伊藤若冲


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皇居東御苑、三の丸尚蔵館で若冲の国宝「動植綵絵」4幅が観られると聞いて出かけた。予約制とあって入場者も少なく他の作品も含めてゆっくり鑑賞できた。

若冲は、江戸時代に「神の手を持つ男」と呼ばれた天才絵師。その作品の一つ「動植綵絵」30幅を三の丸尚蔵館がコレクションしている。以前、NHKがその美の極みを高精度カメラで放映すると、若冲の名が一気に知られるようになった。

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「老松孔雀図」は以前と変らず、その見事な彩色を輝かせていた。深緑の松に立つ白い孔雀、赤い牡丹がそれを見上げているような構図。孔雀の羽がどうしたらこんな白に発色するのか、不思議だった。

その他にも白い絹糸で刺繍された描かれた菊の屏風、狩野派の代表作、国宝「唐獅子図屏風」など滅多に観られない作品が展示され、静かなひと時を過ごすことができた。

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溜息がでるほど美しい、白の絹糸で刺繍された菊

コメント

貴重な情報を感謝で読ませていただきました。

『このお写真で溜め息がでますのに…
行きたいですこれは!』


A)
6/23まで、開催しているようです。
ぜひ、チャンスがありますように〜〜

2024年6月13日 16:00 | ゆみゆみ

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