ボッカさん


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尾瀬の木道を歩いていると、腕を組みながら重い荷物を背負って歩いているボッカさんに出会うことがある。尾瀬の小屋で必要な食料や燃料、日常品を目一杯担いでいる。ハイカーは彼らにひと声をかけて、道を譲る。ボッカさんは尾瀬の英雄なのだ。彼らなしで尾瀬の小屋は回っていかない。

力持ちのボッカさんであれば100キロを担ぐ。賃金はキロ100円というから、100キロの荷物を運ぶと約1万円。背負子に独特の積み方。より高い所に荷物の重心を置く。よくこれで傾かないものだと感心する。
この日は湿度100%。休んでいる彼に、ご苦労さまと、ハイカーは声をかけて通り過ぎて行く。


コメント

スゴー(@_@)
山道はリュック一つでも重いように思いますが凄いですね。
今は山小屋にはヘリででも運ぶのかと思っていました。
影の支えって尊いですね。

A)
ボッカさんは、寡黙で好い人が多いように思います。
皆さん感謝して静かに道を譲ります。
歌がひとつ出来ました〜♪

2019年7月27日 15:17 | tama

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