野葡萄(ノブドウ)
壁から垂れ下がっている枝に小さな実がついています。これはきっとノブドウではないかと思います。色がまちまちで、どれもわずかな斑点があり、ツルも複雑に絡まっていい具合です。これを見て、小さい頃、札幌の藻岩山の山中で食べたヤマブドウを思い出しました。樹に絡まるツルに登り、まばらになって熟している黒いブドウに手にとり、口に放り込む!その強烈な甘さと酸っぱさ。しばらくすると舌が真青になって、割れるような痛みが走ります。仕方なく食べるのを止めて、残りをポケットに入れて持ち帰り、母に渡すとブドウを瓶に詰めて、葡萄酒を作っていたことを思い出しました。そしてポケットの中で潰れたブドウが染みを作っていたことや、あの葡萄酒の赤い色も蘇ってきました。
2010年12月28日 13:39 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
食いしん坊ではない私としては?
お正月用に生けてみたいですね〜(^.^)b
A)
蔓を使うとより立体的になるのかな。
何となくアートなイメージ!
よろしおす〜
2010年12月28日 18:18 | 撫子
確かこれは野鳥も敬遠していたような記憶があります。
田舎の山でいつまでも実がなっていましたよ。
A)
そうみたいですよ。
実は、蜂やハエが卵を産みつけるらしいので
食べない方が良いとありました。
鳥はそれを知っているのでしょうか!?
2010年12月28日 19:41 | お篠
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