陣馬山

この山を訪れるのは5年ぶりくらいになります。
以前は八王子からボンネットバスの「夕焼け小焼け号」に乗って、
登山口まできて855mの山頂を目指しました。
このバスの心地よいエンジン音を聞きながら、山道を揺られていると、
里山の風景がのんびりと映り、童謡の世界を走っているようでした。
バスの名は、この地にある公園の名称「夕焼け小焼け」からつけられ、
登山者から絶大な支持を受けていましたが、2年前に排気ガスの規制から
このレトロなバスはついに引退してしまいました。


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今も変わらぬ陣場山のシンボル「白い馬のオブジェ」


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バスは廃車にならず次の出番を待っているようです



コメント

わぁ〜、懐かしいボンネットバス!!! トシがばれる!?
東京でも沢山走っていましたよね。
黒いバックを腰から下げた車掌さんが乗っていて、
よく憧れの車掌さんごっこをしていました♪
「夕焼け小焼け号」という名前も、むか〜しむかしの記憶に
引き返させてくれるようですね(^ー^)p

A)
以前は、地方の山にいくとこのバスが結構ありました。
「夕焼け小焼け」の詩を作った中村雨情は、八王子出身だったことも
バスの名称と関係があるようです。
実は母が元バスガイドで、田舎では超花形の職業婦人だったらしい〜。

2009年9月17日 01:57 | 撫子

 なつかしいですね。
 バス、引退しちゃいましたか・・。
  山歩きしたいなぁ~な、毎日を過ごしてる3歳児です。(微笑)

  秋冷に馬の背中の白増せり  ま のすけ


A)
まのすけさん、ありがとう。
そうなんです。
帰り楽しみにしていたのですが、低公害の最新鋭のバスに変わっていました。

秋の西日に雲と白馬が輝いて見えますね。
また、ここからは遠くに富士山が見え、秋も深まる頃、馬の向こうに雪のかぶった
姿は、一幅の絵を見るようです。
ただ白馬も少し汚れが目立ってきました。

2009年9月17日 09:30 | ま のすけ

わぁ、
トトロのバスですね。これにガタドコと
乗っていけたら、
すごく気分がでるのに残念です。
途中でお地蔵さんとか
のってきそうです。 

白馬の彫刻、すてきですね。
だれの作なのでしょう。


A)
トトロか。なるほど。
メルヘンでもあるねえ〜。

彫刻家の名前は、分からないのです。
でも長くこの姿が、残っていけば良いですね。
いまも世界の片田舎に残る、名も無きキリスト像のように、なんて・・・

2009年9月18日 06:20 | ぷりん

昔、ボンネットバス、普通に街中を走っていて、普通のことだったのに、
いつの間にか「懐かしい」になってしまったんだよなあ。

対して「変わらぬ」白い馬のオブジェ。時を経ても変わらないものって、
余計なものがそぎ落とされた完成形なんでしょうね。

実用的なものと芸術作品は一律には語れないと思うけど、
そのとき「新しい」って思われたものほど、すぐに「懐かしい」ものになる。

私が日々、書いたり作ったりしてるものって、どっちなんだろう?


A)
面白い話ですね。
結局、記憶に強く残るものは、何だろうが基本なのかな。

リバイバルすると、新しいと思うときもあるし。
さっき、国鉄100周年を記念した焦げ茶の電車を新宿で見ました。
ボディには、明治の新しいロゴの入った板チョコがデザインされています。

これは、懐かしいようで新しい!の典型かもしれない。
つまり、「変わらない&変わった」という、インパクト。
いまの時流に流れているスタイルかな。
僕たちは、懐かしい! 若い子は、カッコイイ!

いずれにしても答えを出すには、少し時間が必要だね。

2009年9月18日 06:58 | Blue Rose

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