贔屓


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山登りの朝より早起きをして、全米オープンテニスの準々決勝にチャンネルを合わせる。一昨日に19歳になったばかりの女子選手、フェルナンデスのプレーを観たいからだ。

大坂なおみを負かしたとき、この選手の実力は半端じゃないと感じた。身長165センチは今大会で一番背が低いのではないか。ところがゴムまりのようなカラダから繰り出されるショットは、気持ちが良いほど相手コートに突き刺さっていく。きびきびした動き、メンタルの強さ、運を引き寄せていく態度、どれも惹き付けられる。

試合後、接戦をものに出来なかったスピトリナ選手の祝福がよかった。若くても、下位にいる選手であっても悔しさを抑えて敬意を示し、称えることが大切だ。勝ったときより負けたときの姿を人は見ている。

大坂なおみの後も、歴代のチャンピオン二人に辛くも勝利したフェルナンデス。後二回勝利すると、全米チャンピオンだ。だが、この後はさらに格上の選手が待っている。どんな戦いをして、どんな結果になるか、最後まで清々しい試合をしてくれることを期待している。


コメント

「悔しさを抑えて敬意を…」
「勝ったときより負けたときの…」
なによりも大切な課題をいただいたようです。

ありがとうございます。

A)
心技体とよく云われますが、バランスって難しいです。
何ごとも同じなのでしょうね。

2021年9月12日 01:14 | ゆみゆみ

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