?
またまたはずれ・・・秋刀魚に愚痴っても仕方がない。秋刀魚だって好きでスリムになったんじゃない。哀れな秋刀魚よ。歌が閃いた。

愚痴りたいのは
秋刀魚の方かもね
好きで
こんなに
痩せたんじゃない

昔、美味しくいただいた秋刀魚には、こんな歌を送っていた。

秋刀魚の骨
一匹
美しく残り
泳いでいきそう
ダリの絵のなかを


みょうが枝豆


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みょうが枝豆、命名も自慢したい

誰かに聞いたか、このレシピを覚えていて、週末に一つ作ってみた。材料は枝豆と茗荷だけ。粒がすっかり大きくなった枝豆を熱湯に投入する。塩は入れずに、ただ茹でる。柔らかさはお好みで。枝豆を湯から取り出し、アチアチといいながら、豆の薄皮もスルッと丁寧に剥がす。
茗荷は薄く細く切ってから枝豆に加え、酢醤油であえる。これだけだ。

食べるときは、二つをバランスを考えながら一緒に食す。絶妙な比率を見つけていく楽しみがある。ポイントは、茗荷の切り方だろうか。細く切ることで、よりデリケートな味わいが広がる。お試しあれ〜。


日本酒の日


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写真はイメージです


昨日、コンサートの帰り、友人らと入った居酒屋での開口一番の言葉は「今日は何の日か、ご存知ですか」だった。皆さん知る由もない。「今日10月1日は日本酒の日です」。メンバーは日本酒好きがズラリ。早々に乾杯の小ジョッキをカラにして、純米酒に突入した。

ここしばらく日本酒を呑んでいなかったからか「日本酒の日」の酒は、いつもよりググッと沁みる。旨いなあ〜と至福に酔いしれながら、今年通り過ぎていった酒たちに想いを寄せる。

建仁寺(2)


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祇園、花見小路からすぐにある建仁寺は、臨済宗の大本山。京都最古の禅寺で、今も禅の道場として多く人の心のよりどころになっている。ここには琳派を代表する絵師、俵屋宗達作の「風神雷神図屏風」が収められていた。晩年の最高傑作らしいが、インパクトが今ひとつの印象。
いやはや失礼なことを・・・。これをモチーフにしてあるダクトの商品名として使わせてもらっているので、偉そうなことを言ってはいけない。はっはーと頭を下げねば・・・。


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そして広い法堂に入ると、天井には「双龍図」が、圧倒的な迫力で迫ってくる。創建800年を記念して、小泉淳画伯が77歳で描き上げたのだ。77歳でこの大きな絵を・・・何とエネルギッシュな〜龍の名を持つ男としては、ただただ頭が下がる。


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こちらは桃山時代に描かれた雲流図。デジタル複製だ

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人が少なければ、ボ〜と庭を見ていたくなる


建仁寺


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もう一人はインド系のお嬢さん


午前中の研究会が終わってから、京都のお茶屋さん「津田楼」でランチ懐石をいただき、近くの建仁寺を訪ねた。ここは写真撮影OKの緩いお寺。外国人が多く、みなそれぞれにここのお寺を楽しんでいた。石庭に向って冥想をする女性、着物姿を自撮りする女性、そして外国人を案内をする外国人男性。なんともインターナショナルな空間になっていた。


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なにか投げ出しているようなポーズ、いいね。気分はアラーキー

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言葉がわかれば面白いのかもしれない

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こちらは写経をしている日本人

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お〜、仙厓さんの禅画かなと思った



琵琶湖周航の歌


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年に一度の五行歌、全国大会。歌会が終わった後の懇親会も終盤に近づき、琵琶湖周航の歌詞が舞台の真ん中に貼り出された。司会者は隣の人と肩を組み歌いましょうと声をかけた。アルコールも入って良い気分のところにイントロが流れてくると、隣り合わせた数人ずつが肩を組んで歌いはじめた。

ちょうど目の前の二人が、好い感じだ。たまたま隣席だった二人が、歌を歌いながら五行歌仲間との再会を心から楽しんでいるように映った。ゆっくりと体を左右に揺らしながら、歌う二人を見ていると、思わずカメラを向けていた。なんかクラス会、同級会のイメージ。ジーンとしながら、二人の後ろで3番、4番を歌っていた。

♬〜
波のまにまに 漂えば
赤い泊火 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か

今年は、この歌が誕生して100周年にあたるそうだ。

琵琶湖


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週末、五行歌の全国大会で大津市に滞在した。会場は琵琶湖の南側に位置しているので、早起きができれば朝日、そして夕日だって眺めることができる。静岡県の富士山のように、滋賀県といえば琵琶湖なのだ。散歩、魚釣り、クルーズ、花火と、楽しみは、湖のそばにあるようだ。


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琵琶湖は外来魚の宝庫。ルアーやフライで釣った魚はリリースせずにここへ入れる

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14歳の五行歌集


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変えていくのは子どもたちかもしれない・・・五行歌の話だけど。14歳の源カエデ君の歌集「一ヵ月の反抗期」が今評判だ。書籍広告まで出て版元の鼻息は荒い。広告にはこの歌が選ばれていた。

親が離婚した
けど僕は関係ない
ただ
ひとりの親に
捨てられただけ

14歳の少年の心って、どんなだろうと思っても、まったく想像がつかない。傷つきやすいではなく、傷ついた少年の心がドンと伝わってきた。結びの歌はこんなだった。

僕は
まだどこかで
自分の気持ちを
抑えている
これ以上は言えない

歌を続けていけば、いつかこの気持ちを歌に託すことができるかもしれない。書籍広告を見て動いたのは、本屋さんの担当者だったのだろうか。あの将棋の天才少年、藤井四段の本に横に並べてくれた本屋さんもあったらしい。もっと紹介してもらいたい一冊だ。


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残暑


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残暑は眩しい。歳だから光がキツいのか、成層圏のオゾン層が脆弱になっているのか、サングラスが欲しくなる。雲が勢いよく流れてゆくここは東名の足柄インター。撮影で静岡県掛川までの往復6時間、カメラマンの車に乗った。閉所嫌悪症!?でもあるので、車から降りて、腰を伸ばすとホッとする。すぐ上を雲がグイグイ流れてゆく。歌の一つでもとボンヤリしていたら「さあ、行きましょうか」の声がかかった。


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富士宮からの富士山も素晴らしい


トマト


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弟の農園で取れたトマトだ。箱に詰められ北海道からやってきた。小さいけれど、どれもが個性的な味わいで、宝石のような輝きがある。採れたてはもっと美味いのだろう。

畠作りにはまると、面白くて止められませんよと、事務所のY君も言っていたので、さぞ収穫までの間には、子育てのような楽しみがあったに違いない。

世の中のつまらぬことに目を向けて苛立っているよりも、小さな四角い農園に目を配っている方が、ストレスを貯めずに暮らせるのかもしれない。


自販機娘


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スリムになってゆくのは女の子だけじゃない。自販機娘だって今やこんなだ。省エネと狭小地に対応したモデルが進化している。飲料メーカーと自販機の製造メーカーが工夫に工夫を重ねて、こんなにスリムにした。節電しながらもお客さんが来たら、明るくなったり、方言でお喋りをしたり、販売数量を記憶したりと、こう見えてなかなかのしっかり娘なのだ。

もしかしたらボトルを補給してくれるお兄さんにも「今度いつ来てくれるの?」なんて、話しかけているかもしれない。


竃馬


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この字を「かまどうま」と読めるだろうか。カマドウマは、バッタ目・カマドウマ科に分類される昆虫で、誰が命名したのか「便所コオロギ」とも呼ばれる。山道んを歩いていると、Iさんのパンツの裾に引っ付いていた。

こいつは、いつも突然現れる。昔は、よくトイレから悲鳴を上げさせた。今だって密室にいたりするので、おいおい〜どこから侵入してきたのだと、不思議に思う。


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卵管があるので♀だろう


山へ


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山仲間たちと待ち合わせて世田谷文学館「山へ」を観てきた。館内にクイズコーナーがあって、ここの表現プランを提案した。お礼は入場チケット。
館内に入ると各コーナーには、山の高さを意味する一合目から十合目のプレートがかかっていて、順路を表記している。面白いアイデアだ。
百名山ブームを作った作家深田久弥のコーナーがとくに良かった。

目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう。

この言葉は沁みる。娑婆でのアレヤコレヤを、このフレーズが吹き飛ばしてくれた。高い山に登り、美しい景色を手にした帰り、しみじみ下りたくないと思う。なんども振り返って、あ〜また世知がない娑婆にまた戻るのか・・・と一瞬思う。
名著「わが山山」からの一文が壁にあった。みんながそれを読んでいた。
山を登って、展示を見て、そして呑む。正しく幸せな一日となった。


空蝉


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ぶら下がった蝉の抜け殻が、逆光を受けて透き通っている。雨や風を受けたのだろうが、二本の後ろ足がしっかり体を支えている。

抜け殻はなぜ、崩れることなくいつまでもそのカタチを留めているのだろう。もしかすると、土の中の長く不遇の時間が関係しているのではないか。真っ暗な闇の世界で、ずっと生きてきたのだ。光り輝く娑婆への思いは、断ちがたいのだろう。このカタチは、生への思いかもしれない。.


ヤマホトトギス


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ホトトギスといっても鳥ではない。花の名前。花の仲間には、鳥を名乗る種類があって、サギソウやヒヨドリ、トキソウ、チドリなどがある。虫ではクワガタ、ホタルブクロ、マツムシソウなど、調べると面白い。

ヤマホトトギスといえば「目に青葉 山ほととぎす 初がつを」を思い出す。これは春の歌だから、「テッペンカケタカ・・・」か。ホトトギスが咲き始めると、もうすっかり秋だ。

撮ってから気がついた・・・拡大してみると、花に小さな水の結晶のような玉が連なっている。モウセンゴケの粘液みたいだが、なんだろう。今度じっくり見てみよう。

高尾山では夏を惜しむように蝉たちが鳴いていた。山はまだまだ晩夏真っ盛りで、蝶もトンボも種類が多い。みんな長雨をなんとかしのいだのだろう。


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南斜面ではヒガンバナ一輪が、開花していた


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お天気になった。街路樹では、待ってましたとばかりに、蝉ファイナル。
仕事に追われて、酒が切れて、心身が参っていた。ジッと我慢の子だった。ろくろ首が、夜中、行灯の油を舐めるように、首をゆらゆらさせながら、こんな写真を見つめては喉をヒクヒクさせていた。

けれど、いま心はろくろ首。明日は、山仲間と高尾山を軽くハイキングして、山の展覧会を観てからグビッと呑るのだ〜
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青蛾


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昭和50年代、新宿三越の裏通りにひっそりあった喫茶店「青蛾」


散歩しいているときに、見覚えのある文字に目がいった。「青蛾」。新宿三越の裏通りにあった懐かしい喫茶店の名前だ。昭和50年代、髪を伸ばしてジーンズをはいて、コーヒーを飲みながら、長々と本を読んでいた喫茶店。木造二階建てのやや薄暗い店内は、大正のモダニズムの匂いがあった。竹久夢二の絵が飾ってあったり、置かれていた壷や出されるコーヒーカップが古いものであることは、何となく分かっていた。

年輩のご主人は、少し大きな声を出すと必ず注意にやって来た。常連は当然知っているから店はいつも静かで、若者たちはじっと本を読んでいた。夏なんか冷房がないから、扇風機が回っていた。そういえば、音楽もかかっていなかった。誰もが、取り残されたような空間に身を置いて、心を休めていたのかもしれない。

新しい店は、先代の娘さんが切り盛りをしているらしい。いつかふらっと入って、コーヒーを飲みながら青春時代を思い出してみよう。


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いつかここの扉を開けよう


満月


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掌を返したかのように秋がやってきた。夏は夜逃げのようにいなくなって、湿度だけが置き去りにされた。今日は満月らしい。チラリとでも見られるかな。


備長炭


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ややレア気味の塩レバが美味い。滅多に食べない焼き豚(とん)だ。ちょっと高いね・・・と思って目をやると「紀州備長炭使用店」の札がぶら下がっていた。

なるほど・・・
炭で焼くとなんでも美味い。とくに備長炭で焼くと美味い(紀州まで入るとなおさらか)。備長炭が偉いのか。ネタがいいのか。焼き方が上手いのか。こだわりの店主だ、きっと全部が揃って美味くなるのだろう。

炭職人と焼き方の強いタッグを表現するこの「紀州備長炭使用店」の札。説得力がある。客が美味い!と食べることで帰結して、伝統的なブランドとして輝き続けている・・・
と納得し、ハツの塩と日本酒一合を注文するのだった。


ボストン美術館の至宝展


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昨日、暑さが弱まったので、よし〜と都美術館の「ボストン美術館の至宝展」を観にいった。上野公園は、人また人。パンダの赤ちゃんか!?まだ公開されていないはず・・・ウ〜ム・・・科学博物館で始まっている「特別展・深海」は140分待ち、プラカードを持っているお兄さんがちょっと自慢げだ。もしかしたら、ボストンも・・・ところが美術館に続くエスカレータで下りると、すんなり入場できた。

まずは音声ガイドを借りる。最近はこの案内による楽しみを知って、必ず一緒。
人が少ない。ゆっくり鑑賞できる。日曜日なのになぜだろう・・・音声ガイドを聞きながら作品に魅入っていく。クラシック音楽が流れ、絵に隠された秘密なんかが語られると、贅沢な時間を浮遊しているなあと、ありがたい気分になる。こんな素晴らしい絵が海外に流失してしまってと、思ってもあとの祭り。当時の日本は、そう考える人が少なかったのだろうか。
二時間、鑑賞して気がついたことがいくつか。

・ボストン美術館のコレクションの数(50万点)と質にビックリ。
・英一蝶(はなぶさいっちょう)なる絵師を知って、絶句(巨大涅槃図)。
・モネ、ゴッホの作品のコレクションが凄い。ルーラン夫妻の肖像画2点ほか。

ボストンの街を一度歩いてみたいと思いながら美術館を出た。


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今回の目玉は、ゴッホのルーラン夫妻の肖像画らしい

晩夏初秋


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九月に入った。こころなしか、光も風も晩夏初秋の趣きだ。新宿通りを歩いていると、スイスイと数匹のヤンマが追い抜いていく。一瞬、翅に陰りのような輝きがあった。トンボも夏の終わりを感じているのだろうか。
もうすぐお天気が崩れるらしい。
「一雨毎に寒くなる・・・」父の独り言を思い出した。


風鈴


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畳の上で庭の景色を見ながら、しばらく風鈴の音を聴いていた。
短冊がひらひら揺れ、青いガラスから涼やかな音が響いてくる。ここは川越の旧山崎家別邸の庭の見える広い客間。昔はこんな日本間がどこにでもあって、夏は風を取り入れ、風情を愉しむ。別に贅沢な時間ではなかったのかもしれない・・・。
少し離れている所で、学芸員の方だろうか、年輩の男性が、じつにきれいな言葉でこの住宅の説明をされていた。じつに豊かな知識だ・・・。

話をしたくなったので、案内が終わってから声をかけた。財をなした山崎家のこと、この家を建築した保岡勝也のこと。お幾つくらいなのだろうか。「どうでございましょう・・・」と控え目でありながら滑舌の良い声が、なにか懐かしい。そう、藤山一郎(古いね)をちょっと渋くした感じ!?

15分ほど話をし、お礼を言って辞したが、こうして書いていると、またお会いしたくなる。きれいな言葉の話せる人になりたいと思う。無理か・・・


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山崎家別邸は大正14年に、老舗菓子店「亀屋」の五代目嘉七の隠居所として建てられた


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山崎家は、ここのお店と関係あるのかもしれない


川越(2)


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散歩をしていると、なるほどね〜と感心することがある。その一つ。
奥まったところに神社があった。熊野神社だ。鳥居から拝殿までの参道は狭く、気がつかずに通り過ぎるかもしれない。そこで、誰が考えたのか「足踏み健康ロード」。小石の上を歩く人たちから奇声が漏れる。「マジヤバイ」「イタタタ〜」「ア〜ダメダメ」。引き込まれるように、若者や親子連れが、靴を脱いでイタタの道を歩き始める。


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イタキモを超えているのだが、嬉しそうだ。やれやれと靴を履くと、銭洗い弁天が待っていて、ここでお金が貯まりますようにと願をかける。そして参拝を済ませると、おみくじコーナーが待っているという仕掛けだ。これが凄い。太い柱の四方におみくじの箱がいくつも並んでいる。
「血液型おみくじ」「縁結びおみくじ」「こどもおみくじ」・・・


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なるほど・・・お足から始まって御足で終わる。上手いなあ、導線の見事さ。関係者がいなくても、皆さんちゃんと満足して神社を後にしていた。


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浴衣姿の女性が多かった


川越


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事務所のY君から、散歩するならぜひ川越へという擦り込みがあったからか、日曜日の午後、散歩をしていたら急に「川越」に行きたくなった。ひょいと電車に乗って約一時間。これが意外に遠いのだ。
駅からメインストリートに出ると、スゴい人。外国人が多い。カップルたちは浴衣姿。皆さんパクパク食べ歩き。車は渋滞しているのだが、驚くほど静かに徐行している。
ふと昔友人Oが話してくれたエピソードを思い出した。

インドからやってきたお客さんが、彼に聞いたそうだ。「日本の車にはクラクションがついていないのか」。そうだよなあ〜、インドでは走ってる車の多くがクラクションを鳴らしている。タクシーもバスも鳴らしながら猛スピードで飛ばすらしい。民度のレベルって、こんなところにも出るのだなあ・・・


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鰻屋さんも多い土地柄だ

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もう一つの発見は、手づくり。飴細工のおじさんの店に人が一杯。多くは外国人だ。マジックのように、いろんなカタチをした飴が生まれてくる。もう、外国人は大受け。そうなんだよなあ、こうした文化が大切なのだ。いま大道芸のおじさんたちが生きていたら、ヒーローだったろう。芸は後世に残していかねばと思う。


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もう一つが、大きな芋のチップス。そのお店の前に50メートルほどの行列ができていた。おさつチップスというらしい。なんのことはない。芋を縦に切っただけではないか。しかしこのビジュアルインパクトはすごい。30センチくらいある芋チップスは、誰もの目を引く。
頭に閃いた言葉は「イモクリナンキン〜」。女たちが喜ぶ、秋到来だ。


さて、振り込めサギのその後・・・
銀行員Bからの連絡はなかったらしいが、予断は許さない。

振り込めサギ


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振り込めサギの被害とかけまして、不健康な人ととく。ココロは、お足がイタミます


昨日の川越歩きと、どっちを優先して話そうかなと悩んだが、こっちを先にする。その男がこのブログを見ていないことを祈りつつ。先週、我が家に区役所の担当者から電話があった。内容は、医療費の還付で、その額が25,600円。
じつに主婦の心がググッと動きそう数字だ。銀行口座に50万円ほど入金が必要らしい。話が長くなりそうになったので、家人は「いま忙しいので、来週の月曜の朝に、もう一度連絡してほしい」とその担当者にお願いをしたのだった。

もうかかってこないだろうなあ、とすっかり忘れていた。

すると、今朝かかって来た。じつに熱心な担当者で、どうしても還付したいという情熱が、家人のもつ受話器から伝わってくる。その様子をニコニコしながら聞いていた。「では、銀行の方からも電話がかかってくるんですね?」。すぐにではなく、午後にかかって来るらしい・・・
さて、どこまで引っ張れるか。家人の腕の見せどころだ。
ドキドキして仕事が手に付かない。


忙中〜


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頭の中が、こんな状態です〜〜

不思議・・・


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これは歌会に出すのをためらった歌だった。こんな独りよがりの歌を分かってもらえるわけがない。しかし五行になったこの歌には、ちょっとした想いがあった。

「感じることを身につけると、生涯あなたは大きな自然に支えられる」。そんな言葉であったかどうか忘れたけれど、生物学者のレイチェル・カーソンは著書「センス・オブ・ワンダー」で語っていた(ように思う)。

学ぶことよりも感じること、それが大切なのだと・・・
たまたま雨上がりの草いきれを嗅いだときに、レーチェルの言葉が蘇った。いつか体が動かなくなって伏せる日がやってきたとき、感じたことや感じることは、私をきっと支えてくれる。そんなことを期待して、つくった歌だった。

アサギマダラ、レーチェル、そして今日の福岡伸一のコラム。


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何か連鎖が続いて、うれしくなった。
・アサギマダラを見て、彼も想いが立ち上がった
・生きとし生きるもの・・・蝉の写真のキャプションを誉めてくれた人がいた
・なにより提出した歌に好いコメントがあって、二席までいただいたこと

独りよがりは、開放され、霧散した。


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待て〜アサギマダラ〜 福岡さんもこんなことしてるのだろうか・・・

処暑


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蝉は生きるモノの糧となって、夏を終える


今日23日は二十四節気では処暑にあたり、暑さが和らぐ頃(らしい)。
甲子園のグランドに行き交うトンボを見ていると、いくら暑くても秋を感じてしまう。祭りの後の寂しさよ〜である。いつしか夏の陽射しにも衰えがでて、過ごしやすくなったなあとひと息つく。けれど、なにか忘れ物をしたような気分にもなって・・・夏が終わっていく・・・

熱湯甲子園


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暑いなか、甲子園では熱い試合が続いている。どれも汗を握る試合で、まさに熱湯甲子園だ。いろんなことに感心が向いてしまう。思いやりと気遣いがあると仲間から慕われているある選手なんか、バッターボックスに入って、ホーム上の小さなゴミ!?を拾って、ユニホームのポケットにそっと入れた。お〜ここまでするのか〜。これで、ストライクゾーンは小さくなるのだろうか。

「天」の文字が入っている帽子があった。これをプレゼントされたら被って歩けるだろうかと思った。勇気がいる。通勤の車内で被っていると誤解されるかもしれない。鹿児島の神村学園なら「神」の字が入るし、ほかにも「聖」なんかの字もあるが、被るのをためらう。「花」「秀」「米」・・・。帽子に漢字の徽章は難しい。


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雨が降れば


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雨が降れば、傘の忘れ物が増える。花火が売れない。アイスが売れない。サングラスや日焼け止めが売れない。プールや海に人が来ない。タクシーが忙しく走り回る。スーパーの野菜売り場で、立ち止まって思案する主婦が増える。そして、雑草たちがよく伸びる。
フェンスからミントが顔を出していた。


雨は雨で


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雨を恨んでもしかたがない。山になんども登っていれば、雨風雪は自然の一つとして受け止め、余裕があれば、雨もまた良しと、それは楽しんでいる。クモの巣や花にかかる雨粒の美しさ、雲の動きの妙、雨の後の茸の成長スピードなど、こちらの気持ちに沿って、 ‎wonderfulと‎fantasticが飛び込んでくる。


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花と蝶


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お盆休みに一つ山を登った。雨が降ったら降ったでいいさと、以前歩いた浅間嶺へ。このときは、尾根全体を浅間嶺と思っていたが、じつは山頂があった。下の標識には展望台とあるので、ちょっと気がつかない。


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今回は嬉しいことが二つあった。ひとつはアサギマダラに二回会えたこと。季節により長距離移動(渡り)をする日本で唯一の蝶で、九州や沖縄、台湾まで旅をする。ヒヨドリバナを見つけては止まる。遠くからやって来て、よくこの花を見つけるものだと感心する。ゆっくり飛翔する姿の優美なこと・・・
亡くなった弟が好きだったから、この蝶に会えると嬉しい。


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もう一つがレンゲショウマだ。先日の御岳山では、まだ蕾だったから、山道でこの一輪を見つけた時は、あらまあ〜の驚きだった。しかし、さて撮ろうかと思ったときに、遠くから雨音。それは見事な雨雲の到来だった。あっという間に山を撫でていった。慌てて撮って、雨具を身につけた。まあ〜予定内だ。
それでこんなに人が少ないのだし、と思いながらも粘土質の坂道もあるので、早目に下りようとコースを急いだのだった。


雨に思うこと


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東京は16日連続の雨。そういえば、雨が続くなあとは思っていましたが、8月に入ってずっとだとは知りませんでした。昨日は甲子園も雨。サイレンの音が、甲子園球場に響かないというのは、なんとも寂しいものでした。

戦後70年以上が過ぎ、戦時中の事実が掘り起こされ、伝えられるようになりました。公開されたフィルム、さまざまな人の証言から、命をムダにしなければならなかった若者たちの無念が伝わってきます。15日というのは、戦争が終わった日ではなく、さまざまな惨状が続いたことを伝えるための日なのだと、誰かが言っていました。この日を終戦の日とするのではなく、戦争の惨状を伝える日に名称を変えるべきかもしれません。

再びを繰り返さないようにと、いま各国が英知を絞って動いているようにも見えるけど、心配の種は尽きません。


倦怠感


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暑さのせいにして、あれこれ停滞させている。仕事を進めない。読むべきもの、出すべきものを怠っている。そんな後ろめたさで、なお暑さが堪える。いかんな〜と思いながら、グビ〜。どこかで、なにかでこのネガティブスパイラルを断ち切らねばならない。
誰か、効き目のある鉢巻を巻いてくれ〜


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香りを嗅ぐために、いつもこの百日紅のまで立ち止まる


炎帝


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炎帝が下りてまいりました。東京は37度を超えたそうです。あったかいです。あったかいといっても神楽坂の熱海湯の44度ほどではありません。あのお湯は熱かったなあと〜熱中症で倒れている人たちを横目に思い出していました・・・ウソです。

暑さのせいでしょうか。なんと今日の打ち合せをすっかり忘れ、アロハを着てきました。会議室に入るや否や、アロハ〜と笑顔で着席しました。おじさんたちはビックリしましたが、羨ましそうな笑顔を向けてくれました。


一期一会


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夕日を見ていたら、北側の雲がモクモクと動き始めた。私に何かください〜と、熊になって手を出しているではないか。夕日を浴びた輪郭は、いっそう熊らしく・・・

七夕祭


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金賞がこのパイレーツ・オブ・カリビアンのジョニー・デップ


週末、久しぶりに阿佐ヶ谷駅を下りると、パールセンター商店街は七夕祭で賑わっていた。商店街に七夕飾りがぶら下がっているだけの祭り、と思っていたから、ハリボテなるものが目玉だと知って、ビックリした。これは、ねぶたのハリボテを想像させた。小学校も参加しているのだろうか。しかし歩けないほどの混雑で、暑く進まずで、参った・・・。


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64年の歴史があり、商店街のパールセンターは、この七夕祭りのためにアーケードを作ってしまったという、力のこもった祭りらしいのだが、近くなのに歩くことがなかった。


十勝岳(5)


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登頂の翌日は晴れ上がった。山を見ると半分は雲のなかだから、昨日でよかったのだ。目も眩むような橋の上から下を覗くと、空色の川、そして流れ落ちるスジ状の滝。これがしらひげの滝か・・・体がギュッと硬くなる。虫には強いが、高所に弱い。


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十勝岳の上を雲が覆っていた

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ドーム状の中は暑い・・・ここを300段登ると・・・駐車場〜


橋を渡ると300段近い階段があったが、見上げるだけで誰も登ろうとはしない。では、登ってみるか。ゼイゼイと息を切らしながら登りきると、なんと、そこは広い駐車場だった。声を上げて笑った。おいおい、本当かよ〜。

駐車場の前に十勝岳火山砂防情報センターがあった。大きな施設だ。暇そうなお姉さんが案内をしてくれた。バッチリの北海道弁。火山の怖さが分かる展示内容で、聞けば来る人の多くが外国人だそうな。そうだろうなあ。山から下りたらほとんどが外国人で、日本語が聞こえないくらい。20年ほど前に、日本は観光立国として生きていくべきと吹聴していたことを思い出した。


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もっとも捕まえにくいといわれるオニヤンマ

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展示を見た後、虫たちと遊んで、母の待つホームを目指した。

十勝岳(4)

よく目にしたのがオンタデ。タデ食う虫も・・・のタデだ


山ばかりを見ていたわけではない。花もチェックして登ったが、十勝岳は火の山だから、やはり種類は少ない。


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小さな蜂がときどき入っているイワブクロ


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エゾオヤマリンドウ

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エゾノマルバシモツケ

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メアカンキンバイ

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ミヤマキリンソウ

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オトギリソウの仲間

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森の中にはブルーベリーの木がいくつかあった

十勝岳(3)


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お〜この高度感。仰ぎ見ていた噴煙が、眼下にたなびく。遠くには、富良野、美瑛のパッチワークが見える。一歩一歩のキツい繰り返しが、喜びに変わっていく。頂上直下で、きっと誰もが苦笑いのような表情を浮かべるに違いない。「ついに、きたぞ〜」。


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山頂標識は、ちょっと地味だった。それでも抱きつき、ナデナデ。地図を眺めてから数年、感慨ひとしおだ。南にたおやかな富良野岳、北に大雪山、そして東には未踏のトムラウシが見える。360度、山また山。サイコーの気分。


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美しい山容の富良野岳


しばらくぼんやりとしたいが、予報では午後から雨予報だ。オニギリを食べながら、後から上がってきた地元の方に、見える山の名を聞く。この十勝からトムラウシまでは、時間はかかるが歩けるという(後で調べると、休みなしで歩き続ければ18時間)。


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富士のような鬼のような雨雲。初めて見た


さあそろそろ行こうと決めて東の空を見ると、鬼のような雲が猛スピードで近づいてくる。コワ〜!下りよう。そう思ってリュックに荷を入れ始めると、登山ルートを外れた火山礫の斜面を這いつくばりながらカラフルな二人が登って来る。なんだ・・・近づいて来てようやく分かった。親子らしい。手前が子どもで後ろが母親か。二人とも、軽装で靴はスニーカーだ。外国人かよ・・・リュック、雨具を持たず、女性はザンバラ髪の上にサングラス、そしてスカート!?。

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この軽装で直登してきた


さすがに心配になった。振り返ると少年らしき子は、登頂していた。何度も何度も山頂を眺めながら下りた。大丈夫かよ。雨がだんだん強くなっていくぞ。あの親子は、無事だったのか。赤土の滑る箇所もいくつかあったから、何度も転んだかもしれない。下山には3時間かかった。


十勝岳(2)


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雨はまだ降っていない。お天気を心配した人たちは、朝4時くらいに出発したようだ。まずはロキソニンを半錠を口に放り込み、コルセットをグイッと締めた。熱中症対策に経口浸透水、塩キャンディ。昼飯は楽しみにしていた甘納豆の赤飯が買えず、フライドチキンの大きなオニギリと豆入りの五穀米に変更した。


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靴ひもを締めると気合いが入る。山道を入ってすぐに、ブルーベリーを見つけた。幾つかを口にすると、甘酸っぱい。北の国から飛んできた渡り鳥の糞から、北海道にはブルーベリーが広がったと聞く。針葉樹の森を歩けるのも30分くらいだろう。小さな川を渡ると、高い木が消え、低木そして噴石のあちこちから高山植物が現れはじめた。


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強い陽射しと風がないのがうれしい。ただ雨の気配は続く。まずは噴煙を上げる前十勝に続く稜線を目指す。風向きで硫黄の匂いが強くなる時がある。そんなとき、あの御岳山の爆発のことを重ねてしまい、今爆発が起きてもおかしくないのだと言い聞かせる。常に近くの大きな岩を確認しながら登っていく。


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こんな噴石が頭に当たったら、イチコロ〜

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美瑛岳の手前に氷河のような雪の川が続く


稜線に辿り着くと、左手に美瑛岳がすっくと現れる。砂漠のような広い尾根道を辿っていくと十勝岳の山頂へと続く。ここからは約一時間半の登り。大きな昭和火口からは、風まかせの噴煙が絶え間なくたなびいている。もうすぐ2000メートル越えだ・・・。


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いよいよ山頂が近づいてきた


十勝岳(2077メートル/日本百名山85座目)


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白い噴煙の遥か向こうに十勝岳が聳えている


百名山。残っている山の多くは、どれも遠く厳しい。北海道には、そのキツいのが三山。いつまでも憧れにしておくわけにはいかず、今年はまず十勝をやろうと決めていた。
北海道のど真ん中、ヘソ部分には大雪山があって十勝岳はその南西部に位置する。富良野からの山並みは美しく、倉本聰さんや画家の後藤純男らは毎日のように眺めていたに違いない。

木曜日の夕方、前線基地となる白銀荘というロッジに泊まった。ベッドと温泉、自炊できるキッチンそして談話室などが付いて一泊二日、僅か2600円。露天風呂だけでも三つあり、どれも野趣に溢れている。デッキからは前十勝岳がすぐそばに見え、火口らしき箇所から噴煙が上がっている。

酔いが回って来ると、だんだん気合いが入っていく。山頂は、噴煙の遥か向こうにあり、約4時間の登りだ。午後からは雨と予報されていたので、晴れ男はただ祈るのみ。


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ここ数年、噴煙の数が多くなっているという

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待ってろよ〜十勝岳!


十勝岳へ


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ネジバナを見つめて紅葉している一本の木があった


久々の百名山は、85座目の十勝岳(2077メートル)だ。百名山は、昨年の九月に登った北アルプスの五竜岳以来だから10ヵ月ぶりか。北海道の2000メートル級は、本州でいえば3000メートルクラス。気合いが入る。熊除けはまだしもダニ除けのスプレーは必要だろうか・・・などと気もそぞろ。どうせなら、東に聳えるトムラウシも一緒に登ってしまえば良いのだけど、楽しみは少しずつ。来年に残しておこう。

ということで明日から4連休します。


御岳山ロックガーデン(2)


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いよいよ都内でも蝉が鳴きはじめた・・・昨日の続き。
山歩きの後は、汗を流してビールだ〜と宿坊に入る。この宿坊「山香荘」は、取材で何度か来ていた。作家浅田次郎氏の母方のご実家で、時代を感じさせる内装と骨董品の数々で訪れる人の心を癒してくれる。前日、お風呂だけの予約を入れていたが、隊員らが風呂、ビール、食事で1995円はリーズナブル!ということで、ここでランチとした。


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これにビールもついている

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ロックガーデンに続く道は、せせらぎと鳥の声が響き、別天地だった。ロープウェーから上がってきた人の多くは、ここを目指していたようだ。宿坊のラジウム温泉は、筋肉疲労に良いはずだったのに、ビールから冷酒に移る頃、足がつりはじめた。体幹を鍛えなければいけない。


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木イチゴだよと隊員に食べさせたが、ヒメコウゾの実だった(甘かった)


御岳山ロックガーデン


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風が抜けると涼しい


暑い都心を離れて滝を観にいこうと、週末ORMACのメンバーと御岳山ロックガーデンへ向う。都心より5度は涼しい歩き慣れた道を歩く。ロックガーデンのせせらぎを聞いて、滝を見たら、宿坊の温泉で汗を流し、ビールを呑みながら蕎麦をいただく。
こんな贅沢なコースにプラス、レンゲショウマの花も楽しむ予定だったが、残念ながらこちらは、まだ蕾をつけた状態で可愛い花を愛でることができなかった。


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ロックガーデンの終着は綾広(あやひろ)の滝

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疲れを癒してくれるヤマユリ

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下から花をつけていくオカトラノオ

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レンゲショウマはまだ蕾だった

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タマアジサイも咲き始めました

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美しいカメムシだ〜


ムシムシ


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梅雨明けだ〜、蒸し蒸しからサヨナラして、ムシムシ虫と山道を歩く。


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待て〜〜ノコギリカミキリ〜〜

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待て〜〜キマワリ〜〜


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イチゴミルクかけ放題〜♬

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たった一人の悦楽〜


吟行歌会/丸の内界隈(3)


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現在も明治安田生命保険の本社屋として現役利用されている


丸ビルを見学した後、三菱一号館美術館の庭を抜け明治生命館へ向った。近代的なビルが古いビルを抱えている。時代を内包する許容というか、六月に見た中尊寺金色堂と同じ感覚の距離感。なんか不思議。
敗戦後、明治生命館は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収され、アメリカ極東空軍司令部として使用される。ちなみにマッカーサーがいたのは第一生命ビル。

保険の収益でこんなビルを建てられるのだろうか?と、今も使われている一階の営業部、応接室を眺めて時代背景を想像してみた。最後に東京中央郵便局を回る予定だったが、時間が押したので、ここまでとして、ランチを楽しんでから歌づくりに入った。


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1階店頭営業室は、2階までの吹き抜けになっている

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対日理事会の第1回会議はこの二階の会議室で行われた

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いつもの角川庭園で歌会を楽しんだ


吟行歌会/丸の内界隈(2)


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改修・復元費用捻出の為に空を売った東京駅


明治期、この丸の内界隈は近衞練兵場なる跡地だった。持て余した陸軍省が澁澤、大蔵、岩崎、三井に払い下げの打診をしたところ、岩崎が約10万坪を128万円で購入した。坪単価約12円・・・今なら俺でも買える〜。以降三菱がこの一画を占めることとなった。

オアゾを抜けてから向ったのは、新丸ビル。ニューヨーク辺りのビルはこんなだろうか。広い廊下にはソファーやベンチが置かれている。トイレも美しい。7階のデッキからは、東京駅をはじめ皇居、丸の内が一望できた。夜のデートコースには好い所だなあ〜とボンヤリする。そして行幸通りを渡って丸ビルの北側入り口に入ると「松杭」が床面に飾られている。長さ約15メートルのオレゴン松だ。旧丸ビルの地下から5443本見つかったという。70年もの間土の中・・・凄い生命力だ。腐っていない。


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丸ビルも三菱一号館もそして日本工業倶楽部会館も、古い建物の三階部分までの外壁を活かした建築様式をとっている。東京駅もそうだが、一階、二階、三階と上にいくほど窓の高さを低くしている。これは見上げると、より高さを感じさせようと遠近法を使った工夫だ。
こんな歌になった。

遠近法は
時代のあこがれか
男のロマンか
石柱が 四角い窓が
青空へ向う


吟行歌会/丸の内界隈(1)


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見上げても

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見下ろしても、アートやんか〜!


夏が来〜ると熱中症。どうしてこんなに流行りモノに弱いのかしらん。
と思いながら、今年は塩キャンデー以外に、経口補水液なるものを握りしめて歩いている。もしかしたらと思ったらすぐに飲む。美味しくないけれど。

三連休の初日、軽い熱中症を感じながらの吟行歌会は、東京駅界隈を歩くだった。コースは夏バージョンで、丸の内の主な建物の中を歩く趣向に変えた。まずは東京駅南口に集合して、Yさんの案内でドーム屋根の内装を見上げながら、東京駅の建物の100年のエピソードを聞く。駅のなかには祈祷室があったり、原敬の殺害現場には印があったり、見ることはできないが宮内庁御用達の豪華な部屋もある。


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重厚なステーションホテルの中を抜け、北口から新しい複合ビル「オアゾ」へ。ここの一階には「ゲルニカ」の原寸大複製(レプリカ)が飾られている。丸の内の大地主・三菱地所が殺風景なビジネス街にアートの彩りを加えるべく、箱根の「彫刻の森美術館」から現代アートの彫刻作品を借り受け展示しているそうだ。


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ケヤキ通りには草間弥生の作品も


Abe is over〜♬


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歌が出来ました。声を大きくしても届かないようなので、皆で歌って送りましょう。
歌声喫茶、カラオケ、議事堂前で歌いたい方のために続きを用意しました。


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ホルデューム・ジュバタム


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見たこともない大きな綿毛が飛んできた。もしかしたら大きな動物の毛だろうか?と手にすれば、強い繊維質を感じる。これは知らんな〜・・・と辺りに目をやると、地面で幾つかがフワフワと風に揺れている。面白い〜。
どこか近くにあるはずだ・・・。

すると少し離れたクレマチスの生け垣の下にその本家を見つけた。
下草は「ホルデューム・ジュバタム」とある。えっ、これ草なの? 


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なんか、絣の模様みたいで、じつに美しい。しばらく眺めていた。
植物の世界は広い。知らない世界があるのだ。


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イネ科の植物で別名リスのしっぽ。なるほど・・・


干上がりそう・・・


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ピカソ


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友人のSは、ピカソ館の中のある作品を見て面白いことを言った。それは割れた素焼きの欠片に、イタズラで描いたような顔の作品だった。

「この世に無いもの」・・・「!?」・・・「ピカソの失敗作」。

参った。
「これも作品なのか?の類いが展示されているピカソ館」・・・と思っていたから、この「ピカソの失敗作」は言い得て妙、大笑いした。

笑いはタイミングだ。旬を逃がさないユーモアは、天性のものだ。あらためて彼の笑いを生みだすセンスに脱帽した。


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今年はピカソの作品をよく目にする



アチイ〜


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太陽を撃ち落としたい


暑い。北海道なんか4日連続の真夏日で、道産子はきっと参っている。125年ぶりの記録らしく、例年よりも約10度も高いという(125年前に温度計があったんだ)。

世界の街の気温はどうなんだろうと、調べると今日の気温、アブダビ=45℃、クウェート=47℃。47℃のなかで、100m歩けるだろうか。そして過去最高を記録したのは、アメリカデスバレーで56.7℃。オソロシイ〜。息を吸うと胸が火傷するのではないか。
真夏日がしばらく続くようだ・・・



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バタリ〜

七夕


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今日が都議選の翌日であれば「七夕ボタモチ〜!」と都庁に向って、叫んだかもしれない。あれよあれよと当選した39人のチルドレンたちは、銀の川ならぬ大きな海へ漕ぎだしていく。試練を乗り越え、渡りきってほしい。

7月7日は浴衣の日でもあるらしく、駅で何人かの浴衣姿の若者を見た。浴衣姿なら割引や特典のついているイベント、居酒屋があるそうだから、それを狙っているのかもしれない。Y師匠から大きいサイズなのでもし良かったらと、浴衣二着を進呈された。ありがたいこと・・・思えば大人になって着たことがない。週末にでも羽織ってみようかな。

サラダ記念日


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今日はサラダ記念日。30年前、俵万智さんが作ったこの歌が懐かしい。

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

若い頃から叔母は短歌を作っていたのだが、面白さがよく分からなかった。
そこへ俵さんの口語体の新しい短歌が現れ、心惹かれながらも月日は流れ、そして五行歌に出会った。

サラダ記念日ねえ・・・生野菜が嫌いなのではなくて、ドレッシングが苦手なんだよねえ。新鮮な野菜であれば、ドレッシングは控え目にしてほしい、とここまで書いて、もしかしたら歌を詠むというのも同じなのかもしれない。
もっとスッキリ!


ヤブカンゾウ(藪萱草)


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久々に四谷の土手を歩くと、夏草がザワザワと両サイドから溢れ出していた。ここが春のお花見会場とは思えないほど、植物の成長は凄まじい。土手の斜面を覗くとヤブカンゾウの花が咲き始めている。この花には失礼だが、咲き方がいま一つだらしなく思う。

尾瀬ケ原のニッコウキスゲを思い浮かべた。近年、鹿が増え過ぎて、食べられてしまっていると聞くが、木道から眺める尾瀬の景色はどんなだろう・・・。


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「私たち」と「こんな人たち」


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聞いてられません〜


今日のタイトルは、江川紹子さんのブログのタイトルをヒントにした。「こんな人たち」発言を聞いたとき、この人は狂ったのではないかと思ったが、そうではなくて、心底にあるものが吹き出たのだ。敗者や弱き者へに向ける優しさが欠如している人・・・。
いつまでも「私たち」長州人が一番偉い。この国を治めるのは「私たち」なのだという、錯覚、思い上がりが間違いなくある。

主語が複数になると、述語が暴走する。名言だと思う。
ときどき知らないうちに、僕たちは・私たちは、と話をしている人がいるが、あれもどうも気にいらない。あなたと一緒ではないのだから。またテレビでアナウンサーが「ニッポンの錦織〜」と叫んでいるが、これもギクッとする。私は、神経質だろうか?。

アーノルド・シュワルツェネッガーのエピソードが素晴らしい〜♬
↓これをコピペして検索してください。

「こんな人たち」発言にみる安倍自民の本当の敗因

母と会う


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「日帰りでもいいから来たら」と妹からのメール。分かった、と返事して苫小牧にいる母と会って来た。手づくりの卒寿のアルバムは、大きな力になった。
「めんこいね〜」。幼い頃の子どもたちの写真を見ては懐かしみ、何度もありがとうを繰り返した。直前の往復のチケットは安くはないが、母の百万ドルの笑顔でケチな了見が吹き飛んだ。「最近、こんな笑顔を見ていなかったから、良かった」と妹に言われた。
そうだ、兄ちゃんの力は大きいのだ〜!


もう半分


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もう半年が過ぎてしまった。年寄りの時計は早く回る。いろんな説がある。

・同じことの繰り返しだと、速く感じるという説
たとえば毎日同じコトを繰り返していると、脳が時間を短く見積もってしまう。つまり脳がそれほど多くの情報を処理する必要がない場合は、時の流れが速く感じられ、同じ長さの時間でも、いつもより短く「感じる」。

・記憶量に関係しているという説
脳への記憶する情報量が少ないと、時間の経過を早く感じるというもの。
う〜、沁みる、そうかなあ・・。

・もうひとつ。
広い場所にいるほうが、狭い場所よりも時間が長く感じられるとの実験結果があるそうだ。自然の中にいると、つい時間を忘れてしまうから、これは何となく分かる。


町名


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ATMの前で、ミニパトが「最近、この地区で振り込みサギ、還付金サギが多発しています」と注意を促していた。「主な地区は・・・」と新宿区内の町名を並べはじめる。
愛住町、荒木町、片町、霞ヶ丘町、左門町、三栄町、大京町、船町・・・・良い響きの町名が残っているなあと、その町を思い浮かべながら聞いていた。

昔、若いイラストレータが「名前が素敵なのでここに住むことにしました」と、愛住町と書かれた名刺を渡してくれた。「いいねえ〜」。他にも、山吹町、柳町、鶴巻町、鷹匠町と声にしたくなるような町名がいくつもある。

「ちょいと細工町へ行ってくれ〜」と使いにいくのが楽しくなるように、江戸から続く町名をいつまでも残してもらいたいものだ・・・


チルドレン


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新宿通りを下校の子どもたちが走る。その横を選挙カーが走り、候補者の挨拶と名前の連呼が聞こえてくる。あと三日間の我慢だ。
一言一言に「嘘をつけ」だの「ほんとか〜?」と、仕事をしながら独り言を発してしまうのは、次々と出てくるオバカ発言からくるものだ。学歴、経歴がよくてもインチキ、軽薄、不勉強と・・・まあチルドレンなのだから、仕方がないのか。


吟行歌会


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持続こそなんとやら。年四回の吟行歌会も23回を迎えた。ここしばらく、歴史ナビゲータの山口さんとご一緒に、東京の歴史を訪ねて歩いている。歴史は人であるを痛感しながら、おおいなる野望と夢の跡、歴史の片隅に追いやられていた史実、そして庶民の暮らしぶりなど、想像をはたらかせて山口師匠の語りを楽しみに聞いている。


とことん


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時節柄こんなチラシにオヤッと反応する。グリーンを基調にしたデザインの中で、二人の男女が拳を握りしめて、何やらアッピールをしている。すぐに不動産のチラシだと分かったけれど、「とことん」を3つも掲げていたから、あの政党かと思ってしまった。悪い癖で、すぐパロってしまう。

これからも「とことん党」にお任せください。
1 とことん、都民に親身に。
2 とことん、地域に密着。
3 とことん、東京大改革をすすめていく・・・ 

背筋


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背筋!と誰かに云われたのだろうか


いつの間にやら姿勢が悪くなっている。ショーウインドウに映る己の歩く姿は、猫背のおじさん。いかんいかん〜とその時だけは背筋を伸ばすのだが、続かない。腰で歩く習慣を身につければ、どれほどスマートに見えるか、分かってはいるのだけれど、楽を選んでしまう。

いつか首がポトンと落ちて歩く、お爺ちゃんになるのだろうか。


母のこと


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昨日、妹から電話が入った。母が圧迫骨折で診てもらっていると。・・・おや、またかい。主治医の話では、心臓もかなり弱ってきているという。こんなときの妹の声は、いつも優しい。

「お兄ちゃん、そんなに長くないかもしれないよ。心の準備、おねがいね」
つとめて明るい声で言われると、沁みて 響く。道筋を立てておいて、最後に相談をしてくれる。「ウン、それで良いじゃないか・・・」。
何から何まで、世話になりっぱなしで頭が上がらない。

電話を切ってから気がついた。卒寿のお祝いにアルバムをと思って、すすめていた作業が止まったままだ。火がついて一気に取りかかった。スキャンをした写真をレタッチし、順番を決めて編集していく。ひとつひとつの写真を見ていると、家族の時間が流れだして、ウルウルとしてくる。亡くなった弟の笑顔がキラキラと眩しい。忘れていた時間が動きだした。作業は夜中に終わり、ネットから注文をした。やれば出来るでは、ないか!!


夏至



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そうか〜、今日は夏至なのか・・・。晴れていれば一つ手前の駅で下車し、歩いても良かったのに、残念。夏が来る前に日が短くなっていくというのは、なにか釈然としないものがある。
日が短くなっていくのは、夏が終わる頃がいい、と毎年思うのだ。




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丘の上で、ジッと空を見つめている人がいた。いつもの椅子ではなくて、木の椅子から見える空と景色はどんなだろう。30分ほどの時間が経っても、その人の視線は空に向いたまま。

こんなに、あちこち出歩いているのに、心は開放されているのだろうか。後ろから空を一緒に見つめた。

どんと
大樹の自由
我は
ふらふらと
不自由


柿田川と梅花藻


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FBで知り合った五行歌仲間のMさんから、一度三島にいらして梅花藻をご覧になりませんかと、お声をかけてもらっていた。柿田川の美しい流れと愛らしい梅花藻を想うこと半年。念願かなって週末、Mさんと三島駅で待ち合わせをした。Mさんは、大学時代の教え子で、五行歌仲間のYさんとご一緒だった。


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まずは支流の源兵衛川(げんべえがわ)沿いを歩いて梅花藻を見学。川幅は3メートルくらい。キラキラと川面が輝き、緑の浮き島から小さな梅花藻の花がピョンと顔を出している。大きさは二センチくらい。富士山からの伏流水があちこちから湧き、これだけの花を育んでいるのだろう。


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歌会が終わってからは、柿田川へ向う。こちらはこんこんと水が沸く様子を展望台から眺めることができる。吸い込まれるような砂の動きと水の色。富士山に降った雨は、数十年かけて地下水となり、沸きだす。イトトンボ、チョウトンボが舞ってせせらぎは、なお美しい。


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たまさん

いただいたコメントがコメント欄に載りません。
こちらの問題だと思うのですが・・・
たまさんへのメールも戻ってきます。
どうしたのでしょう!?

ここにご返事しますね。

色々なお花見せて貰って来ましたがこの梅花藻は始めてです。なんと藻に花が咲いているのですね。涼しげで綺麗です。
イトトンボの上の写真の白いものは何ですか?水鳥かなと思いましたがそうでもないようですが。

盛岡で五行歌大会があったのですか。旅行兼ねてだったのですね。良い旅で良かったですね。
地下から湧き出る水は色々なものを育んでいるのですね。
素敵なお写真何時もありがとうございます(__)。


A)
バイカモの葉っぱは海藻みたいで食べられそうと調べると
なんと三杯酢で食べられるとか・・・
そう思うと美味しく見えてきます〜。

白いのは枯れ木のようです。
もしかしたらそこにカワセミが止まるのかもしれません。

川辺りを歩いて思うのは、水はいろんな命を育んでいるのだということ。
もちろん人々の暮らしも。

南部鉄瓶


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お披露目〜〜\^o^/
やっと念願の鉄瓶を買いました。ひょいと入った中尊寺のお土産屋さんで見つけた南部鉄瓶。これが驚くほどに安かった。

いつかはお茶を鉄瓶のお湯で・・・と思っているうちにどんどん高くなってしまい、手が届かなくなっていた。鉄瓶を触りながらお湯の匂いを想像して、決めた。

しかしまあ、この重い鉄瓶を旅の最初に買うことになるとはね・・・と、包装されていく鉄瓶を眺めて苦笑い。

最初にいただいたお茶の丸く柔らかな味わい。あ〜重い思いをして買ってきて良かった。錆びないようにあら熱で乾かす、これも今のところ楽しい。


こんな歌を作っていた。

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中尊寺


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岩手県の姫神山に登る予定だった。しかし天気予報は雨。さっと中止にして中尊寺に切り換えた。中尊寺と云えば金色堂。奥州藤原氏が贅の限りを尽し、作り上げた金色の建造物。

印象はといえば、意外に小さい、だった。もう少し大きな御堂をイメージしていたので、拍子抜けしたが、じっくり見ると金箔に覆われた堂のつくりは、息を呑む輝き・・・はあ〜。

中を覗けば、中央に阿弥陀三尊像、左右に地蔵菩薩立像、手前に二天像(持国天、増長天)の11躯の仏像全てが金色。侘び寂びの仏様であれば、静かに頭を下げるところだが、金色となると目が眩んでしまって、心ここにあらずの心境。
修行が足りない・・・と思った。


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五月雨を集めて・・・凄い雨が何度も襲った

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ひつじショー


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牧羊犬に追われて、弱い羊は人間のところに寄ってくる


小岩井農場で偶然「ひつじショー」を観ることができた。!?・・・なに、羊が芸をするの。というわけで、柵の傍で待つこと数分。すぐに分かった。羊飼いのお兄さんの発する声に合わせて、牧羊犬が羊の群れを追い込むのだ。

それは見事なもので、声一つで、牧羊犬は右へ左へと、吼えることなく、低く早く走り回り、ニラミをきかし、羊の群れを自在に移動させて、まとめる。30頭ほどの羊の群れは、まるでイワシの群れが補食されまいと集団で素早く泳ぐ様と重なった。

なぜ、羊は犬を怖がるのでしょう?と、お兄さんに聞いた。
「いい質問です」とお兄さんが誉めてくれた。まるでピンポイントの質問だったようで、気分良さそうに説明を始めた。
「犬の祖先は狼。犬はそのDNAを引き継いでいるので、羊は今でも犬を狼と思って怖がります」。なるほどねえ、人間は、犬も馬もラクダも豚も見事に飼いならしてしまったのだ。

このショーを観ていて、面白いことに気がついた。
人も「羊飼い」「牧羊犬」「羊たち」のどれかに似ているような生き方をしているのではないかと・・・さて自分は・・・?
共謀罪に喩えると分かりやすいのかもしれない。


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犬はボーダーコリーだったかな


北上川


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盛岡・・・ここは好きな街の一つだ。街に川が流れ、城があって、遠くに山が見える。40年ほど前、ここを訪ねた時、駅舎はまだ小さくて、国鉄マンたちの油の臭いが構内に漂っていた。駅に隣接してメシと酒を出すカウンターだけの居酒屋風の店があって、ローカルならではの空気と言葉に包まれていた。

痛手をリュックに詰めての知床・羅臼岳に向う途中、ここで下車し、里帰りをしていた女友達のBと会った。Bは可愛い女の子を連れていて、北上川が近いから散歩しようと云った。色々な話をしてくれた中で、盛岡一高の話が記憶に残っている。バンカラな一高生は、下駄履き、腰に手拭、学帽はボロボロ・・・いろんな悪さをする。しかし街の偉い人たちは、多くが一高卒業生なので、なぜか寛大なのだと・・・。若い頃の悪さはいい大人を作るのだ、そう思っていたのかもしれない。目の前を流れる北特有の重そうな北上川を眺めながら、なんだか好い話だなあと聞いていた。


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川の畔には大きなビルが建ってしまった

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この日も岩手山に雲がかかっていた


阿吽の呼吸



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「阿」は口を開いて発音することから「吐く息」、「吽」は口を閉じて発音することから「吸う息」という意味らしい。それを合わせて「阿吽の呼吸」という。

神社の狛犬も阿吽の対になっているそうで、開きと閉じ。それは知らなかった。今度チェックしてみよう。


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蝦夷梅雨


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北海道には梅雨がない、と言われていたが、じつはあるそうだ。蝦夷梅雨と呼ばれている。「えぞつゆ」。なんだか昆布の出汁が効いているように聞こえるのが可笑しい。主に北海道南西部というから、札幌、函館、小樽辺りはすっぽり入ることになる。

以前6月に帰ったときに、ずっと雨だったことを思い出した。湿度の高い北海道なんて、なんかねえ〜と思う。昔はそんなことがなかったわけだから、これも温暖化の影響なのかもしれない。


腰のこと


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最近、嬉しいことがある。腰の具合がすこぶる良いのだ。痛みが強くなってきたのは、五年前だろうか。好きなテニスを止めて、仲間らとも離れてしまって、しばらく鬱状態になった。30年以上、愛し続けたスポーツを止めるというのは、辛いものだった。痛みが訪れ、楽しみを奪われて、心身のリズムがおかしくなった。

そんななかにあって、希望の灯は山登りだった。山だけは、続けられるようにと工夫と努力を重ねた。病院をアチコチ訪ね歩いて、症状の原因は、脊柱管狭窄症と分かった。少しずつ痛みに耐えられるようになり、どの動きで痛むかも分かり、改善のためのストレッチ、足裏のマッサージを続けて、この半年で、もしかしたら・・・の喜びを実感できるまでになった。
この間、本を送られたり、病院を教えてもらったりと多くの友人らから気遣いをいただいた。優しさが沁みた。

はしゃがず、静かに、もう少し、怠りなく。これは、学んできた教訓から。
健康であることの喜びを密かに謳歌したい。


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カツラの葉よ、ありがとう〜


トンボ


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週末のハイキングでトンボを見た。それも四種類。池や沼には、決まってトンボがやってくる。ヤゴの餌が多いからだ。スイレンの沼でイトトンボを見つけ、道端でムギワラトンボ、そして小さな池の上を飛び交っていたのは赤蜻蛉。
そして最後に登場したのがオニヤンマだった。その飛行は威風堂々でカッコイイ。少年に戻ってしまうのは、いつだってオニヤンマが現れる時だ。


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菖蒲と菖蒲


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毎年、なるほど〜と思いながら、ショウブとアヤメの違いを読んでみるが、すぐに見分けがつかなくなる。分かりにくいので、覚えようとしないのだ。こんなズボラにさせる理由の一つとして、漢字に責任がある。
「ショウブ」「アヤメ」と、どちらを打っても「菖蒲」と出るからだ。


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いのち


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クマの爪痕、水溜りのオタマジャクシ、花や葉に集まる虫たち、降るように聞こえるハルゼミの声、ツバメの乱舞・・・奥鬼怒の山は命が動き始めていた。


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切り株から新芽が出ている

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珍しい!栃の実から根が〜


野天風呂


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裸になって湯の音を聞く。滝の音を聞く。聞こえない音を聴く。
まっさらになって、己を消す。坐禅より  露天風呂がいい・・・


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開けたらあかん〜♬ 手が震える
つまり男は混浴、女性は専用の露天風呂がある

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いい湯でした〜

紅葉の花


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この時期山歩きしていると、いろんな花が落ちてくる。これは紅葉の花。あまり見るチャンスがない。5ミリほどの大きさで、花びらは色づいた葉っぱのようで可愛い。真ん中は実だろうか?


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やっと芽吹き

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シャクナゲに励まされる


天空の湿原


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咲いていたら歌いたかった「水芭蕉〜の花が〜咲いている・・・」


天空の湿原と呼ばれる奥鬼怒の秘境「鬼怒沼湿原」は、標高2020メートルの高さにある。湿原一帯は雪が残り、ようやく春を迎えたところだった。沼までの夏道は雪で覆われて分かりにくく、迷いながら、雪に足を取られながらの長いコース。「テンクーノシツゲン・・・」をお題目のように繰り返し、息絶え絶えに登っていくと、突然樹林帯が切れて現れた。お〜、鬼怒沼〜!

雪が融けはじめたばかり・・・お花畑を期待して登って来たので、ガックリだ。しかし想像を働かせると、木道のそばに水芭蕉やコバイケイソウ、ジョウジョウバカマ、ワタスゲが見えてくる。そしてそれを眺める日光白根山と燧ヶ岳。
地平から湧き出る雲を眺め、冷たい風に煽られていると、まさしくここは天空。一ヵ月後の美しい沼とお花畑を想いながら、木道を闊歩して下山した。


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木道に寝転ぶと温かい〜♬

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日光白根山(2578メートル)

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東京以北で最も高い燧ヶ岳(2366メートル)はまだ雪を残している

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ショウジョウバカマが咲き始めていた

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コバイケイソウの芽

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どうやらこれが、ワタスゲの芽

なんかニオウ


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モリにしますか
カケにしますか
と ご意向を聞けば
どちらの蕎麦も
喉を通らん

カケーが喰えん・・・ 分かるねえ。。


枝豆


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昨晩は旨い枝豆を食べて、いっとき幸せになった。毎晩食べても飽きることがない。しみじみ夏の豆の王者だと思う。そんなわけで、居酒屋に入るとビール&枝豆からスタートとなる。
ビールと一緒、これが理想的。稀に枝豆が最初に出る場合もあるが、これもオッケーだ。しかし・・・待てど暮らせど枝豆が出てこないとき・・・心穏やかではなくなる。人の話が聞こえなくなり、ビールの残りが気になってくる。もしも忘れていようものなら・・・と、想像するだけで、息が上がってきた。もうここらで止めよう。


懐肥やすな 土肥やせ


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テレビを観ていたら、こんな名言を語る農家のお爺さんがいた。四国で鳴門金時という品種をつくっている方で「安易な金儲けを考えずに、基本である土作りをしっかりすれば、結果は生まれてきます」と。
そのとおりだ!と思わず立ち上がった。こんな素晴らしい言葉を独り占めにしてはいけないと、さっそく昨日の歌会の二次会で使わせてもらった。

先日Aさんにご馳走になっていたので、「お礼に金言をプレゼントさせてください」と前置きし、「懐肥やすな 土肥やせ・・・」と話したところ、アルコールが回っていたAさん、「今日昼間のゴルフコンペで優勝し、賞金を貰ったので、寄付をさせてもらいます」と即座に反応した。さすがAさん、カッコイイ〜。こうして麹町畑は肥沃に保たれていくのだった。


草間彌生


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若い頃は、貧しかったらしい。三日間食事が取れなかったときは鳩の餌となるパン屑を食べて、飢えを凌いでいた。そんな驚くようなエピソードが今朝の新聞に書かれていた。夢への最中、貧しさに負けて挫折する人もいるが、とどのつまりは才能の有無と好きである力の差なのだ。
きっと多くの人が諦めていった。野球にサッカーに相撲に、音楽に、庖丁人の世界に・・・と、このインパクトのある顔を見ながら、思うのだった。


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生気を得ようとしているのか、水玉に手を当てている女性


テントウムシ


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テントウムシの星を見ると、まるで墨で書き入れたよう。これはナナホシテントウ。草間弥生が見たら、もっと筆で描きいれたくなるかもしれない。☆の多い種類がいて、☆12個ならジュウニマダラテントウで、最大は☆28のニジュウヤホシテントウ。
週末はどちらを選ぶか悩んでいる。ドットの草間弥生か、筆の篠田桃紅か。


共謀罪


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いかがでしょうか、と聞けば

分かりにくい法律を忖度(そんたく)で選ぶような権力者に渡してはいけない

と、お答えになった。


仕送り


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麦そっくりだから「麦草」。歌いたくなる
麦は泣き 麦は咲き 明日へ育っていく〜


朝ドラの「ひよっこ」で、仕送りのシーンが数回出てきた。「仕送り」・・・懐かしい。事務所のY君に、仕送りなんかしたことはないだろう、と声をかけたら「仕送りって、してもらうものだと思っていました」と笑われた。
そうだろうなあ。

じつは、一年間だけ、訳ありの実家に仕送りをしていた時期があった。当時としては、かなりの額だった。独立するために用意していた貯金と給料から捻出して、仕方なしと諦め、一年余計にサラリーマンをして送り続けたのだった。

あの頃、金の卵たちは、みんな仕送りをしていたのだろうかと、千円札を数えているシーンを見ていると心が疼いた。盆と正月にお土産を一杯ぶら下げて、故郷に帰っていた我らの世代。いま仕送りをしている子はいるのだろうか。

白い花



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白い花で好きなのは、エゴの花。鈴なり・・と喩えたくなるくらい、降り注ぐように連なっている。ヤマボウシとは対称的に、葉の下に隠れ、うつむき加減のところが、気に入っている。
そして、さあいつでも〜と、雨乞いコーラスの面々も咲き始めた。


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白い鳥


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薄墨色の空の下、コサギが神田川の浅瀬を散策している。水面に映る我が身の美しさに恍惚と見惚れているのではない。一心に採餌している。流線型の姿には贅肉はなく、動きがじつに軽やか。ときおりの風に隠れていた羽が柔らかに揺れる。冠、胸、尾の部分、どれも飾り羽らしくフワリフワリと美しい。


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ヒメウツギ


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ウツギの花が咲き始めていた。最初に咲くのがヒメウツギ。そしてタニウツギ ツクバネウツギと続いていく。ウツギの花が咲きはじめると、梅雨をイメージしてしまい、ウ〜ムとなるのだが、雨に濡れる風情も悪くない。
そしてヤマボウシ、エゴの花・・・想いを抑え、重ねて、散歩を楽しもう。


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ヤマブキは花を落としても蕊は残り、まだ咲いているかのようだ

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アマドコロが可愛い

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コウライカン


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甲羅干しのし過ぎでは?


全国的に増え続けているミドリガメ。ミドリガメの正式な名前はミシシッピアカミミガメだ。子どものときはきれいな緑色をしているから、ミドリガメと呼ばれているが、大きくなると日本のイシガメなんかを追いやってしまうし、食物を食い荒らしてしまう大食漢。駆除の対象となり、今、増えてしまった池や沼で罠を仕掛けはじめている。


ザリガニ


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ザリガニと云えば、ザ・リガニーズを思い出して、歌いだしたくなる。

海〜はすてきだなあ〜 恋〜してるからさ〜 ♬

最近、歌っていない・・・なんて頭に浮かべながら、この温かいシーンを見ていた。ダメダメ〜動かしちゃ、ハサミでスルメを掴んだのを確認してから、ゆっくり引き上げるんだ。
なんて、これは我が心の声なり。


蝶の分布調査


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『これはオトシブミです』。ORMACのメンバーと奥多摩湖へ続く山道を歩いているときに、環境省の蝶の分布調査をしている方に教えてもらった。オトシブミ=落とし文。これは三年前にとりあげたので詳しくはここを↓

調査の代表らしき方としばらく話をした。環境省から蝶の分布調査の依頼を受け、どこにどんな蝶がいるか、新たな蝶が発見されたとか、細かく調べて報告しているそうだ。5人ほどのメンバーが、蝶が飛んでくるたびに名前を言い合い、じつに楽しそうだ。

「僕にもこの仕事、できますか?」と聞いてみた。
『みんな趣味の人たちで、プロはいません』。ようし、これは面白そうだ。もう一つくらいなら入れられるだろう・・・。心が動いた。


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奥多摩湖へ続くむかし道は、川あり滝あり、神社あり

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奥多摩湖は二年ぶり


アマゾン


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散歩していたらコバンソウを発見


アマゾンでサギにやられてしまった。GWが始まる前、仕事で使用するフォントを購入したのだが、実体のないサイトであることがすぐに分かった(なんでDHLやねん!)。
アマゾンサイドに対応を求めたが、返金には時間がかかりそうだ。

こうしている今もアマゾン内では、架空のサイトが立ち上がり、消費者を騙してカード支払いを続けさせている。防御を打ち破られたアマゾンは、ショックを隠せないはずだ。手をこまねくしかない背景には、利益優先のシステムと誰でも自由に販売が出来るマーケットプレイスの在り方に問題があるのだろう。

静かだけど、きっと、水面下では大きな問題になっていて、ドカーンといきそうな予感。皆さん、安いと思って食いつくと、痛い目にあいますぞ〜。


GW(2)


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毎年、GWは遠くへは出かけないことにしている。静かな東京が一番だよと友人に云われ、なるほど、都心はリゾートのようだと分かったからだ。地方出身者である我が身の宿命から、正月、GWそしてお盆にと、故郷札幌にせっせと帰っていた。高い交通費、沢山のお土産、満席の列車や飛行機・・・オ〜〜よくぞ長く続けていたものだねえ。今では、テレビに映る渋滞の道路なんぞを観ながら、皆さん大変だなあ〜と云っている。


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本を携え、美術館を巡った後に、藤棚の日陰で香りを楽しみ、新緑を眺める幸せ。さらにビールでもあれば、なお素晴らしい。


落語ブーム


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落語好きのKさんから貰ったチケットを末廣亭のモギリの女性に渡した。両親と一緒にここに来たのは、もう20年も前だろうか。客席に入ると、椅子席を挟むように左右には桟敷席が並び、地味な紺色の制服を召した女性が客を席まで案内し、売店ではお菓子と飲み物がこれまた地味に置かれて売られている。このレトロさ。演芸を楽しむための空間演出というか、昔と何も変わっていない空気に、じんわり心がやすらぐ。

この日は超満員。落語ブームもあるのだろう。若い人が大半。ありがたいことだ、と関係者のように嬉しい。ただ、若い人たちは笑いのサービスをし過ぎる。そんなところで笑わんでもいいだろう、と思うのは、野暮というものか。紙切り、手品、漫才、そして落語家らが次々に高座に上がる。

間に座布団を揃え、めくりを担当するのは、美形な前座さんだ。こんな美人が落語を目指すの?。楽屋の師匠らは、呟いているだろう。「いやはや、時代が変わりましたなあ〜」。調べると、この前座は金原亭乃ゝ香さん。実力がつけば、すぐにお声がかかるだろう。


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花と味と


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ここ数年、GWの一日を山菜採りに当てている。ワラビとタラの芽が恋しくて、高尾山へ入るのが恒例となった。高尾山には、まだ人の少ないコースがいくつかあるので、ワラビの枯れ木を秋くらいに覚えておく。

しかし先に採っている人がいるようで、お余りをいただいているような感覚が拭えない。それでもピョンと伸びているワラビを見つけると嬉しいもので、心が満たされていく。山の麓には、名の知れた豆腐屋もあって、豆腐と揚げをわずかばかり買って帰る。夕方はこれでキュッ。安近短の幸せがここにある。


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これは昨年

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こちらは一昨年


GW


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いよいよGWに突入。東京という器から溢れるように人が流れていくので、毎年、都内はリゾートのように静かになります。お天気もいいようだし、近郊散策、読書、買い物、そして山のプランニングなど、のんびりしよう。


花の冠


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花の冠が池のフェンスにかかっていた。ツツジとヤマブキの花が編み込まれている。それにしても輪が随分と大きい。お母さんに作ってあげたのだろうか。この半分くらいでいいのに、編んでいたら手が止まらなくなったのかもしれない。少し離れた芝生に、シロツメグサがわんさと咲いていた。


ポプラ


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久々にポプラを見た。圧倒的な存在感だ。新緑サワサワのイメージなんてない。若武者が空に向って主張しているようだ。小学校の校歌には、このポプラが歌われていた。

窓をのぞいて立っている ポプラとともに 僕らは育つ 私も育つ〜♬

「私も育つ」のところは、力を入れて歌った。作家の渡辺淳一は、小学校の先輩だから、同じようにポプラを見ると、校歌を思い出していたかもしれない。

ナンノハナ


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一面を真っ黄色にしているのは、菜の花!?。こんなに背が高くなるなんて、外来種ではないのか。調べてみると、荒れ地や河川敷などで群生するとあるから、セイヨウカラシナか?。おひたしにすれば、ピリッと辛いが食べられる。連休に挑戦してみようかな・・・。


山笑う


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山が笑っている


分かるよなあ〜こう云いたくなる山の萌。早緑へと変容していく山の姿を眺めていると、こんな言葉が生まれてくる。黒々とした枝と新緑のコントラストは、水彩画を見るような美しさだ。空気も美味く、しんみりと細胞の隅々に沁みわたっていく。


Kさん


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昨日は親しい友人と落語会を鑑賞。お馴染みの菊之丞の会だ。江戸の街案内のYさん、落語絵師となったKさん。付き合いは35年くらいになるだろうか。二人コンビのこのポスターは、なかなかの人気だ。こんなことを言っては、菊之丞師匠に失礼だが、絵の方が好い男だと思う。好きこそが、絵に現れているKさんのセンス。これからアチコチに出てきそうな予感・・・


仙元山


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300メートル弱の山でも気温が上がってくるとキツい。途中の展望台までにしておけば良かったのに、ワッセワッセと仙元山の頂上へ辿り着くと、もう少し歩きたくなって、青山城山、大日山、物見山を目指すと、これが意外に距離があった。前半にボンヤリした時間を過ごしてしまったので、後半はただ黙々と歩く。

日が差す場所には、ミツバツツジが咲いている。桜が終わった頃に、咲き始めるのがこのツツジだ。淡い暖色系が、ポッポッと早緑の森の中に点在して、それは美しい。もうすぐヤマフジも甘い香りを放って、どこかで咲き始めるはずだ。さて下りてから、和紙の工房を見て、美味しいビールを飲もう。


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変わった白いタンポポを発見する

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蕊が花びらの間から出ている・・・新種?

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背丈ほどある菜の花

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正しいニリンソウ

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地ビールの店がなぜか満席・・・飛び込んだ焼き鳥屋がアタリ〜!
生ビールを呑んでから、地酒2本と焼鳥を片っ端から食べた。
ウンマイ・・・炭は良い仕事をする・・・エライ


小川町


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写真をクリックすると花びらが飛んできます


花疲れなのか、人疲れなのか、酒疲れなのか・・・スッキリしない。ここは一つ山歩きをしようと、チェックを入れていた埼玉県の仙元山に向かう。池袋から小川町行き快速電車に乗り込むと、なぜかガラガラ。時おり乗車してくるのは、ピンクの花びら。沿線には桜が多いようだ。小川町の一つ手前駅から景色が変わっていく。低い山、河、果樹が車窓を横切り、里山の雰囲気だ。

終点小川町の駅前は、車数台が止まっている静かなロータリー。花のシーズンは終わったのだろうか。駅から100mほど離れている観光案内所で、山までのコースを聞いてみよう。

待ってましたの笑顔おじさんが現れる。定年後のボランティアと見た。「どうせなら、川沿いを歩いていきませんか」。行きます行きます。
大きな地図が出されて、ピンクのマーカーが、オススメコースに塗られていく。歩く前から心が踊るようなコースだ・・・。

笑顔おじさんに、相談して良かった〜と、桜吹雪を浴びながら川沿いを歩いていくと、菜の花、スミレ、ニリンソウ、土筆、モンキチョウ、鴬、小魚、アメンボウ・・・春の詰め合わせ弁当の真っただ中に立っていた。
東京近郊にこんなにうららかな里山があったんだ・・・五感は開放されて、ゆるゆるの晴男になっていくのであった。


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川沿いには、菜の花、桜が続く

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向こうに見えるのが、標高わずか299メートルの仙元山

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この桜の木の下で昼寝をしたい〜

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ニリンソウ、カタクリのそばの池ではカエルの合唱〜♬

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スミレと土筆もわんさか

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レンギョウとツツジ・・・


かえって花疲れしてしまったかも・・・


舞いちゃん、真央ちゃん


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今年は長く桜を楽しんでいる。全国的にもいち早く開花宣言した日から、気温が下がり開花が遅れた。そして咲き始めると、花冷えというか、雨の日が続いて?分咲きの桜が足踏みをした。
しかし昨日あたりから都内の桜は散りはじめたようだ。風花がアチコチで待っている。

散るといえば、真央ちゃん。咲き始めから散り際まで、立派だった。

花びらは
クルクルクル
トリプルアクセル
舞いちゃん 真央ちゃん
長い間 ありがとう




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物の怪がふと現れたら、このまま連れていかれるかもしれないなと想いながら、溢れでる桜を見ている。桜は千変万化。雨を装い、しっとり心の裡にはいってくる。


桜定点


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咲き始めると一気だ。定点撮影をしようと立つポイントを決めたはいいが、雨の日が続き、間をあけてしまった。数日ぶりの景色は見違えるほど。今週も温度が上がらないのであれば、週末まで楽しめそうだ。


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撮影時間はバラバラだ

われわれは


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おい、俺をお前の複数に入れるんじゃない!


私たちは断固として・・・我々は、米国が正義のために・・・と
世の中なんだか、怪しくなってきた。

「主語が複数になると、述語が暴走する」。ある歌会の席で、Uさんが言った。名言だと思う。主語が複数になると、正義感が生まれて、良い人になって、きな臭い空気が生まれる。
複数が許されるのは、甲子園の選手宣誓くらいではないか。


ナンバ


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ナンバと聞かれりゃ2羽


ナンバ・・・関西ではない。引っ掛けようと言うのでもない。なんばしよっと!これでもない。たとえば、同じ側の手足が同時に出る歩き方・・・そうだ、甲子園の選手入場で同じ手足を一緒に動かして行進している少年。あの歩き方こそナンバ、ナンバ歩きだ。

江戸時代まで、日本人はナンバ歩きをしていたという説がある。
・・・ほんとかよ〜
浮世絵に出てくる姿や日本の芸事などに残っており、能や歌舞伎、そして相撲の摺り足、空手や古武術などなど。
・・・たしかに、相撲の摺り足は腰を落として稽古でやっている

一度、アササンの道で変わった歩きをしているオジさんを見た。なにか変なのだが分からない。スピードがあり、それがナンバ歩きと知ったのは、しばらくしてからのこと。真似をしてみたが、ひっくり返りそうになった。

そんなナンバ歩きが消えていった背景には、明治に入ると着物から洋服への変化、そして西欧式軍事教練が学校教育に取り入れられたことが影響したらしい。そんなナンバが、いまスポーツや健康法として注目を浴びている。足腰の負担が少なく、健康にもいいらしい。

世界にこの歩き方を広げてはどうだろう。教育勅語よりもナンバ歩き^o^
7月8日をナンバの日にして、この日、国民は皆ナンバ歩きをする。


予約


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事務所でもサクラ祭だ〜〜


世の中には、簡単に予約が取れないモノがある。たとえば一日一組限定の人気の宿、部屋の前を霧が流れていく某ホテル、創作料理の有名シェフの店、中島みゆきのコンサートチケット、立川談春そして志の輔、小三治の独演会チケットもそうだろう。しかし、少し頑張れば、向こうの都合に合わせれば、なんとか年内くらいには取れるはずだ。

それが「来年の五月でしたらお取りできます」と電話の向こうにいる女性に言われた。笑ってしまった。そして少しやり取りをして、言った。それまで僕も先生も元気だったら良いのですが・・・とりあえずお願いします。


待てない人たち


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例年になく桜の開花が遅れている。開花宣言の後、勢いを失って減速運転をしている。それなのに盛り上がりをみせるのは樹の下。八分咲きの桜一本の元に数百名の花見客。見ているだけで寒そうだ。仕方なく踊りはじめたのか、酔った勢いなのか。カップルが三組ほど踊りはじめた。


山菜の日


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今日3月31日は「山菜の日」ということなので、セリかフキノトウあたりでキュッと一杯やろうかなと、降りはじめた雨を見ながら思っている。

桜を楽しみにしていた人たちはどんなだろうか。今年入社の新人君は午後からブルーシートで場所取りをさせられるはずだった。ケータリングサービスのスタッフは、やはりキャンセルか〜とガックリしているかもしれない。観たい魅せたい桜物語は、少し順延となりそうだ。


半崎美子


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バイモユリがもう咲き始めてていた。耐寒性のある花なので寒さを乗り越え、早目に咲いたのだろう。花は釣鐘状のカタチをしてややうつむき加減。

耐寒性で、ひた向きといえば、北海道出身の歌手、半崎美子だ。苦節17年。
パン屋で住み込みをしながら歌手を夢見て、詩を曲を書き続け、ようやく光が射してきた苦労人。サザンの桑田君も絶賛の歌唱力。そして沁みいるような詩が、人を惹き付ける。たとえばこんなフレーズ。

声をからして泣いても 辿り着けない場所がある
それでも生きることを 信じることをあきらめないで

前を向く それだけでも 辛いことが時にはある
それでも あなたは進むことを あきらめないで

悔し涙を流した時の 心の奥が熱くなった
嬉し涙を流した時の 胸の奥が熱くなった

                      明日へ向う人

好きであるということの大きな力を信じられる と思った。

時間があったら、このプロフィールがなかなか好いですよ。

宝登山(ほどさん)


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日曜日早朝、雨を眺めつつ、止めようかなと迷ったけれど、静かな山旅を楽しめると思い、予定通り埼玉県の宝登山へ。久々に池袋から特急レッドアロー号に乗ると、車内はガラガラ。長瀞に近づくにつれ雨は霙になり、途中のトンネルを抜けると、吹雪きだ。びっくりした。雨具は用意しているが、冬装備は持っていない。

無理そうであれば止めようと決めて長瀞駅に降りると、観光客の姿がほとんどなし。まずは足慣らしとバスに乗らずに宝登山神社まで歩く。大きな白い鳥居だ。建立は1900年前、日本武尊の頃。じつに古い。宝登山の名前は昔「火止山」と言ったそうな。


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梅林の中を登っていくと、モヤの中に現れた山頂は、チョコケーキの上に砂糖をまぶしたようなファンタスティックな空間。誰もいない。じつに静か。お天気であれば、大勢の人が来ていただろうに・・・。春の雨に感謝!?
下山まで誰とも会わないという不思議な一日となった。


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花森安治の仕事


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チラシの裏には「日本の暮らしをかえた稀代のマルチ・アーティスト!」と書かれている。桜が咲き始めると、世田谷美術館もドッと混むのではないかと心配になり、時間ができた週末に「花森安治の仕事」を観てきた。

NHKの「とと姉ちゃん」では唐沢寿明が彼を演じ、美の壷では「日々を美しく暮らす 花森安治」として紹介されていた。展示をどうするのだろうと興味津々だったが、こう来たか〜!と納得のスタートから始まって、戦後から経済成長とともにあった私たちの昭和の暮らしが上手く展示され、懐かしく寄り添うことができた。

花森安治。編集者、グラフィックデザイナー、ジャーナリスト、コピーライターの肩書を持つマルチ・アーティスト。彼の才能をどう形容しようかと、頭を駆け巡っていった言葉を並べる。
モダン、センス、偏愛、独創性、全身全霊、多彩、反骨、気骨、マルチ、こだわり、中立、豪放・・・

観るにはかなりのエネルギーがいる。しかし忘れてしまったことや心がけなくてはいけない精神などを想起させてもくれた。展示は4/9(日)まで。砧公園の桜を観ながら、いかがだろう。

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ここ撮っちゃいけませ〜〜ん

牡蠣喰えば


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一昨日、久しぶりに娘と呑んだ。年に一二度有るか無しか。待ち合わせ場所に15分ほど遅れてやってきた。なんでも好きなものを食べてくれい〜。これが精一杯。
娘は何やら店の人に相談をして、牡蠣二個の注文をした。そして出てきたのが、この牡蠣。顔を合わせて笑った。ちっさ〜。なんか心配なので二つにしたのだと言う。


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あまりにも可愛いので、悪戯心が湧いて、パチッ。こんな小さいのがあるんだねと言いながら、娘が口にした・・・「ウンマ」。よかった〜

牡蠣喰えば 予てからの話は どうでもいいや。


味噌玉と日の丸


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今日は生徒が四人。皆さん常連のベテランぞろい


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がアメリカに惜敗して終わった。弱いと見られていた日本チームは、あれよあれよと6連勝。戦前、日本選手たちは一つになってとか、一丸となってと口にしていた。

三連休の最終日は、フードコーディネータである知人の教室で味噌作りを体験した。練り上げた味噌玉をパッドにバシッと打っては空気を抜いて、爽快な気分を味わっていた。そこでふと思ったのだ。

丸めた味噌玉を見つめて・・・一丸となって。一丸。一つの丸。日の丸。
もしかすると、一丸とは日の丸につながっていくのではないか・・・


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麦味噌コースを選びました

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手が味噌だらけになって撮影できたのは最後のこれだけ〜

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そんなことを考えながら、味噌玉を投げつけていたんですか〜と、
マクロビオティックのランチをご馳走になりながら・・・

春爛漫


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まんず咲く・・・からマンサクに


恒例のORMACの山の会、3月は楽チンハイキング。標高差わずか50メートルという、ORMAC史上最低高度の多摩川沿いの約8キロ。キツいと嘆く輩もなく、丘、川沿い、住宅街を歩いて、歌友がやっている郊外レストラン「花豆」に無事ゴールして、祝杯をあげた。
風もない春爛漫の多摩川は、カワウ、シラサギ、アオサギ、モズ、シジュウカラ、カモ、ヒヨドリ、ムクドリなど、数多くの鳥たちに住処を与え、自然が広く残っていることを教えてくれた。


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名は体をあらわす・・・ミツマタ


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桜の園になるだろうな


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もう咲いているものも


アマゾン


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ボケ・・・


なるほど、そういうことか。オソロシイ・・・・。
昨晩、アマゾンから「自然芋そば 素挽きそば」が届いた。誰かがプレゼントしてくれたのかな〜と、ニコニコしながらラベルを見ると、注文者は自分。記憶がない。調べると3月14日に注文履歴。
食べ物は、返品が利かない。おいおい、どうなっているんだ〜と、なんとか電話番号を見つけて、担当者から説明を聞く。

年末の発注時に、誤って「定期おトク便」のボタンを押したらしく、三ヵ月目毎に届くシステムだという。ということは、ワンコ蕎麦男になるところだったのか・・・オソロシ〜。誰が考え出したのか「定期おトク便」。けっこう同じようなミスをして、驚いている輩がいるのではないか。

さらに驚きは、ボタン一つで注文できることだ。ワンクリックで、品物ドン。
便利のソバには、意外な落とし穴があるのだ・・・ということで、「定期おトク便」は外してもらい、粛々とそばを食べることになった(家人たちは、ソバをあまり食べない・・・)。


ユキヤナギ


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バラ科シモツケ属の落葉低木。別名にコゴメバナ、コゴメヤナギ。コゴメは小さな米。もう花をつけはじめた。
徒長した枝に小さな白い花をいっぱいにつけた様子は、白ネコの尻尾のよう。風があるとそれぞれが自由に揺れる。五年ほど前の四月、善福寺川の小さな公園で本を読んでいると、オイデオイデをしていたユキヤナギ。春の陽気のなか、それは朧のような記憶。


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当然、虫もやってくる


サクラサク


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先日は友人の姪っ子、小森はるかさんのことを書いた。今度は事務所のY君の甥っ子が快挙だ。一昨日の朝刊社会面に、甥っ子の大樹君さんが朝日アマ将棋名人戦で優勝とあった。その話をすると、Y君は知らなかった。なんでも学生時代から幾つもタイトルを持っていることと、甥っ子君は、あんまり話したがらないそうだ。
じつによく分かる。Y君も無口で、決して自慢話をしない。ノウアルタカの一家なのかもしれない。しかし全国大会で優勝だもんなあ・・・凄い。


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顔が似てるかもしれない・・・


ハクモクレン


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モクレンが開き始めようとしている。青空に向って純白な花はなんと叫んでいるのだろう。風に揺れて、空と花が呼応しあっているようだ。冬に溜め込んでしまったいろんな思いの総べてを開放せよ・・・そうに違いない。


この木何の木


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ため息を受け止めるこの木は、なんだろう。どこで撮ったのか・・・
モクレンが新宿御苑に咲いていましたと、毎日御苑のなかを歩いてくるY君。明日も仕事だから寄って見てくるか。二週間後には桜が咲いているなんて、なんだか信じられない季節のスピードだ。


雑穀の日


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麦飯、雑穀米を食べながら思うのは、やはり銀シャリが美味い、だ。しかし、決定権はないので、大人しく食べている。ゆっくり噛みしめれば、それなりには美味いのだが・・・。3月9日は「雑穀の日(日本雑穀協会選定)」。
食堂やレストランでも、こうしたご飯を選べられるようになってきた。


ミモザの日


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今日は国際婦人デー、そしてミモザの日。イタリアでは、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚などにミモザを贈るそうだ。受けとった女性は、それを胸や髪に飾って披露する。黄色は幸せをあらわす色なのだ。

ミモザといえば、炎の画家、三岸節子に結びつく。晩年に描き上げたミモザの作品から伝わる圧倒的な心の開放に、胸が高鳴ったことを覚えている。可愛らしいミモザを見るたびに、闘士のような三岸節子に繋がって、国際婦人デー・・・。なんか納得なのである。


ING、ING、ING


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忙しいと云うのは、恥ずかしい。格好わるい。情けない。
けれどなかなか終わらない。こんな花、咲けばいいけど・・・


芽が膨らむ


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芽が膨らんできた。まずはモクレン、そしてが桜開いて、レンギョウやユキヤナギと続いていく。いいなあ〜春は膨らみの季節〜なんて浮かれていたら、北朝鮮がミサイルを4発放った。
おいおい、おかしな芽が膨らんでくるぞ・・・少し考えてほしいなあ。

やまねん


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今年のバッジには「やまねん」を入れた


一昨年に作った缶バッチ「やまねん」が好評で、売り切れてしまったそうだ。嬉しいこと〜♬。日本山岳会は、親子での山登りを活性化させるべく、HPを作り、全国の支部と連携して山の素晴らしさを子どもたちに伝えている。この缶バッチも、きっとその一助となっているはず・・・

「どこ、いくねん?」「やまねん」と、バッジを見せてると、二つのアッピールになる。このサイトの親子の山は、年配者にも向いていると思うので、ぜひ参考にしてほしい。



花粉といえば


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見たくないなあ〜、風吹くなよ〜、さっと通り過ぎなくては・・・
山の向こうに杉林が見える。さて、ドンドンいくわよ〜とモリモリの花粉である。今年の関東地方は、例年に比べやや少ないという予報だが、早く終わってもらえないだろうかと、しみじみ思うのである。


シンクロニシティ


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嬉しいことは連鎖する。昨日、歌友のMさんから市の文学賞をいただいたと連絡があった。すると愚弟のFBに、札幌市の演劇部門で監督をした舞台が文化奨励賞に選ばれたとあった。良かったねえと朝刊を開くと、先日観た映画「息の跡」の監督、小森はるかさんの名前が出ている。種屋の佐藤さんから届いた手紙は、良かったよなあ〜と終演後の監督挨拶と朗読を思い出した。
小森はるかさんは友人の姪っ子だ。内省的で示唆に富んだ話し方をされる27歳。注目したい若い人が増えていく。楽しみも増えていく〜♬


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TAKAO 599 MUSEUM


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大都心のすぐ近くにこんなにも自然豊かな山がある。高尾山。世界広しといえど、都心からわずか一時間あまりで森の中に入れる山なんてあるだろうか。たくさんの哺乳類、植物、昆虫、野鳥と四季折々に見ることができる。

そんな様子をこの「TAKAO 599 MUSEUM」で体験した。入館すると、タイミングよく高尾の四季の映像が始まった。4台のカメラが大きな壁面いっぱいにイキモノを映しだす。約15分間だけど、高尾山の素晴らしさを再認識した。


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草戸山


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近くて人の少ないコースはないかと山地図を見ていたら、20年ほど前に歩いた草戸山を見つけた。アクセスが良く、高尾山口から歩いていける。どんな山だったかは、すっかり忘れていた。
日曜日、この辺りだろうと登り始めた山道は、コースを外していた。たぶん遠回りをしている・・・まあなんとかなるだろう。30分ほど登ると尾根道にぶつかった。東海道自然歩道だ。よく整備されていて道幅が広い。裸木ばかりの山は見通しがよく、眼下に津久井湖、城山湖を見渡せた。
低山歩きの幸せ・・・風がない南斜面の道を歩いていると眠ってしまいそうなくらい気持ちがいい。スミレや野バラが、もう咲き始めていた。ひっそりと、山のアチコチで春が始まっていた。

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ため池の城山湖

草戸山はわずか364メートルだが、アップダウンの先にある山


二月が逃げる


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これをアップして今週を終わろう。二月は逃げるとはよく言ったものだ。気がついたら金曜日。一昨日あたりが金曜日であったようなおかしな感覚。大丈夫だろうか。歯ばかり磨いているような、駅の階段ばかり上がっているような、伸びをして、欠伸をして・・・「ときをためる」どころか、ため息ばかりをためている日々。何とかせねば〜〜〜


富士山の日


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「昨日は、2・22の「猫の日」で、今日は「富士山の日」です。東京新聞に出ていました」と事務所のY君が言っていた。そうだ、ダイヤモンド富士を見ようと思っていたのに、今年は忙しさに追われて失念した。山に登れば、いつだって富士山を探している。
富士が顔を出していると、安心するのはなぜだろう。


コゲラ


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コゲラがいた。キツツキの仲間で、漢字で書くと小啄木鳥。つまり日本のキツツキでは最も小さい種類だ。木を垂直にピョンピョンと上がっていく。ときどき木の幹を突ついているのは、虫を探しているからだろう。葉っぱがないこの時期、見通しが良くなるので鳥の観察には好都合だ。倍率の高い双眼鏡を持っているのだが、首からぶら下げて山登りをしていると重さが気になり、最近は小さなカメラだけだ。


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桜の木に空けた穴、これは誰の仕業?


サイコロキャラメル


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このキャラメルは、かつて全国区だった。1927年に製造を開始してから約90年間、おやつに遠足のお伴にと、多くの人に愛されてきたが、明治は昨年、製造を中止した。残念だなあ〜と思っていたら、北海道の道南食品が、製造・発売を再開。よしよしとお土産に買って保存しておいた。

山歩きの休憩中にこれを皆さんに配ると、懐かしいなあ〜と歓迎され、後半の元気に繋がった(ようだ)。


青梅丘陵


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ホームには懐かしいより古い映画の看板が


毎月の山の会、ORMACの山歩きが34回目を数えた。今月は青梅丘陵。高さよりも距離に挑戦ということで、低山の尾根をのんびりと歩いた。風がなく寒くもなくの週末、軍畑から青梅までの約10キロちょっとを全員が完歩。イエ〜イ!

到着の青梅は魅力的な街だ。街を上げて昭和を演出しているので、タイムスリップしたような気分になる。映画ポスター、古い建物や看板・・・古い人には懐かしく、新しい人にはたぶん新鮮。時間があれば、もっとゆっくり見て歩きたい街だ。


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駅の待合室だってレトロ

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鉃道公園には懐かしい車輌が展示されている

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駅のすぐ上にあったカフェ

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なぜか赤塚不二夫も青梅なのだ〜

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コースで一番高い雷電山

春一番


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今日春一番が吹いたそうな。春一番といえば、やはりキャンディーズ。キャンディーズといえば、スーちゃんかな。スーちゃんといえば、釣りバカのスーさんこと三國連太郎。三國連太郎といえば、なぜか太地喜和子。太地喜和子は芸者ぼたん役で、寅さんと出会う。寅さん、いつものようにもめにもめて、最後はさくらのお出まし。ということで、さくらあんぱん「酒種桜」。苦しかったなあ・・・

中村屋ではなく木村屋だぞ〜で、方向修正となった次第。


春めく


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これはたぶんコブシ。フワフワとした冬芽が、日ごとに脹らんでいく。ある日、桜よりもやや早く、空に向って白い五片の花びらを広げる。


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散る前に、河津桜も何とか見られた〜♬


帰化植物


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寒空の下、震えるようにして咲いているのはセイヨウノダイコン?。わずかな光を受けて、いち早く咲こうとしている。これは帰化植物だろう。環境に適合していくモノは、どれも逞しい。


チョコより猪口


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こちら、ホワイト猪口


「男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす」。こんなことが、もしかしたら起きているかもしれぬ今日は、バレンタインデー。恋する感情のままに、チョコレートを贈られて、のっぴきならぬ人のチョコの味はどんなだろう、などとと思いながら、義理チョコを齧っている・・・。


蝋梅


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蝋梅がもう終りですと聞けば、そんなに時間が進んでいるのかと、焦ってしまう。それは、春の到来を梅よりも強く感じるからかもしれない。すっかり開いてしまった花に近づくと、フルーティな甘い香りが残っていた。蝋梅は下向きに咲くので、匂いを嗅ぐときには、ちょいと背伸びをすればいい。


濁り酒


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入口に「雪っこ入りました」の張り紙を見て暖簾をくぐった。暮れから濁り酒にはまっていて、「冬期限定」の表示なんかを見ると、心が動く。カウンターに座る。客はいない。息子と親父、二人で切り盛りしているようだ。店内がキリッと締まっている。

濁りの話をすると「ぜひこの酒を呑んでほしい。東日本大震災のときに津波で流された気仙沼の酒蔵で、親子で応援していて、ここの酒だけを仕入れている」と云う。
呑もう。呑むことが応援に繋がるなんて、素晴らしい。
活性原酒「雪っこ」は、とろっとしているが、酵母が醸し出す深い味わいに上品さがあって、ため息ついて魅せられた。アルコール度数20度と高いので、一人二杯まで。ザンネン・・・

カウンター越から眺める無口な父さんの姿が格好いい。出されたいわしの刺身の美しいこと、美味いこと。毎日河岸に行っているのだろう。肴どれもに、ウン、と頷いてしまう冴えがあった。いい気分になっていくと、ポツポツやって来た地元の人たちで、カウンターはいつしか一杯になった。やはり愛される店なのだ。路地の奥にこんな好い店があるなんて。太田和彦の気分になって店を出た。


万年青


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万年青を「おもと」と読める人は少ない、と思う。この冬、見慣れた葉っぱに赤い実がついたので、万年青だと分かった。といっても、実を見るのは初めてだ。よく分かったものだ、と自画自賛。
万年青は、古典園芸植物の一つで、江戸時代に日本で育種、改良され、独自の発展を遂げた園芸植物。これを初めて見た時、こんな葉っぱが、園芸家や愛好者層の間で珍重され、高く売り買いされていたとは、到底信じられなかった。愛好家とは分からないものだ。


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これが万年青


東風吹かば


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東風吹かば、匂いおこせよ、梅の花・・・昨日今日と風が強い日だ。アササンコースの梅が、足を止めさせる。北は雪だというのに、梅の香りに酔いしれていて良いのかと、幾つになっても思う。雪かきもせずに、なんだか申し訳ない。



これなに?


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立ち止まった。何かを暗示させるかのような水の跡。落とした手袋、口をぱくぱくさせている影絵、ゴリラの跳び箱。イメージすることは、人生を豊かにすることなのだあ・・・さあ、帰ろ。


冬の日


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なつかしいなあ、こんな空。北国では、時おりこんな曇り空から雪が舞い降りてくる。太陽の陽射しの前を雪が流れていく光景を美しく思う。
長く降り続かないことが分かっているので、天使の階段を見ているような気分でついぼんやり見てしまう。

卒寿


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今年、母が卒寿になるので、そのお祝いに、味わいが深く旨味が沁みる北の干物を贈ろう。というわけではなくて、妹から送られてきたアルバム数冊と一緒にこの三つが入っていた。
卒寿の記念に何かを・・・と考えていたときに、偶然に観たNHKの「ファミリーヒストリー」・・・そうだ! 母の足跡が分かるアルバムを作ろう。

弟と妹、伯母さんらにもお願いをして、写真集めから始めた。NHKのファミヒスとおんなじ。この人は誰だ、そこはどこだ、母がこんなに美しい・・・心ときめく写真が、次々に飛び込んでくる。すべてのシーンを母は記憶しているのだろうか。幼なじみであれば、覚えているのかもしれない。でも聞くのは、出来上がったアルバムを開いてからに・・・。

たった一枚しかないモノクロ写真をスキャナでデータにしていく。親父が生きていたら、泣くんじゃないか〜、というような写真も見つかったりして、不思議な時間が始まりそうだ。


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皆が好きなこの写真、シャッターを押したのは私らしい。妹が可愛い


野焼き


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畑のなかに奇妙な丸が四つあった。はて?ミステリーサークルか!!なんて思ったけど、野焼きの跡だろう。秋から春にかけて、畑からでた枯れ草や野菜クズなどを燃やしている風景は、日本中どこでも見られた。その匂いには、なんか郷愁があって好きだったなあ。
ところが近隣からクレームが出るようになった。枯れ草や葉だけを燃やすならいいのだが、農家はビニールやゴム製品などもいっしょに燃やしてしまう。あの臭いは酷い。近隣からの通告、消防署からの指導、自粛・・・いまは法的にも規制されていることもあって、都心部ではほとんど見ることがなくなった。
野焼きの跡を見て、匂いを嗅ぎに旅に出たくなった。
たとえば遠野辺り・・・。


とりあえず


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今年の年賀状のご挨拶は「とりあえず おめでとう」にした。正月くらい素直におめでとうで、いいだろう・・・分かっている。
けれど、理由がいくつかあった。

1)今年の正月は、曜日の関係からとても短かい
2)年を重ねる毎に、時間が早く流れていくが、どうかな?
3)トランプ政権で、どうやら日本はキツくなりそうだぜ
4)まあ、とりあえず、ビールで 乾杯!

こんな気分で「とりあえず」として、我が家、事務所、そして歌会用にデザインをアレンジして、三種類の年賀状を作った。
いただいたお年玉付き年賀はがきの当選番号を確認すると、現金10万円は当たらなかったけれど、とりあえず切手シート4枚をいただいた。


熱き想い


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なるほどね・・・川の真ん中を見てほしい。大きな石を集めて枝一本を斜めに立てている。このカメラマンが作ったに違いない。とすると、相手はカワセミだろう。いいなあ〜、声をかけて確かめたいところだが、その隙にカワセミがやって来るとも限らない・・・モノ好きというのはどこにでもいるもんだ。

街では熱燗を求めて徘徊している輩がいるというのに、山、星、鳥、魚に心を馳せる者たち。熱き想いは、寒さだって融かすのだ。


烏の行水


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烏の行水とは、入浴時間がきわめて短いことのたとえである。それは本当か?堀に集まったカラスたちをじっと観ていた。

スッと一羽が下りてきて、浅瀬からヨチヨチ歩いて水浴びをする。バタバタ・・・確かに短い。でもこの季節ならそんなものか。水浴びを終えると、スペースを譲って浅瀬に移動するか、もしくは堀の上へ。順番は序列なのだろう。何羽かが壁面に止まって、ジッと待っている。一羽がジャブジャブと派手な水浴びを何度も繰り返していた。どうやら、ことわざ通りではないようだ。

水浴びを終えたカラスの羽は美しい。光の加減でときどき青く輝く。これを濡羽色いうのか。日本の伝統色にあるあの色だ。


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ミツバチ


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遠くからもすぐにミツバチの箱と分かった。多摩川でも見られるんだ・・・。囲いの外から目を凝らすと、この寒さのなかで、ミツバチたちが巣箱の小さな穴の回りで慌ただしく動いている。気温は低いし、菜の花だってまだ咲いていないだろうに・・・

箱は大きな団地のようにいくつも並んでいて、どの箱の前も大賑わい。暖かくなると、養蜂家と一緒に花の旅をするのだろう。


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滝山丘陵


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空気が澄んで眺望がいい。丘陵の高さは100mくらいだろうか


冷たい風を受ける山登りを止めにして、多摩川沿いにあるハイキングコース「滝山丘陵」約9キロを歩いた。武蔵野を思わせる雑木林を歩くコースは、見晴らしがよくて気持ちが良い。
多摩川を見下ろす丘の上に立つと城址があった。名を滝山城址。調べると、多摩川と秋川の合流点にある加住丘陵の複雑な地形を巧みに利用した天然の要害で、関東随一の規模を誇ったとある。不勉強なので分からなかったが、タモリなんかが大喜びしそうな、堀の跡や石畳が残っていて、ポイントに立つ案内板のQRコードで城の様子を知ると、より楽しめるのかもしれない。


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丘陵を下りてくると広い川原を目指して歩く。小川、野焼きの煙、冬野菜の畑を見ながら、土手にいくともうオオイヌノフグリの花が咲き始めていた。


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カワニナなどの巻貝はよく見るけれど、小川に二枚貝は珍しい

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5ミリくらいのオオイヌノフグリがもう咲いていた


勝負


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ポッと頬を染めるように、こちらも開花


大相撲九日目、稀勢里ー琴奨菊の一番は、見応えがあった。勝負はすでに六敗している琴奨菊が気迫の押し相撲で、稀勢里を押し切った。稀勢里はこの一敗で踏みとどまり優勝し横綱昇進。一方、琴奨菊は負け越して大関陥落。負けて上がり、勝って落ちる・・・なんという勝負の世界。勝負士は、常に勝たなければならないと、つくづく実感した春場所だった。


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待ちに待った日本人横綱らしく、マスコミはどこもはしゃぎ過ぎ。ダメ大関の多いなか、よく頑張っていたと思うが、彼曰くこれからが勝負だ。堂々と勝ち続けてほしいと願う。

もうひとつ、おかしなことに気がついた。
三賞の選出についてだ。殊勲賞の貴ノ岩と敢闘賞の高安は、同じ11勝4敗。
貴ノ岩は、14日目に横綱白鵬を破っている。一方高安は横綱白鵬、鶴竜の二横綱、そして大関二人を破っているのだ。
なのになぜこんな評価が下されるのか。記念撮影の高安の笑っていない顔が、それを語っているかのようだった。横綱昇進に沸くなか、三賞選考委員会のおかしな選出が気になった。


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来場所は平幕上位に実力者が並んだから、面白くなりそう


タマモノ



週末、Yさんにいただいた多摩モノレールの一日乗車券で、五行歌掲載の車輌をハシゴしながら、車窓の景色を楽しんだ。知っている方の歌がいくつも選ばれていて読むたびに親近感を覚えた。小学生の歌をフムフムと読んでいると、あっという間に折り返し駅。外の冷たい風がまったく分からない車内の静けさと暖かさだ。日向ぼこの水平移動が眠気を誘う・・・。
残念なことに、じっくり中吊りを眺めている人は少なかった。でもこの企画は、ずっと続いてほしい。

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ミモザの蕾


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雪洞のようなミモザの蕾は、やはり雪洞のカタチをしている。日のよく当たるところで脹らんでいた。今日は大寒。厳しい寒さを何度もくぐり抜けて、花はきっと眩しいばかりの黄色になるに違いない。


宝島社新聞広告


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正月の楽しみの一つが宝島社の新聞広告だ。昨年は「死ぬときぐらい好きにさせてよ」のキャッチの横で、樹木希林がオフィーリアになって水に浮かんでいた。さて今年はと、新聞のセンターページを開くと、真っ向勝負とばかりに直球が投げられてきた。

「忘却は罪である」のキャッチの上に二つの写真。真珠湾攻撃と広島の原爆投下。つまり初めと終り。1941.12.8と1945.8.6の数字が記されている。この小さな国が約3年半もの間、戦火のなかにあったのだ・・・。いまなら数日どころか、一瞬で終わるのかもしれない。


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「人間は過ちを犯す。しかし学ぶことができる。世界平和は、人間の宿題である」。その通りと思うけれど、過ちと理解しなければ、学びだって生まれない。いま過ちを犯しそうな国のトップらが、自国最優先のカードを切り、世界情勢を大きく変えようとしている。何かが起きそうな今年の予感。この広告の意味するものはとても大きい。


忙中閑あり


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忙しいのは、きっと「幸せ欲張り」だからだと思う。スケジュールが一杯なのに仕事や頼まれごとを詰め込む。遊びを詰め込む。疲れているのだから、錦織の再放送など観ないでさっさと寝れば良いのに。つまりあれもこれもと欲張ってしまう性分が災いして、忙しいということになる。
と前ふりをして、夕方こそっと抜け出して菊之丞の落語を聞きにいく。年が明けてもう三回目。忙中閑あり、などと宣って・・・。


*菊之丞の独演会が、このところすぐに満席になってきた。二つ目から追っかけをして応援してきただけに、パトロンとしては嬉しい限り。


人生フルーツ(その2)


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あの映画「人生フルーツ」の余韻が残っていて、本二冊をアマゾンで購入した。「ときをためる暮らし」。なんて素晴らしいタイトルだろう。
それを呟きながら、歩いていた。もうすぐ読み終えようとしている。ひとり残された映子さんの「ふたりからひとり」が年末に、出版されたばかり。少し時間を置いて、読んだ方がいいのかもしれないな。


神楽坂吟行


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会場の角川庭園では白梅の香りが漂っていた


先週末は、この冬最強の寒波と言われたなかでの吟行歌会。メンバーはモコモコホカホカの冬装備で神楽坂に集まり、横丁や路地歩きを2時間に渡って楽しだ。案内をいつものように山口師匠にお願いをしご一緒した。

三年坂や軽子坂、かくれんぼ横丁、芸者新道など聞けばなるほどの名称が、今もそのまま残っており、石畳を歩いていると、なんだか旅気分を感じてしまうから楽しい。江戸城へ続く物資の道、明示、大正、昭和と文豪が歩いていた路地、作家であればここに缶詰になりたいと言われた旅館など、神楽坂は都心の真ん中にあって、いまも時代の空気を宿していた。


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落語ブーム


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仲入りで次回分のチケットを二つ目のメンバー自らが熱心に販売をする


再びの落語ブームらしい。最近は入門したい若者が増えちまって、本当か嘘か前座見習まであるなんてぇ〜話をマクラで聞いたことがある。二つ目にはずらりと実力者が揃ってることがわかり、彼らが自主的に作っている「研精会」をパトロン気分で応援をし始めた。

正月にその一人、桂宮治の「寝床」を聞いてビックリした。ここれ、古典か〜正座から空中に舞い上がってドンと伏せて落ちる。オイオイと初めは引いていたが、何度も繰り返されると、その迫力と独創性に引き込まれてしまった。この男から、目が離せないかも〜。

そして何とその寝床を翌々日の菊之丞独演会で再び聞くことになる。
(菊之丞は、上手くなると二つ目の頃からずっと応援してきて早十年。いまじゃ押しも押されぬ大師匠)
寝床が始まった。そう、そうだよ、ご隠居の江戸弁、所作なんざぁ、こうでなくっちゃ〜〜と、江戸の下町の世界にグイグイ引き込まれていく。
このテンポのいい話っぷりを聞いてるてぇ〜と、浮き世のごたごたなんざ、ちょっぴり忘れちまったぜぃ〜


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ぞろり、将来の大物たち。もうすぐ笑点にも現れるかも・・・


新年登山


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ORMAC、年の初めは恒例の参拝登山。ということで今年は奥多摩の御嶽神社。希望はあまり脹らまないけれど、燦々と陽の当たる御嶽神社の境内には、木の芽がいまかいまかと綻んでいた。改装してすっかり美しくなった神社へ、急階段を上がってくる参拝客が引きも切らない。
今年も一年、ORMACのメンバーが怪我をせずに登山できますように〜パンパンと、柏手を打って祈願した。


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羽織袴のブルドッグ君が参拝に来ていた

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山の後はつるつる温泉。今回はお湯とお酒でホカホカ気分〜♬

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武蔵五日駅までは、このバスに揺られていく


権師匠


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娘さんが代筆をした


三連休、慌ただしく動いていた。まずは権師匠の報告から。
日曜日早朝の寄席「菊之丞独演会」をお仲入りで抜け出し、前橋の郡大病院に向う。山でもなく歌でもない旅は久しぶりだ。アクセスの良い電車バスに次々に乗り換え約2時間半で権師匠の病室に到着。
なんと広い一人部屋。ベッドに胡座をかいてテレビを観ていた。右手には点滴。
よっ!から話を始めれば、いつもと変わらないやり取り。安心が生まれて、こちらの口も軽くなる。痺れから入院までの経緯、病院、看護士、クスリ、今後の対処などを聞いていると、人生は突然変わってしまうのだなあと思う。

こちらの腰、頸椎の心配をしてもらい、なんだか相哀れむで、歳をとるのは辛いものだとなる。始まったばかりの大相撲を観ていると、元気な看護士が入ってきて「私、相撲フアンなんです。去年は6場所を観にいきました」と、驚くべきことを言う。これはいい。二週間、相撲の話で盛り上がることだろう。

色々話をしていると、どうやら奥さんとの仲の良さは看護士らの噂になっているようだ。年上のかみさんはいいなあ〜と思いながら、暇を告げれば「今度は俺が東京に行くよ」と嬉しい言葉で送ってくれた。
きっと春頃には退院できるのじゃないかな。


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その染五郎くん。突然の入院だったので精神的にちょっと折れているらしく・・・


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帰りは冷たい雨になったが、心は温かだった


人生フルーツ


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ずっと楽しみにしていた映画「人生フルーツ」を地元の映画館ポレポレ東中野で観てきた。ある建築家夫婦の暮らしを綴ったドキュメンタリーだ。上映まもなく心がほぐされ、伸ばされ、温かくなっていったのは、ナレータの樹木希林の朴訥とした語りと珠玉のような言葉の数々が心に響いていったからかもしれない。

風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。

人生は、だんだん美しくなる。

観終わった後のなんともいえない幸福感。人生は素晴らしいのだと肯定できる安心感。ぜひ東中野まで足を運んで、ご覧いただければと思う映画でした。

公式サイト


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良いお年を


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余っていた水引きと細いワイヤー、稲穂の3点で、な〜んちゃって正月飾りを作った。シンプルでいい感じ。自宅のドアに取り付け、ひとり悦に。一月のカレンダーをみると、あっという間に正月が過ぎてしまいそうな1、2、3のポジションだ。アズマシクナイなあ(北海道弁)。
来年も変わらずアルキメデス!良いお年をお迎えください。


奇跡の人


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今年最後になるかもしれない写真をどれにしようかと考えていた。
するとこんなLINEが入っってきた。

お〜い、生きてるぞぉ〜!
抗ガン剤治療の第一段階途中で薬疹が出て只今おやすみ中、元旦からまた始まるのだ。毎日の劇的な変化にめまいが?するほどの驚き。昨日一ヶ月ぶりに歩行器で歩いた。すると、ナースステーションから驚きの悲鳴!みんな出て来て涙を流す。・・・それほどの変化らしい。
また後で書こう!これからシャンプーらしい。

権師匠だ。
じつは、あの日(12/6)に貰ったメールが最後になっていた。
奥さんと電話で話をしたら、腫瘍が脊髄の中にあるので手術はできない。治療法も一つしかない。80%の機能は失われるかもしれない。そんな内容を聞いていた。治療が落ち着いてから見舞いに行こうと決めていたので、このLINEには、ひっくり返るほど驚いた。まあ、なんという奇跡。そうだ、権師匠は、やはり奇跡を起こす人間なのだ。
車を当てたり、いろんなことを起こして、まさに波瀾万丈の人生。いつかいつか、みんなに色々教えたい〜〜!

ということで、2010年9月、北岳から間ノ岳の稜線で眺めたこの景色を選んだ。暗雲が切れて雲海に光が届きはじめた瞬間だ。素晴らしい。
みんなの声が届いたと信じたい。どんどん回復してほしい。
来年は酉年。不死鳥となって羽ばたけ、権ちゃん〜〜!


猫の手も


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「自分でやりニャ〜」。山猫は登山者からの餌で丸々・・・


猫の手を借りたい。遊びすぎのつけが回ってきたのかと言えば、それだけではなく、この時期になってから原稿が上がってくるために、最終ランナーが追われることになる。それなのに・・・誘いには弱くて(´д`)山に酒に歌に、スキをみては出かけてしまうのだ。


築85年


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懐かしいエレベータの前に立った瞬間から胸が高鳴った。定員5名ほどのエレベーターがゆっくりゆっくり下りてくる。10名ほどが半円型の階数表示版を眺めているので、階段で上がることにした。階段も年期が入っていて、どこかの国の古いビルの中にいるような錯覚を覚える。こんなビルが銀座にあったんだ。どのフロアの部屋にも個性的なドアが付いている。六階の友人の展覧会の部屋に入ると、これが驚くほど狭い。六畳一間くらいだろうか。

ビルの名は奥野ビル。築85年というから、空襲にも耐えて生き残ってきたのだ。古い名は「旧銀座アパートメント」。かつては銀座屈指の高級アパートだった。設計者は、同潤会アパート建築部に所属していた。その面影がたっぷりと感じられる。ウ〜ム、気に入った。

友人のOさん曰く、近々5階が空くという。どうする。とりあえず借りてしまうか!?と後先考えずに心が動いた。魔界のような空気、すれ違う怪しい妖しい人たち・・・奥野ビル、銀座に残ったカオスだ。


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全てがレトロ。廊下も室内も白一色。これは約束なのだろうか

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ギャラリーが20くらい、ショップも個性豊かだ


ドライフラワー


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初冬の高尾山でよく見かけるのが、この枯れたヤマアジサイ。自然がつくったドライフラワーだ。初夏からずっと咲き続け、登山者を楽しませてくれた花(萼)は、最後こんな金色になる。散らずにそのままで終わる花では、このヤマアジサイが最も美しいと思う。

明日から僅かずつだが日が長くなる。寒い日があると分かっていても、北国育ちの人間はなんともうれしいのだ。


イルミネーション


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夕日を受けてススキの花穂が輝く。夕暮れが早いこの季節、陽が山に傾く頃、連なる白い穂はまるでイルミネーションのようだ。


月餅


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昨晩、山岳会のTさんが山岳会オリジナルの月餅を届けてくれた。Tさんとは夏の打ち合せのときに顔を合わせただけだから、今年二度目ということになる。その前は、この月餅を持ってきてくれた一年前。早いというか、ありがたいというか、義理堅いTさんなのである。
山岳会の理事職で忙殺されているのは分かっているが、山にゆっくり登れていないなんて話を聞くとなんとも妙な話だと思う。登山家がミイラ!?


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さて月餅。餡に目がないので、手に持つと思わずその重さを楽しんでしまう。
週末、歌の採点と山仕事をしながら頂くことにしよう。

カバーの水彩画は、登山家/田辺 寿氏によるマッターホルン。月餅のマークは、日本山岳会のJACをデザイン化したもの。


景気


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20年ほど通い続けている理容室の同じ椅子で、クリスマスソングを聞きながら、ハサミのリズミカルな音を感じていると、暮れの慌ただしさを忘れてしまう。他に客がいないからか、有線のクリスマスソングが気だるく聞こえる。

鏡の前には小さなオーナメントがいくつか置かれている。跡を継いでくれた一人息子が、毎年買い足しているそうだ。「景気ですか?悪いですよ〜」と、毎度おなじみのグチを聞くと、なんだか安心してしまうのはなぜだろう。マスターの不思議な癒しの声。そんな風に感じて帰っていく常連が多いのではないかなと、ふと可笑しくなった。

煮魚


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歳をとってきたからか、嗜好が変わったのか、「いいお刺身が入っています」と声をかけられても目はメニューの煮魚を眺めてしまう。じっと目を凝らしていると「クロソイはいかがですか」と手書き文字のメーニューが出た。先着3名・450円。おっ、いいじゃない・・・これを一つと、店員くんに微笑む。

これで450円!!どこから攻めようか!?箸さばきも楽しく、しばし酒を呑むのも忘れ没頭する。残ったのは、美しい透明な骨だけ。
幸せは意外なところにあるのだ。


カラス


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BBQの片付けが始まる頃、どこからともなくカラスの一群がやってきた。かなりの数が空を舞っている。数羽は調理場で食べ物を漁っている。なんだか不気味だ。人間の数が多いから距離を取っているが、こちらがもし一人ならドドドッと迫ってくるかもしれない。鳥類の中で最も知能が発達しているカラス。
人間だって気がつかない↓こんなことができる。

棒を使って餌を取るカラス


BBQ


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週末は山の会のBBQでした。場所は昨年と同じ「昭和記念公園バーベキューガーデン」。総勢14名は、K料理長が指示した材料を持参し、すぐに調理を開始する。今年で三回目とあって皆さんのテンポがいい。それぞれのパートで料理が出来上がってくると、好いニオイが漂う。ビールを飲みながら、恒例の芋煮鍋、鮭(しゃけ)のチャンチャン焼き、シイタケピザ、ニンニクのオイル焼き、魚介類のアヒージョ、豪華ジンギスカンなど、上がるそばから胃袋へ。
午後になると強い風が止んで、12月の陽射しはワイン、焼酎お湯割りのほろ酔い顔に眩しいほどに突き刺さる。〆のデザートは焼きバナナ、焼きマシュマロ、林檎。あっという間の4時間。ご馳走さまでした〜♬


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ふぞろいの林檎たち


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林檎のフジが届いた。この時期に毎年一箱送ってもらっている。箱から出して握りしめると、これがどれも歪なカタチをしている。上から見ても横から見てもアッチ向いてホイなのだ。なるほどね・・・。
しかし食べてみるとこれが美味い。ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌は、たしかサザンの「いとしのエリー」だった。

年賀状


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トリ違えるなよ、トリ逃がすなよ〜と、目の前の切手が好きなことを呟いている。年賀状のアイデアが空回りをして、これだ〜!が出てこない。なんとかクリスマスまでには、トリスマスようにしなければ・・・と馬鹿なことを言いながら、脳を刺激している開戦記念日なのである。


講談会


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昨晩は、友人が席亭をつとめる講談の会でモギリと下足番をしていた。今年でもう八年目だというから早いもの。会の名は「華競女伊達(はなくらべおんなだて)演芸会」。講談師のお二人は、当時はまだ二つ目。この秋にキラリさんも真打ちに昇進して、鯉栄(りえい)と改名した。毎年上手くなっていくお二人の講談を生で聞くというのは、年末の幸せな時間の一つ。芸の道に終りはないの言葉に、深くうなづく夜だった。



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めくりには落語家らの名前が用意されている


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いつも笑顔が素敵な神田織音(おりね)さん



点と線


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こちらは育てるチームづくり、一方はかき集めるチームづくり。優勝を目指すそれぞれの球団の戦略がまるで違う。かき集めるチームの監督だけは、いつも生え抜きだ。他所の子を預かっているような空気がチーム内にあるからか、広島やDenaのようにチームはまとまらない。野球だって企業だって、基本はチームプレー。人の繋がりが長いペナントレースの勝負を分けていく。


^o^/ 良い話です。
今朝、権師匠からLINEが入りました。
子どもが送ってきたような拙い二行を読んで、胸が熱くなりました。

「ここまで打つのに10分」

誤字、ひらがな・・・・
美しい言葉などというものはない。 言葉が美しくなるのだ。 
詩人田村隆一の言葉を思い出したのでした。

みんなのパワーが届いたんだなあと、うれしい朝でした。


以心伝心


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その人が近づいてくる。
分かっているね。
はい。
・・・・・  ・・・  ・・  ・

素晴らしい・・・


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どんな 五行を入れよう・・・


ドングリで遊ぶ


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手を広げて、これをスッと見せると、女性なら声をあげて身を引く。こちらが大笑いすると、目を寄せて確かめる。「ドングリの帽子なんです」と言えば、まあよく出来ていますね、となる。自然のものであれば、そんなに怒りを買うことはない。

この芋虫くんの生きているような動きは、なかなかのものだ。同じ大きさのドングリの帽子を集めて、伸びるテグスを使うのがポイント。カンタンに作ることができるので、ぜひお一ついかが!?


時無止


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時は止まること無し。書展に出品された友人の作で、思想家の荘子の言葉だ。残念ながら教えてもらわなければ一文字も読めない。この言葉を眺めつつ、こんな一年だったなあと振り返って思う。日めくりのごとく、一週間、一ヶ月が過ぎていった。

時は無常と思うことがある。どちらが良いのか分からないが、悲しみさえも奪っていく。時はあらゆるモノに変化を求め、そこに留まることをさせない。始まりでも終りでもなく、ただ永遠。
この書見ていたら、一瞬だけ、時が止まったような気がした。


雪面はキャンバス


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前日の雨と風で、雪の上は枯れ葉図鑑。下を見て歩けば、頭上の木々が分かるはずなのだが、木の種類はトンとダメ。残念なことである。どんな季節でも山歩きを楽しもうと思えば、ある程度の知識を抱えて五感をフル活用すると、想いは広がり深くなっていく。

木々のカタチを見て風の道を知ったり、
雪のなか健気に咲く一輪を見て、思いを馳せるとか・・・。


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要害山(ヨウガイサン・536m)


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JR上野原駅前には名物小父さんがいる。バス会社の方で、リュックを背負っている人を見つけると、アレヤコレヤと世話をやいてくれるのだ。初めはムム・・・だったが、何度か話をしているうちに親しくなった。今回の要害山も先月に彼が進めてくれた山で、「ゴールとスタートを逆にした方がバスのアクセスが良い」のアドバイスを受け、なるほどナットク〜!の山登りとなった。

要害山は通称「オッパイ山」。こんもりとした山のテッペンにシンボルツリーの大きな杉の木があって、下から見るとこれがなるほど〜なのだ。要害山一つだけの登山では、なんだかもったいないので、尾根歩きをしながらいくつかのピークを通過する計画を立てた。途中にビューポイントが三カ所ほどあって、全てから富士山が見える・・・予定だったが、気温が上がってしまい、富士はガスの向こうと相成った。

それでも残雪の尾根歩きは楽しい。約3時間紅葉の中を歩いてから、冷えた体を温泉にじっくり沈める・・・。そして、グイッと一杯。今回も幸せの山行となった。


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オッパイのトップは、この杉の木なのだ


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なだらかな起伏が続く尾根道には雪が残っていた


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夏はこんな風に見えた


権師匠のこと


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思い悩んでいることがあって、胸が晴れなかった。
権師匠のこと。
彼は、ずっと原因不明の病を抱えていた。

「右手首から始まったしびれが右半身全体に広がってしまった」とメールがあったのは10日ほど前。MRIで調べると、脊髄に腫瘍らしきものが確認された・・・。治療法が見つからず検査ばかりが続く。
一昨日の話では、ついにしびれは全身に及び右半身は動かず、まともなところは首から上だけ。夜は首の痛みで眠れず、朝を迎えているという。
「初めの手首のしびれが夢のようだ」。胸にこたえた・・・。

悩んで、彼に伝えた。ブログに書く。皆からパワーを貰おう。

夜ベッドに入ると、天井を睨みつけて苦しんでいる彼がすぐ近くにいるようで、涙がこぼれた。
こんなときに、知らない力で支えられているたんだと、友のありがたさを知るなんて、馬鹿な男だと思うけれど、ブログをいつも見てくれている皆に伝えることが、今できることの一つなんだと思い、公表することにしました。
一緒に祈って、パワーを送ってください。



*「和食の日」の広告が、先週に掲載されていたことが分かりました。心配された方もいらっしゃって、大変お騒がせいたしました。
決定のデザインは「おひつ編」。「和食の日」が定着するまではこんな感じ!?。

11月24日は和食の日


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11月24日は「和食の日」。というわけで、久々に広告の仕事を手がけた。
平成25年、「和食」がユネスコの人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に登録された。ここでは「和食」を料理そのものではなく、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」と位置付けている。

そんな背景があるのであれば、和食のもつ深さと広さを表現しようではないか、と考えて提案した三案だ。どの案に決まったかは、明日の読売新聞朝刊で明らかになる。


秋を吸う


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五感全開。久々に一人の山。まずは深呼吸を繰り返す。ヒンヤリとした濡れた落ち葉の匂いが、脳をどんどん浄化していく。前日の雨と風で銀杏の葉が一斉に散ったようだ。黄色に輝く贅沢な道を踏みしめて登山口を目指す。ところどころ、光射す場所では、わずかな湯気。


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尾根道までの一時間、誰とも会わずに行けそうだ。山靴が奏でる枯れ葉の音、時おり響く鳥の鳴き声。秋は見通しの良い森をつくっていた。


いぼむしり


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この時期になると、必ず現れるのがカマキリ君。こいつは大きいから雌だろうか。先日の歌会のやり取りを最初から最後までじっと覗いていた。前脚を見るとギザギザが凄い。こいつに捕まえられて、ムシャムシャ・・・想像するだけでぞっとする。

歌友のNさんがカマキリの別称「いぼむしり」を知らなくて、詠めない歌があったとFBに書かれていた。なんでもカマキリでイボをさすると消えてしまういう俗説から、そう呼ばれているらしい。そんな時代があったのだろうか・・・。
「鎌をもつキリギリス」。やはりこちらの方がピンと来る。



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ミノムシ


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ラクウショウの枝で来春まで越冬〜


久々に見つけたミノムシ。子供の頃、秋になっても野原に入っては虫を探していた。カマキリの卵やマユ、そしてミノムシであったりと、循環して命をつなぐ虫たちのねぐらを見つけては、心ときめいた。なかでも木の枝で見事な住居を作るミノムシはお気に入りだった。

話は変わる。もう30年も前の話。デザイン事務所にはトレスコ(トレースコープ)という写真やイラストをトリミングする大型の機械があった。これを使わせてほしいと、ある日の夕方イラストレータのKがやって来た。かなりの数のトリミング作業があるというので部屋の鍵を貸して帰った。

翌朝、事務所に行くと、Kはトレスコの前で寝袋に入って寝ていた。
「おい、起きろ」と声をかけると
寝袋から顔を出して「おはよう〜、僕、ミノムシちゃ〜ん」と笑わせた。
「俺の寝袋に入って、ミノムシちゃんかよ・・・」
良き時代のエピソードだ。右肩上がりを続ける日本、どこのデザイン事務所にも寝袋はあって、皆恐ろしいほどの残業をしていた。なかには200時間超えと豪語していた輩もいた。


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目を凝らさなければ分からない


飛不動尊


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吟行の途中でこんなお不動さまに出会う。

創建後まもなくのことです。この寺の住職が、ご本尊のお不動様を笈で背負い、はるばる大峯山まで修行にでかけたことがありました。ある日、ご本尊が留守の江戸の寺にお不動様の分身を携えた人々が集まり、お不動様を観想して一心に祈りました。するとお不動様は、一夜にして大峯山から江戸に飛び帰り、祈った人々の願いを叶えてくれました。それ以来、「空を飛び来て、衆生を守りたもうお不動様」飛不動尊と呼ばれるようになりました。

というわけで、そのご利益をいただこうといろんな人が来ていた。つまり落ちないにあやかり、受験合格祈願の絵馬まで〜


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夕べ遅くに、東京でもスーパームーンをが現われた。明るい〜。今度は18年後か・・・、星から見ているかもしれないと思えば、なお愛おしい。


鷲神社(おおとりじんじゃ)


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吟行の続き。前日がお酉様だったので、鷲神社には賑わいがまだ残っていた。酉の日の午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり、終日お祭が執り行われる。威勢のいい声が響き、商いが成立すれば「よ〜お」の手拍子が打ちならされる。

春を待つ ことのはじめや 酉の市

正月が近づいてきた高揚した気持ちを詠んでいるらしく、昔は良い時間が流れていたんだなあと思う。吟行歌にも酉の市の歌があった。

酉の市
なごり残す
鷲神社
我が手で集める
残り福

熊手ではなく我が手というのが楽しい。残りものには福があるというし。


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さてスーパームーンが見られない東京である。熊手で雲を取り払いたい気分〜。次見られるのは18年後だというから、もしかしたら星から見ることになりそうだ。


吟行「吉原界隈」


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吟行歌会が20回を迎えた。年に四回の開催だから、丸五年経ったわけで、四季折々、一期一会で生まれた歌は、どれも愛おしい。
今回歩いたのは、三ノ輪、吉原界隈。江戸の歴史に詳しい友人Yさんに案内をお願いして、吉原遊郭に想いを馳せ、若旦那や花魁になって往時を偲んで一首を捻る。そんな寸法だった。

吉原の跡は、今はソープランド街。それを囲むように古い神社や仏閣が点在している。最初に訪ねたのが、投げ込み寺と言われた「浄閑寺」。遊女が亡くなると、荒菰(あらごも)に包まれ、幾ばくかの金を添えられて、門前に置かれていたという。その哀れな一生を想うと、心が痛んだ。


投げ込み寺の
新吉原総霊塔
脇から覗けば数多の白い骨壺
ごめんね
冷やかし客のようで

            Iさん

吉原の敷地は約二万坪。そこで働いていた遊女は約三千人。その一画を囲むようにしていたのが「お歯黒どぶ」。真っ黒で汚かったので、お歯黒どぶと呼ばれた。名前の由来は、遊女が化粧をする際、お歯黒を流したためとも、また溝の水がお歯黒のように黒く濁っていたからだともいう。


秋日和に歩く道も
一皮むけば
お歯黒ドブ
時代に埋め込まれ行く
自分の上はどんなだろうか
 
            Sさん

日陰の路地に
落ちた種でも
花は咲く
「あちきの居場所は
ここでありんす」

            Iさん

吉原大門の前には、いま六代目の柳の木がぽつんとある。遊び帰りの客が、うしろ髪を引かれる思いでこの辺から振り返ったらしく、その名を「見返り柳」。もしかしたら亡くなった遊女たちも見送ったのかもしれない。

男も女も見送って
肩の荷がおりました
見返り柳
ぽつんと
たそがれており

          山碧木


歩いて、想って、捻って一首。さあ100回に向けて、また一歩・・・。


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1111


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イイなイイな、公園の親子は


今日は1が四つ並んだ。だから、いろんな日であったらしい。例えば「電池の日」、+−+−。「鮭の日」、圭の字が十ー十ー。なるほど・・・。ほかにも靴下の日、たくあんの日、きりたんぽの日、煙突の日・・・いろいろある。

1はスタートの数字。11月11日、トランプ氏はホワイトハウスでオバマ氏と会談し、政権移行について協議。アメリカは、世界は、どこに向うのか。


はちきん


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「はちきん」というらしい。まさに男勝りの女(ひと)だった。夕べはあんまりにも寒いので、一杯引っかけて帰ろうと、いくつかの居酒屋を思い浮かべた。よし、勇気だしてあの店に入ろうと選んだのが、20年以上前から目をつけていたこの店だった。

外から中が伺いしれない、重そうな木のドア、ベタベタと張り紙が多い・・・しかし昭和の風情。そして気になるフレーズ。「風の便りと旬の味」。変だけど妙に心を引かれる。
ドアを開けると、いきなり顔があった。「いまさ、メニューを書いてたのよ」。開いているのかと聞けば、いいよと言う。半畳ほどの玄関で靴を脱ぐ。なんで脱がなければならないのだ?
「以前飲み逃げされてさ〜」・・・なるほど。

年中無休。ただし何時から始めるかを決めていないと言う。「よくドアを開けたねえ」「気に喰わない客は追い出すんだ」。
土佐のハチキン。ウィキペディアにはこうある。

話し方や行動などがはっきりしており快活、気のいい性格で負けん気が強いが、一本調子でおだてに弱いといわれる。後ろを振り返ることなく前進し続けるといった頑固さや行動力あふれる点で、土佐の男性と共通する。

二人いた客は帰り、さしで呑んだ。「そっかあ、苦労したんだ」「よく頑張ったね」。二時間後、少し酒の回ったハチキンは泣いていた。なんだか聞き上手をしてしまった夜・・・。

心引かれる話が一つあった。どうしてここの場所なんだ?
「屋根に落ちる雨音が聞こえてさ、電車の音が響くだろ、それがいいんだよ」


鳥兜


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秋の山には、まだ花が残っている。ミズヒキ、ノコンギク、ホトトギス、そしてトリカブト。この花に出会うと、いささか緊張するのはなぜだろう。昔、誰かに毒の話を擦り込まれたからか。そう思って見ると、濃い紫色のふくらみにも妖しさが漂う。

花言葉は「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」。


花屋さん


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イベントがあるのだろうか、この日は貸し切り・・・


砧公園に行く途中に、大きな倉庫にしか見えない花屋さんがある。いつもドアが閉められているので、初めは何の店か分からなかった。初夏だったか、ドアが開いていたので中に入ると、お〜〜う!なんと〜素敵な花屋さん・・・というか、なにかの複合施設!?

聞けば、パーティや結婚式場としても貸しているとのこと。お店の名前は「KOUBOU-HANAYA」。花の香り、光を抑えた室内にモダンな家具の数々、クラシック音楽・・・HPには「時を刻んだものだけが放つやさしい温もりをお届けします」とある。

砧へお越しの時は、ぜひ一度覗いてみてほしい。

志村ふくみ展


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訳あって、最終日の昨日、志村ふくみ展「母衣(ぼろ)への回帰」を観てきた。訳とは、時々やらかす早とちりだ。土曜日にいくと工事中の札。「!?」。はたと、間違いだと気づいた。そうか、文学館ではなく、世田谷美術館だ・・・。スケジュールの都合もあって諦める。しかし、己の間違いに笑えるようになったのだから、実におおらかになったものだ。

昨日、気を取り直して、砧公園を突っ切って美術館に向う。まあ、園内の賑やかなこと。日本の園児が皆集まっているんじゃないの。温かくて、秋日和。

志村ふくみ。初めて知ったのは愛読していた家庭画報。染めや織について綴っていたのを時おり読んでいた。色の起源を光と定めた想いは、慈悲に満ち、宇宙や生命の神秘にまで広がっていた。やがて人間国宝になって、さもありなん。そうしてむかえた今回の企画展。最終日はなぜか空いていた。裏の裏!?

最初のコーナーでは、着物の後見頃と袖部分だけで単色の美しさを見せる。紹介もいたってシンプル。タイトルが「朱茜」であれば、解説は「紬織/絹糸、一位」。ただこれだけである。その三つを頭に入れて、眺めると、それは宇宙のよう。「朱茜」は、僅かな光を受けて、淡くて深い朱の一色を伝えている。一位は、小学校の下校時に口にした、あの赤い実の色を想像させた。

ふだん小さなチップでしか見ることのできない日本の伝統色。それを着物の色から味わえるなんて、なんと贅沢。ゆっくり時間をかけて、朱の色を吸い込む。少しばかり植物を知っているのだから、どうしてこの色が生まれる?・・・となって、興味は尽きない。

臭木が抽出した「天青」の淡く儚い青。カラスノエンドウから生まれた「柳の国」の初々しい黄緑・・・。作家の費やした莫大な時間を思うと、作品一つひとつに愛おしさを覚えた。なぜ色が生まれるのか。こんな一文があった。

「色は光の受苦である」。・・・深い。


剪定


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酉の市の看板のすぐ傍を「神を信じなさい・・・」のお言葉を発する辻説法の車が通り過ぎて行く。あ〜年末なんだなあとシミジミしていると、街路樹剪定の一団が現われた。切る人集める人運ぶ人、こちらも年末恒例の光景だ。風に乗って小さな枝や葉が車道に飛ばされていく。

紅葉する前に、剪定をするんですね。
「ええ、早目がいいんです。センテイ必勝と言いますから・・・」


お茶の花


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なんで今ごろ咲くのだろうと思ったら、お茶はツバキ科の植物。よく見ると白い椿のようで、やや小ぶり。蕊は冠のようにひらいて、それぞれが花にも見える。甘い蜜に誘われてか、蟻が数匹かくれんぼしていた。


ピラカンサス


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枝がまったく見えないほどに、ピラカンサの赤い実が滴っている。襲いかかって来るようでもある。どれほどの重量だろうか。我が身の幹や枝ぶりを考えていないのだろうかと思う。なにかに喩えたいのだが、すぐに出てこない・・・。

食堂「一福」


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ドンしたことか、井のなかにカワズはおらず!?


週末は、ORMACの山歩き。今回は、低山を少し歩いてから温泉〜というのがメインイベントだった。春に登った能岳と八重山を逆コースでハイキングして、上野原名物の酒饅頭を買って、秋山温泉へ向う。ここは湯船が広く、湯の温度が低めなので、のんびりと約40分ほど浸かる。露天風呂、サウナに入って汗を流した後、二階のレストランに入ると、ほぼ貸し切り状態。
しっかり呑んでいい気持ちになったからか、駅前の大衆食堂「一福」の看板がどうしても気になって、もう一軒!となる。

「海のカキ丼」の真ん中に「丶」がない〜。こんな看板にORMACは、不思議な郷愁を覚えてしまうのだ。店に入れば、イメージ通りの昭和の香り〜。テレビでは日本シリーズの第六戦が流れ、真ん丸眼鏡をかけた大学教授とその教え子の二人がビールを飲みながらラーメンをすすっている。この場末の感じ、好いよねえ。いつものように爺3のアホ話が始まると、やがて興味を示した教授が話に乗ってきて、アレヤコレヤとなり・・・
食堂「一福」の夜は更けてゆくのだった。


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食堂「一福」のすぐそばにヒメツルソバが咲いていた


源泉掛け流し


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明日は、月イチ恒例のORMACの低山ハイク。晴れ男が一人いるから、この雨もきっと上がるはずだ。今回のハイクには「源泉掛け流し」の秋山温泉がプラスされている。汗を流してからの一杯が楽しみだ。この「源泉掛け流し」を命名したのは、編集者でジャーナリストの野口悦夫さん。「日本秘湯を守る会」を広めた温泉好きの人だった。頭にタオルを巻いて入浴している写真が、山の本によく掲載されていた。2008年に突然亡くなられた。


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*五行歌の友人、嵐太さんから昨日メールが届いた。

今年もNHK長野の来年度カレンダーの写真候補に、嵐太さんの一点が選ばれている。
なんでも投票で決まるそうなので、皆で応援したい。

嵐太さんからのメッセージ

いよいよ今年もNHK長野局写真投稿サイト「撮るしん。」カレンダー候補100点が公表されました。
僕のは春の部、8番、「黄色いファンフーレ」のラッパ水仙。撮影者は川嶋雅です。
これを見るには、撮るしんHP、TOP画面の左側に「撮るしん。スペシャル>>事前投票はこちらから」があります。
ここをクリックして入ってください。
少し下がると「撮るしん。スペシャル>>事前投票はこちらから」があります。
春で8をクリックすると大サイズで見られます。
投票するには、「投票する」から入ってください。
締切は11月14日正午です。

きちんと書き込むとカレンダーが高い確率で当たります〜♪
お友達、知人親戚にも声を掛けて上位へ推してください。
それでは、よろしくお願いします〜m(__)m


今月の運勢


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バラの蜜を求めてきたイチモンジセセリ


今月の運勢はどうなんだろうか。心臓問題をなんとかクリアしたと思ったら、仕事のトラブルで昨日は弁護士と会っていた。向きあうべき相手が百戦錬磨のシンドイ輩なので、話をしているだけでけっこう疲れる。さらには水回りと空調設備のリニューアルで余計な出費が続くし・・・人生はいろんなことに満ちている。
一昨日は蜂巣(蓮)をテーマにしたけど、心は穴だらけ? でもなくて、おいしい蓮根が泥の中で育っていくのだと思い、先を見据えている。


「九星気学」で調べてみた

三碧木星 

今月(10月)の運の勢いとしては、非常に強い状態です。
ただ、「勢いが強い=何事も発展する」ような運気ではありません。
むしろ、静観姿勢で自己を見つめ直す運気なのです。
一般的に月盤の中央に本命星が入る時期を「凶」と言ったり、「八方塞がり」と言ったりします。
では、三碧木星の方が全員「八方塞がり」になったり「凶」になるかと言うと...
それは違います!

遁甲盤の中央(中宮)は、原因が結果として現れやすい時期なのです。
よい事をされていた方は良い結果が表れ、そうでない方はそれなりの結果が現れます。
ただし!
この段階では単なる結果であって、まだ「成果」ではありません。
本格的な成果に繋げるためのメンテナンス時期なのです。

人間は常に何らかの過ちや失敗を繰り返しながら成長し達成します。
この時期は、静観期に私利私欲を抑え、状況を的確に把握する時期。
そうする事で「成果」の大きさが変わる大切な時期なのです。
特に!三碧木星の方は、今年(2016年)は、大きな成果を得られる大切な一年です。そして、その大きな成果が得られるチャンスに恵まれる月が来月(11月)です。

この大きなチャンスをしっかり掴み取る為にも大切な時期なのです。

^o^^o^

まるで見抜かれたような10月。
メンテナンス、私利私欲を抑えて、状況を把握・・・・
チャンスの11月〜♡


蜂巣


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蓮のこの姿に弱い。たくさんの目ん玉が、こちらを見つめているようで、怖いのだ。しかしこの花托は「蓮」の名前につながった。蜂の巣に似ていることから「蜂巣(ハチス)」。この名が変化して蓮。
えっ?と思われる方は「ハチス」と打つといい。「蓮」の字が現れる。

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蓮の実は健康食品として広く利用されている


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アレンジするとこんなインテリアに早変わり〜


冠動脈


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枯れてもしっかり葉脈が残っている。なるほどねえ〜たいしたもんだと、今日午前中に視た我が心臓の冠動脈三本のCGを思い浮かべている。
もしかすると・・・と、この一ヵ月心臓の検査をあれこれ続けていた。最新鋭のCTスキャンの中に入って心臓を輪切りにしてもらったのが先週。

そして今日、検査結果がでた。答は白。胸の奥の霧がサ〜ッと消えた。画面に映し出されている真っ赤な心臓君の心強いこと〜!。三本の冠動脈に包まれて、クルクルと回っていた。これ、持って帰りたいなあと思いながら、医師に礼を述べて病院の外に出ると、秋の空のなんと爽やか!


勝ち虫


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トンボは勝ち虫というそうな。調べると・・・前にしか進まない。それも一直線に進む。つまり不転退(決して退却をしない)の虫だからということで、戦国武将に支持されたらしい。たしかにそうだ。バックする虫はいない。ゴキブリなんか、引き下がることを覚えでもしたら、新たな人間との闘いが始まるだろう。

日本では益虫として愛されているトンボだが、西洋では忌み嫌われている。Dragonfly。つまり「ドラゴン=竜」のイメージがあって、邪悪な存在とされているからだ。

トンボの飛ぶ力が弱ってきた。陽射しを受けて、じっとしているトンボを見ると、しみじみ秋なんだなあと思うのである。


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勝負の時は、これを鉢巻にしよう


ダリア


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花びらが、泉の奥から吹出してくるような美しさ。大振りな花の見事さ。
調べると、ダリアは花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれていたらしい。
春はボタン、秋はダリア。大振りな花の咲き誇るさまに、圧倒される。


お茶の実


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週末、埼玉県の低山を一つ登ろうと決め、西武池袋線のハイキングコース24選から「越上山」を見つけた。吾野駅から約一時間くらい登った斜面に小さなお茶畑。傍まで行くと、なんと実をつけている。えっ、お茶に実がなるの?知らなかった・・・
チャノミ友達なら知っているけど・・・


蜘蛛騒動


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時は日曜の午後四時過ぎ。場所は西武池袋線の快速急行池袋行きの車内。山歩きを終え、ぼんやりスマホを見ていたら、左側に座っていたアイパッド青年がやおら立ち上がり、なにも言わずにアイパッドを左の肩にぶつけてくる。その行動に驚き、「なんですか」とやや怒気をふくめて言うと・・・
「クモがいます、大きなクモ」。
前方に座っていた3人が、「オー!」と声を張り上げた。

首筋を何者かが通過する気配。賢い人間は、ここで大声を上げて動かない。蜘蛛は一度右側に動いて、再び左側に移動したようだ。首を少し上げて、左肩に黒目を送ると、デカイ・・・。
ゆっくり立ち上がっておもいっきり左肩を下げると、蜘蛛が床に落ちた。大きさは10センチほどか。前列の七人が声を上げて体を反らす。

蜘蛛は、ドアの方へ素早く歩を進めていく。「この蜘蛛は外来種かもしれません」と皆に伝える。
リュックからビニールの袋を取り出し、ドアの隅に追い込み、何とか捕獲して皆さんに見せると、安堵の声。途中駅で下車し、ホームでじっくり蜘蛛を観る。タランチュラではないかもしれないが、初めて見る蜘蛛に呼吸は荒い。

そうだ、権師匠に写真を送って問い合わせてみよう。師匠に事情説明→シャメ→返事。この返事が早かった。
「おおこれか!これはオオハシリグモだ。」さすが師匠。お詳しい〜。

駅の案内へ持っていくと、可愛い女性駅員が笑顔で近寄ってきたので、じつは・・・と袋を差し出すと50センチほど後ろへ下がって袋を凝視し身構えた。
年輩の駅員もやって来たので事情を説明し、電話番号と名前を書いた蜘蛛の袋を渡した。駅からは未だに連絡はなし。

思えば、逃がしてやるべきだった、と後悔・・・オオハシリグモよ、スマン。


興味のある方だけに・・・

ボブ・ディラン


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ミズヒキが風に吹かれて揺れていた


秋風に乗って「ボブ・ディランがノーベル文学賞」のニュースが飛んで来た。何故!?の質問に答えるように、その受賞理由は「米国音楽の偉大な伝統の中に新たな詩的表現を創造した」だそうな。そして「偉大な詩人であり、文学賞に値する。絶えず自己を変革し、新たな個性を生み出してきた」とスウェーデン・アカデミーは称賛している。

青春時代、フォークソングが全盛だった頃「How many roads must・・」と「風に吹かれて」を仲間たちとよく歌っていた。ギターを中心に、ジョーン・バエズやPPMの歌も人気だった。なぜ歌うのがあんなに楽しかったのだろう。
歌うことで連帯意識が強くなっていったのを覚えている。

歌手にだってノーベル賞・・・見事なお手並のスウェーデン・アカデミーの皆さんに、ノーベル製菓の「のど飴」を贈りたい。



恐怖の報酬


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「煙草は吸わないんだよねえ」
 ええ・・・
「レントゲンも心電図も血液検査も問題ないんだよな」

医師はスクロールさせながら、モニターの数値を見続けている。

「どうする、ニトロ持っていく」
 ニトロって・・・

「胸が痛くなったらね、舌の上におくの」「楽になるから」
「どんどん服用してかまわないから」

子供の頃、液体のダイナマイトだと信じていたニトロ。
イブ・モンタンの「恐怖の報酬」を思い出した・・・。


ねこレクションから


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なんという秋の訪れ。朝晩どころか、日中も肌寒い。日向ぼっこしたいなあ。


博多の夜は更けて


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福岡歌会の懇親会後、「教えたくはないんだけどなあ〜」と、踊るツアーコンダクターことK氏をけしかけて、Tさんと三人、彼の馴染みの居酒屋に向う。カラオケの誘いには目もくれず、好い日本酒が揃っているというK氏を信じて、繁華街とは縁のない静かな道をすすむ。

「ここだ」。なるほど〜これは気がつかない。地元の若者、それも若い女子ばかり。おいおい、こんな遅い時間まで呑んでいて良いのか〜と思いながら、席につき、グイっとメニューを手にすると、ククク〜、ありました。

まずは菊姫のニゴリね。これこれ、これからいきましょう。ちょっとビビるTさんだったが、美味いと分かると、これで火がついた。「次は 而今!」「お〜450円」。菊姫が300円だったから、この店はどうなっているのだ。焼鳥ほか軽いツマミを頼んで、話し始めると「じつは娘のさ〜」と腰の据わった親父の悩みが飛びだして、フムフムと盃は傾いていくのだった。

東北の二人は、もうかなり呑んでいるたはずだが、イヤ〜強いのなんの。こんな二人とトコトン呑みたかったが、朝の研究会に出なくてはならない。わずか一時間半でお開き。
次に来るまで、この店潰れてはいませんように・・・祈りを込めて後にした。それにしても旨くて好い店だった〜。



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テレビのない生活


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じつはテレビのない生活をしばらく続けていた。突然暗くなって「終了で〜す」そんな終わり方。なければないでいいやと、久しぶりに有線でラジオを聞いていたら、いくつかの発見があった。たとえば女子アナの声の質。NHKの女性の声は、民放に比べて一つ低い。これが、とても落ち着く。あの時代の加賀美さん、山根基世さんを想い出した。
山根基世さんといえば、ずっと憧れの人だった。声を聞いているだけでときめいた。丁寧な朗読、ナレーションはもちろん、ゲストと話しをしている時の美しい言葉、そして笑い声がなんとも可愛らしかった。歳を重ねてから年上の大学教授と結婚されたときは、寂しかった・・・。


そして高橋源一郎の「源ちゃんのゲンダイ国語」。これが面白い。この人は、ドンドン魅力的になっている。離婚を繰り返し、何考えているんだ〜!と思っていたら、若者ときちんと向きあい社会と向きあっている。

ラジオで育った世代は、想像力が豊かだと思う。たとえば相撲中継。アナウンサーの声から二人の力士の組み手と息づかいを想像することが今でもできる。「かいなを返して、下手充分・・・」。音楽、落語、ラジオドラマ、どれも懐かしいあの時代。
ラジオの向こうに広がる世界を夢想していた少年がいた。


木漏れ陽


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福岡の旅で、いくつかの木漏れ陽に足が止まった。山道で、お寺の中で、木漏れ陽は、なにかを啓示するかのように、そこに降りていた。


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少し前にこんな歌をつくっていた。

木漏れ陽の
影を映しだす室内は
大きな肺のよう
光の聴診器に
吸ったり 吐いたり


宝満山


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歌会の前に登ろうと計画を立てていた宝満山。ORMAC九州支部長Sさんと待ち合わせをして、太宰府へ向う。そこからバスに乗って、登山口となる竃神社でまずは安全祈願。そぼ降る雨のなか、階段の登山道に向う。Sさんは、わざわざこの道を選んだらしく、山頂の最後の一歩まで階段が続いた。おそらくこんなにも階段の比率が高い山は、珍しいのではないか。おまけに道中はときおりの強い雨。蒸すなんてもんじゃない。もうビッショリ。

ところが830メートルの山頂に着いた瞬間に雨が上がった。今度はキツい陽射し。いやはや忙しいお天気。やろうとイメージしていた宝満山のポーズを田中陽希のように決めてみた。これをと思って登ったわけではないが、やはり制覇すれば「ほーまんさん!」。


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最後に待っていたのも急階段、堪えた・・・

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登山口の竃神社で安全祈願

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味噌汁の後にはコーヒーまで・・・Sさんのもてなしが続く

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今年は雨が多いせいか、アチコチから水が溢れるように流れていた



五竜岳−4


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遠見尾根から、唐松岳から、そして鹿島槍からと、続々登山者が五竜山荘にやって来る。明日になれば、またそれぞれが違う山道を辿っていく。まだ歩いていないコースや山を眺めながら、いいなあ〜と羨ましく思う。今度はあそこを登ろう。そう決めることで、山と別れることができる。何度も何度も振り返りながら。

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どのテントも寝袋から日の出が見えるようになっている

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こちらは夕焼け組。右後方に五竜岳

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山小屋の多くは稜線上にあり、西風を直接受けない工夫をしている


五竜岳−3


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怒濤の9月、バタバタがやっと終った。再び五竜岳。この山は花の名山らしい。後一ヵ月早く訪れていれば、生き生きとした花が見られたことだろう。しかし、花の多い時は人も多いわけで、悩ましい・・・。
というわけで、ほんの一部ですが、ご覧ください。


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五竜岳−2


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坊助が登り始めたら、ゾロゾロと五竜山頂から登山者が下りてきた


朝焼けを見てから朝食をとり、寝坊の分を取り返そうと、五竜岳山頂へあたふたと出発。ORMACの三人は唐松岳へ一足先に出発する。往復二時間のコースを一時間半の目標タイムにする。気分は田中陽希〜〜。ところが岩壁がいくつも現われて、クサリ場の前では順番待ちに・・・。う〜ん、困るなあ、しかし焦ると事故の危険もあるし。しゃ〜ない、待とう。
なんとか頂上に到着すれば、ガスに包まれている・・・今ひとつ盛り上がらず。パチリと一枚撮って、下山を急ぐことにした。みんなは、今どの編を歩いているのだろう。


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五竜岳を振り返れば、なんと晴れているじゃ〜〜ん

五竜岳(2814メートル/日本百名山84座目)


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この風景のなかに我がORMACのメンバーが一人映っている


前日までの雨が止んで、ORMACの4人は、曇空のなか後立山連峰の一つ、五竜岳を目指した。1800メートルまでは、白馬五竜テレキャビンが高度を稼いでくれる。これは楽チン〜。まだ咲き残っている秋の高山植物を愛でながら、紅葉の始まった小遠見(ことうみ)までの道をすすむ。一時間半で到着。快晴であれば、ここから360度の山並みを見渡すことができるのに・・・と思った瞬間に、ガスが切れはじめた。お〜確か、三つ峠の山頂でも同じようなことが起きたぞ〜!いいねえ〜と、白馬三山、唐松岳、五竜岳、鹿島槍を写真に収めていく。

この小遠見から本格的なアップダウンの繰り返しが始まり、高低差のある階段、クサリ場がこれでもかと続く。そして小言も・・・。ハイハイ、声が出るうちは大丈夫〜(心の声)。

そして三時過ぎ、無事に五竜山荘に到着。超満員。変則9畳の部屋に11人。掛布団は湿度100%・・・。色々、色々あったけど、朝を迎える。珍しく寝坊して、慌てて外に飛びだせば、ドラマチックな朝焼けのシーンに間に合った。


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きた〜〜〜

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夕日を眺めている登山者たち。寒さが半端ではない

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終わった〜

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すっかりガスに包まれた五竜山荘


ササゴイ


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捕えられたのはオイカワだろうか


雨、そしてバタバタ、忙しい・・・そんな時には、こんな写真。すでに掲載許可をもらっている友人Tさんの鳥の写真のササゴイだ。水鳥が一瞬のうちに魚を捕獲するのが好きで、青鷺やシラサギを見つけると、思わず立ち止まってしまう。こちらも鳥なった気分で、水面の一点を追う。首が伸びて魚をくわえる。お〜やったあ〜、さあ行こう〜。

*金曜日から百名山84座目「五竜岳」にアタックです。


おひつ


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昨日は旬の秋刀魚の塩焼き。ご飯があったらなあ〜それも七分づきくらいのご飯。できればお釜で炊いて、おひつに移してからいただきたい。
というわけで、やってみました。さすがにお釜では炊けなかったけれど、おひつからのご飯は、ふっくらで味わいのあるものだった(撮影現場で)。食べながら思ったのは、昔は手間暇を惜しまずに、暮らしと向きあっていたなあということ。母親はいつも忙しそうに働いていた。


秋刀魚三昧


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P9141395.JPGのサムネール画像

秋刀魚の骨
一匹
美しく残り
泳いでいきそう
ダリの絵のなかを
                    

カラスウリ


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イナイ イナイ


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バ〜〜〜

カラスウリは、日没後から開花をはじめ、一時間くらいでショーを終える。
花言葉は「男ぎらい」。まあ、珍しや〜〜


松岡修造


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者に与えられたソフトクリーム(道東の二山を制覇した7月)記事とは関係ありません


全米プロテニスがやっとこ終わって、心が平静に戻りつつある。一時も目を離せない決勝戦は、テニスの面白さ、苛酷さ、そして選手のメンタル、戦術、フィジカルのレベルの高さを伝える内容だった。優勝したワウリンカは王者に相応しい試合をしたし、負けたジョコビッチも足の痛みに耐えながら、諦めずに試合を作った。この試合を錦織はどんな思いで観ていたことだろう。この日、テニスの神様は弱音を吐かない、見せないワウリンカの上に舞い降りた。

松岡修造のゲームの緊張を伝える解説は圧巻だった。最後は試合を観たいのか。松岡の解説を聞きたいのか、なんだか分からなくなった。解説者松岡修造は、コートの上でも共に戦っていた。あなたは、試合の流れを読む洞察力をもちそなえ、正直で、そして優しい人だった。
見直した!


中野セントラルパーク


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こんな公園があったんだ・・・。中野駅北口に早稲田、明治、帝京の三つの大学がやって来て、周辺が一気に変わった。戦前、ここには陸軍中野学校があった。その後、警察施設地へと転用され、四年前に中野四季の森公園、中野セントラルパークができた。
セントラルパークとは大げさだが、水遊びをしている子どもらの姿を見つめるのは気持ちがいい。水と緑、体温が少し下がるね。


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胡弓を弾く女性もいたりして・・・


錦織圭!


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もう、今日は錦織圭でしょ〜。この一週間、全米オープンテニスで勝ち続ける錦織に生活のリズムを合わせているので、睡眠不足状態だ。準決勝は強敵マレーだった。未明に第一セットを奪われてガックリ・・・寝よう・・・・
朝方、家人たちの悲鳴が聞こえた。ノソノソ起きだすと、第五セットの終盤ではないか。何が起きていたのだ〜〜。スマン!錦織〜・・・・ヤッタ〜〜。
睡眠不足は続く・・・。


スポーツクライミング


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にわかに脚光を浴びてきたスポーツにこのボルダリングがある。東京オリンピックの追加種目にスポーツクライミングとして正式決定されたから、施設がどんどん増えている。子どもたちは、木登りが大好きだ。そんな遊びのようなことが競技として堂々と楽しめるのだから、子どもたちは、こぞって集まる。


紫さん


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一時間ほど前に、紫草子さんの葬儀が終り棺がご家族と親しい方々に見送られた(はずだ)。土曜日の夜、紫さんが亡くなられましたの連絡があり、母親を失ってしまったようなショックを受けた。金曜日にハガキを送ったばかりなのに、こんな直ぐに・・・悲しみが貫いた。

会えばいつも、山碧木、体調ど〜お?と、自分のことをさておいて、体のことを気遣ってくださった。旅先で二人で呑むはずが、いつの間にかお連れが二人増えて大賑わいになったり、山のコントをつくって練習したりと、楽しい想い出が蘇る。

書きたいことはいくつもある。五行歌九月号の歌のなかに、「無垢の愛」「直向きな熱情」とご自身を見つめる言葉を歌にされていた。白と赤の両方の色をもつ人だった。あれもこれも・・・
二時、パソコンの画面に手を合わせてご冥福を祈った。


タラバガ  ニー


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台風10号が北海道の空知地方に大きな爪痕を残した。とくに農家は壊滅的な被害を被ったようだ。「タラバガ・・ニー」。二年前、美瑛の丘で教えてもらった写真を撮るときの合い言葉。それを教えてくれたおじさんの丘の畑は、どうなっただろう。ジャガイモやビート大根は、雨水と一緒に丘を流れていったのだろうか。美しい丘の土は、雨に弱い。幹線道路も寸断されたと聞く。
北海道の人は雪には強いけど、台風の怖さなんか知らないから。次々とやって来た台風にビックリしたことだろう。
「いや〜ゆるくないね」とポツリ、こぼす声が聞こえてくる。


九月へ


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昼間のキツい陽射しはどこへやら、朝夕の気温に一息つく。昨日は、夕方から気持ちのいい風が吹いていたので、呑む約束をキャンセルさせてもらい、我が家まで歩いて帰ることにした。若い頃であれば、腕を振って約一時間くらいでト〜チャコ〜だったが、今はすっかりスローペースだ。
あまり呑む気分ではなかったからか、歩いているのがなんだか楽しく、移りゆく夜の街の風景が新鮮だった。旅行者のような気分か。新宿の外国人の多さは相変わらずで、長髪時代の新宿はどこにいった?と、大ガードの前でしばし佇んで、当時を懐かしんだ。


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山の店に通りかかったとき、フラッと中に入った。季節外れのシャツが半額・・・おっ、いいね〜と試着して、購入する。そうだ、山があった。テンションを山に持っていかなければ。
カカ兄ちゃんは、それぞれのスケジュールと停車駅に合わせてバスチケットをネット購入、宿の予約、コースタイムの計算、そして予定表を作っていた。大変なのだが、喜んでもらえると思えば、これが意外に楽しい。Mさんのようにサラッと何事もなく、格好いい幹事でありたい〜♬と、そう思っているのだ。


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面白い屋号・・・俺の家?



空高く


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空の高さを感じさせる二本のタワーマンション。雲の流れが速いからか、競うかのように伸びていくような、倒れていくような感覚が生まれる・・・。


光射す


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油断のならない迷走台風が抜けていった。きっと明日は光が射すだろう。


雲ゆく


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一瞬の晴れ間。風が強い。迎賓館の上をゆく、犬のような、スーパーマンのような雲。


忙中・・・


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振り返ると夜景が美しい。ここは幕張メッセの国際展示場。昨日からDIYショーが始まった。わずか3日間のために、二ヵ月に渡ってブースのデザインを進めていた。会場のアチコチから中国語が聞こえていた。中国企業が日本をマーケットにしようと、会場にはBtoB、BtoCのブースがいくつも立ち並ぶ。この小さな国が中国のターゲットになっているのだ。
変わっているんだなあを強く実感する。


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甘鯛


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この甘鯛の前で立ち止まる。買っていこうか否か。少し前にこの甘鯛の酒蒸しを食べて、しばし呑むのを忘れてしまった。白い肉をつつき始めたら、箸が止まらない。淡白なのに旨味が凝縮されて、じんわりと舌の上を柔らかな甘味が広がっていく。ありとあらゆる箇所に詰まっている肉をツルっとはがしていくと、やがて透き通った骨の姿になった。

関西ではグジ。老舗のレシピにはこうあった。

「ぐじ」料理にはいろんなものがありますが、その最高峰とも言えるのが老舗の料亭「一子相伝 京料理 なかむら」の「ぐじの酒焼き」です。「ぐじ」は一塩ふって一晩ねかせてから下焼きをします。そして日本酒を皮に丁寧に塗り込んでから本焼きに入ります。こんがりと香ばしく焼き上がった「ぐじ」に仕上げとして日本酒の熱燗をかけ完成。香ばしい焼き加減と日本酒のいい香りがたまりません。白身もジューシーでとても柔らかい歯ごたえ、これぞ逸品です。

秋風と酒と肴が恋しくなってきた・・・。


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こちらはコショウダイの鱗焼き


須磨アルプス


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秋から春にかけてのハイキングならサイコーかも


いかんいかん・・・アルキメを二日も休んでしまった。
先週末は、神戸の須磨アルプスを歩いていた。熱かった・・・結論!夏登る山ではなかった。37度、湿度100%。水分をいくら摂っても、体から消えていく。途中でリタイアしたのだが、正解だったかもしれない。あのまま歩き続けていたら危なかった。

ただし、瀬戸内海の眺望は素晴らしいものだった。親子でハイキングには、ピッタシの山だ。タイトルはこうしよう。「瀬戸の海を背にして登る、ご機嫌ハイキングの山」


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ツクツクホウシの山とも言われていて、もうそれはセミシャワーだ

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宝塚まで歩けるらしい。但しその距離50キロ〜

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橋の入口と出口


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「きれいばし」の文字が汚れている。さて、ご存知だろうか?
橋には入口と出口があることを・・・。たとえば、この「きれいばし」から渡ると出口となる。なぜか?

橋の両端には、それぞれプレートが貼ってある。片方は漢字表記で、もう一方は平仮名表記だ。さて、お立ち会い〜〜漢字側が入口で、平仮名側が出口なのだ。なぜか?
じつは、起点となる日本橋にある。そちらに近い法が入口で、遠い方が出口。じつに分かりやすい。これって、江戸情緒?


熱海湯


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神楽坂の路地裏に、昭和情緒漂う昔ながらの銭湯「熱海湯」がある。銭湯は久しぶりだ。大人460円か・・・半世紀以上も昔、15円を握って銭湯にいったことがあった。上京してからは、しばらく銭湯通い。終電に近い電車で帰り、慌てて銭湯に飛び込み、掃除している横で体を洗っていた。その銭湯で初めて話をした同じアパートの住人は、同じ志の仲間であることが分かり、今でも付き合いが続いている。

熱海湯は宮造りの銭湯で、中に入るとペンキ絵の富士山がドーンと裸の男女を見下ろしている。ここは熱めの湯が名物と聞いていたが、なるほど熱い。静かに息を吐きながら、深く浸かる・・・大学生数人が入ってきた・・・一人が足を入れて「アチ〜」「めっちゃ熱い」。大騒ぎとなる。

君たちねえ、この程度の熱さで驚いちゃいかんよ〜。グッと我慢していれば、じんわりと湯が体を解していくのだ・・・人生、ぬるま湯ばかりではないのだ〜〜でも、たしかに熱かった・・・


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終わらない夏


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FBには「少年の夏」と題して、子どもたち、そして虫と花の写真をアップした。何のことはない。自分をそのまま重ねているのだ。

夏の終り、陽射しを受けながら、ふと風を感じた。あれだけ強かった陽射しが弱くなっているようで、なんだか寂しく思った。ゆっくりと夏が去っていく。
少年は、いつのまにか心身共にひと回り大きくなっていた。


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カマキリが現われはじめ

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イナゴも見かける

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擬態の主、ななふし。足が一本なかった


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そしてこんな珍しい虫を見つけると「新種かもしれない」と捕まえてはドキドキしていた


終戦の日


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子どもたちが夏の陽射しをいっぱいに浴びて遊んでいる。こんな姿を見ていると、嬉しくなってしまうのは何故だろう。拓郎の夏休みが聴こえてきて、あの夏が蘇ってくる。ここは高尾山の城山茶屋の前。この時期、トンボや大型のアゲハが空を飛び交い、蝉がワシワシと啼く。雲も少しずつカタチを弱くして、そろそろ衣替えだ。

ORMACの仲間と大垂水から南高尾を上がって城山へ。下山は涼しい日影沢を歩き高尾駅へ。そこから中央線に揺られ、神楽坂の銭湯「熱海湯」の熱い湯に浸かり、居残り隊と合流してビールで祝杯をあげるという、庶民的な贅沢コースの一日を過ごした。


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見よ!この高さを!

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コーラ味のシロップをかける

蔭は涼し


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まるで生き物のように 陰が 壁で息をしている
淡くなったり・・・濃くなったり
ふわっと ふくらんだり
ときおり風まで 仲間に入って・・・
ふるふるふるる


鳩の巣


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フラフラしながら歩く・・・すっかり生い茂ったハナミズキを見上げると、鳥の巣がある。さらに回りこんでみると、鳥の尾が・・・たぶん鳩だろう。
暑くて、出たくないよねえ〜


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蝉時雨


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昼間の暑いなか、アササンコースを歩いた。木蔭は気持ちよく、風が吹き抜けると暑さはいくぶん和らぐ。但し、蝉たちが黙ってはいない。これでもか〜と啼き叫んでいる。とくにミンミンゼミの啼き始めは、驚くばかりの声で、思わず後ずさりした。立秋は名ばかり・・・ヒグラシが恋しい。


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やっと見つけた〜! セミダブル

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こちらも見っけ〜! セミリタイア 違うか?


神代欅


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この前を通ると誰もが見上げる、御岳山の誇る「神代欅」。幹廻り8メートル、樹齢一千年だから屋久杉クラスの寿命だ。数年前まで幹に穴が開いていたが、優しい樹木医が綺麗に治してくれた。


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レンゲショウマ


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昨日は、取材で御岳山にいたので、アルキメはお休みでした。
このクソ暑いのに、御岳山かよ〜とグチりながら、昨日は朝早く家を出て、御岳の山頂駅に着くと、まあ〜これが涼しいのなんの・・・。都内よりも5度以上は低かったのではないだろうか。平日なので人は少ないかといえば、御岳山はいまレンゲショウマ祭の真っ盛り。カメラを持った人が多かった。

「昔は、草と一緒に刈っていたもんです」とバスの運ちゃん。それが時が経つに連れてレンゲショウマは「日本一の群生地」となり、週末には臨時便のバスが増発されている。毎年見ていると、その可愛らしさがだんだん分かってきた。可憐で瀟酒な姿は、カメラ映りもよろしく、リピーターが増えていくのも、なるほどねえ、なのだ〜。

トンとご覧あれ。


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なんだろう?シロバナツリガネニンジンだろうか

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山百合も見頃


小さな天才たち


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12才(タイ)

ここに紹介した作品は、地球環境をテーマに世界の子どもたちが描いたものだ。発想、大胆な構図、自由な色使い、愛情のこもった生き物たちへの配慮、そして細やかさ、環境意識を超えた思いなど、どの絵を見ても子どもは天才だ〜としみじみ思った。
あ〜かなわない・・・。


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ブドウを採る少女、6才(ロシア)


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ブルガリアの9才、構図、色使いが素晴らしい


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ポルトガルの7才、なんと大胆なトリミング〜〜!


一夜のシンデレラ


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夕方、白い花の蕾を見つけた。薮に絡みついて、ひょいと蕾を伸ばしている。いけないと思いながら、指でポンとはじいた。すると、みるみる開いて、白い糸を伸ばし始めた。レースのように折りたたまれていたのだろうか。気のせいかどんどん広がっていく。カラスウリの仲間かもしれない。
これも一夜の花・・・妖しく神秘的な開花が始まるのかもしれない。


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熊ガラナ


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ガラナに「熊」の文字!「熊ガラナ」知らなかった・・・


北海道にあって東京にないもの。その一つがこのガラナだ。途中下車した帯広駅で思わず、懐かしくて買った。コーラよりドクターペッパーに似た味がして、薬臭い黒いジンジャエールといった感じか。その昔、上京してこれが北海道限定だったと知った。
こんな飲み物は他にもあって、「パンピー」「カツゲン」「ヨーグルッペ」「リボンナポリン」「タングロン」。とくにカツゲンは、北海道民が長く愛してきた飲み物だから、驚いた。
田舎にあって中央にない・・・そんなとき郷愁が湧いてくる。



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でっかいど〜


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雄大だからこそ、こんなことをしたくなる


道東の旅を振り返る。世界にはもっと広大な景色はあるだろうけど、それにしても北海道は雄大だった。山はもちろん、畠の一区画だって内地に比べるとデカイ。ジャガイモ、ビート、トウモロコシが遥か遠くまで広がっている。一つひとつ、人の手で植えたり、刈り取ったりなんかして入たら日が暮れてしまうだろう。
北海道は、見るというか、眺めるというか、思わず佇んでしまう、そんなところだ。


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道東の道路は、ほとんどが一直線。左右に広大な畑。それを見ては感動をする。


ボッケモン が〜


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先日の斜里岳で見つけたダケカンバキョウリュウ


薩摩の人ならこんな声を上げるかもしれない。
巷では、ポケモンが人気らしい。が、おいおい、と言いたい。
こっちが先にやってたぜ〜い。
山での「イキモノ探し」だ。

登って来た山のなかで、イキモノをみつけては、パチリとゲットしていた。
ちっちゃな画面ばかり見ていないで、大きな自然の中にいるイキモノを探そう〜!


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命名「カメレオンの親子」


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恐竜やゴジラだって見つかるのだ!


峠のそば処「みちこ」


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縁側に回るとこんな素敵なラブチェアがある


玄関先に山百合が飾られ、その先に給水をしている庭がある。はて?・・・客が誰もいないことを確認して、店の方にそれを尋ねると、ここにクリンソウが咲くんです、と教えてくれた。花の姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから命名されたらしい。

店の女性二人と山の花の話をしていると「せっかくだからお茶を飲んで行ったら」とすすめられた。時間はたっぷりあるし呼ばれることにした。お茶だけをいただくのは気がひけたので、冷やしぜんざいをお願いする。手づくりのテーブルと椅子がある庭に回ると、緑が広がっていた。
お茶には手づくりコンニャクとインゲンの煮物が添えられて出てきた。今度はここで蕎麦を食べようと、メンバーが盛りあがる。コンニャクに味が沁みて、美味いこと〜。

今回も良い山行になった。花の話をすれば、山でもお店でも空気がふわっと温かくなる。
クライアントだったWさんが言っていた。「花を贈られて喜ばない女性はいない。取材時には必ず花も添えて訪ねなさい」。大盛りのぜんざいを食べながら、そんなことを思い出した。

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木戸をくぐるとメニューが目に入る

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お茶に添えられた手づくりコンニャクとインゲンの煮物

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ドンと出されてビックリ!普通の倍以上の量だった

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玄関脇には水車。今はこれで臼を回していないそうだ


第27回ORMAC/浅間嶺の巻


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標高600メートルからわずか300メートルしか登らないのだ〜


先月の御岳山から鳩の巣までの山下りに味を占めて、今月のORMACも爽やかでラクチンな下山型コースを選んだ。「浅間嶺登山口から払沢の滝」までのダラダラ約12キロ。するとこの日も長袖が欲しくなるようなお天気。
昼食時には、雨まで降ってきて、まっこと涼しいお日和となる。
何より驚いたのは、この人気コースで誰ともすれ違わなかったこと。寂しいくらい静かな山行〜〜〜になるはずだが、ORMACはそうはいかない。口に熊鈴が付いているがごとく、道中お喋り、駄洒落が延々と続き、疲れを感じる暇がなかった。

このコースには、人気の宿「木庵」、蕎麦屋「みちこ」、そして払沢の滝の豆腐店「ちとせ屋」と寄り道したくなる(もちろん寄り道したのだが)店が起点にあるので嬉しい。



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山道はなだらかな尾根道。春秋も良いコースになるはず

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東屋がある展望台でランチタイム。何とか雨をしのいだ



「夏は下りコースに限る!」と、またまたディープな居酒屋で気炎を上げるのだった。


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山を下りると、この日もディープな居酒屋が待っていた〜♬


道東の旅/番外編「赤飯おにぎり」


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袋には「大正金時使用」とある


山でのお昼用にとコンビニで買った赤飯おにぎり。開けて驚いた。甘納豆がしっかりと入っている。おいおいと、Sと懐かしさと可笑しさに笑ってしまった。久しく食べていなかったから、どうなの〜と、口にすれば、これが驚くほどに美味い。疲れたカラダに塩分と糖分のバランスが程良く、餅米?の触感も相まって、これはゼッピン〜というわけで、翌日の山にもこれを購入し、景色を見下ろしながら酔いしれたのであった。


雌阿寒岳(1499メートル/日本百名山83座目)


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八合目あたりからは美しい湖オンネトーがはっきりと見えてくる


二日目は、筋肉痛の体を引きずるようにして阿寒岳へ。初めの30分は、痛みをこらえながらの登り。我慢して原生林のなかを上がっていくと、血の巡りが良くなっていくのか、筋肉の痛みが消えていくから不思議だ。もしかしたら三日目も登ると、立派な筋肉に変わるのではないか・・・とバカなことを思いながら、高度を稼いでいく。

昨日の水と緑の山から一変、五合目過ぎからは岩肌が現れてくる。雌阿寒岳は火山の山なのだ。高山植物が背丈のない種類に変わっていく。山頂直下に入ると、広大で深い火口が見えた。ギョギョッと思わず身を引く(高所恐怖症だから)。でも覗きたい(どっちなんや〜)。

阿蘇にこそ敵わないが、阿寒だって凄い。火口壁からはシュ〜という音を立て硫黄混じりのガスが休みなく上がっている。底には濃い黄色とグリーンの池が二つあって、無彩色の岩山にワンポイントの彩りを与えている。約半周くらいを歩いて下山を開始する。雌阿寒岳は雄大にして、原野に立つ風格を兼ね備えていた。

秀麗な斜里岳。荒々しい阿寒岳。
ふたつの山は、深く記憶に残る山となるだろう。


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雌阿寒は大きなカルデラのなかにある

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女王コマクサが低い砂礫で見られたのには驚き

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イワブクロの花が岩に寄りそうように咲いていた

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群生をなしていたメアカンフスマは固有種だ

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原野にひっそりと水をたたえるオンネトーの沼

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草のなかで揺れていたワタスゲ

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この谷で別れよう
君はここを下り
青田に白い波を起こすといい
僕は海へ出て
帆をいっぱいに膨らませる

この歌のために、撮ったワンカットだ。


斜里岳(1547メートル/日本百名山82座目)


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馬ノ背の近くで、直径10メートルほどの岩がなぜか止まっているのだ


早い夏休みをもらって梅雨のない道東の山を登ってきた。斜里岳と阿寒岳。1500メートルちょっとの山が結構キツく感じたのは、たぶんトレーニング不足。初日は斜里岳。清岳荘(670メートル)からの約一時間はきつい斜面も緑と水の音で心が癒されていく。いよいよ「下二俣」からは、勢い良く流れる清流を相手に登りが始まる。何度も徒渉(橋のない川を渡ること)を繰り返して、川筋を登っていくのだ。ほぼ垂直の岩壁にへばりついて巻いて行くと、滝がいくつも現れる。これが二時間続いて「上二股」。緊張感もあったけれど、気がついたら涼風のなか、このコースを楽しんでいた。

種類の多いお花畑を見ながら「馬の背」まで、高度感のあるコースを登る。振り向くたびに裾野の原生林が広がり、ため息に似た深呼吸が漏れる・・・内地とはスケールが違う。
曇っていた空が、山頂に着く頃には青空に変わった〜!今年も晴男〜〜


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皆が鈴をつけているので熊もオチオチできない

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ツクバネウツギは山頂部まで咲いていた

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落ちないように滝を巻いていく

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まだ山桜が咲いていた

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花色が美しいミヤマエンレイソウ

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万丈の滝

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見晴の滝

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エゾが頭についてエゾフウロ

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こちらはエゾオトギリか?

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水をかけるとサンカヨウの花びらは透明になる・・・誰かがかけたのかな

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馬の背までの急峻な登り

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いかにも北海道らしいエゾツツジ

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ハクサンイチゲは茎が太い

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山頂近くでは、チングルマが風車に変わっていた

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忙しなく動いていた雲が切れて、青空が広がった


斜里岳、阿寒岳へ


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ノカンゾウよ、北海道には梅雨がないのだ〜


慌ただしい一週間を何とか乗り越え、夕方には北海道〜(のはずだ)。女満別空港で親友Sと待ち合わせている。「もし良かったら、一緒に道東の山を登らないかと、昨年から声をかけていた。」Sとは中学校時代に知り合い、いまでも年に数回飲んだり旅をしたりを続けている。
斜里岳、阿寒岳を登ってから阿寒湖で「82、83座」の祝杯をあげる予定だ。


福井館



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目印はやはり恐竜だった。知人が訳あって福井県のアンテナショップの支配人になったと聞いたので、南青山をウロウロ探していたら、おなじみの恐竜くんがベンチに座っていた。五月に行った福井駅前にも恐竜たちがわんさかいた。
各県が、競うようにおらが県の物産を売り込むための基地、つまりアンテナショップを都内にもっている。
人気の県は、北海道、沖縄、宮崎、宮城だ。今は熊本だろうか。ブームが起きると、あっという間に商品が無くなるらしい。福井はというと、越前がに、のどぐろ、永平寺そば、浜焼き鯖、そして「おあげ」だ。おあげは油揚の極上品で、密かに人気らしい。


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福井駅前の恐竜は動き、哭き声を上げていた


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駅構内にも同じのがいたな


姫河骨


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先日の東御苑で、これも歌の「コウホネ」と、一枚撮っておいた。水面からにょきっと黄色の花が伸びて印象的だ。
すると昨日の歌会で、一首でてきた。姫河骨と書かれて。なるほどね、姿を思えば言い当てて妙。花の名を片仮名にするか、漢字するかでイメージが変わってくるが、ここまでグッと変わる花も珍しい。


結婚式


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娘を見つめる父親の気持ちやいかに・・・


久々に式から参列して、宴まで幸せな時間の中にいた。このブログでおなじみの権師匠の娘さんから是非、結婚式にとお声がかかった。なんで俺?〜と思ったが、親父のために出るか〜と出席を決めた。

家を出る数時間前、あるはずの白いネクタイが見つからない。トンとご無沙汰だったので、何処かに紛れ込んだのか、忘れてしまったのか。黒のネクタイは頻繁にしているのだが・・・たしか10年ほど前、姪の結婚式が最後だから、そのときに消えたのだろう。

披露宴では権師匠と同じテーブルで隣。彼と出会ってから45年が流れている。同じような人生を歩いてきたわけだから、父親の気持ちは充分に伝わってくる。
お相手のご実家は北海道の新冠(にいかっぷ)で、馬牧場を営まれているとか。まあなんと偶然〜祖父も日高で牧場を持っていたので、ググッと気持ちが入る。(その昔祖父は、徳間書店の徳間社長と一緒に牧場を共同経営をしていたことがあった)

「新郎新婦がゲートに入場です」から始まり、新郎新婦の友人たちの楽しそうな話を聞いていたら、こんな時間がかつてあったなあと、懐かしい気持ちになった。若いということは、それだけで素晴らしい。

そしていよいよ最後「泣いたふりをしてくるか〜」と言って、権師匠が席を立つ。新婦の朗読が始まって、間もなく涙が溢れてきた。これって、まずいよなあ・・・。なんで親父が泣かないで、こっちが泣くんだよ・・・。

権ちゃん、おめでとう〜〜!


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いかん、目が滲んできた・・・


皇居東御苑


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江戸城のスケールは、石垣一つからでも分かる


週末は吟行歌会。生憎の雨のなか、皇居東御苑(江戸城)を案内してくれたのは、江戸の文化や歴史に詳しい友人のYさん。歴史・演芸ライターで講演、歴史散策講座などで講師をされている。

広いご城下を約2時間、大門や石垣の構造とその役割、参勤交代のエピソードから始まって、最後は大奥の妖しい話まで、徳川四百年の歴史を分かりやすくコンパクトにまとめ案内をしていただいた。

いつもの花鳥風月から離れ、いにしえの世界を想像して歌にする。これは新しい試みだったが、皆さん、見えない世界をお上手に歌にされていた。


この歌が一席

武蔵野から
あなたも
連れてこられたのね
山百合 一輪
うつむき加減に         Mさん

武蔵野から様々な樹々を運び入れ、造られた森を散策して・・と作者。
石垣作りの職人や大奥の側室たちなど、城の歴史の中に消えていった人たちを思う。


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雨のなか、古地図や古い文献などで説明をされるYさん


TANITAの謎



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今朝の体重計の数値を見てビックリした。(^_^)のアイコンが現れ、体内年齢が「33才」と出た。2年以上も48才の表示だったので、故障したではと、もう一度量り直しても同じ。ウ〜ム・・・。

なぜだろうと思い、内蔵脂肪の数値も下がっていたので、ネットで調べた。60代男性の平均内臓脂肪レベルは12とある。では6〜7の数字はと見ると20代。これかも〜と事務所で自慢をすると、50代のY君は「僕は内臓脂肪レベル10ちょっとですが、20代と出ますよ」。同じTANITAだいう・・・謎は残ったままだ・・・。


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下がった内蔵脂肪に理由があるのか!?


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腰痛を軽減しようと体重は3キロ落とした・・・


講談会


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早目に並んで一番前を陣取った


七夕といえばボタモチ・・・
やめよう、ますます暑くなる・・・それにしても今日は暑い。

夕べは、涼しい風の吹くお堀のそば、国立演芸場で講談を聞いた。「かぶら矢会」という大御所がずらり出演の講談会だ。この世界にも女性の進出が著しく、一龍斎貞鏡という若手女性講談師が前講を受けもったのだが、表情豊かに何役もこなす粋のいい噺っぷりに、おじさんはズシンと聞き惚れた。
「コウダンシなのに、これが凄いべっぴん」そんな風に紹介したくなる期待の一人だ。

講談と落語に大きな違い・・・。落語はおおよそ、バカでおめでたい登場人物で構成されているが、講談はというと、パパンパンパンと張扇を打ち下し、緊張の中で仇討ち、殴り込み、御家の大事などで人がどんどん殺されてゆく。昨日も随分理不尽な殺され方が多かった。
講談の世界には、武家社会の頃の美談が残されているのだ。若手講談師たちは、それをどう受け止めて演じていくのか、楽しみである。


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山の店


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山屋さんが喜びそうなインテリア用品まで揃えている


来週、北海道の山に登るので時間が空くと山の店に寄ってアレコレと物色している。ここ「monbll」は、山用品のメーカーから販売事業にも進出し、折からの山ブームにも乗って、いまや国内のトップメーカーだ。街で見つけるとつい入ってしまう。
客は当然ほとんどが山屋さんだから、落ち着いた気分になる。店員さんも忙しくない限り、親切に対応してくれる。
初夏虫が多くて・・・と話したら、探していた防虫ネットをすすめてくれた。15年前、初夏の大雪山、昨年の祖母山で虫の襲撃にあって、閉口した。もうこれで安心〜。


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黒色は視界を妨げないことを知った


短冊


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祈り、願い、思い、希望、夢・・・気がついたら、短冊の森を泳いでいました。


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ここからはユニーク・・・


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こいつは自棄、こんな表現もあるんだ〜


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奇跡のりんご


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週末、木村秋則さんの講演を聞いた。「見えないものを見る力」をテーマに、土のもつ力、自然栽培の意義、農業と福祉の連携などを熱く語られた。彼は語り部であるなと思った。
「私は百姓です。大豆の根粒菌の作用で土作りを行い、無農薬・無施肥でのりんごを栽培して不可能とされた成果をあげました・・・」
飄々と話し始めた彼の言葉は、懐かしい人の言葉だった。

彼を知ったのはひょんなことからだ。本屋で平積みされている一冊の本の表紙に、歯が抜けた口を大きく開いて笑っている男がいた。引き寄せられた。買って帰り、読み始めると夢中になって一気に読破した。少しの時間が流れて、NHKのプロフェッショナルにも取り上げられた。
いま彼は、世界の農業を変えようと活動領域を広げていた。

親しい友人の娘さんが、将来美味しいスイカを作りたいと言っていたから、親子で彼の話を聞いてみたらどうかと、講演を勧めた。



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風鈴、金魚ときたら次はこれだ。いち早く掛かったけれど、ガーンとした炎天が現れなければ、この旗のご利益はいまひとつ。
この単純明快なデザインは素晴らしい。食堂であろうと、お洒落なスイーツの店であろうと、はたまた海水浴場や高尾山の山頂であろうと、この氷の文字と千鳥を見ると、喉がグビリと鳴る。
祭や縁日、そして夏をしみじみ演出していると思う。

金魚


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写真を撮ろうとすると、さっと金魚が底に隠れてしまった。近所のトンカツ屋さんの前に、火鉢がふたつ置かれている。金魚は、ガラスの水槽より火鉢のほうが育ちやすいと聞いたことがある。分厚い焼き物なので温度変化が少ない。そして底にじっとしていれば、外から見えないのでストレスがかからないからだろうか。
金魚と火鉢、なんとも良い組み合わせだ。縁台があって、上に風鈴〜いいね。


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隣にメダカの火鉢も


風鈴



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瀬戸物屋さんの店先から涼やかな音が聞こえてきた。断りをいれて撮らせてもらった。車の行き来が激しいので、ぴしっと決まらない。まあなんとかなるだろうと、まずはお礼を言って・・・店内を眺めると、夏バージョンの品揃え。ガラスの涼しげな色合い、有田の皿の藍色が爽やかだ。探していた蕎麦猪口を見つける。酒にも使えるし、これは便利なのだ・・・。


日本画アワード




昨日、山種美術館へ「日本画アワード」を観にいった。山種・・・山だね、というわけで山に、縁があるのかもしれない。学芸員のKさんから丁寧なお手紙を頂いていた。「日本画アワード」は、三年に一度の新人の登龍門として企画されているもので、将来のある画家の発掘と奨励を目指している。

今回大賞を取られた作品は好かった。「ゆめうつつ/京都絵美(みやこえみ)」。深い青の世界に佇む女性・・・色はこんなにも豊かなのか。構図、色彩、技法、どれも素晴らしく、しばらく幽玄の世界に身を置いた。
山種美術館は小さな美術館だが、日本画をゆっくり楽しむにはとても良い美術館だと思う。スペースに合った作品の数がちょうどいい感じで、見終わった後に疲労感はない。そして一階「カフェ椿」の和菓子も楽しみなのだ。

7月に入ってからは、江戸絵画を一挙に公開する「江戸絵画への視線―岩佐又兵衛から江戸琳派へ」が始まるので、これも見逃せない。こんなユニークな企画がある。お得かもしれない。


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この時期に相応しい「初ほたる」。ポンと灯りが一つ


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行くたびに買ってしまう土牛の「醍醐」の絵葉書


旅好きのスイカ


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クサリ切るなよ


「またですか」。事務所のUに言われる。そうなのだ。今年に入って二度目。トホホ顔で遺失物センターに取りにいく。我がスイカ君、主人に似て旅が好きらしく、山の帰りに時々いなくなる。主人のほろ酔いが原因らしい。国立から立川警察、今度は神田から飯田橋と優しい人に拾われては、ジッと主人を待っている。というわけで、不自由だろうけどと断って、カバーに入ってもらい、繋げさせてもらった。


お主も〜


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悪よの〜と、このワルナスビの花を見ると悪代官を思う。人の噂も75日どころか、もうあの人の話しが出てこない。美術品の行方を知ることもできず、迷宮入りとなる。なんとも後味が悪い。

オニアザミもそうだけど、このワルナスビも強かだ。茎に葉っぱに鋭い棘がいっぱいだ。間違ってこの薮に入ってしまうと傷だらけになってしまうだろう。繁殖力もすごくて、地下茎でどんどん増える。おまけに実は毒。悪茄子の名前がつくのも仕方がない。

英語でも Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)、Devil's tomato (悪魔のトマト)などという悪名で呼ばれている。やはりデビルなのだ・・・。

山間の駅


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奥多摩の沿線には無人駅が多い。山間にあるので、駅舎までかなりの坂や階段を登らなければならない場合がある。この鳩の巣駅もその一つだ。このひろい平地を確保するのは大変だったことだろう。跨線橋から眺める平屋建ての駅舎とホームが懐かしいようなシンプルさだ。
一時間に数本しかない電車をぼんやりと待つ。酔った体に山の涼風が気持ちいい。やがて信号音が聞こえて、トンネルの向こうから電車がやってくる。


ユキノシタ


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夏になるというのにユキノシタ。花はダイモンジソウと同じ「大」の字をしている。上の3枚には色がついていて、下の花は白色。雪が上につもっても、その下に緑の葉があることから「雪の下」と名付けられたようだ。半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草。


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美味しゅうございました


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擬態したい気分でありまする・・・


N兄 写真、そしてサンドイッチ、美味しゅうございました。
O爺 沢山の洒落、美味しゅうございました。
S姉 ブルーベリーのゼリー、美味しゅうございました。
O様 おにぎりをありがとうございます。大変美味しゅうございました。
K様 バームクーヘン、美味しゅうございました。
Sっち 冷え冷えのメロン、沁みて沁みて、美味しゅうございました。

皆さま、お騒がせをいたしました。どこかに置き忘れたはずのおにぎりと山地図、家に帰ってドッキリ。二層のリュックの下から出て参りました。とても恥ずかしく、身を隠したい気分であります。
ORMACのみんなの優しさに感謝です。ありがとうございました。

沖縄梅雨明け


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梅雨明けのような青空と雲。そして風が吹き抜ける。このくらいの気温ならなんとか乗り越えられるかもしれない。沖縄はもう梅雨明けとか。今年は、早いなあ〜。高校野球の予選が始まるから、球児たちには嬉しい知らせだ。
明日は、ORMACの山登りで御岳山を目指す。何とか全員無事に下山して山酒場へ〜


アガパンサス


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語源は、ギリシャ語でアガベ(愛)とアンサス(花)の2語から「愛の花」


あ〜あ、錦織が二回戦リタイアでガックリ。ダルビッシュもマエケンも故障者になって、イチローも打っちゃったし・・・マスゾエも降板してしまって、週末の楽しみがなくなった。寂しい。残るは、大谷の164キロか。

事務所玄関のアガパンサスが開花した。和名は、紫君子蘭(ムラサキクンシラン)。紫君子といば、紫草子さん。どうしていらっしゃるだろう。


桑の実


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カワゾイを歩いて、マスゾエを経由して、またカワゾイに戻る。
多摩川を奥多摩方面に向って歩いていくと、花はもちろんのこと、いろんな木があるのに気付く。知っている木をあげるとヤナギ、サワグルミ、ライラック、そして桑。調べるともっと種類が多いはず。桑は、実をつけているから分かった。今の人はだれも取って食べようとはしないだろう。とくに黒ずんできたらなおさらだ。
しかしこの色になると、甘い、とおじさんは分かっている。


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クワず嫌いはいかん

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クルミだってある



雄弁と詭弁


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能弁なる詭弁、詭弁なる黙秘・・・この男を諭すのは難しい。記者、マスコミ、議員、誰も彼から真実を引き出せない。どころか問われると「信義」「機微」なる言葉を盛り込んで、男の美学を語りはじめる。
ありもしない、いもしない団体や人物をあたかも守るかのように。おいおい、ピンチはチャンスかよ? どうしたら、ヤツを落とせるか・・・考えた。

笑点ならこうなるだろう。
『ある人物に成り代わって、マスゾエさんの肩に手を当て、ひと言!』

1)
「おい・・・・・カツ丼、喰うか?」刑事・・・・これで随分落としてきた

2)
「よく、頑張ったね。もういいでしょ」寂聴さん・・・上から目線じゃダメなのよね

3)
「ウソでもいいから、ホントのこと言って」まだ現れていない元恋人

4)
「あんたは辞任党だ、マキゾエ知事だ」木久蔵

5)
「そんなに行きたければ、リオに行くといい・・・あっちも汚職大統領だ」アルキメデス

他にアイデア、ある!?


多摩川散歩


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山に行くといって出かけたはずなのに、一時間後、多摩川の川べりを歩いていた。乗った電車を間違えたのだ。一度戻らねばと多摩川を渡っているときに、ふと思った。そうだ〜今日は川を見て歩こう。下車して堤防に上がれば、空が広くて、風が気持ちいい。いい選択だ〜禍を転じて福と為す・・・(^^)V


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大群生していたハルシャギク

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アレチハナガサ

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コゴメバオトギリソウ

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テリハノイバラ


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いつか山に行けなくなったら、川沿いを歩こう〜♬


梅雨の晴れ間


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陰が濃くなって、力のある雲が出ている。ひさびさの陽射しを感じながら、夏を思った。
そういえば、陰のある道を探して歩くようになったのは、いつからだろう・・・


いまテレビを見ている・・・、やはりこの人はデビルである。


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キツい質問には、角をだす


ORMAC推奨☆☆☆



クククッ・・・・間違ってはいなかった。
「飲むために登るのか、登ったから飲むのか。」
タイトルは「山を下りたら山麓酒場」。ついに、こんな本が出た。

泣かせるねえ〜、嬉しいねえ〜・・・・
我が山の倶楽部、Old Rookies Mountain&Alcohol Club(ORMAC)
オルマックの精神(魂)が一冊になったようなもんだ。
この本は日本山岳会の理事でORMACの隊員Tさんから頂いた。
彼は、会うたびに山の何かをプレゼントしてくれる。ありがたい。

この本を開くと、憎いタイトルが並ぶ。
・酒場に行くための山々
・山麓酒場に行くための山地図・・・

もう・・・これは、「登ったから飲むのか」ではない。
「飲むために登る」だ。決まり!

本についてる帯(腰巻)の「飲む」は「呑む」にしてほしかった。
「呑むために登るのか、登ったから呑むのか。」
うん、こっちが好いね。

ORMACから、星3つ〜〜〜!


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一軒一軒、店の特長が丁寧に記されている


マチス


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福岡のSさんが「森のなかを歩いているみたいでした」とこの展覧会の感想を話してくれた。
半年前からチェックしていた展覧会だった。ピサロ、マチスとあるが、有名作家の作品は1点だけ。まったくこの手の展覧会が多い。

企画展としては、面白い。印象派の時代に入ってから、森に光がグワ〜ンと入った。
風景の絵が世の中に広まっていく・・・。

呑む前に、良いかもしれない。
新宿西口、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。


都政より渡世


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「一月の大山登山の帰りに呑んだこの酒が旨かったから」と、ORMACのメンバーで中学時代の友人Hがニコニコして渡してくれた。中身をペットボトルに入れて部屋の冷蔵庫に移し替え、記念撮影。

風呂から上がれば、仲間4人と都知事問題が酒のツマミになる。噂の別荘を調べると、窓から見える距離にあることが分かる。「あの白いアールの建物の裏だ」。スマホ画面を見ると玄関の表札・・・「なんだ〜このMIPE?」から始まり、延々と夕食までの間「都知事の卑しさが、マスゾエ〜」となった。

いくつかの言葉が浮かんだ。

都政より渡世、
トウキョウドケチジ、
汗顔の至りではなく厚顔の痛み

そして、つけたあだ名は、これ
「東京血税吸虫バイアグラデビル」 コワ〜〜(^^;

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梅雨入り


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関東地方もいよいよ梅雨に入ったとか。花とお肌には優しいシットリ、通勤者にはイヤなジットリが始まる。この期間がけっこう長いので、日本には四季ではなく、五季あるのではないかと思う。ということで、入梅を待っていた花たちの紹介を。


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梅雨の前


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昨日今日と気持ちのいい風が吹いている。もう少しこんな風に吹かれていたいと願う。須賀神社の夏祭りの準備も終わって、もうすぐ四谷界隈に掛け声と神輿が回っていくのだろう。昨年は雨に打たれながらの神輿だった。粋な姉さんたちの顔に雨粒があたっているのを眺めて、好いもんだねえ〜と思った。予想だと、関東地方は来週末辺りに梅雨入りらしい。


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ペンペン草も売っているとは驚き〜


一生痛まない強い腰!


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T病院の医師から推薦されてこの本をアマゾンで購入した。1円である。著者も出版社も本屋さんも儲からないね。儲かるのは郵便局だけか。

ついに巡り会えた。読んでいくと、この医師に診てもらいたいと、深く思った。2Bの鉛筆がラインをいくつも引いていく。例えばこんな箇所。「腰痛を生み出すのは、脳と骨」。つまり二つのB。B to Bだ。「腰の痛みは、心理状態によって大きく増幅されている」・・・なるほどねえ。思いあたる節がある。もしかしたら多くの痛みというのは、そんなものかもしれない。

痛みに慣れてくると、この意味がよく分かる。そして納得の核心へ・・・フムフムと鼻息を荒くし、背筋を伸ばし、天井を見つめる。さて後は、このメソッドを実践して、昔の自分に戻るのだ!!


有職和菓子


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こんなお菓子屋さんを大月駅の近くで見つけた。味のある好い看板だ。きっと和菓子が、ガラスケースのなかに並んでいるのだろう・・・ウ〜ン・・・しかし、水を飲まずに山から下りて、喉が「ビビビール〜」と叫んでいたので、しばし眺めてスルーした。もしかしたら銀座木村屋のアンパンの本家はここではないかと思いながら・・・。

あらためて写真を見ると、窓ガラスに金文字で「有職和菓子」、下には武田菱のマーク、そして「大月木村屋」とある。地域に愛されたきた由緒ある和菓子屋さんなのだ。「有職」とは、「ゆうそく」と読むらしく、御所や宮内庁などに納品できるお店にあたえられる資格というか勲章!?なのだ。

武田信玄と深い繋がりをもっている職人さんが、餡を作っている・・・。
ワガシバカヨネ〜♬ と歌いたくなるくらい、和菓子にぞっこん。やはり店内を覗いてくるべきだった・・・。次回は必ず〜!


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驚きの家を発見〜!橋の上で「お住みになりますか?」と、N兄に聞いた。
両手を広げて「Oh〜Crazy〜」


ホリデー快速ビューやまなし


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高川山登山の日、新宿駅からはいつも乗る「ホリデー快速ビューやまなし」で。この日は、ホームに新しい車両が止まっていた。なんと二階建。普通料金でこれに乗れる〜いいねえ〜♬。後尾の10号車に乗り込み、二階席に上がるとガラガラ〜
進行方向左側、富士山が見える窓側に座る。途中駅から乗ってくるメンバーのためにとりあえず4席を確保。

走り始めると、今までとは違った景色が見えるので、ウキウキしてくる。ときどき撮り鉄君たちがシャッターを切っている。やはり新車両なのだな。そして・・・多摩川を渡ったときだ。何百人もの撮り鉄たちがズラ〜と堤防沿いに並んでいる。シャッター音が聞こえてきそうだ。思わず昭和天皇の気分で、ゆっくりと数回手を振った。驚いた。その後もたくさんのマニアたちがいた。鉃道の世界は、奥が深いようだ。

「ホリデー快速ビューやまなし」は、小淵沢まで普通料金で行ける。
お時間のある方は、お試しあれ。

こんなYouTubeを発見。まさに5/29、その列車だ。
最後尾の車輌の一番前、窓側にいるぞ〜!



高川山


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昨日、山梨県の秀麗富嶽十二景に選定されている高川山を登った。標高は975メートル、360度の展望が開け富士山や丹沢山系などが眺められる。梅雨前の最後の山を久々に仲間たちとお喋りをしながら登ることができた。


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登山口は緑のトンネルだった


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下山コースの最後に、探しつづけた「むすび山」が現れた。大月駅のすぐ近く〜


女坂、男坂、むすび山とコースの途中に出てくる名称もふんかわでゆるい。そして山道は緑が多く、変化に富み、飽きさせないコースになっている。山頂部の登りはキツかったが、すんなり登ることができた。頂上からは、雪の少ない富士山が霞んで見えた。


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下山途中に見つけたホタルブクロ


メンバーの提案で、下山は大月駅までの長いコースを選ぶことにしたのだが、これがキツかった。しかし、ビールが待っている、地酒が呼んでいるともう一つの「山頂」を目指し、目をキラキラさせながら大月駅前を目指すのだった・・・。

「高川山」でググると、なんと〜、アルキメデスが作った日本山岳会のHPが出てきた。

ツチハンミョウ


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この虫をずっと勘違いして覚えていた。初夏の頃、よく見るのでオサムシかマイマイカブリの幼虫だと思っていた。黒っぽく見えるが光の加減で紺色に輝く時がある。スピードのある動きと、この骨格、強そうな顎。肉食系だろうと思っていたので、勝手に決めていたのだ。

今年も高尾山で見つけたので、権師匠に報告したら、すぐに回答がきた。
「駿足回答!ツチハンミョウだな!!!」

ハンミョウ、、、の仲間・・・
ハンミョウと言えば、素早いスピードで山道を案内するように前を飛んでいく甲虫だ。ミチオシエの名前もある。こいつは、羽根が退化しているので、歩くことしかできないのだ。
調べてみると、卵から成虫になるまで、その過程は驚くばかりだ。


おやき


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信州の知人が送ってくれたおやきを週末の昼に食べている。モチっとした触感に、具の野沢菜の甘辛さが口に広がり、こんなに美味いもんだったかなと、しばし断面を眺める。小麦粉だけではなくて強力粉が混ざっているのかもしれない。事前に網焼きされているので冷凍保存し、食べるときに温める。懐かしく思うのは、なぜだろう・・・。

TAKAO 599 MUSEUM


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高尾駅は、木を基調とした駅に変わった


ミシュランの星3つの力は大きい。高尾山の麓の高尾駅は、建築家隈研吾氏によって改築され、駅横には温泉施設ができ、そして近くには高尾山のすべてが分かる施設「TAKAO 599 MUSEUM」も完成した。

企画・総合ディレクションは日本デザインセンターだ。入った瞬間、関係者なら「いかにも〜〜!」と声をあげそうなシンプルなデザインが目を引く。
白を基調とした空間、ゴシック系のフォント、そして分かりやすいピクトグラム。どれも、センターらしい。
登山口のすぐそばだから、一度見学すると良いかもしれない。


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TAKAO 599 MUSEUMの正面外観


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この世界に弱いんだよねえ〜


山菜づくし


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高妻山、荒島岳と続いたので、旬ではなくなってしまった題材が今週は続く。まずは三週間前、食卓をにぎわした山菜4品。高尾山で採ったアケビの芽、たらの芽、山椒、ワラビ(左上から時計回り)だ。高尾山で山菜が採れるなんて、地元の人だってあまり知らないはず。でも山地図をじっくり見ていると、ワラビの出そうな場所はだいたい分かる。光が届く広い山道であれば、かなりの可能性はある。というわけで、この四種類をゲットした。

アケビの芽はやや苦みが残っていたが、ワラビの煮物は、油揚との相性もよく美味かった。こんな歌をつくった。

えぐみさんと
しぶみさん
アク抜を抜かれて
まあ すっかり
春子さん

コメントのときに灰汁抜きの方法を聞かれていたので、ご披露します。

ー筍やワラビの灰汁抜きを簡単に済ます画期的な方法ー
・鍋に水(1ℓ)を入れたら、塩(小さじ2杯)と小麦粉(大さじ4杯)を入れて良くかき混ぜる。
・沸騰したら山菜を入れて、弱火で3分ほど煮る。
・山菜を取り出し、冷水にしばらくつける。

もう重層や糠を使わなくても大丈夫〜♬


永平寺


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旅の最後は永平寺だ。福井駅から京福バスで30分で行ける。山を辿って行くルートもあって、そこは道元禅師が幾度も歩いた道らしく禅の道として知られている。機会があれば、いつかその山道を辿ってみたい。

さて永平寺と言えば、テレビでお馴染みの若き禅僧の修行の寺。五月の風に吹かれて坂道を上がっていくと、曹洞宗大本山永平寺が現れた。樹齢700年の老杉に囲まれた敷地に、70棟余りの殿堂楼閣が点在している。

山門をくぐり、受付をすませ、いくつかのルールを教えられる。雲水には声をかけてはならない。私語が許されていないのだ。彼らの修行は厳しい。朝の起床は夏三時半、冬四時半。起床後の洗顔、食事、歩くこと、坐ることまで、これら全てが修行であり、生活の中に仏法は存在していると考えられている。修行を重ねた雲水らは、みんな精悍な顔をしていた。イケメン僧侶だ。

普段、歩き方のだらしない日本人を見ているせいか、雲水の歩く姿に見惚れた。薄い夏の法衣のなかでは、合唱のカタチが組まれているのだろう。真っすぐに一本、凛とした姿で滑るように歩く。美しい礼をする。

回廊には、五月の風が抜ける・・・一番良い季節に訪れたのではないかな。


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昭和五年当時の著名な画家144名による花鳥風月230枚の絵天井大広間


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お馴染みの大階段。毎朝の掃除でツルツル


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光を背に浴びて一心に坐禅をする坐禅堂


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木組の精密さ、木彫りの美しさに見惚れる


懐華桜(かいかろう)


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思索した後は、艶めいた茶屋が軒を連ねる茶屋街を訪ねる。ひがし茶屋の大半は、いま土産物、スイーツの店に変わってしまった。昔は、夕方にもなると、ほの灯りのなかを芸妓、舞妓が歩き、格子の向こうからは三味線の音が聞こえたのだろうね。そんなことをイメージしながら、いくつかの店を覗いて回る。

お茶屋さんで遊べるわけもないので、ひがし茶屋でもっとも大きな茶屋建築の「懐華桜」さんを見学した。築195年の歴史がある。光を取り込んでも外の視線を遮る格子など、様式は京都のそれに似ている。

まずは玄関に入って靴を脱ぐと、朱塗りの階段がドンと迎えてくれる。二階に上がると広い客間。そこは洗練された装飾が、各所に施されている。襖絵、掛け軸、灯の数々、そして畳。畳の縁なんか、朱色だ。艶やかだあ〜、そこをゆっくり歩くと・・・なぜだか妖しげな気持ちになるのだ。


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・階段を上がると加山又造の絵を思わせる屏風
・朱の光が室内を妖しく照らす
・芸妓の叩く太鼓の音はどんなものか・・・
・さすが金沢。金の畳には驚いた。ここでお茶を嗜んだようだ。

今でももちろん「一見さんお断り」で、一客一亭を守っている。さてお値段の方は?・・・聞かぬが花だろうと、そっと辞して、庶民の店に向おう。

さてどこで呑むか?とパンフレットを見ると「香林坊」。酒と肴の旨い店をヘトヘトの足を引きずって探すのだった・・・。



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フキ味噌に冷や酒・・・沁みる・・・


鈴木大拙館


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青年がひとり思索をしていた・・・


山を登り終えたら、行きたいところがあった。金沢の鈴木大拙館だ。Mさん、Kさんにすすめられたこともあるが、仏教哲学者の思想を深めるためにと設計された特徴的な建物にも関心があった。斜面の緑地を活かした建物は、極めてシンプル。「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結び、「水鏡の庭」といわれる大きな池が静寂をたたえ、訪れる人を思索的にさせる。

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突然水が湧き、その波紋がゆっくりと広がる。粋な演出だ


展示の計画、目的はこうだ。
鈴木大拙館における展示は、単にものを鑑賞する場とせず、来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針としている。

自らが考える・・・・山の後には申し分のない空間だ。背筋を伸ばし、その空間に身を置いてみよう。しかし深く考えるということができない男は、どんなポーズをとって思索したところで、鈴木大拙の心や思想に近づくことはできなかった。
それでも先日のカラヴァッジョの絵を思わせるような明と暗の回廊のなかで、日常を離れ、考えることに時を費やすというのは、旅のひとつの過ごし方であるということは分かった。



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荒島岳(2)


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荒島岳は「ギフ蝶乱舞、花いっぱい」と山のサイトに書き込みがあったので楽しみにしていた。だけど、多くの花には会えなかった。そんななかで、このサンカヨウの花が目に止まった。大きな葉の上に数輪の白い花をつけている。グリーンの雌しべに黄色い雄しべの配色がシンプルで特徴的だ。
じつはこの花、雨に濡れると、花びらがガラス細工のように透明になる。


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そして山頂部にはカタクリ。なぜこんな高いところに群生しているのか。花の大きさは平地の倍くらいはあるだろうか。このカタクリにやって来るのが、あのヒメギフチョウ。アゲハを思わすような柄だが、全身は毛むくじゃら。寒さには強そうだ。蝶には決まった植物との相性があって、それぞれ幼虫の好む葉っぱに卵を産みつける。


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カタクリには止まらず、枯れ葉の上に・・・


他には、タニウツギ、ウラジロヨウラク、フジ、ミツバツツジ、そしてシャクナゲなどが咲いていた。


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ミツバツツジ


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オオカメノキの花かなあ・・・白山が雲に隠れてしまった


荒島岳(1523メートル/日本百名山81座目)


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この高度感。荒島岳中腹から見下ろす越前大野の田園風景


憑かれたようにように山に登っている。週末は福井県の荒島岳を登った。新しくなったバスターミナル「バスタ新宿」から夜行バスで福井へ入り、九頭竜線に乗り換えてJR勝原(かどはら)駅へ向う。

車窓に広がる田園風景が素晴らしかった。遠くの山々や家並みが映りこむ水田の上をタヒバリや青鷺が飛ぶ。どこかで見たよなあと思いだせば、秋田の鳥海山へ向う由利高原鉃道の風景に似ていた。
今回はもうこれだけでいいかな〜とさえ思った。水のある風景の美しさよ。

朝からピーカンのお天気。若い頃ならともかく、勝原駅からの最初の二時間の直射は堪えた。ブナの樹林帯はまだか〜〜。スキー場だった斜面をブツブツ言いながら登っていく。水をどれほど飲んだことか・・・。


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樹林帯に辿り着くと汗が少し引いた。緑に染まってしまうほどの美しい森。この時期独特の森の色だ。少し上がって行くとブナ林になった。ブナのなかに入ると、いつも大きな何かに包み込まれているような安心感を覚える。きっと誰もが、ここでひと息をつくはずだ。6年前に登った白山が北に見えていた。


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遥か北に名峰白山連峰


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振り返るとブナ林が広がる


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見上げれば山頂まで後わずか


ここを一時間半かけて上がると標高1200メートルの「シャクナゲ平」と呼ばれる小ピークだ。ここで水分補給をたっぷりして、いよいよこの先の急斜面「もちかべ」に取り付く。ここからが踏ん張りどころで、ロープ、梯子、鎖が続く。小山に出ると、遥か先にピークらしき風景が見えた。

1500メートルを侮るなかれ〜〜。もう充分疲れたぜいと、足を引きずるように登っていくとカタクリの花が現れる。山頂部になぜこんなにカタクリがあるのと思っていたら、なんと、ヒメギフチョウが飛んで来た!!
疲れが吹き飛ぶ。カメラを出してモノにしようと思うのだが、警戒心が強く、お相手をしてくれない。そうだ・・・蝶は後、まず山頂に行こう。


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キャンディーの缶を思わせるような色とカタチの360度の方位


午後二時半、トウチャコ〜。白山はもちろん、乗鞍、御岳、南アルプスまで確認できる。良く頑張りました。おにぎりを頬張りながら、たった一人で幸せ360度を堪能する。


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下山時の風景。水田が夕日を受けて輝く


荒島岳へ


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桜の花びらがここに落ちて芽が出ました〜(ウソ)ハナイカダ、見っけ


なんて良い風〜と、胸いっぱい吸い込むみながら、風よ、もう少しの間、私たちをいい気持ちにさせておくれ。そんな気分で街を闊歩する。五月の風よ〜・・・この先にどんな言葉を、織り込んでいこうか。

風に誘われて、今週末は81座目を目指す。福井県の荒島岳。机上の地図では何度も登頂を果たしている。前回の高妻より穏やかな山容で、お天気にも恵まれそうだ。
こんな時は不安が消えて、山頂からの白山の山並みを想像したりする。

新しくなった新宿バスターミナル(バスタ新宿)は、新宿駅から直結で、じつに便利だ。一昨日ロケハンして、今朝、山のリュックをローッカーに放り込んだ。今晩の夜行バスに揺られて福井へ向います。報告は来週に〜♬


この時期、花がおしくらまんじゅう〜


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ヤマボウシ、日が陰った時のほうが色がいいね

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エゴの花が散りはじめていた

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いつの間にアジサイにも色が差しはじめた

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叔母が好きな山吹のガク。花のようで可愛い


カラヴァッジョ展


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正しい名前は「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ」。
NHKの同じ番組を二度も観ていた。タイトルは「光と闇のエクスタシー」。なんて好いタイトルなんだ〜。俳優の北村一輝が、ドラマチックな人生を送った画家カラヴァッジョの生涯を紹介していた。

人を殺め、逃亡の果に辿り着いたのが地中海のマルタ島。そこで絵の力を認められ免罪される。さまざまな人物を描いているが、共通しているのは対象を包む深い闇。そこにわずかな光を当て、静謐で内省的な人物像を浮かび上がらせている。


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ある日、この展覧会のチケットが舞い込んだ。嬉しい〜。こんな偶然があるのだ。ここは一つ奮発して、音声ガイドを借りて、じっくり作品のなかに入っていこう・・・声の主は、あの北村一輝。彼が語り始めると、カラヴァッジョの存在感が増し、中世イタリアが身近になっていった。

「光と闇のエクスタシー」とは、この「法悦のマリア」を差してのことだろう。唇の上下、両腕まで光と闇が重なり合っている。いったい何を伝えたかったのか。人生のなかの光と闇。それはまさに彼の人生そのものだったのかもしれない。大人の作品展。おすすめします。


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ビロードコガネ



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なにしてんの〜

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オレッ?  葉っぱ 食べてるの。


高妻山(3)


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トガクシショウマ(戸隠山で最初に採集されたので、トガクシソウとも)


GWの後だと、高妻山の続きもなんだか色褪せる。都会の花はどんどんに開花していくし・・・と思いながらも、エイッと披露する。

標高1200メートルの戸隠の朝晩は寒い。フキノトウは食べて〜と路肩にたくさん咲いていた。今回の発見は、トガクシショウマとショウジョウバカマ。トガクシショウマは珍しい高山植物。ショウジョウバカマは日の当たるところに数株だけあった。


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ショウジョウバカマ


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エンレイソウ


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カタクリ(花も葉も食べられる)


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キクザキイチゲ


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リュウキンカ


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コバイケイソウ(ギボウシやギョウジャニンニクと間違われる。有毒)


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ギョウジャニンニク(茹でて食べられる、別名アイヌ葱)


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アチコチに水芭蕉が咲いていた。尾瀬と違い、ここのはどれも正しく小さい。


高妻山(2)


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手前の五地蔵山(右)まで登り3時間、そこから高妻山山頂まで2時間だ


宿から高妻山の登山口まで1時間歩き、そこから夏であれば約5時間弱登れば山頂に到着。つまり5時半に出発しているから12時前には着くはず。ところが途中の雪道に厄介があった。雪が柔らかくなりすぎて、踏み抜きになるのだ。踏み抜き(膝上まで足が沈む)が続くと体力、時間が失われる。そしてストレス。途中で、かなりバテた。

おまけにそしてイヤな風が吹いて来た。山頂下の斜度は厳しく、おまけに強風・・・アイゼンがなければ吹き飛ばされる。景色もまともに見えない。こんな辛い山も久しぶり。登っている最中に思ったのは、北アルプスでは今ごろ誰かが滑落しているかもしれない・・・。

山頂についた時は立っていられなかった。景色もまったく分からず、長いは無用。すぐに下山。二週間前はピーカンだったらしいから、じつに悔しい。でも山の天気は仕方がない。下山で滑落事故が多いから、雪の壁を用心して下りる。緊張の連続。稜線についたときには、生きて帰れると思った。
下山途中の風の当たらない場所で、昼食をとっている単独行の男性が二人いた。彼らも逃げ下りてきたのだろう。山頂で景色を見ながら食べるはずの弁当を食べていた・・・。

トータル約10時間。なんとか高妻を終わった。
二日目から太ももがパンパンに膨れ上がる。自分の足ではないよなあと、若き日の太ももを懐かしく思いだすのだった・・・


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美しい〜〜〜そして「怖れ」の二文字が頭に浮かび、おい、登れるのか!?と自問自答する


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踏み抜きに体力と時間を喰われる


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風〜〜〜


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五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至とありがたい名前のポイントが続く


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後一時間。ここからキツかった・・・


高妻山(日本百名山・80座目)


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霰が舞い落ち、突風の中の戸隠連峰。右側のキッレトから高妻が見えるはずなのだが


週明けのココロなのだ〜の続きができる、幸せ。生きて帰りました。いやはや、高妻山はキツかった〜。正に字の如くである・・・。

長野県の唯一の百名山である高妻山(意外)は、いつかはやらなくてはと、マークしていた山だった。残雪の頃でも大丈夫だろうと高を括ってGWに計画した。ところが戸隠に到着して間もなく、雪と風の大歓迎。おいおい、勘弁してくれ〜。戸隠連山の右横に見えるはずが、ガスっていて姿がない。

頂上は、雪と氷になってしまうだろうなあと、不安になるも翌日の天気の回復を待った。


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手前の戸隠の上にいることを想像するだけで、身が締まる




ド〜〜〜ン。翌朝、高妻が現れた。それは、まるで・・・エベレストだ。
登れるだろうか。右肩の斜面のキツさ・・・・山頂直下は40度くらいだと聞くから、ほぼ壁だ。技術は?腰は?時間(体力)は?。不安が尽きなかった。


雪山を前に・・・


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先週末の山で、Oさんが機転を利かしてくれた

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穏やかで良い山だったなあ〜と、先週末の山を振り返っていた。
いま天気図を見ながら、明日からの山に不安を抱いている。この雨は間違いなく山では雪になっているはずだ。朝、久々にスパッツ、ピッケル、アイゼンを並べた。冬山を前にしたときの気合いが漲る。早朝に登山口を出発して、往復10時間。ウ〜ム・・・。詳しくは、週明けのココロなのだ〜。


コロニー


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写真をクリックすると〜


大きな木だ・・・風に若葉が泳いでいる。そこへツルのような大きな鳥が、何羽も舞ってきた。コウノトリだろうか。羽ばたきが優雅だ。朱鷺ということはありえないし・・・口に加えている枝は、巣作りのためだろう。しばらくすると、甲高い鳴き声が響いた。スゴいだみ声〜・・・アオサギだ!

そこへ近所の女性が・・・「毎年、迷惑してるんです、声がうるさくて」。フンも落ちてくるだろうし、朝早くから鳴かれたらたまらんなあ。いろんな迷惑があるんだなあ〜。


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能岳から八重山(2)


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ホウチャクソウ


標高差200メートルの尾根道を歩くコースだから、楽しいハイキングだ。チゴユリが咲く場所には、ホウチャクソウが咲いているはずだがと探していたら、ありました。小さな二つの房がぶら下がっている。ピンボケだとなんだか幻想的な日本画の世界。小さな蟻がやって来て蜜を集めている。そしてそっくりの種類にアマドコロも発見。こちらは数が連なっている。

日向には、ジュウニヒトエ(十二単)。毛深い茎にいくつもの小さな花がつく。名前と様子が釣り合わない。そしてハルリンドウは合唱しているかのようで、青紫色ががひときわ目立つ。


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アマドコロ


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ジュウニヒトエ


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珍しい花もあった。ハナイカダ。風が吹いて花を写すのが難しかった。葉の真ん中に花をのせる。秋には黒い実に変身。


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こんな感じになるはず

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そしてウツギも咲き始めた。小さいのはコゴメウツギかな。ウツギは卯の花。ウツギをたくさん見かけるようになると、夏が近い。

今回のハイキングコースでは、ツツジ、イチゴの花、イチリンソウなど、春のたくさんの花に出会えた。秋にまたここを訪れてみたい。


能岳から八重山


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遥か向こうにオッパイ山を発〜見


週末はORMACの山登り。今回は、会のAさんから紹介された能岳から八重山を辿って、秋葉山、根本山そしてJR上野原駅までのコース。これが期待以上に良かった。大月までの中央線沿線の山々はほとんど制覇したと思っていたが、能岳・八重山はノーマークだった。

何が良かったか。その1/春の花が満載だった。その2/ハイキングに相応しい穏やかなコース。その3/人が少なかった。いなかった!?。その4/お天気に恵まれた。番外編その5/立川にて新しい居酒屋を発見した。


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虎丸山は468メートル


最初はこの虎丸山を登っていく予定だったが、上野原駅にいた地元のおじさんが「この地図の道を辿りなさい」と手書きの地図を渡してくれたので、素直に従うことにした。さて、その道を辿ると、おう・・・・春の花が現れる。おまけに花の名が書かれている小さなプレートまで、道沿いにある。
このプレートも、おじさんの手によるもの!?


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さて出発〜


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稚児百合(チゴユリ)


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錨草(イカリソウ)


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木イチゴの花