閏日の雪


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四谷駅そばの坂道


閏日に雪。4年に一度の日、暦を直すのでちょっと幕を下ろします、と時の神様がこの雪を降らせているのでしょうか。それに「閏(うるう)」に「氵」をつければ、潤うだし、なにかそれもぴったりの閏日の雪です。
朝のテレビで「雪道の歩き方」をやっていましたが、今日という日に、まあ何とタイムリーな企画でしょう。この日まで温めていたのでしょうか。見ていて思ったのは、北国の人の足には滑り止めセンサーが付いているのかもしれない、ということ。そしてもうひとつ。転んでいる人は内地から来た人に違いないと、見ていたこと。雪はいろんなことを思い出させます。


コメント

四谷驛の傍にあんなに繪になる樣な坂があったんですねぇ。
それとも、山碧木さんの腕かなぁ!
あの寫眞を拜見して居て、不圖、敬虔なキリスト敎徒トルストイの短編官能小説「クロイツェルソナタ」の一場面が頭に浮かんで來ました。不倫をした公爵夫人が相手のヴァイオリニストと雪の並木道をトロイカ馬車で行く光景です。讀んだのはもう五十年以上も前の多感な高校生の頃、薄い岩波文庫でした。

A)
雅蘭洞さん凄い!
そんなシーンをまだ覚えているなんて!
若き日の刺激は、イメージとなって残るのでしょうか。
それも短編の官能小説・・・ (^^;)

この坂は、外堀通りと平行している坂なんです。
市ヶ谷方向ですよ。
もう少し早くいけば、踏み後の少ない景色を撮れたかもしれません。

2012年2月29日 16:49 | 雅蘭洞英齋居士

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