囲炉裏

曲り家という、母屋と馬屋がひとつになっている民宿に泊まりました。
L字形をしている東北地方独特の農家の建物で、
囲炉裏端から眺めていると昔の人の暮らしを想像することができます。
家の真ん中に据えられている囲炉裏で、マキのはぜる音を聞きながら
炎を見ていると、この日泊まる人たちが集まってきました。
炎の持つ魅力が誰も饒舌にするらしく、あっという間にみんな和やかになり、
遠野を訪ねてきた理由や旅などの話題で盛り上がっていきました。



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小高い丘に立ち、辺りは金色に輝く田が広がります。

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囲炉裏に座ると、火ばさみを使いたくなります。



コメント

囲炉裏、良いですね〜♪
小さな時、うちに囲炉裏がありました。
とはいっても、物心がつくかつかないかの幼い頃ですが、
何故か鮮明な記憶として残っています。
きっと、囲炉裏に集まる家族の温かさが、見えない記憶として
焼き付いているのだと、この写真を見ながら思いました(^^♪

A)
東京で囲炉裏!?
それは、なんて言ったら良いのでしょう (^_-)
囲炉裏は大家族を温かく包む象徴のようなものだから
いまでも、そのアイデンティティが息づいているのだね。

2009年9月26日 01:50 | 撫子

囲炉裏懐かしいなあ。
ここで、オフクロがオヤキを焼いてくれたのを思い出した。
田舎では「火ばさみ」と言わずに「火バシ」と言っていた。
鉄製だから子供にはなかなか自由に使いこなせなかった。
懐かしいね。

A)
囲炉裏にくると、みんな燠を動かしたくなるらしく
自然と会話が生まれてきました。
オヤキは、灰の中に入れ、焼き上がるとおばあちゃんが掌に載せて
ポンポンと灰を払って渡してくれる。
そんなシーンをアーカイブで観たような気がします。
温かい食文化ですよね。
夕食のイワナをここで焼いて、食べましたが上手かったです。

2009年9月26日 02:12 | お篠

わぁ!建て替えはしてあるよう
ですけど、ほぼイメージそのままの「遠野の宿」です。
こちらで囲炉裏をかこみながら、同宿の
みなさまとお話したのね。
すてき。すてき!よいご旅行でしたねぇ。
ここで詩作もなさったのかしらん。
続きが楽しみ!

A)
残念ながら、屋根を改修したそうです。
茅葺きの維持がむずかしいということでした。
しかし、中は昔のまんま。
光を押さえられている裸電球も温かく、
座敷童が出てくるような、部屋があちこちにありました。
囲炉裏で燠を動かしていると、都会のこころも
チロチロ燃えていくようでした。

2009年9月26日 07:08 | ぷりん

私の実家も典型的な南部の曲がり家でした。
子供の頃は囲炉裏もありました。

いい思い出はないです(;_;)
冬は寒いし・夏は馬と牛のいる場所から大量に発生した蚊に悩まされ・
囲炉裏は煙たくてどうしようもありません!

でも、いまでは懐かしいですが・・・(^x^)

A)
実際はそうなんですか。
木の種類、燃やし方で煙が出てくることが
分かってきました。
気になった煙にも慣れてきて、
ほとんど囲炉裏の前に座ったままでした。
あの囲炉裏に会いたくてなっています。

2009年9月26日 13:07 | sugi

あれれ?金曜日にいれておいたコメントが消えている。。
しくしく。。仕方ないのでもういちど。

いかにも、遠野らいしいお宿。この囲炉裏をかこんで
みなさんと、どんなお話をされたのでしょう?
また、すてきな、おつきあいがはじまりそうです。

さて、どんなところをめぐってらしたのか?
次のお写真を楽しみに!

A)
ごめんなさいね。
承認してからコメントを貼付けているので
タイムラグが出るんです。
とくに週末の分は、遅れがちです。
さて、では遠野をもう少し紹介しようかな。

2009年9月28日 07:37 | ぷりん

出遅れました……。

こんな囲炉裏のそばで、おばあちゃんが語る昔話、聞きたいなあ。

アルキメデスさんの「遠野物語」、続きを楽しみにしてます!


A)
語り部の方を呼んで、囲炉裏端で話を聞けるのですが
突然の旅計画だったので、そこまで頭が回りませんでした。
でも宿の方の方言まじりの話を聞いているだけで、
遠野に来たことを実感しました。

「遠野物語」、プレッシャーかかるなあ。

2009年9月28日 11:22 | Blue Rose

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