2010年12月
一年の最後は、葉をすっかり落とした林を散策したいものです。静かな林で、枯れ葉を踏みながら歩くと、心地のよい感触と響きがあります。こうした感覚は脳にとても良い刺激を与えるようで、シータ波(θ波)という脳波がでて、記憶や発想が高まるといわれています。そんなわけで静かな散策は、一年を振り返るには良い時間になるかもしれません。
また目的地を目指さない歩きは、さまざまな発見に富んでいるので、気持ちのリセットや来年への鋭気にもつながりそうです。
陽をうけ、枯れ葉踏む音を聞きながら、歩くことは、幸せのひとつ
2010年12月29日 12:45
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歩キ眼デス
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壁から垂れ下がっている枝に小さな実がついています。これはきっとノブドウではないかと思います。色がまちまちで、どれもわずかな斑点があり、ツルも複雑に絡まっていい具合です。これを見て、小さい頃、札幌の藻岩山の山中で食べたヤマブドウを思い出しました。樹に絡まるツルに登り、まばらになって熟している黒いブドウに手にとり、口に放り込む!その強烈な甘さと酸っぱさ。しばらくすると舌が真青になって、割れるような痛みが走ります。仕方なく食べるのを止めて、残りをポケットに入れて持ち帰り、母に渡すとブドウを瓶に詰めて、葡萄酒を作っていたことを思い出しました。そしてポケットの中で潰れたブドウが染みを作っていたことや、あの葡萄酒の赤い色も蘇ってきました。
残念ながらノブドウは食べられません
2010年12月28日 13:39
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歩キ眼デス
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12月に入ってから時間の早さを感じています。日が短いこともあるのでしょうが、気がつくといつも夕方。その理由のひとつは、抱えている大きな仕事に集中していて、時間を忘れていることにあります。時間が流れている感覚がないので、もしかしたら肉体的には老化していないのではないかと思うのです。長生きできるかは解りませんが、時間を持て余す生活にいま憧れをもって過ごしています。
昨日の夕暮れ。日没の頃から雲の色がどんどん変わります。
2010年12月27日 20:34
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歩キ眼デス
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今日はクリスマスイブ。世界の人たちがほんのちょっと幸せになれる日でしょうか。クリスマスとは、英語の「Christmas」で、これは「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という意味をもっています。また古代ローマでは、12月の太陽が冬至にふたたび力を取り戻し、光がよみがえるということを祝っていました。賑やかになりそうな今日の夜ですが、静かなクリスマスの時間を過ごす人は、どこかにいるのでしょうか。
サンタの人形で作られているツリーを見つけました
2010年12月24日 16:11
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歩キ眼デス
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山茶花が咲きほこっている前を通ると、なにかそこだけ温度が高いように感じます。そういえば「最近、山茶花で垣根を作っている家が多いね」と友人が話していたことを思い出しました。常緑樹なので、葉は一年中青々としているので落葉の心配はなく、秋から冬にかけては鮮やかな花を楽しめこともあって、人気が出ているのかもしれません。
花言葉は「理性」「謙遜」「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」とあります
2010年12月22日 15:40
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歩キ眼デス
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寒空の下、健気に咲いている向日葵を1本を見つけました。葉もまだ青々としています。遅くに植えられた耐寒性の向日葵でしょうか。でも花びらは、寒そうに縮こまっているように見えます。12月の向日葵なんて、景色と不似合いで、まさに冬の花火!?
西の方角を見ていました
2010年12月21日 13:25
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歩キ眼デス
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明日21日夕方に皆既月食が始まります。これは3年ぶりらしく、太陽と地球と月が一直線に並ぶという皆既になるのは、16時40分〜17時54分で月食終了は19時2分。今回の皆既月食については宇宙航空研究開発機構 (JAXA) でもページを用意しています。ただ気象庁の週間天気予報を見ると、北海道から東北にかけて以外は雨らしく、心配です。
地球の影が映っても見えるらしいのですが・・・・・
友人権ちゃんからもこんな情報が入っています。
何とか最終日に間に合った〜まだツキがある!?
2010年12月20日 18:51
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歩キ眼デス
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見慣れぬ花を発見!調べても分からない。こんな時には権大明神にと、メールを送るとケータイが入った。「どう見てもセンダングサだろう。花の部分が落ちたのでは・・・」と言う。なるほど、あるべきものがないと分からないものだ。ごく普通に見られる花なのに、揃ってこんなカタチになっていると勘違いする。種子が衣服にふっつく「ひっつき虫」の正体はこの花だ。
花言葉は「聡明」「忍耐力」
これが正しい
2010年12月17日 16:06
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歩キ眼デス
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高尾山は元来修験道の霊場で、真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺という舌を噛みそうな寺域になっていて、大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」まで続く、全長1,697kmに及ぶ東海自然歩道の起点でもある。高尾山の標高は599メートル。山頂からは関東平野の街並、八王子、相模原のほか、好天であれば筑波山、房総半島、江ノ島まで眺望できる。冬至の前後には、富士山の真上に太陽が沈む「ダイアモンド富士」を見ることもできる。
やや霞がかかっているが新宿副都心、スカイツリーまで見えた。
小仏峠のバス停で1台バスを見送ると、わずかの間に百人を超える登山者が並んだ。
2010年12月16日 13:03
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琵琶滝コースで甥っ子がノイチゴを発見。秋から冬に日当りのよいところで見かける種類です。聞かれるままに「それはヘビイチゴかな、食べられるよ」と答えても、なかなか口にしないので、いくつかを口に頬張ってみせました。甘酸っぱさが口に広がり、なかなか美味いのです。イチゴの原種はこんな味ではないかと思いました。彼はその後も赤や黒い実を見つけるたびに、食べられるかと聞くので、「不味いと思ったら出すといい」と話すと、いくつかの実を口にしていました。そしてじつにきちんとした感想をいいながら、ほとんど吐き出していました。実に素直で宜しい〜。後で調べると、これはフユイチゴと呼ぶようです。9月から10月にかけて白い花を咲かせ、冬に実を結びます。
花言葉がありました。「真心の愛」「未来の予感」「尊敬と愛情」
2010年12月15日 18:34
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歩キ眼デス
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久々に会った甥っ子と話をしながら「琵琶滝コース」を上がっていきます。ここは小さな川の流れに沿っているので、水音がいつも聞こえ清々しい気持ちになります。高尾山の保水力はたいしたもので、この時期でも川の流れは絶えません。途中、水の上に石畳が敷いてある箇所では、登山者がより水を感じながら上り下りできます(大雨の日は水かさが増しそうですが)。多くの登山者は眺望の良い尾根のコースを選んだのか、人が少ない静かな登りとなりました。
ひとりが多いのも高尾山の特徴です
すっかり花を落とした紫陽花
と思ったら、谷の上に返り花?
2010年12月14日 19:20
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甥っ子の就職祝い(!?)をかねて週末高尾山を登ってきました。待ち合わせを京王線の高尾山口の駅にしたのですが、山ガールの多いことといったら半端ではありません。前回よりもさらに若者たちが増えているようで、未来を思うとうれしいことです。運動不足の二人は、比較的人の少ない沢歩きのコースを選んで登り始めました。甥っ子には、広告関係は厳しいから止めた方が良いとアドバイスしていたのですが、中央突破して決めたようです。この半年の就活の話を聞いていると、学生たちの苦闘ぶりがよく分かりました。そんな世間はどうでもよいと、高尾山は秋の陽射しを受け、のほほんとしていました。
ススキは穂を膨らませて、種を飛ばそうとしているようです
手にとるとフワフワ。拡大するとこんなに美しい!
2010年12月13日 15:56
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歩キ眼デス
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あちこちの山で拾い集めた木の実を並べると、結構な量になっていた。松ぼっくり、ミズナラ、カシワ、スギ、ヒノキ、クリ、クルミ等。このなかで最も好きなのがヒノキの実だ。これはそのままでも匂うのだが、ちょっと傷つけると強い香りを放つ。胸ポケットにいくつか入れて歩くと、実に気分が良い。そんなことを思いながら、イケメン小粒を集合させて撮ってみた。小さな写真立てに入れて飾ると卓上インテリアになるかもしれない。
2010年12月11日 14:49
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秋になるとひときわ目立つのが、センリョウ、マンリョウ。真っ赤な実で気をひくのですが、考えてみると花をじっくり見たことがありません。調べてみるとセンリョウには花弁がなく、花には雄しべと雌しべを1本ずつつけることが分かりました。受粉後は、雌しべが膨らんで実になります。なんと!百両、十両という種類もあるそうです。景気が良くなるように、一枝飾ってみようかしらん〜。
2010年12月 9日 17:58
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鳩が電線に止まっています。もう1本あれば五線譜になるのになあ。鳩を音符にすると面白いイラストができそうだなあと見ていると、寒いのかじっとしています。そういえば寒さが厳しくなると、北の鳥は全身の羽毛を膨らませて、寒さ対策をします。雀なんかがそうで、その姿を「膨ら雀(ふくらすずめ)」と呼びます。または「福来雀」とも書いて、福を持ってくる雀として縁起が良いとされるですが、鳩は膨らんでいたかは、思い出せません。
2010年12月 8日 17:28
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白い菊には、思い出があります。実家には古い仏壇があって、生花がいつも活けてありました。よほどのことがない限り、絶えることはなく、その多くが白や黄色の菊でした。最初に活けるのは母か父ですが、花の水を換えるのは子どもたちの日課でした。菊好きの母だったので、母の日に送ろうとしたところ、誰かにとがめられたことを覚えています。カーネーションより菊だろうと、まじめに思っていたのです。いまでも菊の香りがすると母につながります。
2010年12月 7日 18:50
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土曜日、事務所近くの公園で餅つきをしていたので、覗いてみました。突立ての餅が二個で100円とあるので、きな粉と甘辛醤油の二つを選んで、ちょっと見学させてもらいました。湯気からは餅米の蒸される香りがしますし、みなさんの活気ある声が響きなんとも頼もしい。蒸篭なんでしょうか、かなりの年代物に見えるのですが、なにか好い仕事をしている雰囲気が伝わってきます。薪の爆ぜる音がして、燃え方はチロチロ、湯気はモウモウとあがっています。和やかで懐かしい年末の空気を感じました。
面白いカタチですね、初めて見ました
青年部なのか、テンポの良い杵の音が響きます
美味しくてしかも200円!週末の仕事にはオトクがついてくる!
2010年12月 6日 18:26
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歩キ眼デス
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未明からの雨が止んだかと思うと、気温が上昇し風が強くなりました。強風は銀杏やケヤキの葉を奪い、路上でダンスをさせたり、地下鉄の出入り口から吹き入れたりと大暴れ。暖かくなるという予想はありましたが、今日の気温は想像以上。サラリーマンの多くが、コートを手にして春のような雰囲気で歩いていました。明日はまた10度くらい下がるようです。一方、花屋さんの店頭は、だんだん賑やかになって来ました。
プリンセチア、ポインセチア。おっぱいみたい〜
2010年12月 3日 18:50
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歩キ眼デス
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どのくらいの数の雀が鳴いているのでしょう。神田川の下からやかましく聞こえてきます。堀の反対側から見て分かりました。赤い実をつけている木の中で鳴いています。木の種類は、トキワサンザシかビラカンサか?。ときどき落ちる実を下に集まっている鳩が食べています。鳴き声から、数十羽くらいはいるようですが、雀がその実を食べているのかはわかりません(だいたい雀が木の実を食べている姿は見ないし)。全国的に雀の数が減っているというのに、ここでは元気でした。
堀の高さは約5メートル。もうすぐ枝が下に届きそうです。
2010年12月 2日 11:34
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歩キ眼デス
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珍しい花!と思ってよく見ると、葉の一部がピンクと白に変色していました。これは不思議と思い、調べたのですが分からなくて「権大明神」に写真を送ったところ「ハツユキツユクサ」ではないかとメールが届きました。何でも分かるんですね〜。なかなか魅力的な名前です。花は初夏に咲き、夏から葉が少しずつ白くなり、寒暖の差が大きいと鮮明になっていくようです。なにか葉の感じは万年青(オモト)にも似ています。この先変わっていくのをチェックしましょう。別名、初冠雪(ハツカンセツ)、胡蝶の舞(コチョウノマイ)。
葉の裏はピンクになるのでしょうか。
事務所のホームページがオープンです。よろしければご覧ください。
2010年12月 1日 16:10
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歩キ眼デス
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