おっさん登山


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登り口の水音の近く、タマアジサイが咲きはじめた

この時期、登山を誘っても参加者は少ない。低山であればなおさらで、皆さん尻込みをされる。先週の土曜日、高尾山の気温は30度、湿度50%の予想がでたので、おっさん二人を誘って相模湖までのコースを歩いた。

午前中は、陣馬山登山口の横から、陽の当たらない北側斜面を約一時間半ほど登る。尾根沿いに出たら、明王峠で昼飯。西から吹き上げてくる風は、汗をかいたカラダに涼しさを呼ぶ。なによりの至福。

登りで一緒のご夫婦が、いいコースですねと言った。もう何十回と歩いているコースなので、嬉しくなる。「このコース、高尾山の中でも一番好きなんです」と答える。

登山者が少なく、広葉樹の美しい森を上がっていくと、広い杉林が眺望できるポイントに着く。ここで一休みして、ヤマザクラの森を愛でながら、尾根を目指せるのだ。

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ど根性一本杉と命名

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春には、ヤマザクラの花びらがそよぐ

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山頂部とは思えないような穏やかな道が続く


明王峠で小屋を修理している男性がいた。週末だけ登ってきて、一人で来年までに仕上げるという。なんと時間のかかる作業だろう。しばらく話し込み、完成を楽しみにしていると告げて、相模湖へと出発した。

最初と最後にやや急な下りはあるが、広く穏やかな山道が続き、山歩きが愉しくなる。痩せた尾根を歩いていると、下からの風が、三人に声を上げさせる。ビールの前のサイコーのご馳走だ。

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相模湖が見えてくると、コースも後半

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休憩を何回か入れて、無事に相模湖の与瀬神社に到着。参拝をしてから、相模湖駅前のお決まりの居酒屋へ予約の電話を入れる。

さあ、生ビールと丹沢誉が待っている。

コメント

こんなにも素敵な景色に出会えるのですね。
みなさまのようには、とても歩けませんので、幸福感をたくさん想像します。

A)
この日は、温度も上がらなかったので、楽でした。
それと休憩を多く取ったので、疲労感はありませんでした。

2023年7月27日 19:23 | ゆみゆみ

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