フグのヒレ酒
ちょっとオシャレなグラスで
寒い日が続く。こんな夜は、ビールをさっさと切り上げて、フグのひれ酒だ〜と、昨年下関で買ったフグヒレを出して、まずは熱々の燗酒をつくる。そしてフグのヒレを焦げないように、ゆっくりと火で炙る。
好い香りがしてきたら、耐熱のグラスに放りこみ、そこへ熱燗を投入。そしてすぐにフタをする。グラスの中を覗くと、フグヒレから僅かなエキスのようなものが出始め、酒とゆったり絡んでいく。ここが、たまらん/その1。期待感が増していく。
たまらん/その2は、蓋を開けた瞬間の香りだ。「ク〜〜」と声が出る。この香りで、上手くいったかどうかが分かる。酒がヌルい、ヒレが半生だと、そうはいかない。そしてたまらん/その3へ。
「アチアチ」といいながら口に含むと、鼻から口からフグの魔力が押し寄せる。そして、しばし浮遊〜〜。もう肴なんか、いらない。目を閉じて、フグの毒に身をまかせる。
フグのヒレ二枚で、こんな幸せが訪れるとは・・・でした。
時間が経つと酒が少しずつ飴色になっていく
秋田の姐さんからこんな写真が届いた
2022年1月21日 14:22 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
ほんのり色づいた透明のお酒が、喉に伝わってくるようです♪
至福タイムですね~
昔フグのお店でヒレにライターで火を、、
『ちょっとびっくり…』
こちらのお話から、解明いたしました!
大雪の中の、小さな夢の世界を楽しませていただきました(感謝)
A)
フグのヒレ酒は、賛否両論みたいです。
焼いたヒレを入れるだけで「ヘンシ〜ン」。
本日は、あんこう鍋に挑戦します。
\(^O^)/
2022年1月23日 00:00 | ゆみゆみ
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