アポイ岳−2

翌朝、外に出ると遠くでカッコウとエゾハルゼミが鳴いていた。いつもの山登りであれば、夜明け前に出発するのだが、熊との遭遇を避けるために7時半に山荘を出る。帰りの時間を計算すると、5時間半で往復しなければならない。登山ポストまで約5分。登山届けに記入して、いよいよ登り始める。熊さん出ないで〜と念じながら、鐘を鳴らしながら行くと、上でも誰かが鳴らしている。おう!なんと心強い音!今日は大丈夫だろう。標高はわずか810メートルのアポイ岳だが、本州の2000メートル辺りに咲く花が、ここで見られるのだ。春から秋まで100種類以上の花が見られるというが、鹿の食害はないのか、心配しながら原生林を進む。


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熊から身を守るには、出会わないことが一番らしい


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アカエゾマツの新緑が美しい


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すぐ鹿に出会った


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原生林にはこんな樹がいくつもある


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五合目から見えるアポイ岳、まだかなりある


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ここから太平洋を見下ろせば(ケータイで撮った)


お花は明日です〜♬

コメント

絶景ですね〜♬
クマさんとの遭遇は遠慮したいけれど、
シカさんとは出逢いたいで〜す(^^♪

A)
北海道を旅すれば、エゾシカはたぶんどこかで見られるはず。
その数は、60万頭を超えているらしい。
海が見えると、高度感も出るし、何より気分がいい〜♬

2011年6月16日 19:34 | 撫子

撫子姉さん、鹿に会いたければ
信州へもどうぞ~~♪
でも害獣として、猟師に狙われてますけど。
飛騨の友人は、畑仕事をしていて、
ときどきカモシカに会うと言ってました。
立派すぎて神様みたいだって・・・。

A)
カモシカの方が、理知的に感じます。
いちど山道を案内してくれた鹿がいて、こちらを振り返っては前を歩いていました。
そぼ降る雨のなかをついて行くと、突然消えたので
探してみると、崖を登っていて、こちらを見つめていました。
良い思い出です。

鹿の話をしようかな〜

2011年6月17日 03:44 |

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