不思議・・・
これは歌会に出すのをためらった歌だった。こんな独りよがりの歌を分かってもらえるわけがない。しかし五行になったこの歌には、ちょっとした想いがあった。
「感じることを身につけると、生涯あなたは大きな自然に支えられる」。そんな言葉であったかどうか忘れたけれど、生物学者のレイチェル・カーソンは著書「センス・オブ・ワンダー」で語っていた(ように思う)。
学ぶことよりも感じること、それが大切なのだと・・・
たまたま雨上がりの草いきれを嗅いだときに、レーチェルの言葉が蘇った。いつか体が動かなくなって伏せる日がやってきたとき、感じたことや感じることは、私をきっと支えてくれる。そんなことを期待して、つくった歌だった。
アサギマダラ、レーチェル、そして今日の福岡伸一のコラム。
何か連鎖が続いて、うれしくなった。
・アサギマダラを見て、彼も想いが立ち上がった
・生きとし生きるもの・・・蝉の写真のキャプションを誉めてくれた人がいた
・なにより提出した歌に好いコメントがあって、二席までいただいたこと
独りよがりは、開放され、霧散した。
待て〜アサギマダラ〜 福岡さんもこんなことしてるのだろうか・・・
2017年8月24日 12:56 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
知ることよりも
感じることのほうが重要だと
レイチェル・カーソンは言った
縄文遺跡に
秋の雨が降る
どこかで聞いたことがあるなあ、とおもったら
2010年11月号に、私が初めて投稿した歌でした(;^_^A
A)
知ることよりも感じること。
年を重ねるほどにそう思ってきます。
知ろうとしても分からないことは、感じて受け入れる。
佐藤愛子の連載エッセイ(朝日新聞)の最終章でも
それに近いことを書いていました。
同じところに導かれていたんですね〜
2017年9月 3日 06:14 | Quico
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