2022年1月

感動


20211225-DSCF2420ダイヤモンドダスト (3).jpg
ダイアモンドダスト/photo by Ranta


久しぶりに、テニスで興奮し、感動した。全豪オープンテニス・男子決勝、中年の星、ラファエル・ナダルが5時間15分の戦いを制して優勝した。

2セット続けてナダルが落とした時は、体力的にみても次のセットで終わりだろうと思った。ところが不屈の闘志で、若手のホープ、ロシアのメドベージェフを睨みつけ、200キロ超えのサーブを連発し、ストロークでは声を絞り出し、そしてポイントを奪っての雄叫びで、セットを続けざまに奪い返した。

ケガから回復したばかりのナダルは、戦前の予想では勝率が低かった。ゲームが始まる前から、スタジアムの声援は、ほぼナダルだけに向けられた。

可哀相なのはメドベージェフ。ローマ時代、ライオンのいるコロシアムに放り込まれたたった一人の若き奴隷のように見えた。

それでも彼はナダルの応援を自分のエネルギーに変えてしまう不屈の精神を宿していた。パワー、技術、戦略、スタミナ・・・時間の神様もただ見守ってしまうような緊張の戦いが続いた。

終わりがあるとすれば、どんな終わり方だろう。誰もが想像したはずだが、誰も予想できないほどの拮抗した試合。静寂と歓声が繰り返される・・・終わってほしくないと思った。

しかし、全てには終わりがあるのだとばかりに、ナダルのショットが相手コートに強烈に突き刺さった。瞬間、ナダルは両膝を着いた。観衆は立ち上がり、割れんばかりの拍手と称賛の声を送った。
戦いの時間は昇華し、美しく霧散した。

歴史に残る試合を観てしまった。ここから私は変わらなければいけない。そう思うほどの、ナダルの姿がそこにあった。


ホシくらげノ會


マーク.png

五行歌仲間のいわさきくらげさんと、ひょんなことから一昨年に、五行歌サークル「ホシくらげノ會」を立ち上げた。

設立趣旨を
「わたしたちは、五行歌が、自らを表現し、理解し合うための比肩なき器であるとの認識のもと、あたらしい風による、五行歌の更なる普及・発展を目指し、『ホシくらげの會』を結成しました」とした。

会の前半の活動は、先輩五行歌人と食事をしながらの談話、横浜ベイスターズの応援(なぜか)、そして後半はzoomによる歌会の講評、會の今後などを話し合った。

昨年の秋、ふたりの歌をカレンダーにというアイデアが出て、九首ずつを持寄り「山の星・海の月」なる「カレンダー型ミニ五行歌集」が完成した。
親しい五行歌仲間に見ていただいたところ、なかなか評判なのだ。


DSC_2871.JPG

よろしかったら一部いかがでしょうか。
限定50部。販売価格は千円(税・送料込)です。


いわさきー1.png

また「いわさきくらげ・五行歌卓上カレンダー」も販売中です。
限定10部。販売価格は千円(税・送料込)です。

どちらもお申し込みは
メール arkmds@3coco.info へ
よろしくお願いいたします。

黄色の花


P1150220.JPG

もしかしたら、と近づくとやはりロウバイ。里山では数輪の花が甘い香りを漂わせていた。ロウバイが咲くと、黄色の花が次々に綻んでゆく。近所ではレンギョウとジキタリスも咲きはじめた。そしてミモザ、マンサク、福寿草、菜の花へ。黄色の花たちよ、オミクロンを吹き飛ばしてくれ〜〜。

P1230017.JPG
レンギョウだと思うんだけど・・・

P1230034.jpg
首を長くしているジキタリス

P1090172.JPG
P1090170.JPG
 10日前に見たミモザの花と



薪ストーブ


P1150197.JPG

子供の頃、家の暖房は薪ストーブ一つだった。薪を割るのは子どもの仕事で、火が熾きるまでの手間や時間、いい想い出はなかった。なのに、冬の山小屋で薪ストーブに温められていたら、無性に欲しくなった。

爆ぜる音、マキの匂い、ストーブの上の薬缶の湯気、そして柔らかな暖かさ。煙突から上る煙、積まれた薪・・・そんな光景を眺めると、薪ストーブ愛に火が点る。

炎を見ていると、時間の過ぎてゆくのを忘れる。男は火から離れられないのかもしれない。


高円寺


P1230036.JPG
我が家からほぼ二駅、暗渠だけを歩いて高円寺駅にたどり着く


JR中央線には「寺」の字がつく駅が三つある。国分寺、吉祥寺、そして高円寺。どの駅も若者に人気があり、若者密度が高い。とくに高円寺は、青春時代からそのまま住みつく人が多いせいか、店舗のオーナーは若者ばかりだ。

二十代前半、高円寺に三年ほど住んでいた。当時中村雅俊の演じるテレビドラマ「俺たちの旅」そのままの生活をしていた。つまり友と酒、ほぼこれだけの日々。友人Nと一軒家を借りていたために、週末になると悪友が訪ねてきた。深夜まで議論をしたり、麻雀をしたり、近所中に声が響いていたのだろう。お巡りさんが、二度ほどやって来た。

遠くに住む大家さんからも注意を受け、気をつけますと応えたが、悪友らは容赦なかった。やがて優しい大家さんは、引越しにかかるお金を出しますから、出ていって欲しいと懇願した。

悪友たちが訪ねて来なければ、この街に住んでいたのかもしれない。そんなことを思いながら、若者の優しいエネルギーに満ちたこの街を歩いた。


P1230037.JPG
暗渠からこのパール商店街、そして純情商店街へと繋がっていく

P1230042.JPG
二つのお店に入ると、若い人たちが店の利用法を教えてくれた

P1230046.JPG
どの店もとにかく安い、この街に住むと出られなくなるかも

太宰治


P1240050.JPG

生まれてすみません。太宰治と聞けば、このフレーズを頭に浮かべる。高校に入ってから太宰にハマってしまい、二十歳のとき、猛吹雪の冬、友人Sと共に津軽の斜陽館へ。さらには太宰の乳母サヨさんの家を探し当てて、そこへ押しかけた。
若さ故の行動だと今にしては思う。

玄関口でサヨさんの息子から、母が老いていること、そしてあなた達のような太宰ファンが訪ねて来て困っていると聞き、謝罪してすぐに辞した。

斜陽館の隣りの旅館に一泊した。夕食の時、どっしりとした女将が太宰のことを津軽弁で話してくれたのだが、なにを話しているかまるで理解できなかった。戦時中、そこの小屋(広い太宰家の庭の一角)にいて、なにか情けない風体だったと云っていた(推測)。


P1220007.jpg
太宰が好んで着ていたマントが掛けてあった

P1220014.JPG

そんな日があったことを、先月オープンした太宰治展示室で思い出した。

フグのヒレ酒


P1140188.JPG
ちょっとオシャレなグラスで


寒い日が続く。こんな夜は、ビールをさっさと切り上げて、フグのひれ酒だ〜と、昨年下関で買ったフグヒレを出して、まずは熱々の燗酒をつくる。そしてフグのヒレを焦げないように、ゆっくりと火で炙る。

好い香りがしてきたら、耐熱のグラスに放りこみ、そこへ熱燗を投入。そしてすぐにフタをする。グラスの中を覗くと、フグヒレから僅かなエキスのようなものが出始め、酒とゆったり絡んでいく。ここが、たまらん/その1。期待感が増していく。

たまらん/その2は、蓋を開けた瞬間の香りだ。「ク〜〜」と声が出る。この香りで、上手くいったかどうかが分かる。酒がヌルい、ヒレが半生だと、そうはいかない。そしてたまらん/その3へ。

「アチアチ」といいながら口に含むと、鼻から口からフグの魔力が押し寄せる。そして、しばし浮遊〜〜。もう肴なんか、いらない。目を閉じて、フグの毒に身をまかせる。

フグのヒレ二枚で、こんな幸せが訪れるとは・・・でした。


P1140191.JPG
時間が経つと酒が少しずつ飴色になっていく

20220102_101338.jpg
秋田の姐さんからこんな写真が届いた


バードウォッチング


P1150206.JPG

カワセミをよく見るようになった。瑠璃色をした小さな飛翔体なので、すぐに分かる。さてどこに止まるかと眼で追っていくと、だいたいは小魚がいそうな小枝に止まる。
いつ飛び込むかと観察していたが、なかなか動かない。では次の鳥を探しに・・・。


P1150208.JPG
P1150211.JPG

するとすぐ近くにいたのがヒヨドリ。赤い実を好んで食べるなかなかの大食漢だ。あっという間に実を食べ尽して飛び去った。


P1150269.JPG

そして珍しいアオサギ。小魚だけでなくけっこう大きな魚、カエルや鳥のヒナまで食べる。頭に黒い冠羽があるのが特長だが、この日は追い風になって、目立たなかった。


P1150275.JPG

アオサギの近くにダイサギがいた。サギの仲間では一番大きい。脚と首が長く、飛んでいても歩いていても優雅だ。捕食シーンを見ようと思ったが、なんせ寒い。鳥たちの一日は、ほぼ捕食活動に費やしている。生きていくのは、大変なのだ。


P1150279.JPG
アオサギやダイサギが来ても平気なカモたち

フユシラズ


P1150260.JPG

冬枯れの雑木林のなかで、オレンジ色の小さな花を見つけた。以前、陽だまりのなかで、この花を見たような記憶があるが、思い出せない。調べてみると「フユシラズ」。いい名前だ。

冬知らずとは、つまり「寒さ知らず」の「冷え知らず」か。原産地は地中海沿岸で、日本に帰化したとあり、冬から春にかけて長期間オレンジ色の花を咲かせるようだ。この寒い中を、よく堪えているねえ。


P1150225.JPG
人影の少ない冬の雑木林、枯れ葉を踏む音が響く


マイバック


P1180001.JPG
二代目のマイバッグ


「まん延防止措置」がいよいよ適用されそうだ。これが発出されると、お昼はおにぎりを買うか持参して、外食を控えることが多くなる。

マイバックは二代目で、もうヨレヨレ。弁当ばかりでなく書籍や酒、お菓子、雑貨等を収納できるのでじつに便利だ。

マイバックが定着するまでには時間がかかった。お店で提供される無料のポリ袋は、ゴミ袋にもなるので重宝されたからだ。しかし海の環境汚染のニュースが広がると、海洋生物ばかりでなく我々の健康にも連鎖的に繋がることが分かり、プラスチック容器やポリ袋をなるべく使用しないコンセンサスが生まれた。

もう四半世紀前、東京都のごみの有料化、分別、リサイクル、そしてマイバックキャンペーンと約二年間、欣ちゃんや当時のスタッフと有意義な仕事をした。清掃局の現場は毎回、大変だったと思うが、新しいルールが生まれていく、そして定着していく充実感があった。


欣ちゃん.jpg
欣ちゃんが若い!


火山


P1150219.JPG

昨年辺りから、火山に関する記事をよく目にするようになった。地球の歴史は、火山噴火の繰り返しで、大きな爆発が起きると住民だけではなく、当時の文明すらも滅亡させた。

火山噴火の規模を図る単位にVEI(火山爆発指数)がある。もっとも大きな単位が、VEI 8の「破局噴火」。ウィキペディアにはその規模を「地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式を表す用語。地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となるものを指す」とある。

一昨日トンガで起きた火山爆発がVEI 5〜6規模だという。あれだけの規模で、まだVEI 5〜6・・・ということは、8の破局噴火が起きると人類は一体どうなるのだ。

そんな心配をよそに、里山では蝋梅の蕾が開き、甘い香りをさせていた。


雪だるま


P1080049.JPG

壊されないもの、壊せないもの、それは雪だるま。融けながら、温かなものを伝えていた。


石川啄木


P1080045.JPG
石川啄木顕彰室の前にある石碑


啄木の歌一つをスラスラと言える。

しらしらと氷かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな

この一首を覚えたのは、若い頃だった。壁にかけられていた短冊を見て、鳥好きの私は「えっ?」となった。冬の釧路にチドリはいるんかい?。チドリは夏だろう。そう思って何度か読んでうちに覚えてしまった。

情景は美しいが、鳥を間違えているのではないか。冬に千鳥は鳴かないだろう。などと今でもこの歌を口ずさむたびに、そう思う。

26歳という若さで亡くなった啄木。歌の多くに哀切の情が込められている。
しかし、その放埒な人生はあまり褒められていない。小説が認められず、浅草で遊びまくって現実逃避を繰り返した。借金を踏み倒し、売春宿に通いまくったと記されている。

それでも、啄木の歌は人気だ。太宰もそうであるように破滅型の天才は、人の心を今も動かし続ける。

P1080032.jpg
P1080037.jpg

小石川七福神


P1080006.JPG
南蔵院に安置されているしばられ地蔵


先週末はイベントが目白押し。今年最初の吟行歌会は「小石川七福神」巡りでスタートした。「七福神巡り」はどうやら全国的な正月の行事。最初に音頭をとったのは地元商店街か自治体で、あくまでも地域振興が目的のようだ。

人が動けば、お金も落ちる。そして足腰によく、運気にも繋がるとなれば、七福神はまさに「福の神」となる。江戸の案内人、Yさんの案内で茗荷谷駅からスタートする。

小石川界隈には、七福神よりも古くから顔を利かせていたキャラたちがいた。最初のビックリは「しばられ地蔵」。なんじゃこりゃ?江戸時代から庶民の信仰を集めていたお地蔵さんで、縄をかけながら願いをかけ、かなうと縄を一本外す。

お地蔵さんを見ると、縄が多く残っている。ということは、もしかしてご利益が少ないのだろうかと思ってしまった。


P1080030.jpg

そしてとぐろを巻いてその上に顔という奇妙な男弁財天が徳雲寺にありました。弁財天と聞けば女性のはずが、男性なのだ。昔のお祭りにでていたような怖い風体だが、下町ではユニークな姿でも神様であれば受け入れていたようだ。

最後に現れたのは、こんにゃく閻魔。眼を患っている老婆に片目を差し出したという閻魔は、喝!といたお顔でこちらを睨んでいた。これも夜見ると怖い顔だ。七福神を巡ってスタンプ8つをいただいたのだが、印象に残ったのは七福神よりもこの3つのキャラだった。

その他にもジッと見つめてしまう可愛いキャラやパワースポットがあった。また訪ねてみたい。


P1080053.JPG
P1080066.JPG
P1080091.JPG
ミニサイズの鳥居がスクランブル状態!?

P1080041.JPG
人気は啄木終焉の地にある「石川啄木顕彰室」


ラグビー


1641704945342.jpg

これが隈健吾が設計した競技場か・・・その広さにまずは驚く。
娘と二人で大学ラグビー決勝を観戦する予定が、国立競技場が会場と知った家人と娘の連れ合い、「ぜひ観たい」となって急遽参戦となる。

冷え込んだ日曜日、これでもか状態の厚着にホカロン、そして冷えたカラダにジンワリと沁みるホットワインを抱えて、第三コーナーの指定席へ。前々日降った雪はフィールドの外にかき出され、青空と芝の緑が眩しい。

P1090104.JPG
検温、持ち物チェック、消毒をして入場

P1090106.JPG
この景色は、競馬場、野球場と同じ

P1090113.JPG

数日前の深夜に、伝説の決勝戦「雪の早明戦」を観ていた。1987年、この試合をテレビ観戦してから、ラグビーにハマったのだ。

その試合に出場した選手の多くは、社会人、日本代表となり、後に大学や社会人ラグビー部の監督になった。早稲田の清宮、今泉、堀越、明治の吉田、大西らがそうだ。そんなことを思い出しながら、一段と大きくなった選手たちを見ていると、感慨深い。

P1090127.JPG
明治のラインアウトに自軍の選手がキャッチ

P1090132.JPG
明治ようやくのトライにOBの歓声

約一時間半の肉弾戦は王者の貫禄か、帝京大学がダブルスコアで勝利する。帝京の主将の雄叫びが、何度もこの広い競技場に響き渡った。
どれだけデカイ声なんだ。

ノーサイドとなって両軍が向かい合い、親指を立てて健闘を讃えあう。このシーンはいつだって気持ちがいい。
今年の暮れはいよいよワールドカップ、楽しみに待とう。

P1090148.JPG

七草


P1070004.JPG

一月七日は人日の節句。七種の野草の入った粥を食べて、邪気を祓い万病を除くという風習が残っている。さらに御節料理で疲れた胃を休め、野菜を摂取できる。そう聞いていたので、今朝、静かに一杯いただいた。
けれど、昼前にはお腹が空いてしまった。

春の七草といえば、「せり なずな おぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」となり、これを洒落たのが「五行はこべば」。
アルキメデスの帰りによろしければ、お立ち寄りください。




雪遊び.jp.png
事務所の西の窓から


屋上で雪だるまをこさえているのだろうか、二人の子が雪を楽しんでいる。子どもは雪が好きだ。都内のあちこちで、無心に遊んでいることだろう。

昨日一昨日よりも寒さを感じない。思えば雪の日を寒いと思ったことはなかった。風がなければの話だけれど、雪の日は、心を温めてくれるから!?。

オミクロンもこの雪とともに解けていってくれるといいが・・・
夕方、雪は止んだ。


1641463475672.jpg
北国の景色になりました

1641465070418.jpg
樹氷のよう


卓上カレンダー


IMG_20220105_103750.jpg

年末、カレンダー作りに励んでいた。写真の他にも3種類。最後の一つは本日入稿。小さな卓上カレンダーではあるけれど、思いを込めて向き合うことができた。鳥のカレンダーも五行歌のカレンダーも、日々、見てくれる人が、ほんのちょっぴりでも温かくなってくれればいいなと。

写真と言葉の組み合わせは、新たな世界を創っていく。そう感じた一ヵ月だった。

おめでとうございます


DSC_2828.jpg

新しい年、まずはどこに登ろうかと思案して、選んだのが港区の愛宕山。標高25.7メートル、三等三角点のある23区内では最高峰の山。一昨年に登った戸山公園の箱根山の44.6メートルより低いが、あの有名な愛宕神社がある。

「これ、いいじゃないか」と井の頭五郎ように独りごち。日比谷線の新駅、虎ノ門ヒルズをチェックしてから、あの急階段の男坂を登ろう。

急階段は別名「出世の階段」と呼ばれているからだろうか、はたまた厳しい時世がらか、スーツ姿の若者でいっぱいだった。

階段の前に立って見上げる。「ここを馬で上がるなんて、無理でしょう」。講談では曲垣平九郎がこの石段を馬で上り、梅の枝を折って将軍に献上したことになっている。


P1040077.JPG
P1040083.JPG
危険な急階段だ
P1040103.JPG

高所恐怖症なので下を見ずに、ゼイゼイいいながら一気に上がる。見下ろせば、恐ろしい光景が真下にあった。上で一人が転げ落ちたら、芋づる式で皆が落ちていくだろう。

P1040084.JPG

混雑のなか、半纏を着ている方に三角点の場所を聞くと、親切に案内をしてくれた。三角点を撫でてから、山登りの安全と娘夫婦の健康、出世の祈願をして、無事に下山した。