下駄


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こんな下駄で高尾山に登ってきた若者がいた。高尾山は天狗信仰の霊山だから、なるほどそういうことかと合点して、一枚撮らせていただいた。登りはまだいいが、下山時は目線がアップしているし、バランスをとるのは大変だと思うのだが、そこは若者、そんな心配はないのだろう。

昨日の歌会の題詠は「下駄」。こんな歌を出していた。

昭和の子たちは
「ちびた」に愛されていた
鉛筆、消しゴム、下駄・・・
そして両手の指の間から観る
怖い映画にもまた

なんと、この歌が一席。勝負は下駄を履くまでわからない・・・


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