ポンプ
千駄木の路地を歩いていると、使われていないポンプが左手を上げるようにして、ポツンと立っていました。昔は右手を上げ下げしてもらい左の手から溢れるように水を出していたはずです。小さい頃の我が家にもポンプがありました。冬の朝、ポンプを始動させるのが日課でした。前日に水を下に落としているので、まず熱湯を上から流し込み、氷ついた部分を溶かしながら柄を上げ下げしていきます。そして汲み置いていた水を上から何度も流し込んで、上下して水を汲み上げていくのです。小さい頃の寒くて辛い仕事を思い出しました。
井戸に換わってポンプが取付けられたのでしょうか。
ポンプを撮り終わった後、声をかけてきた人がいたのでビックリ。なんと15年前まで橋本でテニスを一緒にしていたメンバーでした。こんな狭い路地で、この日に・・・人生は面白いですね〜。
2010年2月10日 11:26 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
懐かしいですね〜。ウチにもありましたよ。
小さな私には柄が重くて、汲むのが大変でした〜。
でも、いい思い出です(^^♪
A)
柄の部分は長いとラクチンなのにね。
ポンプの水は美味しかったという記憶があります。
2010年2月10日 14:52 | 撫子
東京でしたから冬でも水はかえって暖かく、凍ってしまうような思い出はありませんが、戸外の井戸から風呂の窓を通して樋のようなもので水を汲み上げ、ためたような記憶が....
それにしても、さすが「歩キ眼デス」あちこち活動的ですね
出不精な自分を反省、刺激になります。
A)
発見は、記憶にもつながり、旅が二つできることも・・・
「歩キ眼デス」は、外が好きなんです〜
「お宅」じゃないんですね。
家が苦手だったりして (^^;
2010年2月10日 16:09 | torus8
小さい頃、過ごした家に井戸、あったなあ。
中を見ると真っ暗で怖かったけど、
ポンプで汲み上げた水は冷たかった。
まだ残ってるところ、あるんですね。
A)
ポンプは下町の路地を歩くと、ときどき出会います。
暮らしが息づいているようで、いい感じですよ〜
千駄木、谷中、根津の路地は、お土産屋さんがたくさんあって楽しいです。
日本初の「焼きかりんとう」!?をずいぶん試食しました (^^ゞ
2010年2月10日 16:13 | Blue Rose
懐かしい風景。
田舎ではみんなツルベでポンプのある家は少なかったね。
懐かしい思い出が次から次と湧き出してきそうだね。
A)
アルキメデスを始めてから、遠い思い出を
引き寄せることが出来るようになりました。
夏はトマトやスイカを冷やしたり、自分でポンプの水を出して
頭から冷たい水を浴びたり、足を洗ったり・・・
懐かしいことが、ワクワクです。
2010年2月11日 19:00 | お篠
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