強風の八ヶ岳(1)


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昨日、命からがら雪の残る八ヶ岳から生還しました。2泊3日の山行計画を立て、5人のパーティで4/29夏沢鉱泉から八ヶ岳の横岳をめざしました。30日の朝から風が強まり、標高2760 メートルの硫黄岳小屋に向かう途中では、谷から吹き上がる強風で、反対側の谷へカラダが運ばれました。何とか小屋に辿り着きましたが、風は収まる様子を見せず、昨日の下山まで吹き荒れました。ガスで視界も悪く、途中、氷の張っている急斜面では、アイゼンを着けていても滑落の心配がありました。アラスカのマッキンレーで遭難した、冒険家の植村直己さんが強風で滑落したのではないかという話は本当かもしれません。風でカラダが浮くというのは初めの体験で、恐怖を強く感じました。


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遠くに見える横岳。硫黄岳小屋はその手前にあります


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尾根から見える爆裂火口壁


コメント

いつもありがとうございます(^^)/~~~

ご無事で何よりでしたm(_ _)m
今回,新聞やニュースで救助や遭難・滑落のことが話題に出るたびヒヤヒヤでした
天候が安定しなかったようで・・・(泣)

ご無事なのが1番!!よかったです♪

爆裂火口壁・・・すっ,すごいですね(@_@)


A)
ご心配をいただき、ありがとうございます。
未体験の強風でした。
風で谷にカラダを持っていかれるたびにヒヤヒヤしました。

写真で風の強さ見せられないのが残念です。
下山すると登山を諦めた方もいらっしゃいました。

ヤマレコに頑張ってアップさせますね〜♬

2011年5月 2日 22:15 | blueberry

無事のご帰還、よかったです!
下界でも天候定まらず風は強いし、山はさぞや・・・と思っていました。
吹きつけた風の強さを写真が表してくれていますね。
山男さんは、こんなに怖い思いをして、どうして山に登るのか〜
永遠の謎です(・・;)

A)
風を映そうと被写体を探したのですが
道標や枯れ草くらいしかありませんでした。
それも風でカラダを固定できないので、何枚も失敗〜

今回だけは、早く下山したいという気持ちでした。
初めてのことです。
想定外を、これから想定内にします・・・(^^;

2011年5月 3日 01:06 | 撫子

生きて、おかえりぃ〜!

TVでマッキンレーが映ると、ウチの奥方は『ナオミはまだここに居る!』と言う。
そう、ナオミはみんなの心の中に生きているんだね。

君は直己のマネなどせずに、現世を生きなさい。

7日(土)は、ISS が良く見えます!
18時53分、北の空に注目!!! 晴れるかなぁ〜?

A)
条件反射なのか、風の強い日は、どこにいても植村直己を感じます。
もし風で飛ばされていたとしたら、空中で何を思ったのか・・・

危険な箇所では、普通事故は起きない。
それなのに今回は、随分と多くの人が滑落したようです。
そのくらい風が強かったのですね。
気をつけます〜


明日のISS、楽しみです。
飲み会があるので、一度外に出なければ〜♬


2011年5月 5日 05:55 | 権之助

無事に生還されて、ほっとしています。
初夏を思わせる季節になってきたのに、山は雪山で風も強いんですね。
山登りをしたことない私には、別世界のようです。

A)
ご心配頂き、ありがとうございます。
夏でも高い山では、雪が残っています。

風も雪も自然の猛威にはかないません。
無事に戻れば、山も良し、下界も良しです。

2011年5月 5日 11:08 | かに

30日、帰省途中で中央道から見た八ヶ岳は真っ白でした。
そのなかで怖い(痛い?)思いをされていたのですねえ・・・。
ほんと、ご無事で何より。
今年は南も北も中央も、アルプスは雪がいつもより
残っているようで、雪形もまだまだな感じでしたね。
連休中は黄砂もひどかったし。

A)
ご心配ありがとう〜 (^^;)
下りてからの♨は、開放感と生きている喜びをシミジミ感じさせてくれました。
2時間前が嘘のようで、まさに地獄から天国!
これからの戒めにつなげます〜

黄砂、これから続きそうね。

2011年5月 5日 16:06 |

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