ヒメ


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ヒメウツギ(姫空木)が散り始めると、そろそろ入梅


ヒメが頭につくと、植物では「小さい、可愛い」の意味をもつ。このヒメウツギも他のウツギに比べれば、ひと回り小さい。ヒメは漢字で「姫」。だからこの字をもらっている植物は、なにかしら情緒感がある。たとえば、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)。思わず映画「踊り子」のうら若き頃の吉永小百合を思い浮かべたりするし、ヒメウキクサ(姫浮草)やヒメウスユキソウ(姫薄雪草)であれば、「大丈夫か?しっかりしろ〜」と、その小さな花に声をかけたくなる。そして極めつけは、このヒメイチゲ(姫一花)。小さいけど、侮れないかも。銀座のクラブにもありそうだし・・・。



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春、空き地や河原に咲くヒメオドリコソウ


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イチリンソウの仲間、ヒメイチゲ


コメント

「姫」と言ふ漢字は、僕達が此の間の戰の前の幼少の頃に習った時は旁の方が「臣」では無かった。詰まり「姫」は處女なので眞ん中の四角が左側の縱の線に着いて居ないで、純粹な四角で有った。未だ通じて居ない、と言ふ意味で。

 今は進駐軍と、アメリカに日本文化を賣った賣國奴の文部官僚廣田英太郎に依って、今の變な漢字に成ってしまひ、姫も處女でなくなってしまった。
 まぁ、廣田も現代の日本の女性を豫見して居たのだらふか。
結婚前の處女を探すのは難しい、と言ふが、又、結婚しない男女も増えて居るらしいから、一體、どふなって居るのやら。

A)
そういえばと、炬燵と打ってみると、これも入っていませんね。
落語風に云えば、昔は炭が入っていたが、今は電気。
つまり火が、入っていないから「巨」となる・・・でしょうか。

それで、ひとつ思い出しました〜

あたしゃ、四つ足が好きで、何でも食べますが、炬燵はいだたきません。
へえ〜なんでですか!?

あれは、アタルカラ・・・・・

お後がよろしいようで〜 (^_^;)/~ 

2013年5月22日 13:51 | 雅蘭洞英齋居士

難しい事は さておき・・・

姫ウツギの純白は ブーケが似合いそうですね~

姫には ほど遠い おかいこさんでした。

A)
いえいえ、孝行娘のおかいこさんは、

お母様にとって永遠の姫のはずですよ〜

(^o^)/~


2013年5月22日 16:35 | おかいこさん

雅蘭洞さんのお話にはいつもながら感心、納得です。
姫はこれでしょうか・・・『姬』・・・?

先日の、六代目・新三のくだりもなるほど、なるほどでした。
私の世代では、六代目の孫/十八代勘三郎の髪結新三となるのですが!
いずれにしても粋でいなせなこの役は、やはり粋でいなせな役者しか出来ませんね。
一年前、浅草で観た勘三郎の新三・・・
一生忘れる事の無い、粋でいなせな『新三』でした。

A)
様々なテーマや趣味で、人の輪が広がっていくのは、とてもうれしいです。
一度、みんなで歌舞伎を観にいきたいですね。

師匠、企画してくださいな。
雅蘭洞さんと相談して〜、一番良い出し物を決めてください。

2013年5月23日 00:17 | 権之助

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