海の大哺乳類展

秋晴れの午後、上野の国立科学博物館で海の大哺乳類展を観てきました。春に催された陸の大哺乳類展もそうでしたが、ここを訪れる人たちはどこか似ているところがあります。生き物や生態系に興味があり、生物の多様性や環境問題に関心を持っている。海獣の剥製やクジラの骨の標本をジッと見つめる子どもたちの眼差しは、いつの時代も一緒だなあと思いながら、彼らと並んで5つのゾーンを楽しみました。今回感動したのは、シロナガスクジラの圧倒的な大きさと脊椎骨の連なる美しさでした。30メートルの大きさを支える脊椎骨は天井に向かって伸びています。豊な海がこの大きさをつくり、いまも大洋を泳いでいるかと思うとゾクゾクしました。


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世界最大のシロナガスクジラは頭もデカイ!


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脊椎骨の美しさに魅了されました


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ゼニガタアザラシを見て、幼かった弟がゼニガタ湿疹という
日本にも例の少ない湿疹にかかったことを思い出しました。


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恐る恐る手を出してみました



コメント

こんばんは~♪

シロナガスクジラの骨格標本・・・うっ美しい!!!
迫力もありながらこの美しさは,魅了されますね~♪

白クマ君に“ガブッ”っと噛まれません・・・でしたね ^^;

A)
骨を美しいと思ったのは、初めてです。
尾に向けて少しずつ細くなっていく形、海の中でこれが動いていることを
想像するとたまりませんね。(バタリ)
とてつもなく長い時間が、この流麗な形を作り上げたんです。

2010年9月27日 19:26 | blueberry

シロナガスクジラの脊椎骨、骨と骨との間も等間隔に綺麗ですね〜。
若いクジラなのかなぁ〜?などと、自分の脊椎写真を思い出しながら
思ってしまいました(^o^;
水中で生きることは、体形までも美しく保つことができるのでしょうか!?
羨ましい限りです(^^ゞ

A)
イルカやアザラシのようなプロポーションの哺乳類もいれば
セイウチやトドのように何トンもある種類もいます。
ただ海の中は、浮力があるからね〜
でもホッキョクグマが絶滅すると、みんなデブになって増えるのだろうか。

2010年9月27日 21:05 | 撫子

ごぶさたしておりました!

うわぁ〜すごいなぁ。大迫力。
自然が作り出す造形美にはかないません!
シロナガスクジラ本人も、自分の美しさに無自覚なんでしょうね〜。

A)
きくちゃん、お久しぶりです。元気でしたか。
自然の作り出す色や形を見ていると心が落着きますね。
時には、想像を超える出会いをつくってくれます。
だから、人は謙虚になれるのかもしれません。

2010年9月28日 01:52 | きくちゃん

このブログのお蔭で実物を見た気分になりました有難うございました。

2010年9月29日 08:09 | お篠

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