ニッポンの


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オリンピックなんてシラネアオイ


オリンピック中継を観ていると、気になるフレーズが聞こえてくる。それは「ニッポンの***」である。随分前から気になっていた。必ずといっていいほど「ニッポンの」が選手の頭につく。映像に本人が映っているのだから、わざわざ言わなくても分かるのだが、どうもそうはいかないらしい。

「ニッポンの」と云われると、視聴者は、思わず背筋が伸び、拳にも力が入る。そしてなにより、日本人になって、力強く応援をしてしまう。これは国際競技の宿命なのだろうか。応援も、選手の名前だけでなく「USA」「ニッポン」とつい国の連呼になっていく。

ところがである。女子スケートボードの選手同士のハグのシーンを見ていると、十代の若者たちは互いの健闘を讃えあい、競技をおおいに楽しんでいる。
もう国名ではなく、競技名を大声で叫んでいいのではないか。

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