読む ということ
家人に この歌、どう解釈する? と聞いた。
「賞味期限間近の品を買ってくる我によく似た娘となりぬ」
安くなっているからトクだと思って買うんじゃないの。親子だから、似ていくでしょう。
なるほど。この歌を選んだNさんもそう解釈している。
安くなる頃を見計らってという貧乏性が、いつの間にか娘にも。親としてはちと寂しい。
こんな読みはないだろうか。
賞味期限を過ぎると食品は捨てられる。それはとてももったいないこと。捨てるということは、環境にもよくない。親子は普段からそんな話をよくしている。
作者の家には、片目のミケがいる。引き取り手のない小猫を殺処分から助けるために、貰ってきたのだ・・・
なんて、ないか。
2019年11月13日 18:09 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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