男体山(その3)

八合目を過ぎると、シラビソ、コメツガといった亜高山帯の
常緑針葉樹が増えてきます。シラビソは甘い香りを放ち、
森をより濃密な世界にして、登山者を迎えます。
僕はこの香りに出会うたびに、山がもつ懐の広さのようなものを感じ
忘れていた気持ちを取り戻します。
しかし頂上直下までくると、風景は殺伐としたものになり、
この山の気象条件の厳しさを想像させるようなものに出会います。


IMGP4542.JPG
IMGP4532.JPG
IMGP2088.JPG
どれも自然が創りあげたオブジェのようです。


コメント

だんだん頂上に近づくに従って、
こんなにも植物の顔つきが違ってくるんですね。

2つ目の写真の枝ぶりなんて、風の形をそのまま、
瞬間冷凍(?)したみたい。

「この世」の感じじゃないですね。@@

A)
2000mを超える山になると、風や雪の影響を激しく受けて
独特の姿になっていますね。
木が枯れても、朽ちるスピードは遅いように思います。
冬が近づくに従って、山も危険になっていきます。

2009年9月 9日 19:57 | Blue Rose

自然って、何者にも優る芸術家ですね〜。
厳しいからこそ出来上がったオブジェですね(☆。☆)

A)
そうですね。
なにもかも、オブジェなのかもしれない。
小さなコケなんかも、不思議な世界を見るようです。
また紹介でしますね。

2009年9月10日 00:22 | 撫子

自然が織りなす風景には感動あるのみですね。
山に登らなくても自然の厳しさを味わうことができました。

A)
ありがとうございます。
もう少し、続きますのでお楽しみください。

2009年9月10日 09:55 | お篠

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