おめでとうございます
新しい年、まずはどこに登ろうかと思案して、選んだのが港区の愛宕山。標高25.7メートル、三等三角点のある23区内では最高峰の山。一昨年に登った戸山公園の箱根山の44.6メートルより低いが、あの有名な愛宕神社がある。
「これ、いいじゃないか」と井の頭五郎ように独りごち。日比谷線の新駅、虎ノ門ヒルズをチェックしてから、あの急階段の男坂を登ろう。
急階段は別名「出世の階段」と呼ばれているからだろうか、はたまた厳しい時世がらか、スーツ姿の若者でいっぱいだった。
階段の前に立って見上げる。「ここを馬で上がるなんて、無理でしょう」。講談では曲垣平九郎がこの石段を馬で上り、梅の枝を折って将軍に献上したことになっている。
危険な急階段だ
高所恐怖症なので下を見ずに、ゼイゼイいいながら一気に上がる。見下ろせば、恐ろしい光景が真下にあった。上で一人が転げ落ちたら、芋づる式で皆が落ちていくだろう。
混雑のなか、半纏を着ている方に三角点の場所を聞くと、親切に案内をしてくれた。三角点を撫でてから、山登りの安全と娘夫婦の健康、出世の祈願をして、無事に下山した。
2022年1月 4日 18:22 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
急でこわい階段ですが若返りそうですね^ ^
『山登りの安全、美しい娘さんご夫妻のご健康‥願っております。』
お写真楽しませていただきました!
A)
おめでとうございます。
今年もご贔屓ください。
愛宕山は以前から興味のある山の一つでした。
江戸の頃を思い浮かべながら・・・と思ったのですが、
ぐるりノッポビルに囲まれていて、取り残されてしまった空間のようでした。
出世を遂げた、曲垣平九郎にあやかって「出世の階段」と命名したのが
厳しいサラリーマン、就活の学生らに届いたのでしょうか、
ビシッと決めた若者たちが大勢、参拝に並んでおりました。
ネーミングが大切なのだなと、納得。
今年も健康第一で行きましょう〜〜!
2022年1月 5日 00:12 | ゆみゆみ
私もこの階段登りました。途中からイヤになりますが、それを堪えて頂上到達◎
上にある池やNHKなどにも行って、下山。その後帰宅したのかなぁ。
もう3年か4年前、思い出しました。
A)
そうですか、階段を上りましたか。
山頂に着いても、回りに立つビル群が景観を塞いでいます。
江戸の頃、どんな景色が見えたのでしょう。
残っているのは、あの急勾配の石段だけ。
周辺の変貌もスゴいです。
2022年1月 5日 22:16 | たみ
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