ツユムシ(露虫)

菊の花に止まったツユムシがじっとしていました。キリギリスやバッタなどは、危険を察知するとすぐに逃げるのですが、ツユムシはぎりぎりまでじっとして外敵をやり過ごそうとします。ツユムシは頭が小さく、今風でいえば「小顔」のキリギリスの仲間です。顎のつくりが小さいので堅い葉を食べることができず、もっぱら蕾や花びらを食べるようです。コオロギ等が肉食系ならば、ツユムシは代表的な草食系ということになります。


IMGP7680.JPG
これは背中に白い線がある「セスジツユムシ」でしょうか



コメント

ツユムシって、この子だったんですか〜?
昔、庭でよく見かけ「バッタだ♪」と捕まえてました(^^ゞ
今でもどこから来るのか、ちっちゃい庭に遊びに来てくれることもあり
「チッチッチッ♪」と可愛い声で鳴いてくれていましたが
突然訪れた冬に声を消されてしまい、秋が終わったんだな〜と
シミジミ・・・です(^-^)

A)
似ている仲間で、頭が少し大きいクサキリ、カヤキリなどがいます。
キリギリスなどに比べると、ツユムシの顔は優しい感じ〜

今年はとくに虫の音が短かったように感じました。
まだときどき鳴いている場所があるけど・・・
昆虫もそろそろ越冬の準備かな。

2010年11月19日 19:12 | 撫子

ほとんどが緑(草色)なのに、稀にこの褐色が居てクツワムシにも緑と茶がいます。
これもアルビノ種なのでしょうかね。
同じく褐色の虫に『シブイロカヤキリモドキ』という
馴染みのない名前のヤツがいますが、鳴き声には聞き覚えがあると思います。
『ビィ〜〜ン、ビィ〜〜ン〜〜〜』と偏頭痛の頭に響く鳴き声の主を
いつかは捕まえてやろうと苦節5年(?)やっと5月の夜の麦畑で発見!
捕獲はできませんでしたが、見たぞその姿!
そして『シブイロカヤキリモドキ』と判ったのはつい先日でした。
小さな羽をこすり合わせて、蝉の様に響き渡る鳴き声を出す・・虫は不思議・・蝉もネ!
『シブイロカヤキリモドキ』の鳴き声は Google で。

A)
なんだなんだ〜
こっちの方も詳しいね。驚きました (◎-◎;)
キリギリスの仲間は、とても用心深い。
鳴いている間に一歩一歩近づいて採りました。
ダルマサンガコロンダのように(^^ゞ

本当に虫は不思議です。
子供頃の興味対象は、ほとんど甲虫。
ゾウムシ、カミキリ、オサムシなど
虫が飛んでいると眼で後を追ってしまうね〜

2010年11月20日 05:20 | 権之助

きれいなお写真ですね。
楚々としてすんなりした露虫の姿と菊が、
とても似合ってます。
花びらしか食べれない。というのもほのか。。
清らかな少年のイメージです。
秋がなかったような今年。
露虫は鳴いているひまもなかったのでしょうか?

A)
都会には、少なくなった虫も野山で息づいていますよ。
もう最後の虫かなと思いながら、先日草の中で鳴いているのを聞きました。
ツユムシは、頭の大きいキリギリスなどの種類に比べると
スーパーモデルのように美しく見えます。

一昨日、地下鉄の駅構内でイトトンボが飛んでいました。
場所が場所だけに、いっそうか弱く見えました〜

2010年11月20日 17:50 | ぷりん

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