アイスキャンディー
硫黄岳から無事生還すると、小屋横の青い氷壁の前に、ヘルメットを被った山屋さんたちが集まっていた。名物のアイスキャンディー(アルパインクライミング)のスタートが間近だった。氷の壁は、氷点下の日に支柱の上からホースで水を何度もかけられて形になっていく。この氷壁を手にしたアイスアックスと靴底のアイゼンを氷に打ち付けて登るスポーツがアルパインクライミングだ。試合は登頂までのスピードで決められる。スタートの号令とともに韓国の選手や女性クライマーが、次々とトップスピードで登っていく。時おり支点となる箇所から氷が音を立てながら落ちていく。このスリリングさは、もうひとつの冬期オリンピックだ。
2010年3月 3日 12:13 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
巨大な凍った滝を思わせる氷の柱。
氷が音を立てて落ちる様が頭をよぎり、
高所恐怖症の私は「ゾッ」としてしまいます。
このスリリングさが、たまらないのでしょうね(◎-◎;)
A)
実は、初日に見てビックリしました。
どうしてこんなところを登るかね〜とあきれるばかり。
山は登っても高所恐怖症なので、岩や氷は無理ですね〜。
帰る頃にヘルメットをリュックにつけたパーティ100名以上と
すれ違ったので、翌日も多いに賑わったと思われます。
2010年3月 3日 17:59 | 撫子
こんな世界もあるのですね。スケールの大きさに絶句。
住んでる世界が違いますね。もっと大きな価値観を持ちたいものです。
新しく歩きメデスのファンになりました。
これからも私の世界を広げてください。楽しみにしています。
A)
わ〜 どなたでしょう。
これからも、よろしくお願いいたします。
写真では見ていましたが、目の当たりにするとちょっと驚きですね。
それもわざわざ、韓国から来て挑戦するなんて
もしかしたら海外では定着しているスポーツなのかもしれません。
2010年3月 4日 22:59 | 星
八ヶ岳、無事で何より!
弟と荻窪で食べたソーダ-キャンデーを思い出したよ。
A)
アイスキャンデーとくれば、そんな想像が正しいよね。
でも、遊び心たっぷりの好いネーミングだ〜。
2010年3月 6日 00:55 | 藍弥生
こういうのは始めて見た。
人間もよくやるもんだね。
無駄な抵抗?と知りつつ挑んでいる姿は・・・・。
A)
滑落してケガするものもいます。
昨年、凍った滝から落ちて、命を失った人がいます。
高所恐怖症の小生には、初めから無理です。
2010年3月 8日 19:55 | お篠
すごい!すごい!
「そこに山があるからだ」」という探検家の
ことばがありましたが、山をつくって
のぼるのですね!
こういった、困難をわざわざ選択していくのも
「人間ならでは」ですね。
A)
まじめに登っている姿を観ていると、不思議な世界を垣間みているようです。
それにしても道具が凄いです。靴まで特別なんですから。
でもなんかおかしい・・・のです。
2010年3月 8日 20:31 | ぷりん
コメントの投稿