葛飾柴又(2)


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こんな見事な自己紹介、他にあるだろうか〜♬

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獅子舞は、16世紀初頭、伊勢国(いまの三重県)で飢饉や疫病除けに獅子頭が作られ、正月に舞ったのが最初だと言われている。その後、17世紀に伊勢より江戸へ上り、悪魔を祓い、世を祝う縁起ものとして江戸に定着。祝い事や祭礼で獅子舞が行われるようになった。


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お囃子にあわせて獅子が舞い、ご祝儀が出ると店員、客を問わず大きな口を頭にタッチ。今どきは噛まないそうで、みんな嬉しそうに頭を出す。そんな様子を眺めていると、忘れていた小さな幸のありようを知る。眺めている人たちが、皆笑っている。

寅さんと山田監督は、こんな日本の原風景を残しておきたかったのだなと思う。佃島は高層ビルに囲まれてひっそりと残っていたが、ここは生き生きとした街の賑わいがある。まさに生きたテーマパークだ。

お店に入ると女性たちは、サクラさんのように三角巾を被り、それぞれの店に名物オヤジがいそうだ。団子を頬張りながら、ゆっくりとまた歩いてみたい。

コメント

獅子舞が伊勢が発祥地とは知りませんでした。
テレビも何もなかった頃は獅子舞が来るのが楽しみでした。
字の繋ぎで広場を借りて色々な芸もして見せてくれました。
皿を回したり傘やコマを回したりしていました。
皆キャーキャー言って見入ったものでした。本当に懐かしいです。

A)
まだ世の中がゆったりしていた頃の話ですね。
正月やお祭りは、子供たちの大きな楽しみ。
時間が足りないくらい、夢中で遊びを追いかけていました。
贅沢なものがない分、工夫と知恵で充分楽しめたものです。

獅子舞を見て、地域の幸せはこうあるべし、としみじみ思うのでした。

2019年1月18日 16:04 | tama

それにお正月と言えばあちらにもこちらにも凧が泳いでいました。電線と言えば電気の線だけでしたから今よりずっと少なかったですしね。長い尾を付けても差し障ることもなかったです。
青空にのどかに泳ぐ凧上げの様子は今でも脳裏から離れません。ふるい人間です(笑)

A)
いえいえ、凧の泳ぐ姿は、いつの時代も自由や溌剌さを重ね合わせてしまいます。
夢中になっていた時代がありました。
竹ひごで自分で組んでから、新聞師や油紙を貼って作りました。
欲しいものは自分で作る時代でしたね。

2019年1月20日 15:25 | tama

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