診察室
いまは使われていない懐かしい病院の診察室に入りました。大きな革張りの院長の椅子と患者の小さな椅子の対比が往時を偲ばせ、なにか温かいものを伝えてきます。ガラスのキャビネット横には、ホーローの洗面器、古い聴診器、往診用の黒い革鞄などが置いてあり、子供の頃に嗅いだオキシドールの匂いもしてくるようです。机の上には、鎌倉在住だった漫画家横山泰三さんの福ちゃんの絵が飾ってあります。もしかしたらここの院長とは友人関係で、彼も患者として訪ねて来たのかもしれません。古い病院の玄関は、どこも同じ雰囲気を持っているのが不思議です。
鎌倉西口の商店街通りにポツンとあり、玄関には「鎌倉風致保存会」の看板が立っています。
2010年9月 2日 12:24 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
昔のお医者様は、み〜んな同じ匂いをさせていて逃げ出したくなりました。
嫌だった匂いも今思えば、懐かしいですね〜。
匂いの記憶って、いつまでも忘れないものですね(*^_^*)
A)
いまでも、病院に入ると少し緊張するのは、匂いですね。
匂いの記憶、あるねえ〜
2010年9月 2日 20:20 | 撫子
絵に描きたいようだね?
A)
鎌倉駅西口からすぐだよ。
ここは、タイムマシーンだね。
2010年9月 4日 23:29 | 藍弥生
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