紅葉
右下に映っているのは友人のSだ〜
紅葉の字は、歌の中にあるとこれがじつに厄介で、前後関係から「もみじ」「こうよう」のどちらで読むかを判断しなくてはならない。しかし分かりにくい場合も多い。
他にも銀杏や菖蒲。居酒屋で「イチョウをください」とは言わないだろうが、菖蒲なんかは花自体が「あやめ」か「しょうぶ」か分からないのに、誰が二つの読み方を定めたのか。この字には、あまり近づきたくはない。
今年はよく紅葉をみたので、こんな歌を作った。
紅葉は
森の暖炉
晩秋の冷気をまとった
朽葉色を
あたためる
紅葉にはルビをふったのだが、もみじと読めたかもしれない。
2017年11月30日 20:05 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメントの投稿