SL
動くSLを久しぶりに目の当たりにした。宝登山に向う途中、踏切に立っていると、腹に響くような汽笛が聞こえてきた。一日に一度走るというSL?。慌ててカメラを出すと、シュッシュ、シュッシュと懐かしい音を立てながら、そいつは、やって来た。テッチャンじゃなくたって心が騒ぐぞ。
子供の頃、誰もが憧れたのはSLの運転士だった。白い煙の匂い、耳を塞ぎたくなる汽笛音、止まる時の重厚音・・・弁当売りや駅名を伝える声、列車や駅員の匂いは、ドキドキするような大人のそして未来に溢れていた。
そして、故郷を離れると、この歌が沁みた。〜ふるさとへ 向かう最終に乗れる人は 急ぎなさいとやさしい やさしい声の 駅長が・・・♬
2017年3月29日 17:35
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