2012年11月

桜紅葉


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残すところ後一ヶ月。さて先日の歌会で「桜紅葉」なる言葉を知りました。なるほど、この言葉を知っていれば、桜の葉の美しさを的確に伝えられるなあと、一つ勉強になりました。ちなみにデジタル大辞泉には「秋に桜の葉が紅葉すること。また、その葉。《季 秋》」とあります。日々寒さがキツくなっていますが、小菊の花だけは、この冷気を受けて元気に咲いています。



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東京駅


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お上りさんばかり!?


丸の内駅舎が開業時(大正3年)の姿に復元されてから、東京駅に全国から観光客が押し寄せているらしい。なんでもリニューアルしてから乗降客が約25%もアップしたという。ホンマかいな〜どうも合点がいかない。駅が新しくなっただけで、人が増えるものなのか?日本人は一体どうなってしまったのだ〜!
しかし、私もここにいる。


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八重洲口の南北にある丸屋根ドーム


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その下には東京ステーションホテル


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随分昔、鉄ちゃんは上から見たことがある



リース



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じゃ〜ん!蔓をゲット


今月の初めに、このブログで空さんにリース作りを約束したので、今回の山歩きは蔓をゲットすることも頭に入っていた。探しながら登って行くと杉林の根元に剪定された枝とともに、根元を切られた蔓がいくつかあった。一番長い蔓をいただき〜♬ さて、そもそも、蔓とはどんな植物なのか!?

ウィキペディアには
つる植物・蔓植物(つるしょくぶつ、英語: climbing plant)は、自らの剛性で体を支えるのではなく、他の樹木を支えにすることで高いところへ茎を伸ばす植物のことである。蔓草(つるくさ、まんそう)、葛・蔓(かずら・かつら)などともいう、とある。

さらに面白いことも
植物は基本的に光合成によって栄養を得る。そのため、複数の植物が一緒に暮らした場合、背の高くなるものが有利である。したがって、環境条件のよいところであれば、樹木が上を覆い、背の低い植物は、その層を通り抜けるわずかな光だけで生活することになる。しかし、背を高くするには、たとえば樹木の形を取らなければならず、そのためには体を支える組織に多くを投資しなければならない。これに対して、つる植物であれば、背の高くなる植物に支えられることで高く伸びるので、自らが支持のための組織に投資する量が少なくてすむ。草地であっても、つる植物は他の植物の上を覆って、広い範囲を占めることが可能になる。

「自らに投資をしないで、広く利益を得る」なるほど〜人にも組織にも当てはまりそうな輩が、いるよなあ〜 この選挙戦にも・・・。


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・リース作り
軍手をはめて幹を掴む棘の部分を専用のハサミで全てカット。リースの大きさを想定して蔓を延ばし、適当な長さで切る。後は正円を一つ作り、スパイラルさせて丸をまとめていく。仕上げは徒長している小枝の部分を絡めて、締めて出来上がり。


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大中小と三つ出来ました〜♬


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そして木の実が付いたカタチをイメージする



山の秋を探して(2)



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枯れ葉の積もる山道をゆっくり上がっていく。このコースはとても楽だ。約一時間登れば、高尾〜陣馬山の尾根道に出られるからだ。落葉した林には燦々と日が射すから、落ち葉は乾き、歩く度に気持ちの好い音を立てる。とくにホウノキの葉は大きいので、踏みつけるとシャリシャリとひと際高い音がする。この音と葉が朽ちてゆく匂いは、秋の山の楽しみの一つだ。
尾根道に出ると突然人が多くなる。ここまで数人としかすれ違わなかったので、高尾山の現実に戻ってしまう。仕方がない。ここから景信山まで踏み固められた尾根道を歩こう。


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ち葉をよく見ると、木の種類が多いことが分かる。思わず仰ぎ見ると・


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 花も虫もまだ頑張っている



山の秋を探して


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宿副都心からスカイツリーまで見える景信山山頂



いやはや、高尾山は週末に登る山ではないかもしれない。ここ数回は高尾山ルートを外して、裏高尾から陣馬山方面を歩くことにしているが、昨日の混みようも半端ではなかった。何でも数日前にテレビで紹介されたらしく、登山口一つ手前の高尾駅は、JRから乗り込むの登山客がホームでごった返していた。何とかその電車に乗り込もうと子供を小脇に抱えていた親子連れを始め、ホームにさえ上がれない人たちが階段の下まで並んでいた。
シーズンの高尾山はもうだめだ。多くのブログにもう二度と行かない、とあったが、なるほどである。


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朝のラッシュアワーか!昨日の高尾駅の様子


さて、陣馬山麓の人の少ないルートから登りはじめた。枯れ葉が舞うなか踏みしめて進むと、落ち葉独特の芳しい香りがしてくる。誰かが置いていったのか、可愛い寅さんのお地蔵さんを見つけた。とても似ている。今度来る時にも必ずいてね、と手を合わせた。山の秋を探しながら、陣馬山から小仏峠までの枯れ葉舞う尾根道を楽しんだ。



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この大きさを伝えたくてS氏のアイデアを失敬する


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寒さもなんのその。まだ咲き続けています


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秋の日差しに映える紅葉


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人がまばらな景信茶屋


四阿山(その4)


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予定をオーバーして登山口まで下りてきた。すでに落ちかけた陽は、山の端から低山のカラマツ林にオレンジ色の光を送っていた。娑婆は、まったく別世界だ。冬から秋の世界に戻って来て、また季節通りの道を歩いていく。
C.W.ニコル氏も常々語っているが、日本の自然の多様性はすごい思う。北に流氷、南にサンゴ礁があるのは日本だけだ。広大な森の恵みは自然環境を整え、人の心を癒す。ドイツのようにもっとこの森を活かした国づくりが出来ないのだろうかと思う。



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週末の並木には、まだ緑があった。それがわずか三日で、こんなに黄葉


四阿山(その3)


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二人の年配者が下りてきた。山頂への道が見つからないので、下山するという。いくつかのパーティがもう30分以上探しているが、分からないそうだ。そうなのか、よし彼らと一緒に下山しようと待つ事にした。ところが6人の若者が小雪のなか、腰まで埋まりながら、懸命に目印を探している。・・・30分経過・・・一人がついに松の枝のピンク色のテープを見つけた。しぶといというか、下山のチャンスを逃してしまったが、追いていくことにした。深い樹氷のなかは音も風もなく、白い無の世界にいるようだ。しばらくこのなかを歩き続けたいと思ったのは、きっと若者らと登っている安心感があったからだろう。そして頂上に行けるという喜びもあったのかもしれない。写真で見た夏山の階段が雪のなかに現れた。このすぐ上に、頂上がある。



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6人の若者が頂上へのルートを探している


IMGP0738.JPG待っている間、小雪まじりの風が冷たい。薄明かりが時々、顔を出す


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若者の一人が、頂上へのルートを見つけた


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写真で見た夏山の階段がすっかり雪のなかだ


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雪が深いが、もう少しで山頂だろう


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山頂の標識を眺めながら、氷点下の遅い昼食をとる。でも、お握りが美味い!


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さあ、気をつけて下りよう。予定を二時間半オーバーしていた



四阿山(その2)


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下品なピンク色の目印の何と心強いことか



おいおい、雪が深くなってきたじゃない。大きなリュックを背負った若者二人が、途中追い抜いていったが、彼らの足跡が半分消えている。まだ目印のリボンが分かるから良いが、ガスがかかるたびに不安になる。若者らの足跡を用心深く目に止めて、山頂を目指す。雪がさらに深くなり、一歩が膝まで沈む。足を抜いてから次の踏み跡に・・・どうしてもスピードが落ちる。そしてこのコースおかしいのではないか、と思った時に、足跡が消えた。えっ!?。若者らは、そこでUターンしていた。そうだよな〜とホッとする。どこまで戻るのかな。新たな踏み跡を見つけ、彼らを追う。一人だったら、とっくに下山していただろう。彼らは凄い、ここをもう何度か登っているのだろうか。それでなければ、雪を被った樹林の間を進めるわけがない。深い雪は、体力を消耗させる。やがて雪原に人影を見つける・・・。


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追い抜いていった若者の姿がポツンと見える


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どっち!? 踏み跡も消えかかっている


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踏み跡が深い


えっ、ここを登るわけ〜


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もう、どこを歩いているか分からなくなる


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雪原の向こうに人影!


四阿山(あずまやさん/2.354m)


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土曜日の雨は、山々を雪に覆って青空が広がる。そんなイメージをもって、日曜の早朝に長野県北西部に聳える四阿山(あずまやさん)に向かった。登り口はスキーのメッカ、菅平スキー場のそばにある。登り口付近の白樺が上の写真。お〜、良いじゃない。イメージ通りだけど、お天気がイマイチ。午後に向かって晴れてくれるのだろうか。登山道には、すでに踏み跡がある。良かった、これは心強い。約二時間半で頂上に着き、そこからは北アルプスや立山連峰、南アルプスまで、360度の山々が見られるはずだ。アイゼンを装着して、雪道を登りはじめる。



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夕べの吹雪が想像される


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カシワの木だろうか


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カラマツも落葉する前に雪化粧


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あれれ〜、雪が降りはじめる


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そして、景色が消えていく


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Before   トドマツも


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After 徐々に重装備になっていく・・・



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昨日今日と朝の冷え込みが厳しい。そんなわけで、ヨシ!と気合いを入れなければ、外に出るのが辛い。でも歩き始めれば、真っ赤に染まったハナミズキに陽が差しはじめ、あまりの美しさに頭がシャキッ!そして思わず、深く息を吸いこむ〜。
冴え冴えとした晩秋の朝、どの花を見ても凛とした儚げな美しさがある。



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谷間の紫陽花


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ビルの谷間に、まだ紫陽花が咲いていた。この一房以外は、どれも茶褐色になっている。少し前にツツジが、秋の陽射しを受けていくつか咲いているのを見て驚いたが、まあこの紫陽花の生命力といったら、いったいどうなっているのだろう。今日はこの冬一番の寒さだったらしいが、御苑に咲いていたあの冬バラも、堪えたんだろうか。


はぜかけ


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先日訪ねた昭和記念公園の一画に、こんな風景があった。すでに刈られた稲が、はせ(地方によっては、ハサとかハザともいう)に掛けられている。「はぜかけ」という。干された稲は、雨や朝晩の露、風や陽に繰り返しさらされることで、葉や茎に貯まった栄養分をモミに移していく。だから、はぜかけで自然乾燥させた米は味が良いらしい。
はぜは、南北の方向に伸びるように組むのが普通だ。つまり陽はハゼに対して垂直に動くので、裏と表にもまんべんなく陽が当たるというわけ。なるほどである。


擬木の橋


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公園で木そっくりの囲いや橋を見るが、あれを擬木と言うらしい。初めて見た時には、嫌なもんだねえ〜と思った。メンテナンスや諸経費を考えると仕方がないのかと、少し大人の見方が出来るようになったが、それでも違和感は消えない。御苑を歩いていたら、小さな橋が日本初めての擬木の橋であると書いてあった。明治38年、フランスで制作されたもので、組立のためにフランス人が3人も来たらしい。なるほど、よく見ると日本のそれよりも、幹を随分切り落としたような跡があり、じつに芸が細かい。でも何か形が変。110年の間に、コンクリートの幹を切り落としたのだろうか・・・。


プラタナス



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プラタナスの見事な黄葉だ。ここは新宿御苑内のイギリス風景式庭園からすぐの並木。新緑の春も美しいが、極めつけは今の季節だ。思わず誰かと散歩でもしたくなるなあと思いながら、空に伸びる色づいた梢、風が吹く度にカラコロと転がっていく落ち葉を見ながら、ウ〜〜〜ンと唸って五行歌を作っていた。文化の日は毎年良く晴れる。雲ひとつなくカラッとされると、言葉までカラッとしてしまい、湿度がなかなか言葉に広がっていかない。
う〜ん、参った・・・。


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そして、ついあの頃の歌を歌ってしまう。

プラタナスの枯葉舞う 冬の道で〜♪
プラタナスの散る音に 振り返る〜〜♪



銀の穂


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秋の陽と風を受けて、ススキの穂が銀色に光っている。秋をしみじみ感じさせてくれるススキだが、アメリカではこのススキが侵略的外来種として嫌われている。日本にやって来たあのセイタカアワダチソウのように。ところ変わればである。このススキ、穂が飛んでいくと、野もいよいよ冬支度だ。



零余子(むかご)


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なんの変哲もない葉がツツジの上を覆っている。しかしよく見ると・・・・


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葉は蔓状の茎から伸び、茎に小さな零余子がついている。これはヤマイモの蔓だ。「零余子」で調べてみると「茎が肥大化して形成された肉芽」とあるが、塩ゆでしたものを食べてみると、芋のような味わいがある。この春、いつもいただいている零余子の蔓数本がバッサリと切られていたので、うれしい発見だ。しかしこれも来春には、抜かれてしまうのかもしれない。


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もう少し大きくなってからいただこうかな〜



団栗(どんぐり)



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帽子を忘れてどこへ遊びに行ったの〜



やはり花より団子だ〜と、菊展を見てからナラの木が多い千駄ヶ谷門への道を歩く。ここはコナラ、ミズナラ、クヌギが多く、飢えている熊やリスたちに食べさせたいなあ〜と思うくらいドングリがビッシリと落ちていた。木の種類によってドングリの形が違うが、どれが何か詳しくは知らない。ここは幼児になったように拾い集める。12月に山に入って、細い蔓を少しいただきリースを作り、このドングリや松毬をつけるのだ〜♬。



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大きな実はスズカケ、青いのはユズリハかニレの実だろうか

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大きな団栗に小さな帽子を被せたりして


菊花壇展



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全国的に雨模様だ。迎賓館前の緑が色づいている。先週末ここを訪れる前に、新宿御苑に立ち寄った。ちょうど園内では菊花壇展も開かれていて、秋の雰囲気が漂っていた。じつは菊そのものは好きなのだが、造形物にするというのがどうも苦手だ。花はなるべく雑作しないものが美しいと思っているので、どう評価して良いかが分からない。きっと菊好きのある御仁と腕の立つ庭師による酔狂な遊びが発端で、今日まで残っているのだろう。桜や薔薇、菖蒲と同じように、菊もさまざまな姿に品種改良されている。花を見て、なんの仲間か解らなくても、葉を見ればおおよそ種類は分かる。と言っても、分かるのは菊と百合くらいだが・・・。


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たった一本の茎から、これだけの花を咲かせているのは、凄い!


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錦糸卵を思わせる「伊勢菊」


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真ん中の頭が特長の「丁子菊」


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触手みたいな花びらの「嵯峨菊」


迎賓館


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迎賓館の前庭が一般解放されていることを知り、週末、どれどれと見てきた。午後の遅い時間を選んだにも関わらず、長蛇の列。やっぱりね〜、庶民の暮らしとは縁のない場所だから、つい覗きに来たくなるよね。迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年に東宮御所として建設された。日本唯一のネオ・バロック洋式の建築物で、一時期は昭和天皇がお住みになっていたらしい。いまは、世界各国の国賓らが来日するとここに宿泊している。
まあそれにしても凄い人。撮影をしている人たちをじっと見ていたら、ここはもしかしたら日本ではなく、外国の宮殿か美術館なのではないかと錯覚してしまった。そして、もうひとつ。ここは節税とは無縁の世界。優雅な噴水、物々しい警備、清掃がしっかりされた庭園、どこも国の威信がキラキラと輝いていた。


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一瞬、帰ろかなと思ったほどの行列


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この中を見たいのだが・・・


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おっ!虹が出た〜


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わあ〜、すごい装飾ね〜


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と、言いながら、パチリ


赤い実



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なぜなぜ赤い〜赤い実を食べた〜♬ 前節の詩が思い出せない。シャボン玉消えた〜なぜなぜ赤い〜ではないし、と思いながら歩いていると赤い実が目につく。ハナミズキに赤い実がついているが、すべての木についているわけではない。もしかしたらハナミズキにも銀杏のように雌雄があるのだろうか。それともヒヨドリやツグミが、もう食べてしまったのだろうか。


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センリョウの赤い実も食べるし


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ピラカンサスの実だって食べるが


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これは食べられないだろう〜



太陽と月


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今朝は寒かった。多くのアササンウォーカーが手袋と帽子を身につけている。天気予報のお姉さんが、足元から寒気が上がって来ますと言っていたが、まさに底冷えを感じながら歩いた。でも陽が上がってくるとふゎっと温かくなる。日の出後、しばらくすると「月の入り」を迎える。6時40分くらいだろうか。太陽と月の高さが、線対称で向かい合った。



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ストロボをたいたら月が映った!なぜ?