夕立



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つくづく雨男だと思う。週末、吟行歌会の庭園で突然の夕立にあった。雲が低く重そうなので、そろそろ降り出すかなと思っていたら、空が割れたのではないかというほどの雨が落ちてきた。樹々や屋根、石畳から気持ちの良い雨音が聞こえ、夏の暑さをしばし鎮めてくれた。皆さんシャワーのような雨の景色を見つめている。どうやら「夕立」がお題になりそうだ。

突然の夕立は
ほんの少し
夏を沈める
飛翔も合唱も
この音の向こう


コメント

突然の雨が、歌心を喚起してくれたのですね~。
とても、きれいな歌。ひんやり感が伝わってきます。
でも、蝉さんたちは、一休みになりました。

A)
吟行はライブですね。
蝉の歌にでもなるのかと思っていたところ、夕立がきました。
蝉は声を低くくし、黒揚羽もどこかで一休み。

緑を潤していく雨の景色が良かったです。

2012年8月 7日 08:14 | ぷりん

夕立は本當に氣持ちの良いものだ。清元の入門は大抵「夕立」と決まって居る「夕立の雨もひと降り 馬の背を 分けて 涼しき 川岸に・・・」是は小猿七之助と言ふ芝居の或場面の挿入唄であるが、流石、黙阿彌の作詞は江戸の夕立の情景をうまく表して居るなぁ、と本當の江戸時代に生きた譯でもないのに感じるので有る。
山碧木さんは都々逸「夕立の さっと降る程 浮名は立てど 唯の一度も 濡れやせぬ」 本當かな?

A)
江戸の雨・・・・というと、煙る川面、柳のそばで番傘を手にした男がひとり・・・こんな時代小説の表紙があったような・・・。
また、広重の絵にもいくつか夕立をテーマにしていたものがありました。
夕立に合うとしたら、緑のなかがいいですね。

さて、粋な都々逸ですね〜
お座敷で歌ってもらって、ニコニコしたいです(*^-^*)


2012年8月 7日 11:20 | 雅蘭洞英齋居士

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