蟹と戯る


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高尾山の不人気コース日陰沢というやや薄暗い山道を下りていくと、前を横切る怪しい生き物!?目を凝らすと、なんとサワガニ君ではないか。沢筋ではたまに見かけることもあるが、林から沢へ向かうとは珍しい。挨拶もなしに走り去ろうとするので、指で軽く声をかけると、背筋を伸ばして攻撃の構え。こちら側が見えるらしくハサミを広げ威嚇してくる。お前は怖いもの知らずなんだね〜。ほれ、どのくらいの力があるの!?と小枝を伸ばすと、しっかりと掴み、持ち上げても離さない。産卵するために川に向かうのかなと思ったが、卵はないようだ。しばし遊んでもらい、別れを告げてしばらく下りていくと、また出現。そんなにいるの!?ムムム・・・、サワガニの唐揚げ!?


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オレと戦うのカニ!


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お前と遊んでいる暇はないのだ〜


コメント

あ~ おしい!
カミサンじゃなくて ・・・猿でも きじでもなくて・・・
カニサンでしたか?
高尾山で「カニ」は珍しくないのですか?

A)
水の近い山道では、ときどき出会うことがあります。
でも高尾山では初めてです。
権師匠、惜しい! 一字違い〜〜 (^^;)

2011年10月12日 22:07 | おかいこさん

サワガニちゃんだったのね!
最近はスーパーの鮮魚コーナーで見かけます。(もちろん LIVE です)
店は当然唐揚げ用に売っていますが、お客さんのほとんどが食べないで飼育するそうです。
エサは何をやったら良いのかとよく聞かれると、鮮魚コーナーのお兄さんが言ってました。
が、しかし、このサワガニの飼育は手間がかかります。
バケツにザリガニを入れておく様な訳にはいかない。そう、私も飼っていたことがあります。
エサは煮干し、しらす、金魚のエサなど何でもOKですが、絶対条件は『冷たいきれいな水』です。
つまり、何が言いたいのかというと、サワガニは冷たいきれいな水のある所にしかいません。
そう、高尾山の自然は守られているのだね!・・・というところで、チョン!!!

しかし、侮ってはいかんぞ、高尾山フリーク達よ!!!

A)
なるほど・・・・
小さな山にも生態系があるのだ〜やはり。

じつは高尾山のすぐ横で「圏央道」の工事が始まっています。
20年以上反対運動が続けられ、著名活動などをして高尾山の生態系を守ろうと呼びかけてきました。
しかし用地の買収が進み、着々と高尾山の西側に道路が出来つつあります。

小仏峠から景観を著しく悪くしている大きな道路が見えます。
オオタカはどこへ行ったのか。ムササビは大丈夫か・・・・
人も増えてしまい、心配です。

カニで思い出した。
高尾山は、ほぼ一年中水が流れ、涸れることはありません。

2011年10月13日 01:46 | 権之助

あっ、かにだ!と、かにが言う・・・

歩キ眼デスさんが、かにに遊んでもらってるのが面白いです。
かにさんも忙しいのですから、あんまり戦いを挑まないように!(笑)
かにさんの溜息が聞こえます。

でも、ほのぼのとした文章に癒されました!

A)
長い山道を下りてカニと遊んでいたら、
後から来たおじさんが、「ほれ!」と指差します。
下からゆっくり上がってきた車に気がつかず、思わず慌てました(^^;
カニさんに熱中して、辺りに気が回っていなかったのです〜〜

2011年10月13日 10:23 | かに

なんと沢蟹くんでしたか~!

先月、駒ケ岳千畳敷からしらび平までバスで下りていくときに
なんとアオサギが道を歩いているのを発見!
たぶんその下の川から上がってきたのでしょう。
バスも速度を落として、彼の横を通り過ぎたんですけどね。
驚きました~w(゚o゚)w

お山の遭遇は楽しいですね。

A)
アオサギは、カラダも口も大きく、大きな魚を呑み込む瞬間は感動的です。
誰もが思わず、アオサギになりたいと思う瞬間ですね。

アサギマダラという珍しい蝶にも会いました。
優雅に地表を飛ぶので、カメラを覗きながら50メートル程追いかけましたが
林の中に消えました。
まだ元気なんだね。

2011年10月13日 10:28 |

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