冬囲い
六義園で美しい冬囲いを見つけました。冬囲いの代表といえば、金沢の兼六園ですね。垂直に立てた柱の上から庭師が放射状に次々とロープを投げてつくる円錐状の囲い「雪吊(ゆきつり)」です。庭木によせる加賀前田藩の思いと庭師たちの息の合った伝統的な技が浮かんできますが、ここでは放射状のロープを柱などに止めず、竹を使って優美なスカートのようにまとめています。
雪が降るとどんな姿になるのだろうと想像しました。
ムシロを被って踊っているように見えるのは、ソテツのようです。
これは腹巻きのようです。梅の紋でしょうか。
2010年1月 5日 13:20 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
ああ、こちらも、なつかしい。
祖父が、庭師もやとわず、ひとりで
冬囲いしておりました。
池の金魚には、網にむしろをかけて
冬眠させていたわ!
足の具合もよくなったアルキメデスさん。
新年から、お散歩も好調ですね。
A)
庭師は、古い男の憧れの職業かもしれないですよ。
粋で格好が良いです。
雪の金沢で、雪吊りなんぞを見ながら、
ふぐのひれ酒で、ぷわ〜とやりたいものです(^^♪
おかげさまで、歩ける幸せを感じています。
まだ走ることは出来ません。
2010年1月 5日 19:06 | ぷりん
梅の花の様な腹巻き♪
いい感じ(^▽^)ノ
A)
松が暖かそうでしょ。
遊び心が、うれしくなってきます (*^-^*)
2010年1月 5日 19:08 | 夏海
フレアースカートと梅の帯留めのようですね。
六義園の冬は、乙女の集い(^^♪
A)
機能性と装飾性が良いよね。
庭師の仕事は、個性を活かすことが出来るので、
仲間が見ると誰の仕事かすぐ分かるそうです。
手を抜けないわけだ・・・
2010年1月 5日 19:13 | 撫子
こういうところにも「梅の花」を作ってしまうところって、
粋だなあ。
これを見て「花結び」を思い出しました。
花結びって、美しい装飾になるだけじゃなくて、
わざと本人しかできない複雑な結び方にして薬箱にかけ、
薬に毒を入れられるのを防ぐ目的もあったとか。
美しき鍵。
A)
これは職人の遊びということも考えられるかもしれませんね。
誰の仕事かということを記しているのかも。
梅の頃に、この囲いが解かれるのかもしれません。
2010年1月 5日 22:09 | Blue Rose
甥っ子が、樹医さんなの。
技術でお仕事が来るので、手ごたえがあって、楽しそうです。
寒いだろうに・・・たのもしいです。
A)
自然と直接関わることができる仕事は、羨ましいです。
もの言わぬ木を診るというのは、未知の領域であるからか、
樹医さんのすべてを受け入れるような気持ちがあります。
2010年1月 5日 23:04 | 藍弥生
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