師走


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秋に入ってから気にかけていた人たちが亡くなっている。この12月のカレンダーに合わせたわけではないだろうにと、あの熱血漢を思う。

伊集院静が亡くなったのは、昨年の11月。頑強な男も病に伏した。同じ11月か・・・と気づく。最後のエッセイを読めば、古いタイプの人だったから、気に触ることが多く、生きづらい思いをしていたようだ。マナーの悪い輩や子どもを、処かまわずよく叱っていたと綴ってある。

今日、大きな声を出したくなるシーンがあったが、腕っ節に自信がないので、つい収めてしまった。そんなとき、彼の熱血を羨ましく思う。

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