松本幸四郎


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週末、このブログでおなじみの権ちゃんが東京へ歌舞伎を観に来るというのでお伴をさせてもらった。権夫婦は大の歌舞伎好きで、新幹線を使って年何回か群馬からやってくる。この日は伝統歌舞伎保存会の研修発表会なるもので、国立劇場の大ホールに入ると客席のほとんどは埋まっていた。この会の主旨は「伝統的な歌舞伎の保存とその振興」が目的で、配役には若手実力派が勢揃いしている。さてオープニング。雪のなか手前花道を番傘をさし、高下駄をゆっくりあげて進むのは松本幸四郎だ。一斉に「高麗屋」の声がかかる。好い男になったねえ〜。立ち姿、表情、声どれをとってもほれぼれとする。
思えば、幸四郎がまだ市川染五郎と名乗っていた頃、「野バラ咲く道」というフォークソングを歌っていた。仲の良い友人とこの歌をよく歌っていたのだが、染五郎はすでに格好良かった。そして同じ時代を歩いて来たのだが、まあなんとこちらは大きな男になったのだろう。今回の演目の監修は幸四郎によるものだが、その姿から歌舞伎界を背負っていくという気概と風格が滲み出ていた。よ〜高麗屋!


コメント

さすが幹部俳優!
立ち振る舞い、後ろ姿にもスキが無い!
よかったね、幸四郎・・・こうらいやぁ〜

また行きましょう!!!

なお、今後の「伝統歌舞伎保存会研修発表会」は、
『3月公演では團十郎、三津五郎が、4月公演では仁左衛門、時蔵らが指導に当たって、同様の研修発表会が行われる予定です。・・・・』との事です。
興味のある方は下記HPへ
http://www.kabuki.or.jp/

A)
良かったね〜ありがとう!
また行きましょう。なんかはまりつつあるようで、コワイ。
空気がいいね〜見るポイントがたくさんあって、なかなか深いですわ〜

さて偶然というか「平成中村座」で歌舞伎の勉強会がありますがと
お誘いメールが昨日来ました。
2/17(金)4時半から6時まで
会費が500円
詳しく聞いて見ますか!?
少数限定らしい・・・・

2012年1月24日 05:47 | 権之助

多分、高麗屋の役は「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆふべいりやのあぜみち)」又は「忍逢春雪解(しのびあふはるのゆきどけ)」(兩者とも同じものなれど、芝居の場合と清元演奏の場合で外題變ずる事有り)と言ふ清元の芝居の直侍の花道の出ならんか、と思候へど、如何。
元々是は「天衣紛上野初花(くもにまごふうえののはつはな)」と言ふ、お數屋坊主、河内山宗俊(彼だけ實在の人物)など天保時代の六人の惡黨を主題にした「天保六歌選」なる黙阿彌作の芝居の一部也。

A)
さすが雅蘭洞さん!
なんて言いながら、実はよく分からないのです。
幸四郎は、挨拶と解説だけに登場したんです。

最初は『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ) 本郷火の見櫓の場』
という珍しい場面だそうで、浄瑠璃が美しく気持ちが高まりました。
雪が深々と降りしきる中の、立ち回りのなかでトンボや太鼓を打つ所作など、
どの動きも喩えようもない面白さでした。

もう一つが『素襖落』。
これな染五郎が主演。華がありますね〜。お父さんの若い頃、そっくり!
雅蘭洞さんのような色気があります。
悔しいけど良い男ですね。

今度よろしければお誘いします。
権ちゃんと話が合いそうでよ〜(^^♪

2012年1月24日 09:34 | 雅蘭洞英齋居士

アァ〜行きたかったな〜(´`)
次回は是非お供したいです〜♪
権先生から色々教えて頂こうっと(^_-)

A)
良かったよ〜
笛が終わったら行こうね(^^ゞ
歌舞伎は総合芸術だね。

2012年1月25日 01:06 | 撫子

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