白い萩

白い花が風に揺れている。
バスの中から見下ろす急勾配一面に広がる白い花が萩だとわかり
訃報の多い一週間を振り返った。
街道や河原に揺れる萩の花は、哀切感あふれる風景となって
旅立ったひとたちを思い起こさせた。
初めて見る白い萩は、心に残る花となって記憶に残りそうだ。


IMGP4670.JPG
白いハギが揺れる、遠野「伝承園」のバス停前。


2009年9月24日 12:26 | カテゴリー： 歩キ眼デス

« ワレモコウ 囲炉裏 »

コメント

ハギというと赤やピンクの花を思い浮かべますが、
白いハギもあるんですね。

色は白くても、同じ植物だから、同じ性質をしているのだと思うけれど、
どこかはかなげに見えます。

白いヒガンバナも然り。

A）
萩の咲き方も、枝垂れずにまっすぐ伸びてピンクの花をつける萩もあったり
いろいろな花の組み合わせも楽しめた旅でした。
萩よりも彼岸花の白の方が驚きですね。

2009年9月24日 18:30 | Blue Rose

ああ。。涙ぐんでしまった。。。
訃報が多い？？？
事情は、わからないけど、
白い萩は、ゆれているだけで、
過去を思い出すのです。
そんな、記憶をたどるような
風情のある花ですよね、特に
白い花は。。。

A）
白い花が揺れているのは、とても意味ありげで
哀切の念を揺さぶられました。
旅は、両面を強く思い起こさせます。

2009年9月24日 19:03 | ぷりん

母の１周忌が終わりました。
父の23回忌と一緒にしました。まだまだ悲しさ、辛さはあります。
時が解決するのかなぁと思っていますが、難しいですね。
弟と上手く行かなくなってしまったし。
秋は段々やって来ていますね。
草紅葉が見られるようになって来ました。
来週、戦場ヶ原で草紅葉を堪能して来ようと思っています。
山で癒されています。

A）
ちょっと離れて自然の中にいるだけで癒されるよね。
次々に訃報が届くと、そんな歳になったのかという以上に
いつ訪れるか分からない日を感じてきます。

2009年9月24日 20:17 | 咸臨丸

沢山の花をつけているのに、とても寂しそうに感じます。
見るものの心も映すのか・・・(-_-)

A）
白い萩は、清楚で寂しさがあります。
ほんと、「見るものの心を映す」名言だなあ〜〜

2009年9月24日 20:53 | 撫子

秋が次第に深まり、山にも夜空にも空気にも寂しさを感じるようになってきました。

先日、遠野の宿でご一緒させていただいた島根の曽田です。
ほんの一晩でしたが、有意義なひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました。

普段出会えない人たちとの会話のなかで、
新しい視線を見いだすことができるのも、
旅での収穫のひとつだとあらためて感じています。

これをご縁にまたお邪魔させていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

A）
曽田さん。
お訪ねいただきありがとうございます。
囲炉裏を前に聞いたお話、どれも楽しかったです。
お子様への視線が、いつも温かく、頼もしい父親像として映りました。
またお会いして、話をしたいです。
いつでも訪ねてください。
お待ちしています。

2009年9月24日 23:44 | そた

白い萩の花に故人を偲ぶ。
アルキメデスさんの優しさが見えてきます。
萩は強い木です挿し木で増やせますよ。
故人のご冥福をお祈りいたします。

A）
ありがとうございます。
秋の花は、どれも揺れてはかなげで、心引かれます。
萩は、成長著しいですね。
近所の萩の枝が、驚くほど伸びていました。

2009年9月25日 08:34 | お篠

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