ながらみ 


P1120012.JPG

田酒の文字に引かれて近所の居酒屋に飛び込んだ。ビールを頼んでメニューに目をやると、ムムム。「ながらみの塩ゆで」とある。久々に聞く名前。もう40年以上も前だろうか。西伊豆の何処かで泳いでいたら、食べられそうな小さな貝があると、仲間の一人が見せてくれた。地元の人に聞くとながらみと言う食用の貝だというので、全員が海の男となり、ながらみ採りに夢中になった。

ながらみを海水で茹で、貝を少しずつ回転させながら取り出し、ほうばる。「美味い」。味はサザエ、食感はアワビか!?
そんな昔を思いだして、楊枝で上手く引きづり出して食べると、磯の香りが口に広がった。思わず額を叩く。酒と合う。これだけで好い・・・

もうこれは、しがらみとなる。と一人馬鹿なシャレを言いながら、鉢一つを瞬く間に喰いつくしてしまった。



コメント

ながらみ貝はじめて知りました。写真見ているとこんもりしていて身が詰まっているように見えますね。
40年も前にいたのであれば海外から流れ着いたものではないのですね。サザエとかクルット巻くようにし取り出しお酒とともに、お気持ち分かります。飲める時期が最高ですよ。

A)
これだけを食べるのは、拷問みたいなもんです。
夏、塩ゆでしたこのながらみとビーツか冷やで・・・ク〜〜〜
って、感じです。
地方によって名前がいろいろあるかもしれませんね。

2020年2月20日 15:02 | tama

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/2817