2011年6月

コラム

新聞には毎日のようにコラムが載っている。さっと読むには丁度良い文字量なので、時間があれば目を通す。今日のコラムを読んでいて、あることに気がついた。どうやら高齢の方のコラムには、必ず目を通しているのだ。つまり「自由業85歳」「主婦92歳」などと文末にあると、読まずにはいられない。忙しい時間から解放され、世の中を落着いて見ている方が多いので、読むこちらも勉強になる。今日のコラムは、身近なテーマだったこともあり、なるほど・・・と思うことがいくつもあった。



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今朝の朝日新聞の「ひととき」より


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椿がもう実をつけています


野博多唐草(ノハカタカラクサ)

思い出せなかったことや解らなかった答が見つかると、何とも爽快な気分になります。な〜んだと、思われしまうかもしれませんが、この小さな花の名前が分からなくて、写真ホルダーに一週間ほど眠っていました。でもついに解明。「野博多唐草」といいます。「野」なんかとって「博多唐草」のほうがいいんだけどなと思って調べると、もうこの名前は他の花に使われていました。しかし別名もあって「常磐露草(トキワツユクサ)」。これもいいねえ〜。日本中いろいろ熱いけど、こんな粋な名前から柄をイメージしたりして、少し涼しくなりましょう。


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南アメリカ原産の多年草。いまは良い名前をもらって、すっかり日本の花に


スイーツ

ベリーの色具合を見ていたら、週末に食べたケーキのことを思いだして、「スイーツ」という言葉が浮かんだ。デザートなど甘いお菓子を総称している言葉だと思うのだが、どの辺までをスイーツと呼ぶのだろう。ケーキは当然だが、大福、饅頭、羊羹などの和菓子連隊は、仲間に入れてもらえるのだろうか。大好きなカリントウは、指をくわえてスイーツの輪を見ているのではないか、と心配してしまう。カリントウを差し出して「スイーツ食べる?」と言ってみたいのだが・・・。


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日ごと色を濃くしていくブルーベリーとブラックベリー



体力

日本は四季の国ではない。梅雨を入れた五季の国である、と誰かが言っていたけど、確かにそう思う。この季節の湿った空気はお肌に良いらしいが、雨と暑さがこう繰り返されると、身体がだるくなってくるので、体力の衰えも疑ってしまう。朝歩いていると、最新のファッションで決めた若者が、颯爽と追い抜いて行く。その距離はあっという間に広がる。あのスピードには、もうついて行けないなあと思うと、ちょっと悔しくて、寂しい。


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リュウゼンカズラ咲くアーチの下を若者が走っていく


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吊り輪まで約2メートル。去年の春までは、跳びついて逆上がりができた



ニカンドラ/黒ホウズキ

打てば響き、無敗が続く権師匠。またまた名前分からずの花に、回答をいただきました。その名も「ニカンドラ(黒ほおずき)」。まるで時代劇に出てくる謎の覆面剣士みたいな名前です。青紫の花は結実すると、ほおずきのような袋になり、中に黒い実を作るので、別名を「黒実ホオズキ」ともいう。朝開花して、夕方には閉じる。偉いなあ〜、ウインブルドン観戦中毒の人には、真似ができません。


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花言葉は「忍耐」


タイマツバナ(松明花)

写真を撮っていたら、いつも会うおばさま三人組がやってきた。「あ〜これ!タイマツバナっていうのよ。ほら、松明が燃えているように見えるでしょ」。なるほどね、詳しいんだなあ。誰がつけたか上手い名前をつけるもんだ。調べると別名に「ベルガモット」という英名があった。これは紅茶などにある名前と同じで、花の香りがベルガモットオレンジに似ているところから、命名されたようだ。原産国は北アメリカで、葉はサラダやお茶に、花は乾燥させてポプリにと用途が広い。


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花言葉は「感受性豊か」


緑のカーテン

暑いですね。今朝のアササン、はじめは涼しいなあと思って歩いていたのですが、最後は汗が止まらなくなりました。歩いている途中、ゴーヤのプランターを見て「緑のカーテン」のことを思い出しました。家の壁やベランダなどにネットを張ってツル性植物を這わせ、夏の陽射しを遮る緑のカーテンです。ここ数年あちこちでよく見かけます。植物には蒸散作用があるので、室内に入る風を涼しくさせますし、見た目にも美しい。ゴーヤだったら、ピリッとした美味しさと豊富なビタミン成分もある。緑のカーテンはこの夏、節電と健康の4番バッターになりそうです。


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ゴーヤの花はそろそろ終わり。ツルが伸びると、ゴーヤーマンが登場します(古い!)


玉川上水を歩く会−2

そしてお待ちかねのセイロが出てきた。各自、このセイロにあわせて野菜の天ぷらをいくつか残している。そばを口にした人から「美味しい」の声が上がった。天ぷらが美味しければソバに外れはないし、何より外で食べるから、ことのほか美味しいのだ。でもみんなの声を聞いて一安心〜。お腹がいっぱいになったら、畑に行ってカモミールの花摘み。カモミールの花のところだけを一つひとつ摘んで小さなカゴに入れていくのだが、花が小さいのでなかなか一杯にならない。でもみんなで花のほとんどを摘み終える。森田さんに渡すと、小さな袋にギューギューと押し込んでいく。「ハイ!一袋100円」。カモミールは香りが良いうえ、疲労回復や不眠解消、リラックス効果があるので人気だ。森田さんに「また来てね〜」と送られて、緑道に戻る。この後、オシャレな喫茶店にも寄ってお喋り。なんと鷹の台の駅に着いたのは、歩き始めて約6時間も経っていた。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。


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これから伸びるのかな〜ブラシノキ


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ひときわノッポで目立つヤナギハナガサ。蝶がたくさん集まっていた


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オカトラノオが出口でお見送り




権師匠の小猫たち PARE-2です。


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目が開いた!

DSCN1298.jpgこれなら猫っぽい。


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動くなぁ〜、小さいのとチョコチョコ動くのでコンデジではピント合わず。



玉川上水を歩く会

昨日、雨で二度延期になった「玉川上水を歩く会」をやっと開催することができた。梅雨の晴れ間に参加者は歌会のメンバーを中心に十名。玉川上水駅前で「玉川上水」の歴史を簡単に説明をしてスタート。全行程は約4キロ、そして途中三カ所に休憩地点があるので、ハイキングというより散歩気分で歩ける。緑道の中は涼しい。良いピッチで歩いていくと「こもれびの足湯」に到着。車座で足を湯に浸けながら、Yさんのお父さんの講談から、玉川兄弟の当時のエピソードを聞く。足ばかりか身体も温まってきたので、今日のメインとなる森田さんのお花畑に向かう。森田さんには、数日前に連絡を入れて、カモミールを切らずに残しておいてと頼んでおいた。入り口から畑に向かって「森田さ〜ん」と叫ぶと「いらしゃ〜い」と遠くから声が聞こえてきた。五月に訪ねた時よりも、お花の数は少なくなっていたけれど、テーブル席の周りの花々には、蝶が多く集り、初夏の景色だ。参加者は、きさくな森田さんに、花の名前や畑のことを聞いている。採ったばかりのカモミールのお茶を飲んだ後、そばがきと畑で採ったばかりのエシャレットをご馳走になった。みんなその美味しさにビックリ。そして野菜の天ぷらの盛り合わせにビール。カリッとあげられた天ぷらの秘伝を森田さんから享受されて、参加者は多いに納得。そしてセイロが出て・・・・さてさてこの続きは、明日に・・・


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緑道はいま紫陽花の季節


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モッコウバラの下で天ぷらと手打ちそばを待つ


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こちらはカンパニュラの花咲くテーブル席



さてお待ちかね!権師匠から子猫たちの写真が届きました〜PART−1です

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救助から7時間、とにかく小さい!ほぼハツカネズミ


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初めはスポイトで授乳、生後7日目あたりから哺乳瓶へ。
ちょっと猫らしくなった?


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この頃は授乳中に寝てしまう。こんな怪獣いたね、ピグモン?
10日で体重85gが150g、90gが180g。





アポイ岳−5

実は、ワタクシ・・・昆虫少年でした。と、独白から始まります。小学校の夏休みの宿題は、決まって父の作った標本箱に昆虫を綺麗に並べて提出していました。中学校に入ると甲虫いっぽんに絞り、二年の夏休みが終わる頃には、大きな標本箱にクワガタ、カミキリムシ、オサムシ、コガネムシなど大小あわせて100種以上がところ狭しと並んでいました。虫だけではなく、鳥や動物も好きで、暇さえあれば図鑑に穴があくほど何度も読み返していました。少年時の熱は、なかなか冷めません。養老孟司さんも昆虫おじさん(少年)の一人で、捕虫網をもって虫を追いかけている姿も見ていると、なんだかうれしくなってしまいます。北海道の甲虫は、ふたたび少年に戻してくれたの巻です。


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最初に現れたのは花粉を食べるコアオハナムグリ


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動物のフンなどに集まるセンチコガネ


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瑠璃色に光るオオセンチコガネ


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これはクロスジチャイロコガネか!?



アポイ岳はこれで終わりです。フィナーレにアイヌのムックリの演奏を〜♬

★ムックリ合奏



アポイ岳−4

アポイ岳は、日高山脈の南端にあり標高810.5m。地名の由来はアイヌ語の「アペ・オ・イ」(火のあるところ)からきている。1952年に高山植物帯が「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定され、1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区になった。標高が低くても、本州の2000メートルクラスの山でしか見られない植物が多く、花の百名山にもなっている。しかし今回の花の種類と数の少なさは、間違いなく鹿が花を食べている。天敵がいなくなった鹿は増え続けて、森や畑を脅かし現在60万頭を超えている。


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不思議な花のカタチのミヤマオダマキ


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名前も可愛いハクサンチドリ


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群生して風に揺れるチングルマ


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サマニユキワリは、サクラソウ科


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ヒメジョオンのようにピンク色の花びらも見られるアポイアズマギク


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アポイ岳はマグマが固まったカンラン岩でできている



アポイ岳−3

アポイ岳は、恋しい山のひとつだった。ここは昨年登った伊吹山や白山と同じように、固有種を含め多くの高山植物を見ることができる。険しい山のなかで花たちと出会うと、おお〜こんなところによくぞ〜と思う。とくに岩場や崖などに揺れている花を見ると、感慨一入だ。北海道では夕張岳とともに、登りたい花の名山だっただけに、目をキョロキョロさせ、カメラを握りしめて登っていった。


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登ってすぐに見つけたゴゼンタチバナ


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最初に見たエゾオオサクラソウ。茎に毛があるのが特徴


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誰が名付けたかツマトリソウ


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茎が苦いことからエゾタカネニガナ(蝦夷高嶺苦菜)


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ロープから手を伸ばして撮った、この時期にしか会えないアポイクワガタ




アポイ岳−2

翌朝、外に出ると遠くでカッコウとエゾハルゼミが鳴いていた。いつもの山登りであれば、夜明け前に出発するのだが、熊との遭遇を避けるために7時半に山荘を出る。帰りの時間を計算すると、5時間半で往復しなければならない。登山ポストまで約5分。登山届けに記入して、いよいよ登り始める。熊さん出ないで〜と念じながら、鐘を鳴らしながら行くと、上でも誰かが鳴らしている。おう!なんと心強い音!今日は大丈夫だろう。標高はわずか810メートルのアポイ岳だが、本州の2000メートル辺りに咲く花が、ここで見られるのだ。春から秋まで100種類以上の花が見られるというが、鹿の食害はないのか、心配しながら原生林を進む。


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熊から身を守るには、出会わないことが一番らしい


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アカエゾマツの新緑が美しい


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すぐ鹿に出会った


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原生林にはこんな樹がいくつもある


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五合目から見えるアポイ岳、まだかなりある


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ここから太平洋を見下ろせば(ケータイで撮った)


お花は明日です〜♬

アポイ岳−1

さて母の引越しを良いことに、今回は花の名山といわれる日高山脈の南に位置する「アポイ岳」に挑戦してきました。千歳から約4時間、太平洋と馬や牛がのんびり草を食む牧場を眺めながら日高線を行くと、やがて終着の様似(さまに)駅に着きます。ここから「襟裳岬」行きのバスに10分ほど揺られるとアポイ山荘。ここが前線基地で、すぐにリュックを預け翌日の登山に控えて周辺を歩いていると、熊注意の看板が目に止まります。馬や牛などを一発で即死させる破壊力をもつヒグマ。昔よくこの怖い話を聞いたよなあ〜。


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津波が来たらこの電車はどうなるだろう〜


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牛、馬、牛、馬、馬・・・・・・・


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右奥に注目!鐘が登山道にブラ下がっているので、これを鳴らして通過する


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熊の好きなコクワ


IMGP0141.JPG熊の好物の大きなフキ!1円玉を乗せてみた




妹の庭

週末を利用して母の住む妹の町、勇払に行ってきました。日高線の走る沿線に住んでいて、鉃道のそばの約200メートルをお花と野菜畑にしています。花好きの妹が、北海道は夏が短いけどこれからどんどん花が咲き始めるよと、ニゲラ、ジキタリス、デルフィニウム・・・・次々と説明してくれるのですが、覚えられません。いつからこんなに詳しくなったのか!?この花が分からないと言うので「ヒトリシズカ」だろと教えたのですが、それは「マイヅルソウ(舞鶴草)」でした。ゴメン〜。



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おなじみのルピナス。後ろに日高線が見えます


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これが葉ワサビの花。上にいるのはカタツムリ


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アケビの花が棚にいっぱい咲いていました


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これが、ヒトリシズカと間違えた舞鶴草(マイヅルソウ)


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次男が作った母の畑。権ちゃんのカラスウリはこの奥に植えました


ヘビイチゴ

子供の頃、山のなかでいろんな実を見つけると、最初に思うのは食べられるかということだった。だからまずは口に入れた。恐る恐る噛んで味を確かめる。不味ければ、ペッと吐き出した。このヘビイチゴも吐き出した口だ。どうぞ食べて〜と葉っぱから背伸びをしているが、そうはいかない。誰がつけたかじつに凄い名前だ。この仲間には「ヤブヘビイチゴ」があり、ひと回り大きい。


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花言葉は「可憐」。白ではなく、黄色の花が咲く



明日から母のもとへ。3連休します。

木漏れ日


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木漏れ日の下にたたずんでいると、心にも光があたるみたいで、なんかキラキラしてくる。新緑の頃なんかは地面に映る若葉の影が、さざ波のような動きを見せるので、水面にいるような気分になる。幻覚が起きるのも木漏れ日の下だ。白いパラソルをもつ和服姿の女性が見えたりする。光と影は、時として、あるべき以外のものも映し出すのだ。


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葉っぱを見て調べるていくと「アメリカシャクナゲ」という名前に出会いました



テニス合宿の朝

週末、テニスの合宿で御殿場の施設を利用した。友人の会社の施設なのだが、コートと周辺の自然環境が良いので毎回楽しみにしている。初夏にかけて花の種類が多いので散歩が楽しい。とくに早朝は、小川のせせらぎとたくさんの鳥のさえずりが、ヒンヤリとした空気の中でよく響き渡り、耳に心地よい。ディジーの野原を通り過ぎていくと森の広場に出て、しばらく冥想・・・・試合の作戦をイメージしたりして・・・・


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ディジーの野原を横切り、せせらぎの道を下りていくと


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富士山が見えるコートにでるが、今朝は姿を見せてくれない


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やがて静かな森へ。ここも施設のなかだ


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そして朝風呂(コータローさんの露天風呂撮影法をパクる)



ウツギ(卯の花)

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八重咲きの「シロバナヤエウツギ」


「この花は?」と、権師匠に先週お伺いをたてた花は「シロバナヤエウツギ」と返事がありました。すると週末に、御殿場の山の中で見たのも偶然ウツギのようで、何やら「ウツギヒビク」といった、タイミングの良さ。ほんのりと香りがあり、この時期ヤマボウシとともに優雅な雰囲気を漂わせています。ウツギの名は茎が中空にあることから「空木」。または卯月(旧暦の4月)に咲くので「卯の花」と呼ばれています。


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香りに誘われてジャコウアゲハもやってきます


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このウツギは、紅白が特徴の「箱根ウツギ」でしょうか


アスチルベ

やっと調べあげましたが、最近は権師匠がチェックしているから、どうもドキドキしながらアップしています。ということで、これはたぶんアスチルベ。アスナロという志の高い名前ではなく「明日散るべ」と特攻の前夜、道産子が仲間に囁いたような名前です。語源はギリシャ語で「輝きのない」という意味なのですが、メタセコイアの下で、元気に丈を伸ばしていました。もうひとつ、アスチルベで思い出しました。アストラッド・ジルベルトというボサノバの歌手です。「イパネマの娘」雨の時期にも好い曲ですよ〜。


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花言葉は「自由」「気まま」「恋の訪れ」


ドクダミ

名前がよくないよね。四文字のなかに濁音がふたつもある。御徒町でシャケを売っている、浪花節好きのおじちゃんの声が聞こえてきます。生態も半日影を好み、臭いが強いとくるんだから、不利だよねえ。しかししかし、咲いている姿は清楚で、なかなか可愛いのだ。ここの家はそんなことが分かっているのか、小さな白い囲いのなかにドクダミを溢れんばかりに咲かせている。な〜んか好い人が住んでいるような気にさせる、ドクダミくんでした。


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花言葉は「白い追憶」「野生」



ビヨウヤナギ(未央柳)

昨日紹介したヒベリカムヒドコートの近くに咲いていたのがこの花、ビヨウヤナギといいます(たぶん)。というのはそっくりな種類があり、その名前は「ヒペリカム・カリシナム」。これがもうソックリで何が違うかといえば、雄しべの数。ビヨウヤナギの方が少なめですが、それでもこの数。同じオトギリソウ科です。オカイコサンのいう紅い実をつけるヒベリカムは、また違う種類かもしれません。こんときには、権師匠が嗅ぎつけてくるような予感〜。


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こちらがヒペリカム・カリシナム